韓国ドラマ『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』。
第11話は、あの人が再び登場です。
Contents
登場人物
ハン・ソジン一家 | |
ハン・ソジン | 専業主婦。姑であるユン女史から3代続けて医師にする、というプレッシャーを受けている。 |
カン・ジュンサン | ソジンの夫。ジュナム大学病院の整形外科医。 |
カン・イェソ | ソジンの長女。ソウル大学医学部へ入学するために猛勉強中。シンア高校在学中。 |
カン・イェビン | ソジンの次女 |
ユン女史 | カン・ジュンサンの母。息子と、その嫁への当たりがキツイ。 |
チン・ジニ一家 | |
チン・ジニ | 専業主婦。芸能人になることを夢見ていた。息子が勉強嫌いで困っている。 |
ウ・ヤンウ | ジュナム大学病院の整形外科医。カン・ジュンサンの後輩。 |
ウ・スハン | ジニの息子。 |
ノ・スンへ一家 | |
ノ・スンへ | 専業主婦。 |
チャ・ミニョク | ロースクールの教授。息子たちにスパルタ式教育を施す。 |
チャ・ソジュン/チャ・ギジュン | スンへとミニョクの息子たち。双子。ソジュンが兄、ギジュンが弟。 |
チャ・セリ | ハーバード大で経済学を専攻。 |
イ・スイム一家 | |
イ・スイム | 童話作家。 |
ファン・チヨン | スイムの夫。ジュナム大学病院の神経外科医。病で妻(ウジュの母)を亡くす。 |
ファン・ウジュ | イェソと同じ高校に首席合格。成績だけでなく性格も良い。 |
入試コーディネーター | |
キム・ジュヨン | 入試コーディネーター。合格請負人。毎年、自分が認めた子供2人しかサポートをしない。合格するためなら手段は選ばない。 |
チョ・テジュン | キム先生に忠実な部下。 |
同級生 | |
キム・ヘナ | 母子家庭に育つ。頭がよく、イェソのライバル。 |
イ・ミョンジュ一家 | |
イ・ミョンジュ | 息子ヨンジェがソウル大学へ入学し、鼻高々だったが……。 |
パク・スチャン | ミョンジュの夫。ジュナム大学病院の元神経外科長だった。 |
パク・ヨンジェ | ミョンジュの息子 |
第11話ネタバレあらすじ
夜道
娘がヨンジェの日記を読んでしまったことを知るソジン。
あの日記はヨンジェがストレスで書き殴っただけだと説明しますが、ヨンジェの母親は自殺してしまった、とイェビンに言われ黙るしかないソジン。
とりあえず家に戻った2人。
ソジンは、ヨンジェの母親は息子を愛していたが、その息子から縁を切ると言われて絶望を感じたはずだ、と説明。
ヨンジェはなぜ大学を辞め、行方をくらましてしまったのか?とイェビンに尋ねられたソジン。ヨンジェは中3のときに心を病んだこと。入試が終わったら再発して、あの日記を書いたのだ、と言い、このことは誰にも言わないよう娘に言いました。
(え??そうなの??いや、これはイェビンを納得させるための嘘??と思いましたが、このすぐあとの展開でもしかするとそうなのかも??という描写が)
そして自分は娘の将来が心配で色々いうのだ、と。美術も乗馬も嫌で、勉強も嫌なら、将来は姉に頼るのか?と言われ速攻でクビを振るイェビン。
(だよね。わかる。あのお姉ちゃんに嫌味を言われ続けるぐらいなら1人で生きていきたい)
渋々、勉強をやると言うイェビン。
そして二度と家出をしないと母に誓うというか、誓わされるのでした。
ソジンは1人になると、タブレットからヨンジェの日誌を削除しゴミ箱へ。しかし捨てようとするも思いとどまるソジン。
スイムの家
「復讐 地獄 自慢の材料 親の資格」という単語をパソコンに入力しているスイム。
ふと、視線の先にあるものが気になったようです。
銃痕のようなものが壁にありました。
どこかの店
二度とこないように言われ、カバンも放り出される男性。
カバンの中身は猟銃。あ、この男性はパク・スチャンですね。SKYキャッスルを去り行方不明になっていました。
スチャンは、息子ヨンジェのことを思い出しています。家政婦のガウルを追い出した母親に怒り心頭で、息子は野球のバッドで家のあちこちを殴っています。
ガウルはヨンジェより6歳上だし、家政婦だという母親のイ・ミジョン。父親もやってきて、自分に恥をかかせたと怒っています。そしてガウルを虫けら以下呼ばわり。
籍を抜くという父親に対し、もうこの家で暮らすのはウンザリだ、籍も抜いてくれと言うヨンジェ。このままだと名門高校にも落ちかねない、と母親が言ってるから中3のときの話なんですかね。
スチャンは猟銃を持ち出してヨンジェに銃口を向けます。息子の前に立ちはだかるミョンジュ。そしてひざまずいて父親に謝るように息子を説得しようとします。
もみあいになる両親。そして発砲。
スイムが見たのは、そのときに付いた弾痕のようです。
宿
酒瓶が何本も転がる宿。
猟銃を喉元にあて、自殺を試みようとするスチャン。しかし引き金は引けません。
SKYキャッスル内の談話室?
スイムとスンへがお茶を飲んでいます。
スイムは自分が読んだヨンジェの日記の話をスンへにしたようです。順風満帆に見えた家庭に何があったのか?と頭を抱えるスンへ。
ヨンジェを3年間コーデしていたキム先生なら何かを知っているかもしれないと。そして、ソジンが一時期キム先生をクビにしたのは、ヨンジェの日記を読んだからではないか?と推測するスンへ。
正解!
そこへソジンとジニがやってきました。
スイムとスンへの会話を堂々と盗み聞きするソジン。
スイムは、ヨンジェが親に抱いていた復讐心をコーデが知っていたのに放置したのだろうか?と疑問を抱いています。
そのタイミングでスイムに声をかけ、呼び出すソジン。
そして、キム先生とヨンジェの日記は無関係だというソジンに対し、その復讐心を講師は気づいていたのではないかとスイムは指摘します。
「親も知らないことを講師は気づけない」というソジン。
いやいやいや。
自分の娘・イェソの片思い、知らなかったですよね?
ヨンジェの母親が自殺したのもキム先生が関係しているというスイム。それに対し、あくまでヨンジェの両親が3代医師の家系を作るのに必死で息子のSOSに気づけなかっただけだというソジン。
いやいやいや、その言葉、すっかり自分に返ってくるけど大丈夫??
スイムはソジンが心配なこと。ソジンが自分の娘を医者にしたいという欲が、キム先生への不信感を上回ったのではないかと思っているようです。
「口を引き裂くわよ」
でました、ソジン昔からの殺し文句。
その頃、ジニはスンへから話を聞いたようです。
キム先生が、ヨンジェの復讐心を知りながら両親に伝えなかったことに激怒しています。
スンへは自分の子供を任せようとしていたことにゾッとしたと。ジニも3年後には息子たちをお願いするつもりだったのに、と。
そしてジニは、ソジンがイ・ミョンジュ一家を破滅に追い込んだキム先生を信じることに対して「あなたにはがっかりよ」とハッキリ言うのでした。
おー。今までは、夫の出世や息子たちのためにソジンには歯向かわなかったのに。
ソジンの家
なぜ一度はキム先生をクビにしたのか?そうスイムに聞かれたことを思い出すソジン。
キム先生の影響だと日記を読んで気づいたからではないか?と。
ジニにも、よくそんな人に娘を任せられると言われたこと。
しかしソジンは、イェソはヨンジェとは違うと自分に言い聞かせるのでした。
キム先生の教室
イェソがテストで好成績を上げているけれど、国語だけがよくないようです。
担当の先生は、イェソは読解に主観が入るケースが多いため凡ミスをしてしまうと説明します。しかしキム先生からは前回も同じ言い訳をしていたと指摘され、国語の先生は「次は満点を取らせます」と萎縮。
今度のテストでオール満点を取らなければ責任を取らされそうな感じ。
「ケアレスミスだから大丈夫。次は満点を取る」と自信満々なイェソに対して、絶望するかのように目が泳ぐ国語の先生。他の人たちも内心(難しいだろうなぁ)みたいな顔してますね。
そしてイェソは瞑想室へ。
キム先生は、イェソはキム・ヘナに負けてるというのです。
専門の対策チームと勉強して圧倒的に有利なはずなのに、彼女とは1点しか点差がないこと。
そしてヘナの方が主導性、創造力、リーダーシップ、交友関係、すべての面で抜きん出ていると焚きつけるのでした。
しかもヘナの母親は入院中で、ヘナが看病をしていることを知るイェソ。イェソはすべて母親がケアしてくれるのに、この状況では次に勝つのはヘナだ、というキム先生。
ソジンの家
プリプリしながらイェソが帰宅。
キム先生は生徒会長をすることも反対したようです。もともと、ソジンにも生徒会長は別にやらなくてもとは言ってましたしね。
イェソの父親は勉強だけしていればいい、といって娘をさらに怒らせます。
キム先生はヘナが選ばれると言った、まだ始まってもいないのにとプリプリ姫。
そこでソジンは、副会長は誰にするつもりか?とさり気なく聞くのです。そして(イェソが片思い中だけどソジンは知らないフリをしている)ウジュなら人気者だし当選率も上がるのではないか?と。
ちょっと嬉しそうになっちゃう娘に、ウジュへの恋心を確信するソジン。
ジニの家
着替えてるときに腰痛で動けなくなってしまったジニの夫・ヤンウ。
ウジュの父親に手術を頼めばいいという息子に対し、整形外科医の自分が神経外科医に頼めない、しかも上司であるジュンサンに知れたら…と。
自分の体がかかってるんだから、ジュンサンにコビを売っている場合じゃない!とジニに叱られます。
ジュナム大学病院
椎間板ヘルニアは注射が効かないなら手術しかない、と断言するジュンサン。
「いつにする?」と自分が執刀する気満々なジュンサンに言われ、自分の患者もいるし、ととりあえず逃げるヤンウ。
部下もセンター長(チヨン)なら患者の評判もいい、とか言い出します。ヤンウは整形外科医が神経外科医に頼めるか!と強がりを言いますが「別の科を受診できない法律はないし。患者が医者を選ぶのは基本なのに」とつぶやく部下。
挙げ句、それならビビらずジュンサンに頼めばいいのにと言われてしまう始末。
ジュンサン自身は、自分は手術数が多いから人よりミスが多くでるのだ、みたいに院長に言い訳してましたけど。本当はヤンウも、ジュンサンの腕前に不安を抱いているのでは??
部下には強がってみたものの、こっそり神経外科の前へ行くヤンウ。様子を伺っていると、チヨン本人に見つかってしまうのです。強がってみたものの、結局は診察してもらっています。
注射がきかないなら手術をした方が、とチヨンからも勧められます。
自分も何年か前に網膜剥離の手術をしたが、医師との信頼関係が重要だからカン教授を信頼してください、と。
しかし、なんやかんや自分に頼みたい素振りを見せるヤンウに対し「ご自身の体を一番に考えて結論を」と言うのでした。
そして、痛みを和らげるお茶をくれるチヨン。
ヤンウの本心としてはチヨンに頼みたいんでしょうねぇ。
元スタディルーム
威圧感もまったくなくなったスタディルームに悪態をつくチャ教授。
しかし妻スンへは動じません。
今夜はカップ麺ではなく、豪勢な夕飯が並んでいます。
勝手にスタディルームを壊してしまったこと、子どもたちの前で父親の権威を失墜させてしまったことのお詫び。そして仕事に、子どもたちの教育に尽力している夫の健康管理の大切さを感じたのだ、と。
気づくのが常にワンテンポ遅いんだよ、とか言いつつ、ご飯をがっつくチャ教授。よっぽどカップ麺生活が堪えたようです。
そこへミョンジュが何故自殺を選んだのか理由を知っているか?と聞くスンへ。
このタイミングで、それ聞いちゃう。
塾の前
スイムが塾終わりのイェビンとスハンに声をかけ食事に誘ったようです。
どうやら、家出騒動以来イェビンとスイムが会うのは初めてのようで。
イェビンちょっと怒っていたようですが、今はスイムの行動が理解できるというイェビン。スハンは家出騒動を知らないので、何の会話なのかサッパリ。
するとスイムはヨンジェのことをイェビンとスハンに質問しはじめました。
自分が今度書きたい本のことで取材してるのかな?
そしてヨンジェの家にガウルという家政婦さんがいたこと。またヨンジェが「唯一話の通じる相手」といっていたキム先生とは連絡を取っているかもしれないことを知るのです。