映画・ドラマ

ドラマ『MIU404』を見ていて、ようやく自分が好きなバディもののパターンに気づいた話

寝ても覚めてもドラマ『MIU404』のことを考えている今日この頃です。

今朝も、ふと目を覚まし。私は、なぜこんなに『MIU404』が好きなのかをつらつらと寝ぼけた頭で考えていました。すると、あ、自分はそもそもバディものが好きなのは自覚していたけれど、そこに”ある要素”が加わっているからなんだな、と。

そのことについて、妄想をしつつ書いていこうと思います。

 

ここから先は、ドラマ『SHERLOCK』、マンガ『BANANA FISH』の内容についても少々触れています。あまり深いネタバレは書かないようにしていますが、未見の方は、お気をつけください。

そして、未見だけれども『SHERLOCK』や『BANANA FISH』に興味がある方は、ぜひ見て、読んでいただければ、と勝手ながら思うのでした。

 

私が好きなバディもの

シャーロック・ホームズ&ジョン・ワトソン

そもそも、私が人生で初めて出会ったバディものは

小学校の図書室で偶然手にしたのか、誰かに勧められたのか。まったく、きっかけは覚えていませんが。ホームズの鋭い観察眼、犯人追跡、変装、ワトソンとのやりとりにすっかり魅了されました。私が本を読んだ時は”ワトン”表記だったもので、今もこちらのイメージが強いのですが。

すべてのバディものは、このホームズ&ワトソンから派生したものだという説もあるそうで。

映像でいえば、なんといっても毎週楽しみだったジェレミー・ブレットさんとデビッド・バークさんの『シャーロック・ホームズの冒険』!

冒頭の音楽が流れただけで、わくわくしたものです。今聞いても、ワクワクします。

若かりし頃のシャーロックを描いた映画や、ロバート・ダウニーJrさんとジュード・ロウさんコンビも好きだし。

     

 

アニメの『名探偵ホームズ』も大好き!!

謎解きの面白さ、追跡劇のドタバタあり、対決あり。

 

なので、現代を舞台にしたシャーロック・ホームズのドラマがあると聞いた時に「えー……わざわざ、現在にする必要が?」って思って数年間見なかったんですけど。

けど。すごい後悔しました。

イギリスのBBC製作『SHERLOCK』。

驚くほど、面白い。製作者のスティーヴン・モファットさんとマーク・ゲイティスさんが大のシャーロック・ホームズファンということで、原作愛を感じられつつ、かつ、斬新。

このシャーロック。自分が捜査に乗り出すほどの事件がないと退屈だ退屈だと騒ぎ、ジョンを困らせます。そして、自分の能力(脳力)を証明するためには死すらも厭わない、どこか危うさを持っているのです。

 

アッシュ・リンクス&奥村英二

吉田秋生さんのマンガ『BANANA FISH』。

知人のカメラマンに誘われ、ニューヨークでストリートキッズの取材にきた奥村英二。しかし、ギャングの抗争に巻き込まれ…というストーリー。ざっくりすぎて、すみません。

アッシュ・リンクスは、ストリートキッズのボスであり、身体能力の高さ、IQの高さ、銃やナイフの扱いにも長けていて、まったく奥村英二とは違う環境で生きています。

あまりにも共通点のなさすぎる2人でしたが、次第に互いにとってかけがえのない存在に。

アッシュ・リンクスの生い立ちや、今の現状は決して”生きてるって楽しい!!”というものを感じさせるものではありません。けれど、彼が踏みとどまっているのは兄のため。

話が進むと状況も変わり、どこか死への誘惑に駆られるとアッシュが英二に告白する場面が出てきます。

 

それで『MIU404』をみて気づいた、自分が好きなバディものの”共通点”

第1話では、志摩が捜査一課にもいたことがある有能な警察官であることが分かります。

第2話では、”相棒を殺した” by九ちゃん(こと、九重)という発言があり、捜査中に相棒を失ったことが分かります。また、現在の相棒(と、まだ志摩は完全に認めてないかもしれないけれど)に「お前は長生きしろよ」という意味深な言葉をかけています。

そして第4話。

拳銃を突きつけられた志摩は、笑みすら浮かべて自分を撃っても構わない、と相手を挑発しました。しかも、わざわざ銃口を自分の額に押し当てなおすという。

なんという狂気。星野源さんの演技、素晴らしかった。

どうやら、メロンパンの歌を口ずさみながら額に銃口を押し付けるバージョンも撮影していたとのこと。公式ホームページの現場レポートに書いてありました。

えーー!そ、それ、見てみたくないですか?!

そして、志摩の行動は伊吹が助けに入ることを予想してとった行動ではなく(少しはあてにしてたかもしれないけれど)、死んでも構わない、ということが本心であることを嗅ぎつけた伊吹。

第2話の「長生きしろよ」には返事をしなかった伊吹ですが、今回はハッキリと意思表示をしましたね。「あんなマネ、二度とすんじゃねえぞ」と。でも、合点していない志摩の表情。それを分かってる伊吹。

 

それにしても、脚本家の方や公式さんのツイッター更新の頻度、つぶやく内容、公式ホームページの更新頻度と、その内容の充実ぶり。見て欲しい、という熱意をとても感じます。押し付けがましさではなく、これを見てほしいというフツフツとした思いが溢れてる感じ(と私は勝手に感じている)。

あと、小道具とか、衣装とか、音楽とか、もうどれも好き。

かつ、どれもが一体になってる感じが好きだなぁあ。これから、どんな展開なのか、決して明るいだけではなさそうだけれども、脚本家の方の、この言葉を信じて見続けたいと思います。

しょうもないやりとりに笑いながら、少しの切なさと、少しの希望を持ち帰っていただければと思います。

引用元:綾野剛×星野源、野木亜紀子オリジナル脚本ドラマでW主演に

 

と、話がずれましたが。

えっと、なんでしたっけ。

 

あ、そうそう。私が好きなバディものの共通点。それは、圧倒的な能力の高さを持っている一人の人物。一見すると、とても平凡そうな人物と出会うも、実は自分にとってとても大切な要素を秘めた人物であることを感じる。傍目から見れば、平凡そうな人物を守っているようにも見えるが、本人からすれば実は精神的にとても大切な役割を担っている。

以上のような構図が好きなのは実感していたのですが。実は、もうひとつ要素があったんだな、と。

それは能力の高い人物が抱える死への憧れのようなもの、そこへ踏み出しそうな危うさ。そして、それを現実に引き止める相棒の存在、という、その構図が好きなんだと思います。

でも、それこそが弱みとなり、相棒が敵に狙われたり、または相棒のためであれば自分は死も厭わないという行動になりがち、というハラハラさも。

決して、相棒同士が同じようになるわけでなく、お互いがお互いに無いものを認識し反発するところもありつつ、周囲の人間からすると「なぜ、その人物を相棒に選ぶのだろうか?」と不思議がられそうなところがあるけれども、2人にとっては完全に自分に必要なものを相手が持っていると確信していく、そういう構図が、好きなんだと思います。というか、好きです。(謎の告白)

さて、MIU404はどんな展開になるのか。気になって仕方ありません。

あ!最後に1つだけ。

『BANANA FISH』を読み終えたら、ぜひ、こちらも!!

 

 

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うさかめ
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