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中国アニメ『天官賜福』第10話「将軍と少女」のネタバレ感想

※ 記事内に商品プロモーションを含んでいます

ドラマ『陳情令』と同じく原作は墨香銅臭(モーシャントンシウ)さんの『天官賜福』。

アニメ吹替版の第10話「将軍と少女」をネタバレしつつ感想を書いていきます。

旧・半月国の将軍と兵士たちに捕まってしまった謝憐(シエ・リェン)たち。少年の代わりに罪人坑(ざいにんこう)へ飛び降りた三郎(サンラン)は刻磨(コーモー)から半月国師について話を聞いていました。

すると上空から、半月国師が……さて、どうなるのでしょう?!

 

あくまで私の耳で聞き取れた範囲で書いているので、間違えていること、変換間違いがあるかもしれませんので、ご了承ください。

 

 

公式ホームページ

 

公式ツイッター

 

吹替版は、どこで見られるのか?

 

すでに円盤発売も決定!

いやぁ、驚きました。吹替版がスタートする日に、もう円盤の発売が決定していたんです。

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日本語吹替版キャスト

 

 

『天官賜福』とは?

3つの領域(天界・人間界・鬼界)からなる世界のお話。

仙楽国の太子・謝憐(シエ・リェン)は修行を積み、17歳で飛昇(ひしょう)し神官となった。神官の使命は人々を救い、功徳を得ること。しかし彼は二度も天界から追放されてしまう。

800年後、謝憐(シエ・リェン)は三度目の飛昇を果たす。しかし“三界の笑い者”といわれる彼に祈りを捧げる者はおらず、人々の住む下界に降りてこつこつとガラクタ集めをしながら功徳を集め、神官として出直すことに。

ある日、謝憐は“三郎(サンラン)”と名乗る不思議な家出少年と出会い……。

全12話。

 

第10話の登場人物

謝憐(シエ・リェン)

もとは仙楽国の太子。修行を積み、17歳の時に飛昇し神官になる。今回、3度めの飛昇をするも天界の人々の反応は冷たい。人間界では疫病神などと思われている。
三郎(サンラン) 謝憐(シエ・リェン)が乗せてもらった牛車に同乗していた家出少年。
謝憐は三郎が”鬼の王”なのではないかと疑っているが、証拠がつかめないでいる。
刻磨(コーモー) 半月国が滅亡した時の将軍。国一番勇猛で、半月国師の後ろ盾だった。
半月国師(はんげつこくし) 母は半月国の人だが父は敵対する永安国の人だった。刻磨の後押しもあり半月国の国師となる。蠍尾蛇(かつびじゃ)を操れる。
扶揺(フーヤオ) 謝憐(シエ・リェン)小馬鹿にした態度を取ったりもするが、基本的には助けてくれる。上司は玄真将軍(慕情)。

 

第10話「将軍と少女」の流れ

罪人坑(ざいにんこう)

「なぜだ、あれほど目をかけてやったのに恩を仇で返すとは!奴は裏切り者でしかない。この罪人抗で吊るされて当然だぁ!」

話しているうちに興奮してきちゃって、立ち上がる将軍。

「刻磨将軍、落ち着くんだ!柱に吊るされていたのが半月国師か?」

「そうだ。我らが消滅(?)してもあの裏切り者は始末する。何度でも捕らえて吊るしてやる」

「つまり将軍は何年もの間、半月国師を捕らえては罪人坑に吊し上げていたのか」

「ふん、あれだけではまだ足りないくらいだ。奴は鬼となった俺の仲間たちを次々と襲っては罪人坑へ落としやがった。しかも罪人坑の四方に強力な陣を張ったのだ」

第8話で謝憐(シエ・リェン)が罪人坑の階段を登りながら壁を触っていたのはその強力な陣について何か気づいたからのようです。

「一度落ちれば這い上がることは出来ん」

ああ!だから前回、謝憐が罪人坑の穴に落ちながら若邪(ルオイエ)を放つも見えなになにかにぶつかって戻ってきてしまったのは、その陣のせいだったのですね。

「仲間の呻き声は夜な夜な聞こえてきた。だから俺は迷い込んだ中原(ちゅうげん)の商人たちを捕らえ仲間に食わせてやった。それぐらいしか出来なかった」

「宮殿に埋まっていた人面(じんめん)も君たちが?」

「薬草を育てるには肥料がいる。蠍尾蛇(かつびじゃ/旧・半月国に生息する。噛まれると、その毒で2時間以内に死んでしまう)の攻撃から身を守るためやったことだ」

ほへー?鬼になっても、蠍尾蛇に噛まれると死んでしまう??

謝憐は、(刻磨たちはもう人間ではない。なのに蠍尾蛇への恐怖は少しも薄れていない。生前の半月国師が蠍尾蛇を使わずに簡単に殺されたのはなぜだ?そして国師が蠍尾蛇に人を襲わせるのも変だ。兵士の餌として、わざと人をおびき寄せているかのようで刻磨と敵対しているとは思えない。そしてもう1つ気になることがある)と。

「刻磨将軍、城内に入ったとき白い衣と黒い衣…」

すると三郎が、シーーーっと人差し指を口の前に立てました。

上空から下りてきたのは、その国師では??

国師が紫色の炎を手に罪人坑の穴へと下りてきました。

 

将軍を見つけると”刻磨、どうなっているの”と半月国の言葉で話しかけます。

”どうなっている?お前が落とした。妖道よ、お前が彼らを害したのだ。千回でも1万回でも殺してやる”

(妖道?まさか彼女が半月国師?)と思う謝憐。

すると国師は謝憐と三郎に気づきました。さり気なく、謝憐を庇うように立つ三郎。カッコいい。

国師は三郎がやっつけた兵士たちの死骸を見て溜息をつくと”いいわ”と。

”何だと?これで満足だろう?皆、死んでしまった”

”刻磨、これで全てが終わったのよ。やっと解放される”

はて。解放される、というのはどういう意味なのでしょうね?

 

そして現代語で「あなたたちが兵士を殺したの?」と謝憐に質問する国師。

「これは事故だ」と答える謝憐に「デタラメを言うな!」という将軍。

「何者なの?」と国師に聞かれ「私は天界の神官。彼(三郎)は…彼は私の友だ」と答える謝憐。

「神官が来たのは初めてよ。とっくに見捨てられたと思った。ここから出たい?」

「もちろんだ。でも張られた陣のせいで出られない」

国師は陣を解いてくれました。「陣を解いた、行っていいわ」

(やはりそうか。では、砂漠にいたあの2人は?)と思う謝憐。

確かに。この2人が妖道双師(ようどうそうし/永安国の芳心国師と半月国の半月国師)なのかと思ったのですが。じゃあ、この2人は一体?それとも、どちらか1人は永安国の芳心国師なのかしら???

 

すると「おおおーい!」という声が上から聞こえました。

「チッ」

あれ?!三郎、今、舌打ちした???

 

「いないのかー!」という声に、手を振りながら「扶揺(フーヤオ)、下にいるよ」と答える謝憐。

「他に誰かいますか?」「それは…下りてきて自分で見るといい」と返事をする謝憐。

扶揺は「本当にいたか」と独り言を言うと右掌に炎を発生させ、謝憐たちのいる穴に向かって落としました。

明るくなる穴のなか。

「なんてことだ!」という将軍。

謝憐は(積み上げられた死体の山はまさか!)と思いつつ三郎の方を見ます。

(三郎……)

そこへ扶揺が上から着地。

「見張りはどうしたんだ?」

あ、そうか。扶揺は第7話で、商人たちを守るために留守番してたんでした。でも、商人たちの何人かはこっそり謝憐たちの後をつけて来ちゃったんでした。扶揺、久しぶり!

「殿下が戻らないので商人たちを結界で保護し、ここに来ました」

謝憐は溜息をつくと「彼らは置き去りされたと思うはず」というと、「死にたくないでしょうからおとなしくしてますよ」と。

扶揺は将軍と国師を見ると指差しながら「誰です?」と。

「半月国師と半月国の刻磨将軍だ。いま2人は…」と話し始めると、”妖道よ、死ね!血で血をあがなえ”と将軍が国師に襲いかかります。

殴られ、壁に激突する国師。

”敵と通じた裏切り者め。蠍尾蛇はどこだ。来い、俺を咬んでみろ”という将軍に”蛇は私には従わない”と答える国師。

”では、なぜお前を咬まん” ”許して、ごめんなさい” ”謝って仲間が生き返るとでも?裏切り者”

投げられるは、地面に頭を押し付けられるは、大変な暴力を受ける国師。

”お前が奴ら(敵対する永安国)と結託し、城門を開け国を滅ぼした。だから俺たちはこんな目に。捕まえるたびにお前をつるしてやる”

こんなに首を絞められ、ぶつけられてるのに生きてるから、やはり国師も相当強い鬼ってことなのかな。

すると謝憐が「将軍、落ち着いて。話し合おう」と将軍の手を掴みます。

その謝憐の手を掴む国師。

国師の方を振り返り、彼女の顔を見つめていた謝憐。すると驚いたように「君なのか?」と。

国師は将軍に首をしめられつつ、やっとの声で「花(ホワ)、花(ホワ)将軍」。

すると突然、将軍が地面に倒れ込みました。

「少し大人しくさせましょう」って、いつの間にか将軍の真後ろに立っていた扶揺。何したの、何したの扶揺?!?!

パンパンと手をはらうと、白く光る玉を手のひらに出し「知り合いですか?」と聞く扶揺。

「半月(バンユエ)」そういうと国師の側にしゃがみ込む謝憐。

「私のこと、覚えてるんですか?」「ああ、もちろんだよ。しかし…どうしてこんなことに?」「ごめんなさい、校尉。全部私のせいなんです」

「将軍?校尉?何のことだ……ま、まさか洞窟のなかにあった将軍塚は?」という扶揺。

そう、第7話「忍び寄る影」に出てきた塚ですね。砂嵐がひどく、謝憐たちが避難した洞窟内にあった塚で、半月国とは敵対していた国の将軍の塚があった、と。

敵はおろか味方にも民を殺すことを禁じたので降格が続き、最後は自分の靴紐を踏んづけたことで転倒。殺気立った敵味方の兵から斬りつけられ殺されてしまったという……。

「私の塚だ」「どういうことです?!」

つまり自分の塚だと知っていたの?!

「それは…話せば長い。200年前、私は身を隠す必要があって羅盤を頼りに南下した。ところが羅盤が壊れていて、いつの間にか砂漠に来ていた。そして、無理やり軍隊に入れられた」

「それで兵士になったんですか」

「その後、何度か盗賊を追い払い知らぬ間に校尉に昇格していた」と話しながら優しく国師の頭に手を乗せる謝憐。

この”知らぬ間に”というところが謝憐っぽいな、と。

「慕ってくれる者には将軍と呼ばれた」

「どうして花(ホワ)将軍と?名字が違う」

「適当につけた名前だ。当時は花謝(ホワシェ)と」

ふっと笑う三郎。

「国境は物騒で孤児も多かった。半月も、その1人だ。ある日、食事を作っていると…」

回想

火をおこし、鍋のようなもので何かを煮ている謝憐(当時は花謝)。いや、鍋じゃなくて兜みたいなもの???

すると兵士がやってきて、兜を蹴り上げると「得体がしれん!」と。

「何をするんだ。食べ物にあたるなんて」「そんなまずいもの、食えるわけないだろう!」

土の上に散らかった、その得体のしれない食べ物を一生懸命に拾って食べる少女。

「君、待ちなさい!食べないで!」って、やっぱり食べられないの?!

しばらくすると少女は、ウェーーーっと吐き出しました。

「お嬢さん、むやみに拾って食べてはだめだ。ご両親は?」

それでも手についた食べ物をたべようとする少女。

「何をする!おい、やめなさい」

少女のお腹が鳴ったので、謝憐は懐から「ならこれを」とちゃんとした(!)食べ物をだしました。

それ以来、少女は謝憐の後をつけてくるようになったんだとか。

そのうち交流をもつようになった2人。出身は不明だけれど、漢語(かんご、と言ってました)は話せるけれど口数が少なく永安国の少年以外に友達もいなかったようです。

時間があるときは歌や武術を教えて打ち解けていったが穏やかな日々は続かなかったとか。

現在

「ある時、私は暴動に巻き込まれた。踏み潰され立ち上がれず死んだふりをしていた。そのあとのことはよく覚えていない。目覚めたときには、永安国に戻っていてそこに半月の姿はなかった。半月国師の半月とは国だと思った。まさか君の名だとは」

「私を救うために花将軍が踏みつけられてしまうなんて…」

「大した怪我はしてないから」

「なんでそんなことに。大勢いても身をかわせばいいでしょ」と呆れ顔の扶揺。

「うーん、確か双方が戦い始めて止めても聞かず、半月が巻き込まれたので助けようとした、そしたら抜け出せなくなり、そのまんま…」

「確かって、そんなことも覚えてないと?!」

「記憶には限りがある。数百年前の苦渋の記憶より昨日食べた肉まんの味を覚えていたほうがいい」

確かに。ってか、それだけ長生きしてたらやっぱり無理ですよねぇ。

はぁ、と溜息をつく扶揺。微笑む三郎。

「ごめんなさい」と謝る半月に「助けたのは私自身の意志だ。その謝罪は他の人に向けなさい」

扶揺は「本題に戻るぞ。答えろ。なぜ城門を開けて皆殺しにした?仲間がいるのか?何の企てだ!」

黙って首を横に振る半月。

「こいつぅ、口はきけるよな」と怒る扶揺に「待て。私の記憶では君は復讐したり裏切ったりはしない。なぜ君が城門を開けることになったのか、話してくれる?もし話したくないのなら質問を変えよう。なぜ蛇に人を襲わせた?」

「凶の鬼なら理由なく襲う」という扶揺。凶というのは鬼の等級でしたね。

悪(あく)<厲(れい)<凶(きょう)<絶(ぜつ)

すると半月は「私じゃないの。蛇が言うことを聞かなかった。花将軍、本当です」

「誰でも言い逃れをする!商人たちはお前の蛇に襲われた。ここまでだ手を出せ」と厳しい扶揺。

おとなしく手を出した半月の両手と、気絶している将軍を細い光の帯で縛り「任務は完了です。行きましょう」という扶揺。

 

「扶揺、まだだ」「でまかせを聞くんですか?!」

そこへ「偽る必要はない」という三郎。

「まったく操れなくなったのか?」と聞く謝憐に「いいえ。時々、言うことを聞かなくなるんです」「蠍尾蛇を呼んでみてくれ」

呪文のようなものを唱えると出てきました蠍尾蛇。

「来るぞ!」

飛んでくる蠍尾蛇を始末する三郎。

「やはり騙したんです。こんな蛇に噛まれるとでも?馬鹿め」

「違うわ!蛇が言うことを聞かなかったの」

「お前の言うことを聞いたから襲ったんじゃないのか?」という扶揺に「私が呼んだ蛇じゃない!」と答える半月。

すると四方八方から蛇の音が。

「まだとぼける気か!」「私じゃない!」「他に誰がいる!どうにかしろ!!」

再び半月が何かを唱えますが、蠍尾蛇たちはジリジリと近づいてきます。

「待つんだ!」という謝憐に「信じるんですか?!」という扶揺。

「この蛇たちは…」

三郎の目が怪しく光ります。

 

頭を低くする蠍尾蛇たちに攻撃をする扶揺は「この期に及んでも、まだ分からないんですか」と謝憐に言いました。

「まずはここを脱出しよう」と若邪を上空に放とうとするも、腕に戻ってきてしまいました。

「なぜ戻るんだ。陣は解けている、早く行け!」

すると上からも蠍尾蛇が降ってきました。スっとキャッチする扶揺。

でも、何が落ちてきたかは分かってなかったようです。蠍尾蛇だと分かり半月に投げつけ(!)「やっぱりお前か」と。投げつけた蠍尾蛇が半月には攻撃しなかったからですね。

すると続々、上から蠍尾蛇たちが下りてきます。いやーーーー。

って、ここで終わりーーーーー!うわーーーー、来週までこのままーーーーーー。

 

第9話「妖道の災い」《     》第11話「砂に埋れた功罪」

 

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うさかめ
私が実際に見たり、行ったり、食べたりして良かった!おすすめしたい!というものを紹介していくブログです。

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