MARVEL

映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の音楽について

ラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』で音楽ジャーナリスト・高橋芳朗さんが映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』をより楽しむための音楽ガイドを話されていたのが面白かったです。

重大なネタバレはありませんが、やや内容に触れています。未見の方はご注意ください

 

映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』とは

2021年9月3日に公開されたマーベル映画最新作。シリーズ初のアジア系スーパーヒーローを主人公とする映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』。

あらすじは、最強の暗殺者となるべく幼い頃より犯罪組織を率いる父親のもとで過酷な修行を強いられていたシャン・チー。父親の後継者になることを拒みサンフランシスコで平凡なホテルマンとして暮らしていたが、伝説の腕輪を操って世界を手中に収めようとする父親の野望を阻止するためヒーローとして覚醒する。

今までのマーベル作品を見ていなくても楽しめる、という紹介がされていました。

個人的には1つオススメがあるのですが、いや、まぁ、それは見なくても確かに大丈夫だしな。うん。

 

キャストについて

主要キャストがアジア系で占められたハリウッド映画としては2018年の『クレイジー・リッチ!』以来の大ヒット。キャストも数名かぶっているとか。

『クレイジー・リッチ!』 俳優さん 『シャン・チー』
ぺク・リン オークワフィナ ケイティ
エレノア・スン ミシェル・ヨー イン・ナン

 

主演を務めるのは中国系カナダ人のシム・リウさん。

この映画の意義についてシム・リウさんは「私はいつかこのような”初めて”がなくなる時代を待ち望んでいます。(初めて、というのはアジア系初のスーパーヒーローとかそういう意味ではないか、とのこと)。我々は長年”その他”として扱われてきました。私を含めて多くの人がどこにも居場所がないように感じていましたが、だからこそ、こうした映画が大事なんです。この映画を通じて皆それぞれが大切なのだということを知って欲しい。そして自分自身のことを誇りに思って欲しい」とコメント。

主要キャストがほぼ中国系の俳優で、監督やスタッフも中国系が多く起用されている。

 

シャン・チーの親友であるケイティを演じるのはオークワフィナさん。

映画の中で、襲われそうになったりした場合イーグルスの「ホテルカリフォルニア」を歌って相手が困惑している間に逃げる、という設定。

なぜ「ホテルカリフォルニア」なのか?についても触れられていました。

 

 

公式予告

 

サウンドトラックについて

書き下ろしの新曲で占められたサウンドトラックもアジア系のアーティストが中心の構成になっている。

アジア圏のアーティストを次々と世界に送り込んでいる88risingが総合プロデュースを勤めている。

01. Always Rising / NIKI,Rich Brian,Warren Hue
02. Diamonds + And Pearls / DPR LIVE,DPR IAN,peace
03. In the Dark / Swae Lee,Jhené Aiko
04. Lazy Susan / 21 Savage,Rich Brian
05. Nomad / Zion.T,星野源
06. Fire In The Sky / Anderson .Paak
07. Lose Control / JJ LIN
08. Every Summertime / NIKI
09. Never Gonna Come Down / Mark Tuan,BIBI
10. Foolish / Rich Brian,Warren Hue,Guapdad 4000
11. Clocked Out! / Audrey Nuna,NIKI
12. Act Up / Rich Brian,EARTHGANG
13. Baba Says / Various Artists
14. Run It / DJ Snake,Rick Ross,Rich Brian
15. Swan Song / Saweetie,NIKI
16. War With Heaven / keshi
17. Hot Soup / 88rising,Simu Liu
18. Warriors / Warren Hue,Seori

全18曲中12曲が劇中で使われ、残り6曲は映画にインスパイアされた楽曲という構成。6曲にはボーナス・トラックと表記されています。

(タイトルをピンクにした曲がインスパイアされた楽曲です)

 

Fire In The Sky / ファイア・イン・ザ・スカイ 」

番組では、まず実質的な主題歌となるAnderson .Paak(アンダーソン・パーク)の「Fire In The Sky / ファイア・イン・ザ・スカイ 」が流れました。

Anderson .Paakさんはアフリカ系アメリカ人のお父さんと韓国人のお母さんを持つR&Bシンガーでありラッパー。

ブルーノ・マーズさんと組んだSilk Sonic(シルクソニック)というプロジェクトの一員としても活動中。


「Fire In The Sky 」ではブルーノ・マーズも作詞作曲を担当している。

Nomad(ノマド)

唯一の日本人アーティストとして星野源さんが参加して、韓国のラッパーシンガーであるZion.Tさんと共演。

プロデューサーはロンドン在住のJamCity(ジャムシティ)さん。

今年全世界的に大ブレイクしている18歳のオリヴィア・ロドリゴさんのアルバム「Sour(サワー)」に参加しているプロデューサーでもある。

星野源さんご本人がオールナイトニッポンで、このアルバムに参加されたことを話されていました。

「僕、星野源が参加したマーベル最新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のインスパイアドアルバム『ザ・アルバム』このなかに僕参加してですね、日本からはわたくし星野源が唯一の参加となります。で、韓国のアーティストZion.Tとの楽曲「Nomad」が収録されました。で、ちょっとね、この話をしたいんですけど。シャン・チーという映画もいま公開中で大ヒットしてるみたいですね、アメリカの方でも。

シャン・チーはマーベル映画。僕、マーベル映画全然詳しくはないんですけど単純に好きで、ほげぇといつも見ててですね面白いな全部すげぇよくここまで繋げられるなぁみたいなことを思いながら、見ていてですね。

シャン・チーはマーベル映画初のアジア系ヒーローということで、いやぁ盛り上がるなと、ついにアジア系ヒーローかと。予告編とか見ていて楽しみだななんて思ってたんです。

そしたら88risingというレーベルからオファーがありまして、Gen Hoshino、Zionと一緒にやらない?というオファーがきて、わ、マジで?と思って、やるやるっ!て言ってやりました。

88risingというのはショーン・ミヤシロさんが立ち上げたレーベルでですね、アジア圏のアーティスト中心にヒップホップなど中心にこうものすごい広い範囲でですね活動しているレーベルでですね、そこからお声がかかりまして。やります、やります、なんて感じで。

トラックがもうあって、メロディーと歌詞とか追加したりアレンジしていいよってことだったんで。実際もともとある歌詞というかZionが歌っているフックと言うかコーラスというかサビはですね英語だったんで、そこは僕も英語でやらせてもらおうと思って歌っているんですけど、ファーストファースト(?と聞こえました、すみません)のところをですね、もしかして日本語とかいけるんじゃないの?と思って、アレンジしていいんだったら。

日本語で歌っていい?って聞いたら、いいよって言ってくれたんで、おおやったぜ!と思って。やっぱりなんか、あの「ブッラクパンサー」のときにインスパイアドアルバム、映画のなかに入らない曲も含めて色んなアーティストがアルバムをですね楽曲を提供してアルバムを作ったのを、僕この番組でもかけたことあるんですけど大好きで。

かっけぇなと思ってるなかでの、このアジア系ヒーローの映画のなかでアジア系のアーティストを集めたインスパイアドアルバムというなかでまず日本人唯一として自分がいれることはとても光栄ですし、そのなかで英語で全部歌ってって言われたら、それは全然それはそれで良かったんだけど、試しに提案してみようと思って。

歌っていい?って言ったら、全然いいよって言ってくれたのでやったぜと思って、日本語の歌詞とあとちょっとメロディーを新しく作ったりして。そのあとは英語で歌わせていただきました。

非常に楽しかったし嬉しかったし、Zionと一緒にやれたのも非常に嬉しかった。

Zionくんがインスタグラムでコメントをしてくれたり、ストーリーズにあげてくれたりしたんだけど、翻訳ソフトを使ってなんだけど日本語で言葉を残してくれて。すごく大好きな星野さん嬉しいですみたいなこと書いてあって、めっちゃ嬉しいと思って。自分のコメントに、あなたはとてもかっこいいですって書いてあってすげぇ嬉しいと思って、なんて可愛いんだZion!と思って。

だからいつか、お会いはできていないのでやっぱコロナ禍なので、いつか会いたいなぁ、いつか一緒にライブとかやりたいなぁなんて思っております」

 

なぜ、あの名曲が作中で使われたのか?

Eagles(イーグルス)の「HOTEL CALIFORNIA(ホテル・カリフォルニア)」。

ケイティが、相手を困惑させ逃げる時間を稼ぐために歌うという設定で使われていました。

この曲が使われたのはシャン・チーとケイティがカリフォルニアでホテルマンとして働いているから。そして、「ホテル・カリフォルニア」はどんな場所として歌われているか?を歌詞チェックするのがおすすめとか。

”抜けだせない場所”として歌われているんですって。ふむふむ。

確かに映画のテーマの1つで、うんうん。

 

オリジナルスコアも発売中

今まで、サウンドトラック=映画で使われていた曲(歌詞のないもの)というイメージだったのですが。最近は、作品内で歌詞のある曲が多く使われることも増えたからでしょうか。

歌詞のないものについては、オリジナルスコアと呼ぶのかな??

印象的な曲も多かったので、こちらをダウンロードしようかと考えています。

 

映画鑑賞後に、もし気になったら(ネタバレあり)

ここからは完全にネタバレです。

 

 

作品内で、空中に丸い輪っかの火花を作るといつもどこかへ行ってしまうウォンさん。

ウォンさんが初出演したマーベル作品は

『ドクター・ストレンジ』です。

ウォンさんがファイトクラブで戦っていた相手アボミネーションが出てくる『インクレディブル・ハルク』。

映画の最後の最後で、ウォンさんがシャン・チーとケイティをネパール・カトマンズにある“カマー・タージ”という場所に連れていきました。ウォンさんは、カマー・タージの書庫を守る魔術師であり、ドクター・ストレンジを魔術師へと成長するのを手助けしました。

カマー・タージで画面越しにいたのは1人の女性と、腕を怪我した男性。

女性はキャロル・ダンバース。キャプテン・マーベルとして活躍しています。

 

男性は物理学者であるロバート・ブルース・バナー。時々?ハルク。

そう、インクレディブル・ハルクのハルクなのですが、インクレディブル・ハルクのときハルクを演じたのはエドワード・ノートンさん。最初の1作めだけをエドワード・ノートンさんが演じられたんだとか。

ウォンさんたちが登場する作品は他にもありますが、まずは上記3作品で初登場ということで一応ご紹介でした。

 

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うさかめ
私が実際に見たり、行ったり、食べたりして良かった!おすすめしたい!というものを紹介していくブログです。

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