もう読まないであろう本、飾る場所が作れず箱にしまったままのフィギュア……。
どうしよう。
まとめて引き取ってもらえれば、部屋も気持ちもスッキリするだろうなぁ。
でも専門の業者さんだと中古品は査定金額が低いだろうなぁ。まぁ自分が手元で楽しんだ分だから仕方ないけれど。
ひょっとしてメルカリなら希望金額で売れるかな。
でもでも、メルカリって発送作業が面倒くさそうだし、自宅住所がバレるのはなぁ……。
と、うだうだ考えていましたが。
例え売れなくても初出品するだけで500ポイントがもらえる、という謳い文句につられ……
匿名配送という方法で送ることもできるということを知り……
えいや!と出品してみました。
出品して7日後に1つ売れまして。欲がでて次に出品したら3時間後に1つ売れました。ほほー、売れるものは売れるんですねぇ!(当たり前か)
というわけで、まだメルカリ初心者とも名乗れないぐらいのヒヨッコがどんな感じで出品してるのかを書いてみようと思います。
メルカリどんな感じなのかな?と興味のある方に少しでもお役に立てば。
お役に立つのかな……当たり前なことしか書けない気がするし……まだまだ売れてない品の方が多いんだけど……。
Contents
メルカリに出品したきっかけ
残念ながら、こちらのキャンペーンは2023年1月9日で終了してしまいましたが。
出品する商品カテゴリーや金額に条件もなく、しかも売れなくてもポイントを貰えるというならば、これは出品してみる価値があるのでは??
通常は、品物が売れたら売上の10%が販売手数料としてメルカリへいく仕組み。
つまり500ポイントあれば、5,000円分の品物が売れたも同然(違う。まったく違う)。えーい、勢いでやってしまえ!と出品することに。
キャンペーンへの参加を目的とした売却意思のない出品手続きはお控えください
うむ、たしかに。
メルカリ出品から取引終了までの流れ
あくまで、私の場合なのですが
1.自己紹介文を登録(登録してない方もいらっしゃるので、自分なりの流儀を決めておくといいと思います)
少しだけメルカリのシステムに慣れてきたので、たまに文言も変えたりして様子見。まぁ、ちゃんと自己紹介文を読んでくださる方ってどれぐらいいるんでしょうね??
2.出品するものを選ぶ
3.出品物の写真撮影&紹介文の登録をして出品
4.売れるのをドキドキしながら待つ
5.売れた!売れたよ!!本当に売れるんだ!え?発送しなきゃいけないじゃん!!
まずは購入者の方へご挨拶!!(←これは人によって違うと思います)
6.発送手続き
購入者の方へ手続きが完了したことをお知らせ(←これも人によって違うと思います)
7.購入者の方が無事に荷物を受け取り・評価をしてくれるまで、ドキドキ冷や汗かきながら待つ(これも人によって違うと思います)
評価?と思った方は、こちらをお読みくださいませ。
8.購入者の方が私の評価を完了すると、今度は自分から購入者の方の評価をすることで晴れて取引無事完了!
売上額から販売手数料、メルカリ便の場合は配送料も差し引かれた金額がアカウントに反映されます。
実際に出品してみて、驚いたこと
評価について
一番驚いたのは、購入者の方から自分がどんな評価をされたのかは、自分が購入者の方の評価をしてからでないと分からない、ということ。
メルカリを利用したことのない方からすると「評価??」ってなるかもしれません。
ちょっと話はズレますが、まずは自分がメルカリで購入したときのことから説明しますと。
メルカリでは自分が購入し荷物が届いてから、その品物を送ってくれた出品者の方が「良かった」のか「残念だった」のかを選択し評価をする必要があります。同時に「迅速な発送ありがとうございます!」とか「ありがとうございました」といったメッセージを送ることができます。
メッセージは送らず「良かった」「残念だった」どちらかの選択だけでも大丈夫です。
自分が出品者の方の評価をすると、今度は出品者の方から自分(相手からすると購入者)が「良かった」のか「残念だった」のかが評価され、取引終了となります。ここまできて、ようやく出品者の方は売上金(商品代金から売上手数料などを差し引いた金額)を手に入れることができます。
で、私が出品者の方を評価したあとに出品者の方から「安心して取引できました」とか「無事に到着して良かったです!」というメッセージが付いていたことがあったので。
てっきり、私が出品者の方をどう評価したのか?という内容を見てから、私の評価&メッセージをくださっているのかと思ったら。
違ったんです!!
一番最初にも書きましたが、購入者の方から自分がどんな評価をされたのかは、自分が購入者の方の評価をしてからでないと分からないということに驚きました。私が相手の方をどんな評価したか分からないけれど皆さん「安心して…」「無事に到着して…」とか書いてらしたんだ!!と。
話を自分が出品したときに戻しますと。
例えば私から購入した方が、私への評価を「残念だった」にして「梱包、最悪でした」とか書いていても
自分からは「ありがとうございました!気に入っていただければ嬉しいです」なんて書いちゃう可能性もあるってこと??
うひー。
温度差ありすぎる評価に……。
もちろん、自分からの発送が遅かったり、違うものを送ってしまったり、明らかに手落ちがある場合は仕方ないけれど。
なので、購入者さんがあなたを評価してくれましたよ〜ってメルカリからお知らせが来るたび、ちょっと胃がキリキリします。
自己紹介文に「何か不都合があった場合は評価前にご連絡ください」って書いてる方がいらっしゃるけど、ああ、こういうことなのか、と。
「残念だった」という評価を非表示にする手段はなく(不条理な残念だった、の場合はメルカリ事務局へ相談するという手もあるらしい)その後100件の取引(出品なり購入なり)を重ねれば消えるらしいです。
単純に書くと評価は直近100件分しか表示されない、ということですね。
よく信用してもらえたなぁ
先ほど評価の話を書きましたが。
自分の評価の数には、”自分が購入したもの”と”自分が売却したもの”が一緒に含まれています。
ですから、もし私がメルカリで何も購入せずに初出品したとしたら評価0の人となります。
実際に私自身が出品したときは、メルカリで何度か購入したことがあったので評価0ではありませんでした。
しかし評価の内訳を見れば「あ、この人メルカリで購入したことはあっても、販売したことないんだ!」というのが分かります。実質、販売者としては評価0の状態。
その時は、まだ本人確認もしてなかったし。なのに、購入してくださった方々。本当にありがたいことです。
今までで一番高額なのは5,000円なのですが、いいね!が最初からポチポチつきまして。あれって、もしかしたら、様子見されていたのかな??なんて。この人、信用できるのかな…誰か、取引する人がでてから考えようかな…とか思われてた??なんて妄想してみたり。
それともただ単に「いや高いでしょ、値下げしたら買うね」という意味だったのか……。
匿名配送も完全秘匿ではない
当たり前といえば、当たり前なんですが。
メルカリでは匿名配送という送付方法を選ぶことができ、その名の通り自分の本名も住所も明かすことなく。相手の方の名前と住所も知ることなく取引ができるというシステムがあります。
ありがたい。
ただ、どこから送付したのか?購入者の方はどのへんの地域に住んでいるのか?は分かるんだな、という。
匿名配送は追跡サービス付きなので。どこから発送したのか、例えばヤマト運輸の〇〇営業所とか、□□郵便局という地名は相手のも自分のも分かるという。
いや、いいんですけど。
コンビニで発送された品に△△駅前店というレシートが入っていたことがあって。あ、うちの近くだ!みたいなこともあって。
ま、いいんですけど。
もしかしたら毎日すれ違っている見知らぬ誰かと品物をやり取りした可能性も。小説の題材になりそうですね。ならないか。
いろんなひとがいて
これまた、いろんな方がいて。
基本的に出品したら、どなたに買われるかは選べないわけで。当たり前ですが。
取引終了まで、こちらがメッセージを送っても一切無言。受取評価も無言で「良かった」だけという方もいらして。
いや、いいんです。もちろん、いいんですが。
正直、ちょっとだけ怖いんですよね。
出品は0でも、購入の数が1000を軽く越えてたりすると(どこかで売ってる方なのかな。できれば、この品物を愛してくださる方に譲りたかったけどな)なんて妄想したり。
まぁ自分が手放したものに未練を残しても仕方ないので。
かと思えば、律儀にメッセージ返信くださったり、温かい言葉とともに評価していただけたり。
なので自分が購入するときは、お相手の「メッセージ不要」「挨拶不要」というルールなどがないかは気をつけて見るようにしています。
でも、うん、自己紹介文に色々ルールを書いていて「ちゃんと読んでない人が多すぎます!」って書いてる方が、私の書いてること完全無視して無茶振りしてきたりね。
うん。
勉強になります…………………。
たとえ欲しい物があっても、自己紹介文や品物の紹介分などを読んで少しでも違和感があったら止めようと思うようになりました。
売上代金の受け取りについて
売上金を現金で自分の口座へ振り込んでもらう場合、1回につき200円の振込手数料がかかること。
これは、金融機関・申請金額に関わらず、都度発生するそうです。つまり、199円以下の売上金は受け取れないということで。
せっかく売り上げたのに200円引かれたら売上金とチャラだな、あはは!という方(私です)は無理に現金化しなくてもメルペイにして使えることができるとか。
まだpaypayしか使ったことないので、詳しい使い方は勉強したいと思います。
何を出品するか?
私は飾るところのないフィギュアと、あと展覧会の図録を出そうと決めていました。
メルカリでも、最初は本が売りやすいでしょうと書いてありました。確かに梱包もフィギュアに比べれば簡単そうだし。
で、人生初メルカリで売れたのがフィギュアでした。
しまった!!
もう梱包にてんやわんや。
どうやって出品するのか?
iPhoneアプリ版で、例えば本を出品する手順を書いていこうと思います。
この順番でないとできない訳ではありませんし、途中で下書き保存もできます。
本やコスメはバーコードをスキャン可能
アプリの一番下にある「出品」タブをクリック。
画面右下にでてくる赤丸「出品」を押す。
本やコスメであれば、「出品へのショートカット」にある「バーコード(本・コスメ)」を選択し、バーコードをスキャンすると商品を自動で判別してくれます。
すごいな。
試しに本のバーコードをスキャン。
出ました、出ました。すごいな。
本のタイトルだけでなく、相場価格まで表示されます。
商品写真の撮影
出品するには最低1枚は写真が必要なので、出品したい本の写真撮影。
個人的には、この撮影に時間がかかってしまいました。出品したいものを、まとめて写真撮影していたこともありますが。
うまく写っていなかったり、反射してたりで取り直しばかりしていました。
売れているものを見ていると、あまり写真は重要じゃない??と思うものもありますが。
出品数も少なく、評価も少ない人間から買ってもらうには「ちゃんとしてるっぽい」感を出すには写真が綺麗な方がいいかな、という考えからです。
あらかじめ撮影しておいた写真を使う場合は、「カメラ」の左横にある「アルバム」を選択。
載せる写真は人様々なのですが、私は表紙と裏表紙、あと傷などがある場合はその場所をパチリ。
で、このままの写真だと余計なものも写っているので「編集」します。
編集したい写真を選択し
一番下にある「加工」→「変形」で余分な部分を切り取ります。
下にあるアイコンの中から「カスタム」で好きな形に切り取り。
はい、綺麗に整いました。
\#1分でわかるメルカリ/
「バーコード出品ってどんな機能?」
そんな疑問を解決🌱くわしくは画像でチェック👇 pic.twitter.com/uCoxUEKP1o
— メルカリ (@mercari_jp) January 26, 2023
カテゴリー
カテゴリーを見ると、「本・音楽・ゲーム」のなかの「本」のなかの「その他」に自動分類されています。
ちなみに自動で入力された部分には、文字の上に緑色がつきます。
せっかくなのでカテゴリーの「その他」を「アート/エンタメ」へ変更しようと思います。
上記の他に「洋書」「絵本」「参考書」「その他」というカテゴリがあります。
商品の状態を入力
出品する品物の状態を選択。
商品名、商品の説明を入力
バーコードでスキャンしたので、今回は商品名と商品の説明が自動で入力されています。
商品名・商品の説明欄に必要事項を記載。もちろん、このままでOKという場合はそのままで。
もし売りたい本が沢山あるのであれば、独自のテンプレートを準備することも可能。
\#1分でわかるメルカリ/
「商品を売りたい!説明文はどうする?」そんな疑問を解決🌱くわしくは画像でチェック👇 pic.twitter.com/9FhJZGCqyi
— メルカリ (@mercari_jp) November 15, 2022
配送について
配送料の負担 | 出品者が負担するのか、購入者が負担するのか選択 |
配送の方法 | 極端に書くならば、匿名配送なのか、それとも自分の名前・住所を明かす方法で送るのかを選択 |
発送元の地域 | これは自分が登録した住所の都道府県が自動で出てきます。変更も可能。 |
発送までの日数 | 1〜2日で発送、2〜3日で発送、4〜7日で発送、の3択 |
\#1分でわかるメルカリ/
「発送までの日数は、どれを選ぶのがいい?」そんな疑問を解決🌱くわしくは画像でチェック👇 pic.twitter.com/VC2ZeZ82sy
— メルカリ (@mercari_jp) May 13, 2022
配送の方法について
大きく分けると、自分の名前などを明記する or 匿名配送という方法が選べます。
匿名配送 | らくらくメルカリ便、ゆうゆうメルカリ便 |
匿名配送以外 | ゆうメール、レターパック、普通郵便(定形、定形外)、クロネコヤマト、ゆうパック、クリックポスト、ゆうパケット、梱包・発送たのメル便 |
未定 | とりあえず未定にしておくことも可能 |
自分の名前と住所がバレたくないので、私は匿名配送だけ使っています。
そうしますと、「らくらくメルカリ便」もしくは「ゆうゆうメルカリ便」の二択となります。
あと、メルカリ便だと宛名書き不要だったり、追跡サービスがあったり、万が一トラブル時に補償されるケースがある(全部補償されるわけではない)ようです。
最初は、「らくらく」と「ゆうゆう」の違いは何?!とパニックになってましたが。(基本、新しいことにはパニックになりがち)
どこから(郵便局、コンビニ、郵便ポストなど)荷物を発送するか?や、発送する品物の大きさで選択します。
メルカリ便について
メルカリ便と一口に書きましたが、どこの場所から荷物を発送するかで「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」に分かれます。
\#1分でわかるメルカリ/
「メルカリ便をもっと知りたい!」
そんな疑問を解決🌱くわしくは画像でチェック👇 pic.twitter.com/lcQYQLS7SN
— メルカリ (@mercari_jp) December 20, 2022
メルカリ便の特徴としては
① 追跡あり・補償がきく場合あり
② 匿名配送
③ 全国一律料金
注意点としては、次の2つは専用BOXの購入が必須です。
①宅配便コンパクト:70円
②ゆうパケットプラス:65円
\#1分でわかるメルカリ/
「らくらくメルカリ便⇄ゆうゆうメルカリ便は変更できる?」そんな疑問を解決🌱くわしくは画像でチェック👇 pic.twitter.com/P9OfBbIKRg
— メルカリ (@mercari_jp) July 22, 2022
あと最小サイズというのもあるので、確認しておいたほうがいいと思います。
このメルカリ便についてだけでも1つ記事が書けそうなので、また別記事に書いてみたいと思います。
販売価格
実に悩ましい。
自動で「売れやすい価格」を表示してくれるので、それを参考にするもよし。
メルカリで同じものを売ってる方々を検索して、様子をみるもよし。
販売価格を入力すると、販売手数料(10%)が引かれた販売利益が表示されます。
ただ、販売手数料以外にも梱包費用と送料がかかるので。そのバランスが、ね、難しいですよね。
自分の希望価格よりも低く出品している方がいる場合は、その方が売れてから出品しようかなぁ、などと考えるとなかなか出品できないのは私だけでしょうか。
商品が売れたあとの流れ
売れた商品を間違いなく梱包し、あとは発送。
最初の設定をメルカリ便にしている場合は、らくらくメルカリ便⇔ゆうゆうメルカリ便に変更することが可能です。実際に梱包してみたら、ゆうゆうの方が配送料が安くあがりそう、とか、そういう時でしょうか。
梱包について、そして何より配送方法の選び方については書き出すと長くなりそうなので。
また別の記事を書こうと思います。乞うご期待!?