韓国ドラマ『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』。
娘イェソのために、入試コーディネーターのキム先生に再びお願いできたソジン。一方、キム先生にお願いできなかったスンへ家ではチョ先生が……。
Contents
登場人物
ハン・ソジン一家 | |
ハン・ソジン | 専業主婦。姑であるユン女史から3代続けて医師にする、というプレッシャーを受けている。 |
カン・ジュンサン | ソジンの夫。ジュナム大学病院の整形外科医。 |
カン・イェソ | ソジンの長女。ソウル大学医学部へ入学するために猛勉強中。 |
カン・イェビン | ソジンの次女 |
ユン女史 | カン・ジュンサンの母。息子と、その嫁への当たりがキツイ。 |
チン・ジニ一家 | |
チン・ジニ | 専業主婦。芸能人になることを夢見ていた。息子が勉強嫌いで困っている。 |
ウ・ヤンウ | ジュナム大学病院の整形外科医。カン・ジュンサンの後輩。 |
ウ・スハン | ジニの息子。 |
ノ・スンへ一家 | |
ノ・スンへ | 専業主婦。 |
チャ・ミニョク | ロースクールの教授。息子たちにスパルタ式教育を施す。 |
チャ・ソジュン/チャ・ギジュン | スンへとミニョクの息子たち。双子。ソジュンが兄、ギジュンが弟。 |
チャ・セリ | ハーバード大で経済学を専攻。 |
イ・スイム一家 | |
イ・スイム | 童話作家。 |
ファン・チヨン | スイムの夫。ジュナム大学病院の神経外科医。病で妻(ウジュの母)を亡くす。 |
ファン・ウジュ | イェソと同じ高校に首席合格。成績だけでなく性格も良い。 |
入試コーディネーター | |
キム・ジュヨン | 入試コーディネーター。合格請負人。毎年、自分が認めた子供2人しかサポートをしない。合格するためなら手段は選ばない。 |
チョ・テジュン | キム先生に忠実な部下。 |
その他 | |
キム・ヘナ | 母子家庭に育つ。頭がよく、イェソのライバル。 |
イ・ミョンジュ一家 | |
イ・ミョンジュ | 息子ヨンジェがソウル大学へ入学し、鼻高々だったが……。 |
パク・スチャン | ミョンジュの夫。ジュナム大学病院の元神経外科医。神経外科長。 |
パク・ヨンジェ | ミョンジュの息子 |
第8話ネタバレあらすじ
ジニの車の中
スイムがスハンとイェビンに取材を申し込んだのに来なかったため、子供たちは10分も授業に遅刻してしまったことをジニから聞くソジン。
今にもスイムの家に乗り込みそうなぐらい怒ってるジニを止めるソジン。スイムは諭してもだめなタイプだから私が本性を見せてやればとか言ってるジニ。な、なに、本性って。
あと、ジニの口癖?「デマリデマリ」かと思ったのですが「내 말이 내 말이(ネマリネマリ)」のようですね。
イェビンは母親より先に家へ入ると、携帯電話でスイムへ連絡しています。もしかしたら母親が行くかもしれない、と。うむ、母親のことよく分かっている。スハンがスイムを待って遅刻した、と嘘を言った、というのです。自分を心配してくれたのね、可愛い子とイェビンを褒めるスイム。
「ところでなんで(授業に)遅刻したの?」とさり気なく聞くスイム。本当は、イェビンたちがコンビニからお菓子を盗んでビルの屋上でぶちまけていたのを見てしまっています。
イェビンは、友だちに会ったから、と嘘をつきました。
娘がスイムと電話しているのを、こっそり聞いてしまうソジン。イェビンの部屋に入ると、明日からイェビンの送り迎えは自分がすることを伝えます。そして塾で夕食休憩を取る時は出入室の指紋登録をするように、と。そうするとソジンの携帯に何時に出入りしたのか連絡が入るようです。すごいな、今の塾。いや、ドラマだけど。
監視するつもりか?というイェビンに、心配だからだ、と。30分で夕飯を食べるには時間が足りない!というイェビンに、じゃあお弁当を作ってあげる!というソジン。お弁当は要らない、指紋登録すればいいんでしょ!と答えるイェビン。満足げな母親。
「ムカつく」と言って、ベッドに頭から倒れ込むイェビン、めっちゃ可愛かった。
図書館
ソジンはスイムを図書館へ呼び出しました。
スイムに割く時間はないから、今後は娘に近づかないようにというソジン。電話やメールも駄目だそうです。
スイムは万引の話をしようとしますが、うちの子に関心を持たないで!と言って聞く耳を持ちません。
大きくため息をつくスイム。
スンへ家
チョ先生から電話でコーデを断られるスンへ。キム先生はスンへの息子たちよりも可能性の高い生徒を選んだ、と言われソジンの子供のことではないかと思うスンへ。
電話を聞いていたらしきチャ教授が妻から携帯電話を取り上げると、家まで来たのにふざけてるのか?高慢にもほどがある。塾の講師ごときが生意気に!と言ったところで、チョ先生に電話を切るよう指示するキム先生。本当に、キム先生かっこいいよなぁ。
そしてキム先生の座席の横にはなぜか”柔らかいクレヨン”が2セットほど?置かれています。
チャ教授は自分が息子たちを教えれば盤浦(バンポ)のマンションを売らずに済む、と。つまり入試コーディネーターって、それだけ高額ってことですか?!?!
夫が息子たちを教えることに反対だったから、スンへはすっかり絶望顔。
逆にチャ教授は、自分が無資格のコーデよりも自分が優れていると見せつけてやる!と燃えてしまいました。
ジュナム大学病院
母親の病状が回復しないことに腹を立てた息子が病院内の救急室で暴れています。
チヨンは息子を落ち着かせるために自分が話を聞く、と。部下からは、最近カン教授が執刀すると苦情ばかりだ、という話が。チヨンは手術は成功しているが神経が適切にないために不快感が生じるのだと思う。簡単な施術だから、自分が責任を持って治します、と母親に説明するチヨン。
部下たちは、その件を社食でご飯を食べながら話をしています。
部下のひとりは、医者になって5年になるが、チヨンのような先生は初めてだ、といいます。患者の家族を納得させ、患者の表情も明るくなった。別の医師も、アイドルの髪の毛を間違えて研修医が剃ってしまったときも関係者に腰を低くして謝っていた、と。
ほかの教授なら自分たちのような医師を矢面に立たせるがチヨンは違うと。保身の達人ばかりだからな、とか言っちゃった人も。
そして、カン教授が対応すべき患者が今月4回もクレームを入れに来てること。その対応をイ先生がやっているそうです。しかし肝心のイ先生は、どこか上の空。
そこにヤンウが来てイ先生の頭を叩くと、上司の悪口を黙って聞いていたのか!と。可愛そうなイ先生。
ヤンウはジュンサン(カン教授)と2人きりになると、また”あの患者”がクレームを入れに来てる。護衛をつけましょうか?と。ナイフを持ってきてるってことは、殺してやる、ぐらい言われてるのかな??
ジュンサンは医者が患者を恐れてどうする!なんて言っときながら、目の端にその患者が来ているのを見つけると、自分だけ隠れてしまいます。めっちゃ怯えてるやん。
チヨンは、部下が言った言葉が気になったようです。ジュンサンが執刀して苦情を言ってきた患者さんたちのMRIを調べようとしています。
農園
SKYキャッスルの一角で土いじりをしているスイムのところへ、スンへがお茶を持ってやってきます。
スイムは、スンへが大学へ入るために高額な私教育を受けさせていることに驚きます。息子を自分と同じ職業につけたいと思っているチャ教授と考えは同じだが、夫のやり方は間違っているというスンへ。だから息子たちがスタディールームへ入っていくのを見ていられないんだそうです。
スイムは、あなたにできることから、とアドバイスします。母親だから手をこまねいてないで、子供を守らないと、と。そして自分も出来ることからやってみる、というスイム。
コンビニ
またイェビンがお菓子をコートに隠してコンビニから出てきました。
会計をしたのか?というスイムに、お金は支払ったというイェビン。一昨日も見ていたのだ、驚いて声を掛けられなかった。店長に謝りに行こうというスイム。
しかし店長は代金は貰った、というのです。スイムに「ムカつく」と一言いうとコンビニを出ていくイェビン。
狐に包まれた感じのスイム。ええ、私もです。一昨日は盗んだけど、今日は支払った???
SKYキャッスル内の道路
スイムがジョギングをしていると、ジニと鉢合わせます。
読書会がなくなった時はこらえたけど、私は江南(カンナム)に名を馳せた元ヤンキーだから、これ以上邪魔するなら教養や体面なんか考えず昔のやり方で警告する、と。
そう言ってスイムの鎖骨あたりに頭突するジニ。待って、ちょっと待って、笑っちゃったんだけど。これ、これが元ヤンキーの警告方法?!
「覚悟しておいて!」と決め言葉が決まった、と思いきや、いきなり大きな音がして驚いちゃうジニ。音よりもジニの行動に驚いちゃってるスイム。
驚かないスイムに「心臓に毛が生えてるわね」って親指立てちゃうジニ。待って、面白すぎるんだけど。
スンへ家
スタディールームを壊すことにしたスンへ。嬉しそうにお茶を飲んでいます。
自分にできることから、ということで、そこから始めたようです。暗かったスタディールームに自ら道具を借りて壁を壊すスンへ。光が差してきたときの嬉しそうな顔。
そしてバックに流れる『2001年宇宙の旅』オープニングの音楽。
シンア高校
教師が、ここはネット講義で見ておくように、というとキム・ヘナが怒ったように教科書を閉じます。
「またネットですか?3月から計31階の授業のうち17回がネット講義だった」とメモを見ながら語るヘナ。質問も受け付けず授業が面倒だからネットに頼るのでは?
高い授業料を払っているのに、皆は不満ではないのか?そして先生に向かって「給料泥棒ですか?授業の対価が給料でしょ?」。すごいな、ヘナ。ざわつくクラスメート。
ヘナを体育館へ呼び出す教師。
イェソは、授業態度も評定に関係するのにどうするの?と煽ります。ヘナは「歴史の授業中に数学をやっている自分はどうなのか?評定は学生を授業に集中させるために作られた制度。私は問題点を指摘しただけ。分かる?」
「ヘナの勝利だ!」と叫ぶギジュン。ギジュンは、ちゃんと声を上げる子ですよね。
ヘナを呼び出した教師は、俺を誰か知ってるのか、と。いやーん、そんなこと言う先生いそう!
「理事長の甥っ子」とか答えて、口の利き方もしらないのか!と怒る教師。ちっさいな。そして、お前の授業料の半額を誰が払ってると思ってるんだ、とか言い出す教師。「俺が進言すれば」と言いかけたところで、授業の生徒たちがどやどや入ってきました。
仕方なく体育館を出ていく教師。
入ってきた学生の中にウジュもいました。少しヘナと見つめ合うウジュ。それを見ているソジュン。
ソジュンに母親のスンへから連絡が入り、今夜は外食しましょう。話があるの、と。
焼肉店
スンへと双子の兄弟が焼き肉を食べています。
スタディールームを壊したと報告する母に驚く息子たち。家に帰らないほうがいい、と口々に言う息子たち。スンへは自分が正しいことを分かってくれるはずだ、息子たちからは父親との勉強は苦痛だとハッキリ言って欲しい、と。
耐え続けるより抵抗して欲しい、と。弟は、自分たちが反抗すれば母に八つ当たりする、と心配します。
チャ教授が帰宅すると、自分の分だけ夕飯が作ってあります。妻からの置き手紙にはカニの醤油漬けを作っておいたこと、そしてスタディールームを模様替えした、と。
そんな必要ないだろう、とスタディールームの様子を見に行ったチャ教授。そして流れる『ボレロ』。
スタディールームの変わりぶりにショックのあまり大声で叫んでしまうチャ教授。
キム先生の事務所
イェソを学校まで迎えに来たチョ先生。イェソが浮かない表情をしていることにすぐ気づき、声を掛けますが何でもないと答えるイェソ。
しかしチョ先生は、ヘナの落としたキーホルダーをウジュが拾ってあげるところをガン見しているイェナを見てピンと来たようです。
さっそくキム先生に報告。
「ウジュは?」「ウジュはキム・ヘナに好意があるようです」
どんなだけ受け持つ子どもたちに関する情報、頭に入れてんだこの人たち。
「思春期が始まったわね」そしてライバルのキム・ヘナについて調べるよう指示を出しました。「キム・ヘナが勝敗の鍵ね」と独り言を言うキム先生。
バスの中で、ウジュがキーホルダーを拾ってくれた光景を思い出して少し笑顔になっているヘナ。
スンへ家
バリバリと醤油漬けのカニを食べてるチャ教授。
なんだか拍子抜けするぐらい穏やかで、息子たちも驚いています。
しかしチャ教授の反撃は、ここからでした。まずスンへにハサミを持ってくるようにいうのです。ひっ、刺される!!
ハサミを渡したスンへに、今度はカードを出すように言いました。スンへの財布を奪い取るとカードにすべてハサミを入れ、これから生活費は現金で月4回支払うこと、そしてお金がなくなったら家計簿を見せるように、と。
キモい。キモい。
弱い人間を自分に従わせようとする人間、キモいよぅ。
家長を尊敬する気がないなら尊敬させる環境を作るまでだ、って。いや、そんなことしてまで尊敬されたい?というか、そんな方法で尊敬されると思ってるの????キモい。
そして3日やるからスタディールームをもとに戻すように、と。嫌だ、というスンへに加担する弟。防音室は息苦しい!と。しかし兄は何も言いませんでした。
自分はやり方を変えない、そう宣言するチャ教授。