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連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』EPISODE 028

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EPISODE 028ネタバレあらすじ

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EPISODE 028の流れ

街角

安子がお菓子を売って帰ってくる時、おばあさんが将校さんに謝っている場面に出くわしました。

勇気を出して将校さんに話しかける安子。

「May I help you?(なにかお困りですか?)Can I help you with something?(お手伝いしましょうか?)」

「Uh, I was just trying to buy some flowers.(いや、私はただ花を買いたかっただけなんです)Then she suddenly started apologizing.(そしたら急に謝りだして)」

おばあさんは、野山で摘んだ花を勝手に売ってはいけないと咎められたんだと勘違いしたようです。安堵するおばあさん。

これが安子が生まれて初めて交わした生の英会話となりました。

自分の英語が通じたことに高揚する安子。すごく嬉しそうです。

雉真家の縁側

るいが寂しそうに座っています。

見かねた女中の雪衣が声をかけ、あや取りでもしましょうか?といいますが断るるい。

なぜ母と一緒におはぎを売りに行けないのか、なぜ母は自分をここ(雉真家)へ連れてきたのか?と言う るい。

雪衣は自分も詳しいことは知らないこと。けれど初めて2人を見たときに分かった気がする。そういって、るいの額の傷を見るのでした。

安子は女手一つで娘を育てることを諦め、雉真家の家に帰すことを決めたんだと思う、と。

なんてこと言うのよーーーー!

そこへ安子が帰ってきました。部屋でカムカム英語を聞こう、と楽しそうに歌う親子。

安子の部屋

 

緊張したけれど思い切って話しかけてみたこと。自分の英語が通じたし、相手の言うことも分かったのだと嬉しそうに稔の写真に向かって話しかける安子。手には稔からもらった英語の辞書。

街角

今日もリヤカーを引いて和菓子を売って歩く安子。

そこに「おーい、トロンボーン、トロンボーンおらんか?」という声が聞こえてきました。

声の主は、なんと!

定一さんでしたよ!!

JAZZ BAR Dippermouth Blues

進駐軍には米兵の娯楽施設(クラブ)があり、そこで演奏するバンドマンを定一さんが斡旋してるんだとか。

店にいるのはクラブに出演するバンドマンたち。演奏する曲を知らなかったら困るので、レコードを聞かせてあげてるんだとか。

店の外からは1人の男の子が覗き込んでいますが、定一に追っ払われてしまいました。けど、逃げたふりして外で聞いている少年。

安子は定一からコーラというアメリカの飲み物を出され、恐る恐る飲んでみます。

 

安子が初めてコーヒーを飲んだのも、何より初めて稔さんとデートしたのも、定一さんのお店でしたよねぇ。懐かしい。EPISODE 004ですねぇ。

 

安子のつくったおはぎを片手に、定一さんはバーボンを飲んでいます。「さすが安子ちゃんのおはぎじゃ。バーボンにも合うわ」

そうなの?!

昼間からお酒飲んだら体に悪いと心配する安子。

「飲まずにやっとれるか」と思わず本音をもらす定一。自分の息子・健一は消息不明のままで、もう諦めかけているようです。

「何の因果じゃろうのう。稔殺した…健一を殺したかもしれん国の音楽、わしゃあ今日もかけとる。アメリカ人喜ばせるためにバンドの世話しょおる」

 

そしてクラブにはお酒も食べ物も娯楽も溢れていること、「あれが戦勝国じゃ。アメリカじゃ」というのでした。

そういえば、稔が出征する前に定一の喫茶店へ行った安子と稔。「子供は作ってから行けよ」と言った定一。

 

稔は子供に”るい”と名付けて戦争へ行ったのですが「男の子でも、おなごの子でもどこの国でも通用するようにって。それからどこの国とも自由に行き来できる。どこの国の音楽でも自由に聴ける。自由に演奏できる。私たちの子供にゃあ、そねえな世界を生きてほしい。ひなたの道を歩いてほしいって」

笑顔を浮かべながら「インテリの稔が考えそうなことじゃの」という定一。

雉真家

 

るいとあや取りする祖母・美都里。

るいはラジオを付けていいか?と聞くと、ちょうどカムカム英語が始まりました。

「Come, come, everybody How do you do, and how are you?〜♪」と楽しそうに歌い出す るい。

すると美都里がラジオのスイッチを切ってしまいます。

「ごめんね、るい。おばあちゃん聴きとうねんじゃ。稔を殺した国の歌は聴きとうねんじゃ」

困惑する るい。

 

ちょこっと感想

定一さんの複雑な心境も、美都里さんの苦しい気持ちも、想像できる。

でも安子さんにとっては、英語は憎いものではないんですよね。稔さんと自分を繋げてくれたものであり、自由の象徴でもあるというか。

また美都里さんと安子さんの衝突を見ることになってしまうのかしら……心配です。

 

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うさかめ
私が実際に見たり、行ったり、食べたりして良かった!おすすめしたい!というものを紹介していくブログです。

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