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【推しの子】をおすすめされた話

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つい数日前、友人から勧められたのが【推しの子】でした。

いつも面白い作品を勧めてくれるので、大抵すぐに読んだりするのですが。

大変申し訳ないけれど今読んでるシリーズものがあり、本心は(あー、まあ、後回しでもいいかな)なんて思ってましたが。

案の定、ハマりました。

勧めてくれた友人、今までも何度も私を色々な作品の沼に誘い込んでくれました。
なんでこんなに私の好みを把握してるのか。怖くなってきた今日この頃。

 

 

私の【推しの子】に対する、ぼんやりとした印象

とても人気がある、ぐらいの薄らとした印象。

タイトルからすると、アイドルの話なんだろうな?と。

でも”子”ってことは、推しに子供がいるってこと??アイドルに子供って設定はないか。

どういう意味かな?

ま、いっか。たぶん私は読まないだろうなぁ。

ぐらいの。

勧められなかったら、申し訳ないけれど1巻の表紙だけの印象からしたら私からは手に取らなかったと思う。

危ない、こんな面白いものを読まずに、見ずにいるところだったとは。
いや、まだアニメも6話ぐらいまでしか見てないし。原作も購入してないのですが。

大体、そう。

流行りのものにはついていってなくて、あー、人気の作品だよねーなんて横目で見ていながら。連載が終了して、かなり経ってから「面白っ!なにこれ、面白っ!!」ってなるタイプ。

あー。

盛り上がってる時に自分も参加してみたかった、なんて何度思ったことか。

ただ、そこまで興味がなかったから自分から情報を集めることもなく、ネタバレ踏んじゃうこともなく楽しめる、ってことはあったかも。

だから、『呪術廻戦』にしろ、『【推しの子】』にしろ、これからはちょっと気をつけないと。いや、もうこれだけ影響力のある作品は無理な気もする。

ネタバレ踏みたくなかったら、本誌で読むしかないですよねぇ。うむむ。

 

アニメ1話を見て、もう後に引けなくなった

もともとは、こちらの原作も勧められて。

アニメもあるよ、って言われて1話だけ見たんです。

1話見終わって、さあ2話めはどうしようかな。
個人的には漫画の方が好みかもな、なんて思ってたら【推しの子】が出てきて。

あー、これかぁ。

じゃあ、ちょっとだけと思ったら。

ちょっとじゃなかった。

1話が1時間22分あった。

30分弱だろう、と思って見始めて。あれ、長いかも?って思って残り時間見て?!?!?!ってなったけど、もう引き返せなかった。

止められなかった。

なんじゃ、この展開、凄すぎて気になりすぎて、無理。

まだ見てないけれど、気になる方。

もう速攻で原作を読むか、アニメをご覧いただいた方がいいかと。

気にいるかどうかは分かりませんが。これは何の予備知識もなく見た方が断然面白いと思うので!!!

 

アニメ1話の、ここが凄かった

ネタバレしつつ感想

見始めて早々に、自分の推しが妊娠してたことを主人公のゴローが知ることになり。

あ、子って、本当に推しの子だったのね、と思う私。

まだアイは16歳だし、もしかして子供は産まれたけれどアイは…..という展開なのかしら?で、このゴローって人が色々あって子供を引き取って……

じゃなかった!!

ゴローが!!!!!!!先に!!!!!!!

もう、びっくりしちゃって。

え??って。

なんでアイが先に死んでしまうと思ったかといえば、Amazonプライムの2話のあらすじが1話を見る前に目に入ってしまって。

「アイの死から十数年。遺された…」って書いてあったから。

え、アイって人は死んじゃうの??と、あらすじにネタバレされた感満載ではありつつも1話を見始めたので。

まさか、推しの子にゴローが転生するとか思わなかったし。

確かに、院内のテレビを見ながら「今のタイミングで生まれ変わったら」なんてやりとりしてる人たちがいたけど。

まさか、ゴローが前世の記憶持ったまんま推しの子に転生。

しかも、双子の相手はゴローが担当していた”さりな”ちゃんだったなんて。

あまりの展開のすごさに、そして復讐劇が始まることに目が離せなくなりました。

果たしてアクアの思う通り、復讐することはできるのか?

オープニング曲とエンディング曲に痺れる

最初から1話は丸ごと1巻分を再現しようと話が進んでいたことを↑この記事で知りました。

原作が売れているから、なんて手を抜いてアニメを作る人たちはいないとは思いますが。でも、ここまで原作の流れを大切にし、原作者も参加し作り上げられたアニメは幸福だなぁと思いました。

原作から読んでいる方の中には、アニメは……という方もいらっしゃる方もしれませんが。

私自身はアニメに魅せられ、これから原作を読もうと思ってはいるもので。むしろ、原作についていけるだろうか、という謎の心配はあったり。

 

で、オープニングとエンディング曲。

先ほどの記事にもあったように、どちらも原作が大好きと言う方々が作られているだけあってあまりにも雰囲気ぴったりで。

しかも、オープニング曲は1話のラストで流れるという!!!

しかもしかも、内容がまたアイにぴったり!!いや、そう書いたんだとは思いますが。

それをアイが歌っている感じにしているのが!!!!!

うわー。すごい。すごいとしか書けなくて、まったくすごいと思ってなさそうにしか伝わらない気がするけれど。すごい。

 

このオープニング曲をYOASOBIさんが手掛けるにあたり、原作者の赤坂アカさんが書き下ろした小説があるということで読みました。

(期間限定公開ということで、いつまで公開なのかは2023年6月現在不明です)

うーん、なるほど。なるほど。

そしてエンディング、2話で初めて流れた瞬間、この不穏な感じピッタリ!!と。

ぞわわわ〜。

復讐劇にピッタリで、でも切なさが垣間見えて。

せっかく推しの子として生まれ変わったのであれば、そして才能もあるのであれば、その輝きをアイの分まで人々を魅了する方向へ使って欲しい。前世の死があまりにも突然で犯人の身勝手なものによるものだったからこそ、ゴローの今世は幸せに生きて欲しい、とこちらも切なくなってしまうのでした。

記憶がなければ、そんなことせずにいいのに……あ、漫画が成立しなくなってしまうことを書いてしまった。

 

アニメ6話までしか見ていないけれど、ここが謎

・なぜ、さりなちゃんとゴローが双子として、前世の記憶を持ったまま生まれ変わったのか?

しかも、さりなちゃんは数年前に亡くなっていて。まるでゴローが亡くなってしまうのを待っていた、というと変な表現ですし、彼女もゴローの死を望んでいたわけではないと思うけれど、兄妹として生まれてきたという。

ここは明かされるのか、どうなのか。

・45510

アニメの何話だったかな、アイが持っていた個人用携帯電話番号のパスワードをアクアが4年かけて突破した話がありましたよね。

アニメのオープニングにも、この数字が出てきているような。

これって、アイの交際相手の電話番号?それとも住所、いやいや、なんて思っていたら。

あっさり、公式ホームページで謎が解けました。原作者の赤坂アカさんが書き下ろしたと言う小説のタイトルからして、それでした。

痺れますね。最後の一文。めっちゃ痺れる。

こうやってカリスマは作り上げられていくんだな、という感じがリアルで。

ただ、読んでも謎は残っているといえば残っていて。ふむ。

 

・タイトル【推しの子】に【】が付く理由

これは原作者さんたちがインタビューで回答されてました。

なるほど。これから明かされる可能性が。

いや、私はアニメを途中までしか見ていないので、もう本誌では明かされている可能性も??

このインタビュー、途中から原作6巻の話にも触れているようなのでご注意ください。

私もまだ途中までしか読んでいないです。

 

・父親は誰なのか?

この謎は、かなり終盤で出てくるのかな?

16歳のアイドルに手をだしておきながら、ストーカーを差し向けてあわよくば殺してもらおうと仕向けるなんて、どんだけ身バレしたくない人物なのか。

生まれる前はストーカーにアイを脅してもらって、子供を諦めてもらおうという魂胆だったのかもしれないけれど。いや、それだけでも非道だけど。

新居の住所を教えたときは、もう完全に抹殺してもらおうとしてますよね。

 

ここまで人気を集める作品を、どう終えるのか?というのは作者さんも、編集者さんも悩まれるんでしょうかねぇ。

もとからエンディングは決まっていても、どのタイミングで終わらせるのか?どう終わらせるのか。作者さんたちが納得する形で終わることを切に願うばかりです。

まぁ、私が祈っても仕方ないけれど。

さ、アニメの続き見ようっと。

 

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うさかめ
私が実際に見たり、行ったり、食べたりして良かった!おすすめしたい!というものを紹介していくブログです。

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