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連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』EPISODE 011

※ 記事内に商品プロモーションを含んでいます

いよいよ連合国との全面戦争に入っていく日本。

安子たちの生活は、どうなっていくのでしょうか……。

 

 

EPISODE 011 ネタバレあらすじ

岡山を離れ東京の大学へ入学し、学生寮へ入った勇。

入れ違いのように春休みに稔が帰省。稔の父は、事業拡大計画を話し、資金調達のために稔を頭取の娘と結婚させると言い出しました。

突然の見合い話に驚くも、きっちり、はっきり自分には心に決めた人がいるという稔。

相手が安子と知り、愕然とする稔の両親。案の定、大反対されてしまう。

そんなことは知らない安子。

一向に稔から連絡が来ないことを案じていると、雉真家から注文が入る。

いそいそと向かうと、お菓子を受け取りにでてきたのは不機嫌極まりない稔の母だった。

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EPISODE 011の流れ

橘家

朝食を食べている橘家と菓子職人2人。

ナレーション「英語講座を放送しなくなったラジオは勇ましい日本軍の戦果を連日伝えました」

荒物屋あかにし

店頭で人々が怒っています。

水田屋とうふ店主の卯平「こりゃあ、なんぼ何でもあこぎじゃろう!」

妻の花子も「ケチ兵衛の面目躍如じゃな!」

吉兵衛「誰がケチ兵衛じゃ!」

もうじき衣料品が切符制になると聞いて、吉兵衛は反物を買い占めたんだそうです。

息子にひもじい思いをさせたくない!という吉兵衛に、助け合いの精神はないのか、とヤジが飛びます。

いたたまれない顔をしてお茶を飲んでいる息子の吉右衛門。

ナレーション「衣料品が自由に買えなくなりました。それは衣料品の会社にとっても自由に製造ができないことを意味していました」

え!!そうなのか!!

雉真家

地方工場の足袋はともかくとして、学生服の布地の支給は当局から承認してもらえなかったようです。これからは軍服メインになるだろう、と妻に語る雉真千吉。

そこへ勇がやってきました。

これから東京へ受験しに行くようです。どうやら、東京の大学が勇の野球の腕を見込んでくれたようです。

「おめえなら東京でも活躍できらあ」という父。

何より今は岡山を離れたい、と小声で言う勇。勇ぅうう。

母親は、学生なら軍服を着なくて済むから、と安堵しています。それを見ている千吉。

もしかして、今後はそうはいかなくなるだろうと思っているのかしら……。

橘家

祖父愛用の足袋がこれしか買えなかった、と母が祖父に言っています。

「そうかあ。まっしかたがねえのう。よっしゃ。安子、お母さんがな頑張ってくれたぞ」と嬉しそうに足袋を持って居間を出ていく祖父。

母や安子にチョッキを作ってくれようとしています。毛糸も手に入れるのが難しくなっているようです。

稔は春休みに帰省できると手紙をくれました。安子の両親に許可をもらい、1日だけでも2人で出かけられたらと思っている、という文面にうふふってなっている安子。

喫茶店

ディッパーマウスブルースへ配達へ行く安子。

コーヒー豆の輸入は前々から厳しくなっていたけれど、いよいよ完全に買えなくなってしまうようです。代用コーヒーなんて不味いものが飲めるか!という店主。

そしてレコードをかけてくれました。

それは稔との思い出の曲。

音楽に聞き惚れていると、ガラスの割れる音が。

どうやら敵性音楽をかけるな!という張り紙を貼ったり、嫌がらせを受けているようなのです。

雉真家

稔が規制してきました。

勇は東京の大学へ入学し、学生寮へ入ったようです。直接、合格祝いが言いたかったと残念がる稔。

すると母親が、たいのお刺身を持ってきます。うわ、豪華!

 

会社の状況を稔に聞かれた千吉。マニラ、シンガポール、ラングーン、オランダ領東インド、占領地が広がっていて軍服の生産が追いつかないほどだ、と。

自分と同じ年頃の若者が、外地で命をかけて働いていると思ったら申し訳ない気持ちになる、という稔。

稔のような優秀な子は、そんな危ないところへ行かないでいいのだ、という母。

すると父は、思い切って工場を拡張しようと思っていると話し始めました。戦争がいつまで続くかは分からないが、波に乗るなら今決断する必要がある、と。

行動力があるのは父のすごいところだと褒めつつ、莫大な資金が必要になること、大勢の従業員を抱えている以上危険な賭けなのでは、と心配する稔。

大東亜銀行から無利子無担保で用立ててもいいと言われている。それには銀行と雉真が共に繁栄することを約束できるんだったら、と謎のことを言い出す父。

「頭取のお嬢さんがせんだって女学校を卒業した」

「あなた、稔はまだ学生の身ですよ」

「この春休みの間に、いっぺん会(お)うてみんか?」

学業に専念させろって、いつも言ってるじゃないかと抗議する母。父は一度その娘さんに会ったけれど、とても良いお嬢さんだ、と。

稔は頭をさげ「お断りします」と。

今すぐ結婚しろとは言わない、話さえまとめておけば稔が卒業するまで待ってくださる、と。

稔は「僕には心に決めた人がいます。じゃから…父さんの決めた相手と結婚することはできません」再び頭を下げました。

相手は誰なのか?大阪のカフェーの女給にそそのかされたのか?という母。

稔は”たちばな”の娘さんだと。

「商店街の小(ち)せえ菓子屋じゃが」という母親。

「反対されることは分かってました。じゃけど…僕には僕の人生には必要な人なんです」

騙されているんだ、という母親に黙っていてくださいという稔。

菓子屋の娘をうちの嫁にしても、何の得にもならないという父。

頭を冷やして、よく考えろ、そういうと食卓を離れる父。

 

 

たちばな

連絡が来ないと心配している安子

安子の父が許していないので、どうやって呼び出すか考えているのでは?という きぬちゃん。

そこへ電話がかかってきました。

雉真家から、おはぎ10個、安倍川餅の注文。急いで自転車に乗り配達へ。

雉真家

受け取りに出てきたのは、なんと稔の母でした。

 

 

 

ちょこっと感想

やっと稔と会えると思ったのに、いきなり稔の母親に呼び出されるという。

あー、こわいー。この先の展開が怖いー。いびられるーーーーー。

そして勇は東京へ。そうですよね、いたたまれないですよね岡山にいると。

それにしても千吉さん、驚いたでしょうねぇ。今まで口答えとかしたことのない長男が、いきなり心に決めた人がいる、なんて言い出したんですから。はぁ。ハードル高そうだなぁ。

 

 

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うさかめ
私が実際に見たり、行ったり、食べたりして良かった!おすすめしたい!というものを紹介していくブログです。

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