邦画ドラマ

ドラマ『閻魔堂沙羅の推理奇譚』第5話のネタバレ感想

設定が面白そうだな、と軽い気持ちで見始めましたが。

今では土曜の夜が楽しみで仕方ありません。あぁ、あと3回で終わってしまうなんて…気が早いですが、続編作ってもらいたいなぁ〜。

今回は犯人を推理するではなく、自分の死因を推理する、という今までにはないバージョンとなっていました。

 

 

『閻魔堂沙羅の推理奇譚』概要

閻魔大王の娘・閻魔沙羅は、閻魔堂で死者の魂が天国行きか、地獄行きかを決めている。

もし自分を殺した犯人を当てることができれば生き返らせると死者に約束する。

閻魔堂とは?

魂が天国行きか、地獄行きかを決める場所。

決めるのは閻魔大王、もしくは、閻魔大王の娘・沙羅。

 

原作

全7巻のようです。面白そうだなぁ、ドラマが終わったら絶対読もうっと。

 

第5話

登場人物

池谷 修 阿賀里勉と組んで、ゆすり屋を始めて6年。
阿賀里 勉 強面でガタイもいい。でも本当は優しくて、池谷にいいように扱われている感じ。
中岡 芽以 21歳。心理学を専攻する大学生。

 

閻魔堂にて

死  者 池谷修
享  年 30歳
職  業 ゆすり屋
死亡原因 ???

 

池谷が目を覚ますと、そこは暗く湿った独房のような場所。

ほどなく、チャリ〜ンという音。上から1枚、また1枚と小銭が落ちてきます。それを拾い上げ、前へ前へと少しずつ進む池谷。

中腰になったところで、いきなり沙羅に胸元を蹴られ元いた場所へと転がる池谷。かなり痛がっています。

そして閉まる鉄格子。

「銭ゲバ」と言われ「は?」と返す池谷。

「池谷修。子どもの頃からずる賢く小学6年生の時”将来犯罪者になりそうな奴ランキング”でぶっちぎりの1位を獲得」

「な、何でそんなことを…」

「その予想は見事に的中。そして、その若さである意味自業自得な死を迎えたと」

呆然とする池谷。「死?死を迎えたって、誰が?」

「池谷修、享年30。死亡場所は自宅の部屋の中」

驚いている池谷に、デコピンする沙羅。

殺害されるまでの流れ

高級そうな中華料理のお店。

円卓の真中にはドドーンと置かれた北京ダック。チャーハンもあるのかな。美味しそう。

並べられたお皿の隙間に封筒を乗せると、回転テーブルを回す池谷。部屋の入口には白いスーツを着た体格のいい男性。

正面に座っている男性は封筒から写真を取り出しました。女性と親しげにしている自分の写真が次々と。

池谷は、男性(野間口)の奥さんから離婚に向けて浮気調査を頼まれたようです。

すると池谷は野間口は驚くべき提案をします、その写真を購入して欲しいと。

正直、野間口には同情を禁じえないと喋りだす池谷。野間口は経営者として日々莫大なお金を動かし、多くの人の生活を肩に背負っている。計り知れないプレッシャーのなか、休息があってもいいじゃないか、と。

それに対し奥さんは家事もせず、贅沢三昧、浪費三昧なセレブ生活、と本来の依頼人である奥さんをこき下ろす池谷。

すらすらと喋る池谷の後ろで、タバコを吸おうとする白いスーツの男性。

池谷は急にテーブルを叩くと「おい!何たばこ吸ってんだお前。お客さんに失礼やろが!」と振り向いて白いスーツの男性に怒鳴りました。

白いスーツの男性(阿賀里)は、すいません、とビビっています。

池谷は野間口の方を向くと「申し訳ございません、うちの者(もん)が失礼いたしました」と謝罪。

謝罪しつつも、野間口の表情を読んでいたようです。心のなかで(顔色変えよった。勝負賭けるか)とつぶやく池谷。

そして、色々調べていたらこんなものが出てきた、と奥さんが不倫していた証拠写真を野間口に見せるのです。

「その証拠も一緒にご購入頂ければ大変お得かと存じますぅ」と、野間口の後ろで手を揉む池谷。

野間口は自分の不倫の証拠をもみ消せるし、奥さんの不倫を立証して有利に離婚を進められる、ってことですね。そもそも、本当に奥さんが池谷に依頼してきたかどうかも怪しいですよね。夫婦どちらも強請ってみて、お金を払ってくれたらそれでOKだったのかも?!

思わず「いくら?」と聞いてしまう野間口。心のなかで(来た来た来た!)と喜ぶ池谷。

500万を小切手でなく、現金で指定の場所まで持ってくるように言う池谷。

「取り引き成立だ」そういうと席を立つ野間口。

阿賀里は野間口が帰っていったことを確認すると、めっちゃ笑顔で振り向きました。「帰った〜!やったね、オサム君。さすが名演技だね!」って無邪気に喜ぶ阿賀里。

そして2人で乾杯し、美味しそうに北京ダックを食べ始めました。

 

池谷と阿賀里の関係

6年前から2人で”ゆすり屋”をやっている。
最初は”ひったくり”をやっていた。池谷が防犯カメラのない道を調べて逃走ルートを決める。阿賀里が実行犯。
4年前、ゆすり屋を始めた頃はゆする相手や、ゆすり加減を間違えて何度も殺されかける。
池谷をかばい、自分が殴られる阿賀里。自分は血を流し散々な目にあってるのに、池谷が無事で良かったと喜ぶ阿賀里。

「まっ、大抵ボコられんのは阿賀里の役目だったけど」

 

目標

・目標金額は1億円

・阿賀里は池谷と5000万円ずつ山分けし、ハワイに移住するという夢を持っている

・池谷は1億貯まったら阿賀里を殺し、お金を独り占めする予定

池谷が死ぬ直前、目標金額目前の9900万円貯まっていた。

お金の管理

黄熊銀行・葉新井支店の貸金庫。

出入り口の暗証番号を知っているのは阿賀里だけ。貸し金庫を開けるパスワードを知っているのは池谷だけ。そうすることで、互いの裏切りを防ぐんだとか。

阿賀里が貸し金庫室の出入り口を開け、池谷が中に入って金庫を開けています。

池谷が金庫を開けている間、貸し金庫室の外で待っている阿賀里。ATMに来ていた女性に道案内したのかな?「そこ信号ね、すぐ変わるから気を付けて下さいよ」って優しく声を掛けています。

 

同居する2人

どちらかの部屋だったのか、それとも2人で部屋を借りたのかは不明ですが。

部屋には阿賀里のペットであるイグアナの”シロ”がいたり、台所のところにフラダンスの人形が3つ並べられています。そう考えると、阿賀里の住んでいた部屋に池谷が押しかけてきて和室を奪った。阿賀里はリビングのソファで寝ている、そんな感じに思えたのですが、いかがでしょう??

池谷はトカゲが嫌いなようで足で威嚇してますが、まったく動じない”シロ”。

せっかく阿賀里が作ったご飯を、食欲が無いからと断る池谷。最近お酒ばっかり飲んで顔色が悪い、眠れてるのかと心配する阿賀里。どこまでいい人なんだ。

阿賀里のいびきがうるさくて眠れないんだ、という池谷。謝る阿賀里に、冗談だよ、と返す池谷。

阿賀里は、自分も最近よく眠れてないから睡眠薬を分けて欲しいと。「そんな繊細じゃないだろ」と言って自室へ戻る池谷。

池谷の自室

襖を閉めると、内側から鍵をかける池谷。

ハワイ大好きな阿賀里の趣味全開なリビングに対し、池谷の部屋の暗さときたら。

日時は2020年7月14日、21時8分42秒。

睡眠薬を飲み、ベッドに横たわります。

どうやって貸金庫の出入り口の暗証番号を阿賀里から聞き出すかを考える池谷。

① ナイフで脅す 

一発で阿賀里にボコボコにされる自分を想像

② 睡眠薬で眠らせる 

気絶させられるわけではないので、またもボコボコにされる自分を想像

③ トカゲを誘拐する

脅迫状を準備する。「イグアナはあずかつた。返してほしければ1億円用意しろ」と切り抜かれた脅迫状。

でも、イグアナを誘拐するのは自分が嫌だ、と。本当に嫌いなんですね。

自室の鍵をはずし、こっそり阿賀里の様子を伺う池谷。シロちゃんに嬉しそうに話しかけてる阿賀里。

池谷は、「阿賀里の本性はぶっちゃけサイコパス。下手打つとこっちが殺されかねねえ」と。

そ、そうなの。

翌日

起きてきた池谷に「あっ、おはようオサム君、おはよう〜」とハグする阿賀里。

そしてアロハシャツをはおり、ストローハットをかぶりどこかへとテンション高く出掛けていく阿賀里。今日は遅くなるかもしれない、とのこと。

阿賀里が会いに行ったのは芽以という女性でした。お弁当を作ってきてくれたというので大喜びする阿賀里。

その2人の様子をカメラで撮影する池谷。「ビンゴ」と喜んでいます。

池谷は芽以の素性を1週間調べたようです。調べたというか尾行してたというか。

中岡芽以、21歳。心理学を専攻する大学生で、ボランティアで老人ホームに出入り。

「これで計画は固まった」

 

死亡当日

池谷が帰宅すると、阿賀里が部屋に防音マットを貼っていました。自分のいびきがうるさくて眠れないと言われたことを気にしているようです。

そして、もう1個睡眠薬が欲しいという阿賀里。1個でよく眠れたという阿賀里に、最近2回分飲んでも眠れないという池谷。

相変わらず食欲はないようで、お酒を片手に自室へ籠もる池谷。

ベッドの脇にある睡眠薬に手を伸ばします。由良目木市にある、かわいしクリニックの内科・心療内科へ通っているようですね。1日1回30日分のサイスリーという薬を出してもらっているのかな。

(実際には、マイスリーとサイレースという名前の薬があるようですね。ドラマでは、それを合体させた感じ??)

お酒で睡眠薬を飲む池谷。睡眠薬のほかにも亜鉛とか熟成黒にんにくなんかも飲んでいる感じ。

阿賀里を脅迫する手順を考えています。

芽以を誘拐⇒阿賀里に脅迫メール。現金1億円を要求⇒阿賀里は自分に相談してくるだろう。自分たちは警察には相談できないし、1億なら持ってるから、と自分たちの貯めたお金を使うように阿賀里に言う。⇒1億を取り出したら阿賀里を殺害、バンザイ!という感じのようです。

芽以の監禁場所、2人分の死体の処理方法を考えとかなきゃ、と言いつつ眠ってしまう池谷。

閻魔堂

池谷が自分の死んだ経緯を思い出したようです。寝たまま死んでしまったのだ、と。

6年かけて稼いだ1億はどうなるんだ?!と言う池谷に「どうてもいいでしょ。今更死因やお金のことなんて」という沙羅。

ここでようやく沙羅のことが誰なのか聞く池谷。いきなり蹴られたことも思い出したようです。

沙羅はお決まりの自己紹介。

「私の名前は沙羅。閻魔大王の娘です。閻魔堂へようこそ。ここは魂が天国行きか地獄行きかを決める場所です」

今回の閻魔堂も、前回と同じ旧奈良監獄でしょうか??

「あなたのような小悪党は当然ストレートで地獄行きですね、おめでと〜」と小さくパチパチ拍手しつつ、これまたストレートに言う沙羅。

自分が苦労して貯めた1億はどうなるんだ、ヘナヘナと床に座り込む池谷。

「今から地獄に堕ちるっていうのにまだ金に執着するとはね」と呆れたように小声で言う沙羅。

「まあ生き返る方法がないわけではありませんが」と声を大きくする沙羅。

するとしばらく黙っていた池谷が、突然叫びながら泣き出しました。

「あなた様のおっしゃるとおりです。わたくしは(わたくし!)地獄に堕ちて当然の人間のクズです!」

「そのとおり!」間髪入れず合いの手を入れる沙羅。

「しかし私がこんな人間になってしまったのは正しく導いてくれる人がいなかったから」

黙って聞いている沙羅。

「確かに…確かにゆすりは犯罪行為です。ですが、私のターゲットは皆悪人ばかり」

沙羅は、じーっと池谷を見ています。池谷は心の中で(よっし!聞く耳持ち始めたな〜)と思いつつ、顔は真面目な表情のまま。

「今更義賊を気取っても地獄に堕ちるのは当然の報いです。でもそれしかなかった。それしか思いつかなかったんですよ。何万の動物が殺されている。私は悪人から奪った金で動物愛護団体を立ち上げようと思っていたんですよ!」

「なるほど…で、あなたは私に何を望んでいるんです?」

(来た来た〜!絶対生き返ったるぅ〜!アハハハ)と心のなかで高笑いしつつ、「閻魔大王様のご令嬢、偉大にしてお美しい沙羅様のそのお力でわたくしを生き返らせては頂けないでしょうか」

じりじりと沙羅に近づく池谷。

沙羅、満更でもない表情で「お美しい」とか池谷の言葉を繰り返しててまんざらでもない感じ??

(ちょろい!アハハ…こいつめっちゃちょろい!イヒヒ)と心のなかで盛大に沙羅を見下しつつ「美しい、美しすぎる人知を超えた美しさでございます。あなたのそのお美しさでわたくしの汚れに汚れた心はきれいさっぱり洗い流されました」

いやぁ、咄嗟によくここまで嘘がつけるね。

「どうか現世に戻って罪を償わさせて下さい!どうか、どうか寛大なるお慈悲を!」って土下座する池谷。

「……じゃあ、ゲームする?」と嬉しそうに聞く沙羅。

「ゲーム?」

ゲーム

 

クリアの条件 自分がなぜ死んだのか、その死因を推理して言い当てる
ヒント 池内が持っている情報だけで死因を特定することは可能
ゲーム成功 生き返り
ゲーム失敗 不正解なら地獄行き。ゲームをやらなくても地獄行き。
制限時間 沙羅が料理を完成させるまで

 

まさかの料理を完成させるまでが制限時間。

スモークの中から、魚持って現れる沙羅の姿。めっちゃ、みなさんに見て欲しい。

頭には三角頭巾(とはいえ、いわゆる白いものではなく)、着物の袖もたすき掛けにして、調理する気満々に見える。

バーンとまな板の上に魚を置いた沙羅を見て(料理できなさそうな顔しとるくせに)と心のなかで思って、つい笑ってしまう池谷。

「あの〜お料理と申しますと、どのような献立で?」と聞いてくる池谷を無視し、鯛の頭をスパっと包丁で切り落として「ゲーム、スタート」という沙羅。

(無視かよ)と心のなかで毒づきつつ、考え始める池谷。

自室

「ほんまに特定できんのかよ…よし」と自室で推理開始する池谷。

睡眠薬を2回分飲んだこと、それから寝落ちして…とベッドに横たわった池谷を覗き込む複数名。

池谷にゆすられた被害者たちのようです。「死ね〜」と迫られ、慌てて自室を出る池谷。まぁ、もう死んでいるんですけどね、ははは。

リビングでは阿賀里がシロちゃんと遊んでいます。

自分を殺したのか?と聞くと、自分がオサム君殺しちゃったら金庫からお金が出せない、と答える阿賀里。

ザリっと音がして、意識が閻魔堂へ戻る池谷。

閻魔堂

沙羅が鯛をお刺身にしています。上手!

「あのぉ、お取り込み中申し訳ないんですけどぉ」と沙羅に声を掛ける池谷に「何か?」と目を合わせず答える沙羅。

「私は昏睡状態で死んだと思うんですけども、睡眠薬2回分程度ならなにがしかの痛みか苦しみで目が覚めると思うんですよ。それは他殺でも心臓発作でも同じじゃないかな〜なんて」

「だから?」と不機嫌な沙羅。「少しヒントを…」

沙羅は手を止め、包丁を池谷の方に向けながら「あなたの死因は病死でもあり事故死でもあり他殺でもあります」

てんこ盛りだな!

「は?」

「これ以上話しかけるならゲームオーバーにします」

(ちっ、クソドS女が)と心のなかで罵る池谷。

再び自室

病死が酒の飲みすぎなら、事故死は?

薬の説明書きを読むと「アルコールと一緒に服用することは避けてください」という一文が目に入ります。

「たった2錠で?」と疑問に思う池谷。

他殺なら絶対阿賀里に殺されたと思っているようです。自分が芽以を撮影したカメラを手に何かを思い出したような池谷。

そこへ「タイムオーバー」という沙羅の声。

 

閻魔堂

見事な舟盛りが出来上がっていました。お皿の脇にはお花まで飾られています。

「完成したので推理をどうぞ」

笑いながら「分かりました、分かりましたよ、分かりました何もかも、アハハハ」と笑う池谷。

「俺を殺したのは相棒の阿賀里勉だ」

「根拠は?」

「動機は1億円の独り占め。そのためには俺を監禁して拷問にかけ貸金庫のパスワードを聞き出す必要があった」

阿賀里が睡眠薬をねだってきたのは、自分を昏睡状態にさせるため。

部屋の防音マットは、池谷を拷問にかける時に声が外にでないようにするため。

そして自分が死んだ日、阿賀里は自分の酒に睡眠薬を混ぜたのだ、と。阿賀里に渡した睡眠薬2回分プラス自分が飲んだ睡眠薬2回分。体調を崩していた自分には、その量が命取りだった、と推理した池谷。

沙羅はしばらく黙ってから「いいでしょう、正解です」。

池谷は、阿賀里にそんな計画を立てられるわけはないから芽以が指示を出したのではないか?と。

どうやら、それも当たっているようです。

「彼女は正真正銘の悪女です。表向きは真面目な女子大生を演じていますが、老人ホームでのボランティアは老人たちから金銭を巻き上げる詐欺行為のため」

お風呂場で、おじいちゃんの背中を流しながら「お金に困ってるの」と囁く芽以。

「更に付け加えると、あの若さで既に…(指を1本ずつ立てながら)5人の命を奪った殺人犯です」

ひー!

「なんでそんな女と阿賀里が」

「出会いのきっかけは阿賀里のナンパでした。芽以は即座に阿賀里の人間性を見抜き、女の武器を駆使して飼い主の座をあなたから奪い取ったわけです」

飼い主の座!!

(殺す!2人ともブチ殺す!)と心のなかで叫びつつ「でも沙羅様。これで約束通り生き返らせてくれるんですよね?」と穏やかに聞く池谷。

「生き返ったら2人に復讐しますか?」

(タリオの2人に頼むとか?ドラマ『タリオー復讐代行の2人ー』とは)

心のなかでは(殺す、殺す、殺す、ぶっ殺す!)と叫びつつも、「とんでもない、そんなこと。しません、しません、へへへ」と答える池谷。

「だって阿賀里は騙されただけですよ。あの芽以って女、警察に突き出しますよ」

「じゃあ早速始めますか」という沙羅。

あっれ、おかしいな、沙羅が池谷のこと見抜けないわけはないのに…。

「ここに来た記憶は消させてもらいます。時間を巻き戻してあなたの魂を死の直前に戻します」

「死の直前?」

「大丈夫、その辺はうまくやるから…..ところで人間界には生き方を戒める言葉が数多くありますね。自業自得、因果応報。いい人生を送れば、いい死に方ができ。悪い人生を送れば、ろくな死に方をしない」

「ええ、まぁ(ふふふ、そんなんデタラメやけどな)」

「もちろん、そんなのはデタラメです」

はっ、とした表情で沙羅を見る池谷。

「ただし、死後の世界での裁きは常に公正です。ごまかしは通用しません。なぜなら…(池谷の方に振り向いて)閻魔に見抜けない嘘はないからです」

沙羅の瞳が赤く光ります。

そして自宅で池谷を見つめるイグアナの瞳も赤い。

「は?」という池谷の目の前に行き「確かに私はドS女ですし…それほどちょろい相手でもありません。ちゃんと料理もできますしね」と笑顔。

「生き返ったら望みどおり、あの2人を殺せるといいですね」

自宅

池谷がお酒を飲もうとすると、イグアナがグラスを倒してしまいました。

「おい、なんだよ!」と毒づく池谷に、バーーンと牛乳(かな?)の入ったグラスを乱暴に机に置く阿賀里。ものすごい勢いで、グラスのなかの白い液体が飛び散りました。

「あ〜、素直に飲んでくれりゃいいのに」という阿賀里。

お酒の入ったグラスの底に粉末が溜まっていたことに気づく池谷。睡眠薬がお酒に入れられていたことに気付いた池谷は「阿賀里、てめ〜」とナイフを突き出すも、簡単に池谷をぶちのめす阿賀里。

 

「オサム君、オサム君」と池谷を揺さぶる阿賀里。池谷はロープで縛られています。

芽以がタバコを吸いながら、「早速ですけど金庫のパスワードを教えて下さい」と。

この女に騙されるな!という池谷を1発殴り、芽以ちゃんを悪く言うなよ!と怒る阿賀里。

「ねえ、僕のこと殺そうとしてたんでしょ?」

あれ、なんでバレたんだろ。

「そんなわけないやろが」

「ツトム君、いきなり殴ったりしちゃ駄目。拷問っていうのはね死なない程度に少しず〜つきつくしていくものなの」そう言いつつ笑顔でタバコの火を池谷に押し付ける芽以。

血のついたガラス瓶?を持っている阿賀里。苦しそうにパスワードを教えるから、もう殺してくれ、という池谷。

「やっと?」と笑顔の芽以。

「KANEONNA」

「”金、女”ねぇ。あんたらしいパスワードだわ」そう言って部屋を出ていく芽以。

阿賀里は、こっそり「ねえ、オサム君、ねぇ、僕の暗証番号はね0369だよ。分かる?オサム君だよ」そういうと、池谷の額から出てる血をペロっとなめました。

こわっ。

2人が出ていくと、いつの間にか部屋には沙羅が来ていました。

「おはよう」

「誰?」

「消した記憶を戻してあげた方がいいですね」そういってデコピンする沙羅。

「ああ、沙羅様。沙羅様助けて下さい」

「助ける?助けるも何もあなたはもう死んでいます」

!!!

「これはあなたが生きていたら遭遇したであろう出来事の追体験。つまり地獄に堕ちたのです」

!!!

「じ…地獄、ここが?」

「もうすぐ2人が戻ってきてあなたは殺されます。しかし、それは終わりではありません。時間が巻き戻ってあなたはこの苦痛をこの先1万回繰り返し受け続けるんです」

「うそやろ」

「お気の毒さま」そう言って立ち上がった沙羅は「では来世に期待しなさい」。

「待てや、おい、待て」

そこへ戻ってきた阿賀里が「ほらオサム君!オサム君見て!俺たちが稼いだ金だよ、ほら!」とお金を見せ、ばらまきます。

「オサム君、僕たちこんなに頑張ったんだね!お疲れ様。なるべく楽に殺してあげるからね」

そう言うと、池谷の首に腕を回し…骨の折れる音がしました。

 

エンディング

自分が調理した刺し身を食べている沙羅。

「池谷修の地獄行き…と」

そして何度も何度も時間が巻き戻り、殺され続ける池谷。

 

第5話の感想

いやぁ。

ついにでましたね、悪人が挑むゲーム。

明らかに悪人なのに、なぜ沙羅は生き返りのゲームを提案したのか?本当は池谷は良い人で、1億貯めて恩返ししたい相手がいるとか??なんて思って見てたのですが。やっぱり最後までクズだったんですね。

いつもなら「現世帰還発動!」というのに、それがなかった時点で今回は生き返りがないと見抜けなかった私。

そもそも、まな板の上の鯛を調理した時点で、池谷の人生も”俎上の魚”って意味だったんでしょうねぇ。

俎上の魚・・・相手に活殺の権を握られ、今や死を待つだけの運命に在る者

 

つまり最初から池谷には死(地獄)しかなかったということなのかなぁ。

閻魔沙羅を”ちょろいドS女”とナメきった態度の池谷。生き返りを期待させてから、地獄に堕とす沙羅。

あそこで生き返りを望まなかったら、1万回殺され続ける刑にはならなかったのか。それとも、もう刑は決まっていたのか。

それにしても、阿賀里。悪人を惹きつけてしまう”何か”があるようですね。阿賀里と芽以は、その後どうなるのか。

芽以は、あと何人殺してから沙羅の前に現れるのか。

あ、そうだ。なぜ阿賀里は自分が殺されそうになってるって分かったのかな。芽以が吹き込んだのかな、池谷が自分の周りをうろついている。きっと自分をネタに、何か阿賀里を強請るはずだ、とかなんとか。

 

Rー指定さんへのインタビュー

 

お芝居が初めてとは思えないぐらい、スムーズに小悪党を演じられていてびっくりしました。

沙羅を心のなかでバカにするところとか、野間口を緩急つけてゆさぶって口説き落とす、否、強請るところとか、面白かったなぁ。

 

 

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