邦画ドラマ

ドラマ『閻魔堂沙羅の推理奇譚』第4話のネタバレ感想

前回、閻魔大王の娘・沙羅に対する態度が悪く、地獄へ落とされてしまった夏帆。

彼女は一体どうなってしまったのでしょう?!

 

 

『閻魔堂沙羅の推理奇譚』概要

閻魔大王の娘・閻魔沙羅は、閻魔堂で死者が天国行きか、地獄行きかを決めている。

生き返りたいという死者に、もし自分を殺した犯人を当てることができれば生き返らせると約束する。

 

原作

 

 

第4話

登場人物

父・澤木明嵩(あきたか) 元バドミントン選手で、バドミントン協会の副理事だったが病死。
母・澤木綾乃
姉・澤木南緒 夏帆の3つ上の姉。バドミントン選手。実力としては妹の方が上だった。
本人・澤木夏帆 1年半前の練習中に左脚前十字靭帯断裂し、バドミントンを引退。現在は子どもたちにバドミントンを教えるコーチ。
小野寺監督 夏帆のこともよく知るバドミントンの監督。
内山 静香 バドミントンの全日本Jr.チャンピオン。大会が近いため、熱心に練習をしている。
稲葉 弘保 バドミントン日本代表監督
志田 舞 バドミントン日本代表。帰国子女。
美輪 洋介 日本代表コーチ。怪我で現役を引退。

 

前回までの流れ

死  者 澤木夏帆(さわきかほ)
享  年 22歳
職  業 元バドミントン日本代表選手。
死亡原因 交通事故

 

坂道で自転車のブレーキがきかず、車とぶつかり交通事故死してしまった夏帆。

彼女の父親が”ブロンズカード”保持者のため、その特典として天国へ行けることになっていた。

ちなみにカードは生前の行いで贈られる勲章みたいなものらしい。

ゴールドカード 人類に地球規模の多大な貢献をした者に贈られる。
シルバーカード 文化芸術その他の分野で社会の発展に寄与した者に贈られる。
ブロンズカード それほどの規模ではなくとも、世のために尽くした者に贈られる。

カード保持者の家族は、よほど生前の行いが悪かった場合を除いて天国行きへの優遇を受ける特典あり!

しかし夏帆は閻魔堂での態度が悪く、沙羅を怒らせてしまいました。

「心が折れましたか?では閻魔堂沙羅の権限においてブロンズカード保持者の家族に与えられる特典を澤木夏帆から剥奪します。閻魔に対し、虚偽、暴言、挑発的言動を弄するなど言語道断。臆病者のあなたを生き返らせたところで内山静香を救うなどかなわないでしょう。あなたのような痴れ者(しれもの)は今すぐ地獄に堕ちなさい」

「さようなら」そういって沙羅がパチンと指を鳴らすと床に穴が開き、即座に堕ちていく夏帆。

奈落の穴

沙羅が夏帆の堕ちた穴に近づいていくと、ほどなく人の手が見えてきました。

なんと夏帆が穴から這い上がってきたではありませんか!

「へ〜!奈落の穴から這い上がってくる亡者なんて100年に1人いるかどうか」と、ちょっと面白がってる沙羅。

「これぐらい…余裕だし」

即座に「じゃ、もう一回試します?」とかぶせてくる沙羅に「ごめんなさい、無理です」こちらも即座に答える夏帆。

沙羅は笑顔で「素直でよろしい」と。

なるほど!こういう展開だったんですね。一度、地獄に落とされた人がどうやって敗者復活ゲームに参加できるようになるのかと思っていたら。

 

夏帆は自分が臆病だったこと、負ける怖さからずっと逃げ続けてきたことを認めました。

本当はバドミントンには興味がなかったけれど、父親が元バドミントン選手、3つ上の姉・南緒もバドミントンをやっていたため何となく始めたのだ、と。

大会で勝つのは嬉しかったし、ちやほやされるのも気分が良かったから選手を続けていた夏帆。しかし世界を目指しはじめてから少しずつ怖さがでてきたそうです。

努力しなくては勝てない、けれど努力しても勝てる保証はない。いい気分でいられる場所を失うのも嫌だし、姉を含めほかの選手に追いつかれるのも許せなかった。とはいえ、自分から辞めると言う勇気がでなかった。

1年半前に左膝を大怪我して引退したが、逃げ出す言い訳ができて本当はホッとしていたのだと思うと語る夏帆。

黙って聞いていた沙羅は「ますます素直でよろしい」と言ったものの、「あなたのつまらない本音なんかに私は興味ありません。重要なのは勝ったか負けたかではなく、その恐怖に正面から向き合い戦ったか否か。あなたは…負け犬だなんてずうずうしい。ちゃんと負けることすら出来なかった、ただの臆病者です」。

「分かったってば…認めるから。私を生き返らせて!(後輩で全日本Jr.チャンピオンの)静香が危険な目に遭ってるならなんとかしたいの。あの子は私と違って才能もそれを磨く情熱も持ってる。うちの父も期待してた。これからのバドミントン界を背負ってく子だから」

「生き返りたい理由は、本当にそれだけ?」じーーーっと夏帆の目を見つめ、「じゃあ、ゲームする?」という沙羅。

ゲーム

名付けて”死者復活・謎解き推理ゲーム”。

クリアの条件 夏帆が推理して自分を殺した犯人を言い当てる
ヒント 夏帆が持っている情報だけで犯人を当てることは可能
ゲーム成功 生き返り
ゲーム失敗 不正解なら問答無用で地獄行き
制限時間 羽毛がすべて地面に落ちるまで

 

「穴から這い上がってくるなんてレアケースを見せてくれたご褒美にチャンスを与えましょう。生き返りか地獄行き二者択一のゲームに挑戦しますか?」

「する!するに決まってるでしょ!!」力強く答える夏帆。

「オッケー!」と今日一番の笑顔を見せる沙羅。めっちゃ嬉しそう。

「では制限時間ですが…」沙羅が白い折り紙にフッと息を吹きかけると、折り紙は鳥の形になって天井の方へと飛んでいきました。

明るい光に包まれたと思ったら、上から羽毛がヒラヒラと落ちてきます。

「この羽根が全て地面に落ちるまでに推理を完了して下さい。延長は認めません」

「そんなの、あっという間じゃん!!せめて何かヒント…」と抗議する夏帆を遮って沙羅は「ゲームスタート!」と指を鳴らしました。

沙羅は、いつの間にか置かれていたふっかふかで真っ白な布団の上に仰向けで倒れ込み目をつぶります。

仕方なく推理を開始する夏帆。目をつぶり、自分が死んでしまった事故現場を思い出します。

事故現場

自分が乗っていた自転車を確認する夏帆。もしかしたら犯人は自分を殺さなくても、大怪我させるだけでも良かったのかもしれない、と。

そうすればトレーニングもできないし、現役復帰さえも諦めるだろうと考えたのではないか?

小学校

自分たちが練習をしていた小学校の体育館へと走って向かう夏帆。

体育館には2人の人物。

1人は静香、もう1人は静香の所属するチームの小野寺監督。

静香に話しかけると、練習の邪魔をしないでください、と素っ気ない。夏帆は自分がトレーニングをしていることは誰にも話していないけれど、静香は誰かに話したのか?と聞きます。

朝、夏帆の自転車に細工ができるのはトレーニングをしていることを知っている人物。

「つまり、私が壊したってことです。だって…夏帆コーチがトレーニングを続けて現役復帰したら邪魔なライバルが1人増えちゃうじゃないですか」

ひっ。あんなに夏帆に懐いてたのに。静香、恐ろしい子!!とはいえ、これはあくまで夏帆の脳内でのことで。静香に、こう思われてるんじゃないか、という夏帆のなかの仮定ではなりますが。

小野寺監督も、スポーツで世界を目指す連中はそれくらい強い執念を持ってるんだ、とか言い出しました。

そしてブレーキを壊したのは自分で、理由は「お前みたいな半端な奴が現役復帰するのが許せなかったんだ」そういうと高笑いする小野寺監督。

でもなぁ、小野寺監督あんまり絡みがないから犯人としては薄いなぁ。静香は夏帆と年齢が違うから、たとえ夏帆が復帰しても問題なさそう、というか、静香ちゃん、そんな子じゃない!!と思いたい。

階段

小野寺監督と静香に笑われ、耐えきれず体育館を飛び出し外へ。

自分が突き落とされそうになった階段のところで立ち止まる夏帆。振り向けば、志田の姿が。

階段から突き落とそうとしたのも、自転車のブレーキを壊したのも自分だ、という志田。

自分たちはずっと本気でやってきた。「気まぐれでやる気をだしたあんたなんかが戻ってくる場所はないんです」

そう言うと、肩のあたりを押され後ろへ落ちていく夏帆。

 

自宅

目を開けると日本代表監督の稲葉が上から夏帆を見下ろしていました。

他の選手の士気に関わるから、戻ってくるなと一番強く夏帆に言ってた稲葉。

夏帆は天才だから、やる気を出して復帰すればそれなりの成果を出せるかもしれない。けれど、そうすると確実に割を食う者がでてくる。

そういって、庭の方を指差します。

庭に立っていたのは姉の南緒。

飼い犬のハナをわざと逃し、夏帆に全力で追いかけさせれば左足の古傷が痛むんじゃないかと期待してた、と。

「努力して、努力して、努力して、もう少しであんたを追い越せると思ったのに。怪我であっさり引退して、ふざけんなって思った!」

夏帆は「私はすごいと思ってたよ。いつも誰よりも長い時間練習して…。私にはできないことを南緒はやってるから。だからいっつも…」と。

すると南緒が夏帆に覆いかぶさり「死んでよ、じゃあ!これ以上私の邪魔をしないで!!」と首をしめてきます。

閻魔堂

口の中の羽毛にむせて起き上がる夏帆。

夏帆は沙羅に「ねえ!ちょっと起きてよ!」と詰め寄ります。

眠たげな沙羅に「本当に私の頭の中にある情報だけで犯人なんて分かるわけ?」と問いかける夏帆。

むくっと起き上がった沙羅は「まだタイムオーバーは来ていませんが?」

「だって、心当たりのある人が多すぎるんだもん」

ちょ、ちょっと、待って。笑ってしまった。容疑者が確かに多い。

「みんな私が現役復帰しようとするの反対だったし」

「じゃあリタイアして地獄へ行く?」

「……リタイアはしないけど」

「とことん面倒くさい人ですね。父親のおかげで天国へ行けると言うと行くのを嫌がる。地獄へ堕ちるとなると必死で抵抗する……ある意味分かりやすい。みんなが、あなたの性格をよく分かっているわけです」

「なにそれ…どういう意味?」

沙羅は首をすくめ「さあ」というと「言っときますけど、また途中で起こしたらゲームオーバーにしますから」そういって、また寝てしまいました。

でも目をつぶりつつ「考えてみたら、なかなか洒落がきいています。庭にいたのは犬ではなく、やっぱりニワトリ」

「は?」

「だってあなたは臆病者」そして、パチっと目を開け「チキンですから」

何か夏帆に思い当たるフシがあったようです。

 

再び体育館

細工がされた自分の自転車の前に再び立っている夏帆。

「チキンで悪かったな…ってか、何なのよ。私の性格って……」

視線の先に3つのシャトルが落ちているので、近づいていきます。静香のシャトルが、なぜ3つだけ落ちていたのか?

「もしかして、そういうこと?」

振り向くと1人の男性が立っていました。

「お父さん…」

父親は何も言わず体育館へと入っていきました。

体育館

父親の前では2人の女の子がバドミントンをしています。

「2人ともなかなか筋がいい。シャトルを打つと、まるで2羽のツバメが飛んでるような鋭さがあるよ。特に妹の方は天性の勘を持っていてな。だが、気分屋で天の邪鬼だ。やれと言われたらやらないし、やるなと言われればやる気になる。素直な姉と違って一人前の選手に育て上げるのは難儀しそうだよ」

父親に天の邪鬼、といわれ夏帆はふと思い出します。

「現役に戻ろうなんて絶対に考えるなよ」と言った稲葉監督。

「現役復帰なんて考えないで下さいね」と言った志田選手。

もう必要ないだろうから、ラケット持っていっていいか?と言った姉。

まだ夏帆は若いんだから、戻る気があるなら協力するつもりだ、と言った美輪。

そして、手元にある3つのシャトル。

「だから静香はこれを…」という夏帆。

 

父親に向かって「お父さん…ごめん。バドミントンやめたってちゃんとお父さんに伝えないままで…。お父さんが行きてる間にやる気出せなくて……。でも私、バドミントンやるのは好きだったから」泣きながら言う夏帆。

父親は一言「続けろ」

父親を見つめ続ける夏帆。このときの、なんとも言えない表情が素敵でした。

 

そこへ「タイムオーバー」という沙羅の声が聞こえてきました。

閻魔堂

最後の羽毛が沙羅の手のひらに落ちてきました。

「あなたがお父さんに会わせてくれたの?」

沙羅は表情を変えず「なんのことでしょう?そんなことより解答をどうぞ」、と夏帆の前でマントをひるがえします。

「えーーっと、まず犯人はバドミントン関係者。動機は私がやる気を出して現役復帰するのを阻止するためにやったんだと思う」

① 夏帆の古傷が再発するよう犬のハナを逃し追いかけさせた

しかし全速力で走っても痛くないことが分かり、むしろ夏帆の復帰の意志を後押しすることになってしまう。

② 階段の上から突き落とす

怪我をさせるチャンスをずっとうかがっていた。

③ 自転車のブレーキを壊す

殺意はなく、転んで怪我をすればいいぐらいに考えていたのではないか。ただ、その細工をしている最中に静香に見られてしまった。だから犯人に静香は連れさられてしまった。

「ここまではいい?」

「結構。では、その犯人は?」

「…美輪さん。日本代表コーチの」

「根拠は?」

「静香はヒントを残してくれてたの。あなたが言ったとおり洒落はきいていたけど…」

回想

夏帆の実家で、静香と話していたときのこと。

「庭には2羽ニワトリがいる」という早口言葉を知らない?と静香に話す夏帆。

「夏帆コーチと南緒さんは昔、”2羽のツバメ”って呼ばれてたって」という静香。

静香は体育館で美輪コーチとすれ違った時、夏帆から、今の男性が美輪さんだと教わりました。けれど耳で「みわさん」と聞いただけで漢字は知らなかった。

事件当日

夏帆の自転車に何かをしている黒尽くめの男性が美輪だと分かった静香。とっさにシャトルを3つだけ落とし、3つの羽=みわ、というヒントを残したのではないか。

「静香なら、それぐらいやってのけると思う。あの子は判断力も機転も利く子だから」

沈黙。

「いいでしょう、正解です」

夏帆は笑顔になると「あなた、何だかんだ言っていろいろヒントくれてたじゃない。羽を撒き散らしたのもそうだし、私の性格がどうとかチキンだとかいうのも」

「さて、何のことだか」

あくまでしらばっくれる沙羅。

補足説明

「では、補足説明してあげましょう。あなたの父・明嵩さんが残した”つづけろ”という遺言は母親を通じて日本代表監督の稲葉氏にも伝わっていました」

「そうなの?」

「明嵩さんの遺志をくんだ稲葉氏は関係者を呼び集めて話し合いました。どうすればあなたのやる気を呼び起こせるか」

 

夏帆の自宅

夏帆の母、姉、美輪コーチ、稲葉監督、志田選手そして小野寺監督が話し合っています。

「夏帆をその気にさせるのなんて簡単ですよ。散々こき下ろして復帰するなって言えば、逆に反発してやる気だすタイプですから」という南緒。

稲葉監督も、その案に賛成。

「(夏帆が)引退した時、父が何も言わなかったのもそれが理由です。あいつにうるさくいっても意固地になるだけだから、しばらくそっとしておけ、って」

「残念な話だよな、そっとしておいたまま復帰した姿を見れずに亡くなっちまったなんて」という小野寺監督。

南緒は、国内トップの志田選手にも妹を挑発するようお願いします。ついでに、自分の事をコケにすればすごく効果があるだろう、とも。

そうか、姉がバカにされるのは許さない!という妹の気持ちをお姉ちゃんは知っていたのかぁ。一度は出来ないと断る志田選手でしたが、結局は引き受けることにしたようです。

美輪コーチは、夏帆が復帰したら南緒の居場所がなくなってしまうことを心配しているようです。けれども南緒は「ブランクのある夏帆に簡単に負けたりしませんよ美輪コーチ」と。

「むしろ私は正面から実力であいつをコテンパにしてやりたいんですから」

閻魔堂

「稲葉氏や志田舞、姉の南緒のその後の言動は何もかも計算ずく。それは全てあなたの反骨心を呼び起こし現役復帰へのやる気を引き出すためでした」

なるほど。だから皆して夏帆に絡んできたわけですね。

夏帆が密かにトレーニングを再開したことは、母と姉経由ですべての関係者が知っていたとか。

「もちろん、ただ一人あなたの妨害を行っていた美輪洋介も」

「それ、どうしても納得できないんだけど。私が復帰しようがしまいが、別に美輪さんには関係ないのに」

「関係あるんです。なぜなら、美輪はあなたの姉・南緒と交際しているから」

「えっ?!」と驚く夏帆。

夕飯が出来たことを南緒に伝えに行った際、部屋から嬉しそうに喋る南緒の声が聞こえたことがありましたが。その相手が美輪だったようです。

コーチとして、恋人として、南緒の努力を人一倍応援してきた美輪。夏帆が復帰して脚光を浴びるのを、どうしても阻止したかったのだ、と。

でも、姉は自分の復帰を後押ししてくれていたんでしょ?という夏帆。

「当然です。彼女はあなたと違って(!)明嵩さんの魂を受け継いでいる。だからこそ、自分の勝ち負けではなくバドミントン界の発展につながる才能を呼び戻すことを優先したんです」

言われたい放題な夏帆。

「あなたのような才能だけのチャランポランな人間の復帰に、あれだけの人々が力を尽くしてくれるなんて全ては明嵩さんの人徳です。さすがはブロンズカード保持者」

これまでだったら、ここで負けずに言い返していた夏帆、でしたが。おとなしく話を聞いています。

「私……最低だね。お父さんや南緒の気持ちも知らないで1年半も無駄にして」

「そのとおり。今更気付いたのかよ、ってくらい最低です」

「せっかく生き返れるなら、1年半前の怪我した日まで戻してもらえない?」と、すぐに立ち直る夏帆。

「だから、あなたのそういう調子のいいところが最低なんです。ふざけてると、やっぱり地獄に堕としますよ」とまた沙羅に怒られる夏帆。

ブルブルっと首を小さく振ると「嘘、冗談です」そして真面目な顔になり「無駄にした1年半は、これから自分で取り戻せるように努力するから」

夏帆の強い決意を聞いて「じゃ、早速始めますか」という沙羅。

「ねえ、最後に1つだけ聞いてもいい?」

「どうぞ」

「天国でテレビって見られる?バドミントンの試合とか」

「通常は禁止ですが(禁止なんだ!!)ブロンズカード保持者なら申請すれば見れるはずです」

「そっか。じゃあ、お父さんに見てもらえるよね。私が復帰して試合するところ」と笑顔で言う夏帆。

「それは今後のあなた次第でしょう」

ここがいいですよね。安請け合いしないで、ちゃんと自分のすべきことをやりなさいよ、という沙羅からのエールのようで。

「じゃあ時間を巻き戻して、あなたの魂を死の直前に戻します」

「死の直前?!」

「大丈夫、その辺はうまくやるから。あっ、ここでの記憶は当然消しますからそのつもりで」そして現世帰還を発動させる沙羅。

体育館

静香が時間になっても練習に現れないので、心配になって自転車で探しに行こうとする夏帆。

視線の先には3つのシャトル。なぜここに?とシャトルを手にして思いつつ、自転車に乗ろうとすると…

「その自転車、ブレーキが壊れてます」という声が。

「は?」と振り向くと、そこには女性(沙羅)の姿。

「ブレーキが効かないから坂道で止まれません。大怪我するか下手したら死にますよ」

ブレーキを確認し、女性の言うことが正しいと分かる夏帆。「本当だ、なんで?」

女性は「5秒後に電話」と唐突に言うと歩いて行ってしまいました。

「あなた誰?!」という夏帆の言葉は当然無視。そして、南緒から着信。

南緒は、自転車には乗らないで!というと、今から言う場所に来て欲しいというのです。

なぜ姉まで自転車のことを知ってるのか??と思う夏帆。

ビルの屋上

エレベーターを降りて、屋上の駐車場へ走る夏帆。

車の前で「なんでこんな事したの!」と南緒が美輪に平手打ちをしているのが見えました。

夏帆は車の後部ドアを開け、静香の猿轡をはずしてあげます。

大丈夫?と声を掛ける夏帆に「最悪。今日練習できなかったし」と、ぶーたれる静香。

安心しつつも、「そこかよ」と言ってしまう夏帆。

 

協会の事務室かな?

自分を復帰させるために、監督をはじめ皆が自分をわざとこき下ろしていたことを知る夏帆。

稲葉監督に謝る夏帆。そして、「監督すみませんついでに、もう一つお伝えしておきたいことがあるんですけど………私、もう一回バドミントンやりたいです」という夏帆。

稲葉監督は「復帰するのは自由だ。だが明嵩の娘だからって優遇はせんぞ」と厳しい表情でいいます。内心、めっちゃ嬉しかっただろうなぁ。

「分かっています。実力の世界ですし、ブランクのある私にどこまでやれるかは分からないですけど」

静かに妹を見守る南緒。表情が嬉しそう。

「父にも”つづけろ”と言われましたから」という夏帆。手には、父からのメモ。

1ヶ月後の体育館

美輪は代表コーチを解任され、南緒とも別れたそうです。

まぁ、そうだよね……。

南緒からも何も言わないし、夏帆自身も少し気まずくてそのことは話していないようです。

静香が夏帆に試合をお願いしにやってきました。自分が審判をし、夏帆と南緒に試合をしてほしいのだ、と。

姉が近づいてきて「どれぐらい勘が戻ってるか試してあげるよ、落ちこぼれの元天才」と煽ってきます。ちょ、ちょ、南緒さん、後ろに子どもたちいますけど!www

「まぁ負けるのが怖いなら無理にとは言わないけど」とダメ押し。

フッと笑って「冗談、やるに決まってるでしょ」と乗ってくる夏帆。

さすがお姉ちゃん、妹の扱いがうますぎる。

「中途半端に止めた奴が、今更通用するほど甘い世界じゃないってこと思い知らせてやるから覚悟しといて」まだ煽る姉。

「のろまなカメが勝てるのはウサギがサボってる時だけだよ。私が世界のトップに立つ姿を天国のお父さんがテレビで見るのを楽しみにしてるんだから」

「天国にテレビってあるの?」と疑わしそうな姉。

「誰かから聞いたんだよね。あるって」

そして試合開始。

 

第4羽、じゃなくて、4話の感想

良かった。今回も良かった。

今まで1話30分のスピーディーな展開でしたが。今回のように2話に分けても十分に面白いってことが分かりました。

沙羅が一生懸命さり気なく(?)ヒント出して、出して、なんとか犯人を当てさせようとするのも好きだし。そもそも、生き返りのチャンスを与えようと一生懸命なのも好き。本人は「何のことだか」と、とぼけるでしょうけれど。

今回の夏帆は強情っぱりで、なかなか素直に自分の弱さを認められず。態度が不遜だっために沙羅も1度は地獄に堕としますが。

あれ、本気で堕としたんですかね?

1回堕とすふりをして、これではマズイと夏帆に本気を出させるためだったような気もしたりして。

それにしても家族にカード保持者がいたら天国に行けるのかぁ。いいなぁ。周囲の人も協力的だし。それを自分の実力と思わず、ちゃんと謙虚に努力を続けることが大事なんですね夏帆にとっては。

急に3年後に飛んでオリンピックで活躍してる夏帆、を見たかった気もしますが。1ヶ月後、というのが憎い演出ですね。あの姉妹の軽口の叩きあい良かった。

天国にテレビがある、っていうかすかな記憶を夏帆に残すことで、天国にいる父親に自分の試合を見せるぞ!っていうのが夏帆にとってモチベーションになることが分かってる沙羅。さすが。

あー、こんなにも面白くって、ほろりとするドラマなんだって分かっていたら1話からちゃんと録画したのになぁ。

またまとめて再放送していただけないかしら。絶対、面白いから見逃した人たちにも見て欲しいなぁ。などと勝手なことを思うのでした。

 

ドラマ『閻魔堂沙羅の推理奇譚』第5話のネタバレ感想設定が面白そうだな、と軽い気持ちで見始めましたが。 今では土曜の夜が楽しみで仕方ありません。あぁ、あと3回で終わってしまうなんて....
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