邦画ドラマ

ドラマ『閻魔堂沙羅の推理奇譚』第3話のネタバレ感想

今回は初めての2週にわたる展開。

主題がバドミントンがらみなのですが、私が子供の頃はバ”ト”ミントンって言ってた気がするんですけど。はて。

 

 

『閻魔堂沙羅の推理奇譚』概要

閻魔大王の娘・閻魔沙羅は、閻魔堂で死者が天国行きか、地獄行きかを決めている。

生き返りたいという死者に、もし自分を殺した犯人を当てることができれば生き返らせると約束する。

 

原作

 

 

第3話

 

閻魔堂にて

死  者 澤木夏帆(さわきかほ)
享  年 22歳
職  業 元バドミントン日本代表選手。
死亡原因 交通事故

 

女性が目を覚ますと、そこは狭い室内。まるで独房のような?

恐る恐る扉を開けると、まさにそこは監獄。廊下を進むと、四つ角から沙羅が出てきて女性に向かって黒いシャトルをラケットで打ってきました。

女性の名前は澤木夏帆。

驚いた夏帆が「なに?」というと、沙羅は「よしっ」とガッツポーズ。

「よしじゃないって、いきなり何するのよ!」と抗議すると、「見てのとおり、あなたに向けてシャトルを打っています」。

そして足元にあるラケットで打ち返すよう言うのです。夏帆の足元には、いつの間にかラケットが。

夏帆は一度ラケットを手にとったものの、やらない、といいます。そして沙羅に向かって「あんた誰?」と。

閻魔大王の娘・沙羅だというと、「はぁ?閻魔大王?」と小馬鹿にした感じの夏帆。

まぁ、いきなり閻魔大王の娘と言われてもね。うん。

「不遜ですね、その態度」そういってシャトルを構える沙羅。

沙羅に向かって走り出しながら「いい加減にしなさいよ、あんた誰に向かって打って…」と夏帆がいうと、沙羅の姿がこつ然と消えました。

戸惑い、周囲を見渡す夏帆。

沙羅は上の階から、夏帆を見下ろしています。

「閻魔堂へようこそ。ここは魂が天国行きか地獄行きかを決める場所です。さっさと思い出してください。自分がもう死んでいるってこと」

沙羅がシャトルを投げると、夏帆の額にぶつかります。

登場人物

父・澤木明嵩(あきたか) バドミントン元選手で、現在バドミントン協会の副理事。
母・澤木綾乃
姉・澤木南緒 夏帆の3つ上の姉。バドミントン選手。
本人・澤木夏帆 1年半前の練習中に左脚前十字靭帯断裂し、バドミントンを引退。現在は子どもたちにバドミントンを教えるコーチ。
小野寺監督 夏帆のこともよく知るバドミントンの監督。
内山 静香 バドミントンの全日本Jr.チャンピオン。大会が近いため、熱心に練習をしている。
稲葉 弘保 バドミントン日本代表監督
志田 舞 バドミントン日本代表。帰国子女。
美輪 日本代表コーチ。怪我で現役を引退。

 

殺害されるまでの時系列

体育館でスマッシュを決める夏帆。元日本代表で、現在はコーチをしている。
全日本Jr.チャンピオンの内山静香をはじめ子どもたちを指導。静香は大会が近いため、練習に力は入っている様子。
静香にとってバドミントンで負けるのは死んだも同じという。
1年半前に左足を怪我し引退。小野寺監督は、静香ぐらいの気合と根性が夏帆にあれば今頃…と夏帆の能力を惜しんでいる様子。
そこへ母親の綾乃から電話があり、父親は今夜が山だろうと病院から言われたことを告げる。
夏帆の父もバドミントンの元選手で、引退後は日本バドミントン界の発展に尽力。現在は副理事。
父親が入院している三城総合病院へ向かう夏帆。
病院には3つ年上の姉・南緒(なお)がいた。南緒もバドミントン選手。父親にはバドミントンを引退したことを伝えていなかった夏帆。
22時51分、父死去。父のメモを母から手渡される。
メモには「かほ つづけろ」と震える字で書いてあった。
数週間後、父を偲ぶ会が自宅で開かれた。集まったのは日本代表監督やコーチ陣、現役のトップ選手たち。
居心地の悪さから、縁側で一人携帯をいじる夏帆。
日本代表監督・稲葉が夏帆に声をかけます。脚の状態を聞かれ問題ないと答える夏帆。だとしても今更戻ろうなんて思うな、という稲葉。

「お前は才能だけの選手だったなぁ。俺や明嵩は日本のバドミントンを強くしたい一心で情熱を注いできたんだ。そんな中で、お前の天性の才能にどれだけ期待していたのか考えたことあるか?」そして、現役の戻ろうなんて絶対に考えるな、と念を押す稲葉。そんな気はない、と怒って席を外す夏帆。

庭で飼い犬・ハナと暇を潰す夏帆。そこに大人ばっかりで居場所のない静香もやってきた。
続いて日本代表の志田舞が登場。夏帆が想像どおりの人物だった、ぼ〜っと生きてるんだろうなぁ、と。現役時代は練習もせず才能だけでやってた最低の選手だったと聞いている、と。

なんなの、みんな夏帆に絡んでくるねぇ。

怪我をした1年半前に珍しく練習をしていたのは、格下の姉に追いつかれそうだったという噂がある、という志田。

姉は才能がなく泥臭い努力しかできない凡庸な選手。
妹は、せっかくの才能をドブに捨てるようなどうしようもないクズだった。父親が可愛そうだ、という舞。

なんか、この感じ沙羅っぽいですよね??

自分のことはともかく、姉のことまで言うなという夏帆。

現役復帰は考えるな、といって去っていく舞。

夜。夏帆にはもう必要ないだろうから、ラケットを後輩たちにあげたいという姉。
姉に舞も後輩なら、口の利き方を教えたらどうか。姉のことをこき下ろしていた、という夏帆。

「悪いけど、現役の志田にバカにされるより引退した元天才にあわれに思われてる方がよっぽどカンに触るから」

 

閻魔堂

再び黒いシャトルを夏帆の額にあて、「よし」とガッツポーズする沙羅。

額をさすりながら夏帆は起き上がると「よしじゃないって、それより今の…」

「生前の記憶ですね。ちなみに死ぬ直前の人間が見るのは走馬灯」

それより自分は本当に死んだのか?死ぬところまで見られてないという夏帆に「時短です」。

時短!

閻魔によって裁定無しで天国行きが決定してるんですって。夏帆の父親がブロンズカードを持っているから、と。

カードは生前の行いで贈られる勲章みたいなもの。

ゴールドカード 人類に地球規模の多大な貢献をした者に贈られる。
シルバーカード 文化芸術その他の分野で社会の発展に寄与した者に贈られる。
ブロンズカード それほどの規模ではなくとも、世のために尽くした者に贈られる。

カード保持者の家族は、よほど生前の行いが悪かった場合を除いて天国行きへの優遇を受ける特典あり!

「そういうわけなので、さっさと天国に行って下さい」

沙羅はそう言うと、監獄の廊下を指し示しました。廊下の先には白い光が。

あまりにもあっさりと天国へ行けるというので、思わず「え?もう行っていいの?」と聞いちゃう夏帆。

「どうぞ。あなたのよう評価する価値のないつまらない人生を送った人間にとっては棚ボタみたいなものですから天国でお父様に心より感謝なさい」

そう言われてカチンときた夏帆。

自分は現役の頃、国内じゃ敵なし、世界のトップに立てると超期待されていた。だから私には何も評価することがなく、父親のおこぼれで天国に行けと言われるのは納得できない!と。

「じゃあ…地獄に行く?」

じゃなくて、スッキリしてない、死んだときのことも思い出せていないという夏帆。

「だから意味ないでしょ。今さら殺されたって知ったところでどうしようもないんだし」

「殺された?えっ?待ってよ!私誰に殺されたの?どうやって?」

あっ…って顔する沙羅。でもドラマを見ている人たちは知っている、これはわざとだよね、うん。わざと教えてあげたんだよね。

「知ったところで意味ないですって」という沙羅。

食い下がる夏帆に「本当に時間の無駄」と言いながらデコピンする沙羅。

体育館

静香が3ゲームお願いします、とお願いしにきました。でも気分が乗らないからパス、という夏帆。

静香は、小野寺監督が澤木姉妹は昔「2羽のツバメ」と呼ばれていたことを話してくれたと。

姉はともかく、自分はツバメどころかニワトリですらない。ただの負け犬なんだ、といって体育館を出ていきます。

体育館の外で考え事をしている夏帆。日本代表コーチの美輪という男性が声を掛けてきました。用事で近くまで来たから、と。

美輪は「現役に戻るつもりはないのか?」と。自分は怪我で引退してしまったが、夏帆は若いから戻るなら応援する、と。

結局、静香の誘いに負け1ゲームだけ付き合うことにした夏帆。

公園

美輪コーチから言われたことを思い出し、公園のベンチに座って父親のメモをカバンから取り出す夏帆。何かが心のなかでくすぶり始めた。

自転車を押しながら再びあるきだすと、目の前に飼い犬のハナが一匹でとことこ歩いていくのが見えた。

自転車を置き、ハナを追いかける夏帆。

ようやくハナを捕まえ、そのとき夏帆は異変に気がつく。

「痛くない」

自宅

ちゃんとハナは庭につないでおいた、という母。

夕飯ができたので姉を呼んできてと母に言われ姉の部屋へ。姉が誰かと嬉しそうに電話しているのが漏れ聞こえてきました。

もう、なんか、この段階だと一番の容疑者は姉ですよね。

体育館

朝7時過ぎ。

準備運動してると、静香がやってきました。いつも自主練に来ているのだ、という静香。

体育館の鍵がかかっていて入れないので、いつも用具室の窓の鍵を開けて帰ってるんだそうです。

夏帆はダイエットするんだと誤魔化し、毎朝練習することを2人だけの秘密にしよう、と。

夏帆は現役復帰に挑戦することを決めたようです。

基本的なテクニックはあるが、体力のなさを感じる夏帆。体力づくりと反射神経を取り戻し、2年以内に国内トップ返り咲いてやる!と。

自宅

マラソンに出ようとしたところ、家の前で志田と鉢合わせする夏帆。

仏壇に故人が好きだった食べ物を供えて欲しい、と持ってきたようです。自分は出掛けるから、なかにいる母親に渡して欲しいといって出掛ける夏帆。

志田が家に入るのを見て、マラソン開始。

ハナも降りていった階段の上でストレッチをしていると、後ろから誰かに突き飛ばされる夏帆。

黒い手袋をして、長袖ジャンパー。うーん、これじゃ犯人が分からない!

あれ、今回も転落死か?確か交通事故死じゃ…。

と思ったら、なんとか踏みとどまった夏帆。後ろを振り向きますが、すでに誰もおらず。

体育館

特訓開始から3週間後。

7時30分になっても静香が現れない。なんとなく胸騒ぎを感じ静香の家へ行くことにした夏帆。

自分の自転車に乗ろうとしたそのとき、静香のシャトルが1つ落ちていることに気づく夏帆。うっすらと血のようなものがついているような??

下り坂でブレーキをかけようとした夏帆。

スカッスカッ。

ブレーキが壊され、正面から来た自動車と正面衝突。

閻魔堂

自分が死んでしまったときのことを思い出した夏帆。

「満足しました?では、さっさと天国へどうぞ」

廊下の先には、天国行きの白い扉が見えています。

ブレーキを壊したのも、階段で突き飛ばしたのも同じ相手か?と沙羅に聞くも、「さぁ」とか「どうでしょう」というそっけない返事しかかえってきます。

今さら犯人を聞いたところでどうにもならないか、という夏帆。

でも悔しい。1年半前、柄にもなく必死で練習を開始したときと同じだ、と。

「あのさぁ」と沙羅に何かいいかけますが最後までは言わず。「天国に行けるだけラッキーって思うようにするわ。じゃあ」といって廊下を歩き出す夏帆。

「臆病者」

「は?なにそれ?どういう意味?」

「頭によぎった疑問を飲み込みましたね。内山静香が無事かどうか」

「それは…聞いたって仕方ないんでしょう。今の私にはどうすることもできないんだし」

「どうすることもできないから何も聞かないし何もしようとしない。そういうところが臆病者だと言ったんです」

「静香はどうなったの?無事なんでしょ?」

沙羅は椅子に座ると足を組みつつ「教えな〜い」。

「何でよ?あの子に何かあったら私…」

「最初から、その姿勢を見せていれば生き返らせるという選択肢もありましたが」

「じゃあ生き返らせてよ今すぐ!」

「却下。うそつきは生き返らせません」

え?え?

嘘なんがついてない、という夏帆に「あなたは他人にではなく、自分の心にうそをつき続けている。1年半前の怪我も、今回の死も心のどこかでホッとしていたくせに」

え?え?

「あなたは自分の才能に溺れて努力をしない自堕落な振る舞いを装ってきた。でも本音は逆。練習嫌いもスポーツ選手としての節制を怠ってきたのも全ては負けた時の言い訳が欲しかったから。あなたはただ臆病なだけ。自分の才能の限界を知るのが怖かった」と夏帆に詰め寄る沙羅。

あ!沙羅の耳元に黄色い猫の顔面のピアス。

負けて惨めな姿をさらすよりも、怪我で引退したほうがプライドを保てる。1年半前の怪我の時にホッとしたんだろう、という沙羅。

沙羅には何でもお見通しですね。

生き返らせてくれないなら、勝負をしよう。バドミントンで勝負して自分が勝ったら生き返らせて!という夏帆。

ふっ、ふふふふと笑い出す沙羅。

「人間ごときが私に勝負を挑むなど無礼千万」

そう言うと、マントを翻す沙羅。

さっきまで光に溢れていたのに、一気に青くなる周囲。沙羅の周りだけ炎のような赤。

「心が折れましたか?では閻魔堂沙羅の権限においてブロンズカード保持者の家族に与えられる特典を澤木夏帆から剥奪します。閻魔に対し、虚偽、暴言、挑発的言動を弄するなど言語道断。臆病者のあなたを生き返らせたところで内山静香を救うなどかなわないでしょう。あなたのような痴れ者(しれもの)は今すぐ地獄に堕ちなさい」

そういうと、沙羅は携帯に触りました。

夏帆の足元が崩れていきます。

「さようなら」そういって沙羅が指を鳴らすと夏帆は地獄へと堕ちていきました。

 

第4話の感想

沙羅役の中条あゆみさんと、夏帆役の黒島結菜さんは友人ということをスタッフブログで知りました。

それにしても、初の地獄堕ち。見ちゃいましたね。第1話で、遠目には堕ちていく人を見ちゃったけど。あんな感じに堕ちていくんですね。ひー。

静香はどうなったのか?夏帆は生き返りは無理そうだけど、2週にわたるってことは、もしかして”死者復活・謎解き推理ゲーム”に挑戦できる可能性が??

果たして、どうやって物語をつなげるのか。

犯人も気になるけれど、展開も気になる。早く来週の土曜日来ないかなぁ〜。

今のところ、どう考えても怪しいのは姉の南緒ですよね。才能だけの妹が必死で復帰してきたら、さらに自分の居場所がなくなるし。携帯で楽しそうに話していたのは美輪コーチな気がしませんか?美輪コーチは夏帆を気にかけてる様子で南緒のことはそれほど気にしていないのかも。分からないけど。

でも何だか嫉妬むんむんで、むしろ南緒しか犯人がいないかのような展開になっているような。

だから、引掛けなのかな。でも奈緒以上の殺害動機を持っている人物が見当たらない。

志田は、夏帆が今のままでいてくれた方が自分にとって都合がいいのに、わざわざ接近してきて煽ってくるし。

稲葉代表監督も、ぜったい戻ってくるなよ!って言いながら、「押すなよ、押すなよ」みたいなアレに思えるし。アレってなんだ。えっと、夏帆の天の邪鬼を利用しようというか、むしろ復帰してやる!ってなるのを待っているように思えるし。

あのメモだって、本当はお父さんのものか分からないですよね。あのメモこそ、南緒が書いたものだったりして?!南緒が代表監督や、志田にお願いして夏帆を焚き付けてもらったとか?

いや、じゃあ、犯人は誰なんだ、という。堂々巡り。

 

 

ロケ地

今回の閻魔堂は、奈良県の旧奈良監獄とのこと。

明治時代に建設された、美しさと機能性を兼ね備えた日本最古の刑務所建築とのこと。

内部の写真が掲載された公式ホームページ。

本当に美しいなぁ。これは見学してみたい。

 

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うさかめ
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