邦画ドラマ

ドラマ『閻魔堂沙羅の推理奇譚』第6話のネタバレ感想

今回の主役は刑事だそうです。
はて、なぜ刑事さんは殺されてしまったのか?

 

 

『閻魔堂沙羅の推理奇譚』概要

閻魔大王の娘・閻魔沙羅は、閻魔堂で死者が天国行きか、地獄行きかを決めている。

生き返りたいという死者に、もし自分を殺した犯人を当てることができれば生き返らせると約束する。

 

原作

 

 

第6話

 

登場人物

武部建二 刑事
森野 刑事。武部とコンビを組んでいる。
須崎 係長。武部と森野の上司。
榎並颯天(えなみはやて) ニュースター英会話教室の講師。27歳。撲殺されているところを発見される。
玉橋由季菜 34歳。榎並と同じ英会話教室で働いている。遺体の第一発見者。
清水真帆 26歳。榎並の元恋人。
芳根美加 20歳。榎並の現在の恋人。
芳根華怜 芳根美加の姉

 

閻魔堂

死  者 武部建二
享  年 43歳
職  業 刑事
死亡原因 刺殺

 

一人の男性が、うつ伏せに倒れています。

意識を取り戻した男性の横に現れた沙羅が「犬」と言うと、男性は慌てて飛び起き背中の右後ろを触っています。

武部は「ここどこや?病院とちゃうな」と沙羅に話しかけます。

沙羅は「さすがは現職の刑事。実に冷静ですね」

響き渡る鳥の声。

武部は、家のそばで刺されて死んでしまったのか?と。

「ご明察。閻魔堂へようこそ。ここは魂が天国行きか地獄行きかを決める場所です」

「ふざけるな!誰や?誰が俺を刺したんや?動機は?」と荒ぶる武部に、自分が”くたばってまう”少し前を振り返ってみなさい、となだめる沙羅。

そしてデコピンされる武部。

裏道

1人の男性が逃走中。後ろから男性2人(武部と森野)が追いかけています。

逃げいた男性は捕まり、追いかけてきた武部にボッコボコに殴られています。2人の様子を、口をあんぐり開けてみている森野。

逃げていた男性に、証言を撤回するよう言う武部。そして、森野にも殴るか?と聞きます。森野が断ると、逃げていた男性に蹴りを入れ始める武部。

警察署

洗面台で手を洗う武部の手には傷が。

(洗面台の横に”・・・なんぼの人生や!”という注意書きが貼ってあったのですが、何て書いてあったのか気になる!)

武部が部屋へ戻ると、上司である須崎が「とがの町の傷害事件、目撃者が証言撤回したで。これで逮捕状取れるな」と武部に声を掛けます。

「あ〜そうですか」とだけ言う武部。

森野は、武部が睨んだ通り目撃者は脅されていた、と。「あっそ」とだけ答える武部に、自分は足手まといだろうか?と聞く森野。

森野には毒が足りない、という武部。

「それは”毒を持って毒を制す”ってことですか?犯罪者相手なら刑事も脅しだとか暴力だとか・・・」という森野を、咳払いで止める須崎。

「俺は狩りをするのが好きなだけや」という武部。

だから沙羅に”犬”って呼ばれたのかな?

須崎は、勉強にはなるだろうけれど見習うな、武部は一歩間違えたら道踏み外すようなタイプだから、と森野に釘を刺します。

帰り道

係長の言う通り、自分は刑事になっていなければ犯罪者になっていたかもしれない、と考えながら歩く武部。だから、結婚しても2年ももたなかった、と。

信号待ちをしていると、森野が女性と話しているのを見つけます。女性は武部に背中を向けているため顔は見えませんが、へー、みたいな顔して見ている武部。

翌日

管轄内のマンションで殺人事件発生。密かに、これで新しい狩りができると思っている武部。

通報者は玉橋という女性で、英会話教室の同僚とのこと。出勤してこなかったので様子を見に来たら、頭が潰れていたのだ、と。

森野に通報者を見ておくよう小声で命じ、一人で現場へ向かう武部。

警棒を抜くと、現場の扉を開けて中へ踏み込んでいきます。

床には1人の男性が。首元に指を当て死亡を確認していると、後ろから突然聞こえる嗚咽音。

森野が死体を見て気分が悪くなったようです。森野が吐いてしまった場所に自分の上着をかぶせる武部。

被害者は英会話講師の榎並颯天(えなみはやて)27歳。

財布からは運転免許証、JCCカード、CINEMAと書かれたSAIZO CARD、1万円札3枚と451円分の小銭。

免許証によると、住所は大阪市北区野原2丁目3−19−303。
平成5年5月28日生まれとのこと。

凶器とみられる灰皿は現場になく、遺留品は金属片1つだけ。

警察署

遺留品は海外ブランドVFVのネックレスで使われているチェーンの一部だと報告する森野。

「すみません、僕のせいで」と謝る森野。どうやら、森野も武部も捜査から外されたようです。

森野の顔には2発ほど殴られたようなあとがあります。可哀想に。

武部は「俺は狩りが好きなんや」そういって、どこかへ行ってしまいました。

 

取調室・容疑者1

第一発見者であり容疑者の玉橋由季菜が取り調べを受けています。

平成28年4月からニュースター英会話教室で事務員として勤務し始めたようです。

武部が勝手に取調室へ入ってくるなり、「被害者とは男女の関係があったそうですね。ご主人がおられるのに」と玉橋に聞きます。

玉橋は「割り切った関係です」と、サラっと答えました。

旦那さんにバラすと脅されて殺したのではないか?第一発見者を疑えというのがセオリーだ、とか言ってる間に、刑事2人につまみ出される武部。

階段・容疑者2

清水真帆(26歳)は、榎並の元恋人。

女性警察官と一緒に警察署の階段を下りてきたところを「榎並と別れる時、えらい暴れたそうやな」と声をかける武部。

女性警察官が清水を守るような素振りを見せます。

どうやら清水は別れ話のときに、殺したる!と叫んだそうで。

森野も、「武部さん、いけませんって」と止めに入りました。

路上・容疑者3

芳根美加が車を運転していると、急に男性が車の前に飛び出してきます。

車を止めさせると、車の窓を下げるようジェスチャーで命じる武部。

助手席に乗っていた姉の華怜が、事情聴取はもう受けたと抗議。しかし武部は、恋人を殺された心境をひとつ聞いてみたい、とか言っちゃってます。

武部は女癖が悪いから、許せないっていう気持ちがあったのではないか?と。

殺人事件当日、妹は学校から帰ってきてから外出していないと華怜は言いますが身内の証言はアリバイとして採用されへんのですわ」という武部。

妹は容疑者じゃなくて参考人ではないのか?と食って掛かる華怜に、「そういうの、俺には関係ないんで」。おいおいおい。

署内

須崎係長から、武部が現場をうろつくせいで苦情が出てると怒鳴られる武部。

ここでホワイトボードが映るのですが。事件関係者の名前や生年月日が書かれている、その右端に”ポットのお湯使ったら補充!”と書かれていました。ふふふ。

そこへ須崎に電話がかかってきます。凶器発見の連絡でした。

凶器が発見されたのは、第一発見者である玉橋がいつも利用している駅のコインロッカー。

森野は防犯カメラの映像をチェックしていますが、武部は頭を後ろに組んで考え事をしているようです。

武部は玉橋が犯人だとは思っていないようで、明日あたり清水にでも探りを入れようとしているようです。

係長に止められているのでは?という森野に、「お前には関係ない。すっこんどれ」と答える武部。

翌日

清水のマンションを訪ねる武部。玄関のドアノブにハンカチをかけてドアを引くと、鍵がかかっていませんでした。

犬が武部の方へ向かって歩いてきます。犬が逃げぬよう扉を閉める武部。

家に上がり、脱衣所の前で赤い布のようなものを拾う武部。中からは、遺留品の片割れと思しきチェーンが。

慌てて浴室へ飛び込むと、清水が浴槽の中で倒れていました。

チェーンと一緒に「榎並さんを殺しました。申し訳ありま(その先は赤い布で見えず)」と印刷された紙が。

警察署の屋上

武部が缶コーヒーを飲んでいると森野が来ます。

本部を出し抜いて大手柄だと皆んなが話している、と。

しかし武部は、なぜ凶器の灰皿が玉橋がいつも利用している駅のコインロッカーで見つかったのだろう?と考えているようです。

清水の偽装工作では?という森野に、たま鉢と清水の接点が見つかっていないと答える武部。しかも、罪を着せようとしてた人間が自殺するのはおかしい、と。

「パズルのピースがピタッとはまらへん。森野。清水の検死報告取り寄せといてくれ。俺はもう一回、芳根の周辺洗い直してみるわ」

事件を洗い直すのを手伝いたい、今夜飲みに行きませんかと誘う森野。けれど、彼女とデートでもしとけ、こないだイチャイチャしてるの見たぞ!と茶化して去っていく武部。

高架下

ビニール袋を下げて、ぶらぶらと歩いているところを後ろから刺された武部。その場に倒れ込みます。

またたく間に、血で染まる背中。

 

閻魔堂

誰になぜ刺されたのか、さっぱり分からないという武部。

「今更分かっても意味ありませんけどね。さて、あなたを天国に送るか地獄に堕とすか正直かなり微妙です」

「微妙?何でやねん」

「刑事としてはさておき、決して褒められた生き方はしていませんから。それに最後の最後に大失敗をやらかしてますしね」

清水は犯人ではなかったのか?と沙羅に問い詰める武部。

沙羅は植物に霧吹きで水をあげながら「死んだあなたには、もう関係のないことです」

事件を洗い直そうとしていたところだったし、冤罪だったらなおさら関係ないなんて言ってられない、と噛み付く武部に「食らいつくなぁ…本当、犬ですねそういうとこ。犬のおまわりさん…なんて可愛い例えじゃありませんよ。あなたにとって事件とは楽しい狩り。そしてあなたは犯人を追うことに喜びを見いだす獰猛な狩猟犬です」

そのとおりだ、と認める武部。

「だから狩りの途中でリタイアなんて」

「じゃあゲームする?」

 

ゲーム

名付けて”死者復活・謎解き推理ゲーム”。

クリアの条件 武部が推理して誰に、なぜ殺されたのか言い当てる
ヒント 武部が持っている情報だけで犯人を当てることは可能
ゲーム成功 生き返り
ゲーム失敗 不正解なら問答無用で地獄行き
制限時間 沙羅がパズルを完成させるまで

 

山盛りになっているパズルのピースを見て、時間かかりそうだという武部に「そうでもありませんよ、ゲームスタート!」という沙羅。

パシパシとパズルのピースを嵌めていきます。早っ。

高架下

自分が殺された現場へ行く武部。

すると後ろからナイフで刺されます。振り返ると、あの証言を撤回させた男性。しかし、お前みたいなチンピラに俺を刺す度胸があるわけがない、と。

警察署

最近は榎並殺しの捜査しかしていなかった。

そこへ現れたのは芳根姉妹。しかし、自分が事件を洗い直そうとしていたことを姉妹が知るわけがない、と。

次に自殺した清水が現れ、自分は犯人に仕立て上げられ、友だちや家族はみんな武部を恨んでいる、と。

姉妹と清水に包丁を突きつけられ悲鳴を上げる武部。

 

閻魔堂

「なあ沙羅ちゃんよ、俺が誰に何で殺されたかほんまにちゃんと答えが出るゲームなんか、これ」と椅子に座り込みます。

って、沙羅ちゃんって。

沙羅はヒントは与えられないこと、解答を導き出すための情報はちゃんとそろっている、と答えます。

もし清水が冤罪なら、玉橋か芳根美加が犯人の可能性が高い。しかし玉橋が犯人なら自分が利用している駅のコインロッカーに凶器を隠すのは不自然。芳根美加が犯人なら自分が刺されることに繋がらない。

「私の表情を読もうとしても無駄ですよ。早く答えを出さないと、もうすぐ完成します」

警察署

芳根美加が犯人だったら、玉橋に疑いを向ける偽装工作がなぜできたのか?どうやって、あのネックレスを清水の家に仕込めたのか?

捜査資料にあったネックレスの写真を見て「まさか」とつぶやく武部。

榎並のマンション

榎並が殺された現場へ行き、床に仰向けに座ると遺留品のネックレスの破片を家具の下から取り出す武部。

「そうか…やっぱりそういうことか」

さっぱり分からない!

閻魔堂へ

「タイムオーバー」という沙羅の言葉と同時に閻魔堂へ戻ってくる武部。

「パズルは完成しました。では推理をどうぞ」

おっと。沙羅が作っていたパズルは全面真っ白!しかもかなりの大きさ!ちょっとしたホワイトボードぐらいな大きさです。

白いパズルといえば、

宇宙飛行士になるための試験にも使われているとか、いないとか??

ま。それはさておき。

武部は、自分を刺したのは……..沙羅の「正解です」という言葉が聞こえ画面がホワイトアウト。

 

食堂

「武部さん」と言って森野が何かを手渡します。

武部は身動きがとれなかった間に、つらつら考えたんだそうです。自分が誰になぜ刺されたのか。榎並殺しの犯人が清水だということに納得できなかった理由について。

武部は車椅子に乗っていました。するとここは病院の食堂なのかな。

武部は榎並殺しの真犯人は芳根美加。

痴情のもつれか何かで灰皿で榎並を殺した美加。そのとき、ネックレスの一部が現場に残ってしまった。姉は妹の犯行を知っていて、虚偽のアリバイを証言したのだろう、と。

玉橋や清水に罪を着せようとした偽装工作は、誰がしたのか?

偽装工作に手を貸した人間がいた、と。

そして榎並の殺害現場に森野が到着した時のシーン。

吐いてしまった森野を突き飛ばした森野。ああ!このとき、森野は武部が「 そうか…やっぱりそういうことか」と言ったのと同じ場所に、同じようなポーズで座り込んでましたね!

そして、こっそりとネックレスを回収していた森野。

協力者は、そのネックレスが芳根美加のものだと気づき武部の注意を引きつける方法を考えた。

「現場でゲロ吐かれて俺も焦ってもうたからな」

しかし、ちぎれたチェーンのかけらが現場に残ってしまった。

刑事の自分が、なぜそんなことをという森野。それに対し、森野の恋人は美加の姉・華怜なんだろう、と。

「これでパズルのピースはピタッとはまった。お前は操作情報を芳根姉妹に流して偽装工作に手を貸したんや」

発見者の玉橋がいつも利用している駅のコインロッカーに凶器を入れたのは華怜。しかし玉橋が犯人とは思えないという武部を納得?させるために清水が自殺したように装ったのは森野。

しかし武部は芳根美加を調べ直すと言ったため焦った森野。しかも「彼女とデートでもしとけ」と武部に言われたことで、探りを入れられたと感じた森野。このままでは芳根美加の犯行も、自分がやったことも全てバレてしまう、と。

だから、その夜に自分を刺したのだろう、と。

森野が自白しはじめました。

美加は榎並に裸の写真を撮られ脅されていたこと。売春して金を貢げと。

武部は、森野に対して”刑事として毒が足りない”と言ったが、こんなことをしでかす猛毒を持っていたことに、ある意味見直した、と。

すると森野は激高し、何をすました顔でペラペラ喋ってるのか!証拠隠滅され、偽装工作で清水を殺され、武部自身も殺されかけて本当ははらわた煮えくり返ってるんだろう!ここでもう1回刺してやろうか!と叫びます。

静かに聞いていた武部。「お前に刺された夜な。俺、妙な女に会うたんや」

刺された当日

森野に刺され、地面に臥せっている武部。小さくうめき声をあげています。

すると沙羅が歩いてきて立ち止まるのです。救急車を呼んで欲しいという武部に、「嫌です。私の声の記録が残るので。まあ119は押してあげますが、救急車は自分で呼んでください」

ふはは。

「自分が誰になぜ刺されたのか。そして、どんな大失敗をしでかしたのかよ〜く考えてみることです。そして、その大失敗から学びなさい。あなたに何が足りなかったのか。毒は所詮、毒だということを」

食堂

「その女が言う通り考えてみたら答えが出て、今までの俺やったら這ってでもお前を捕まえにいきそうなもんやけど。何でやろうな、どういうわけかそんな気にならへんかった」

「は?」

「俺の大失敗は、お前とちゃんと向き合わへんかったことや。俺の毒が、お前を変えてしもた……すまんかったな」

武部を刺そうとしていたボールペンと手から落とし「おい!今更…おい!」と武部の胸ぐらをつかみながら泣き崩れる森野。

そこへ須崎たちがやってきて「森野!」と声を掛けます。須崎たちのところへ歩いていき、大人しく手錠をかけられる森野。

森野は、ゆっくりと武部の方を振り向くと「死んどったらよかったんや…クソ刑事」

連行される森野。

そうか、このまま自白させに行くのかと思ったら。そうではなかったようですね。

 

閻魔堂

沙羅は閻魔堂から、その様子を見ていました。

 

第6話の感想

いやぁ!

今回も、すごかった。

これまでのパターンだったら、閻魔堂で犯人を当てる⇒沙羅から補足説明⇒現世帰還発動!という流れになるのに。

今回は、犯人も分からぬままに現世帰還発動されてて。最後の最後まで犯人が明かされないパターン!!

毎回同じパターンにしない、素晴らしい!

それにしても、武部の毒が森野の犯行を助長したというのはちょっと、うん、無理があるかなぁ。

武部は刑事としてダークな手を使ってはいるけれど、犯人を逮捕するために動いているわけで。いや、ダークな手法を認めるわけじゃないんですけれど。実生活で、それがあったら困るんですけれど。

ですが森野はあくまでも犯罪者の立場を守るために動いてしまったわけで。

いくら武部が森野とちゃんと向き合わなかったからとはいえ、森野自身が罪を重ねたことはあくまで森野自身の選択だからなぁ、なんて思ってみたり。

残りあと2回。

どんなエンディングになるのか楽しみです。

 

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うさかめ
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