邦画ドラマ

連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』EPISODE 012

稔に会えると思って、注文の品を橘家へ届けに行った安子。

そこに居たのは不機嫌そうな稔の母という、恐ろしい〜。

 

 

EPISODE 012 ネタバレあらすじ

雉真家からの注文が入り、いそいそと配達へ行った安子。

しかし稔に会えなかったばかりか、稔の母親から手切れ金を渡され、二度と息子に会ってくれるなと言われてしまう。

幼馴染のきぬは安子がお金をどうやって返そうかと悩むのが見ていられず、お金を預かると安子に内緒で稔へと会いに行く。

自分の母親の仕打ちに怒る稔。しかし母親は、安子はお金目当てなのだと決めつけている。

父親は安子と一緒になりたいなら家を出て、菓子屋の婿になればいい。その覚悟があるのか?と問う。今は戦争中で、どんな商売でもやっていくのが難しい。そのなかで、大切に育てられてきた稔に何ができるのか?安子を養っていけるのか?と。

父親の言葉に、自分の無力さを感じた稔は安子に別れを告げに行く。

安子と話すうちに、やはり別れられないと感じた稔。戦争が終わったら、大学を卒業したらと安子にいうが、安子は分かっていたのに自分が甘い夢を長く見すぎてしまったようだ、と言って稔からもらった英語の辞書を返すのだった。

 

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EPISODE 012の流れ

橘家

橘家から注文が入ったので配達へ行く安子。

幼馴染のきぬちゃんは、安子を呼び出す稔の口実だと言ってました。もしかして稔に会えるのでは、と思っていたら。なんと実の母親がいるではありませんか。

しばらく無言で安子を見ていた母・美都里は、安子が”たちばな”の娘なのかと聞きました。

そして、雉真(きじま)の社長でもある夫がなぜ”たちばな”で何度も注文するのか、いつ頃からだったのかと考えていたのだと言い出します。

「だって不思議でしょう?雉真の社長ともあろう主人が、よりによって小(ち)せえ商店街の、小せえ店で」

大事だから、”小せえ”2回繰り出してきましたね。

そして、じりじりと安子に近づいてきます。こわっ。

「それで思い出したんよ。あれは上の息子が大阪の大学予科に入った年…。初めて帰省した時に、手土産に買うてきてくれたの。その時なんじゃね。その時、稔を知ったんじゃね。それは持って帰ってちょうだい」

そういうと代金を払い、「暮らしの足しにしてちょうだい」とだけ言うと家に入ろうとする母。

「待ってください!」という安子の方を振り返ると、「二度と稔に近づかないで」。

お金目当ての女、そんな目で安子を見ていましたね。

橘家

自室で机に突っ伏している安子。

今では祖母がラジオから流れる浪曲を聞きながら縫い物をしています。

そこへ通りかかった父、机の上に配達したはずのお菓子が乗っているのを見て驚きます。

安子の部屋へ行き、声をかける父。配達が間違っていたのか?と聞くと、自分が間違えたのだと答える安子。

どこからの注文だった?電話を受けたのも安子だろう?と重ねて聞く父に、自分が間違えたのだ、とだけ答える安子。

たちばな

店番をしている安子に、稔に会えたのかと尋ねるきぬちゃん。

稔には会えず、連絡も来ないことを不思議がるきぬちゃん。

「もう…来(こ)んと思う」

喫茶ディッパーマウスブルース

喫茶店の前で立っている きぬちゃん。

そこへ稔がやってきます。稔に一礼する、きぬちゃん。

ここで待っていたら会えるかもしれないと思って、というきぬちゃん。

「安子ちゃんのことだよね?」という稔に、きぬちゃんは黙って封筒を渡します。

お金が入っていたので驚く稔に「確かに返しました。さようなら」と一礼し帰ろうとするきぬちゃん。

「きぬちゃん!お願いじゃ、ちゃんと説明してくれんかな」

「そりゃあ…そうじゃわな。そねんなるわ」

喫茶店の店主も息子も、2人の会話が気になって仕方ありません。聞いてないふりしちゃってますけど、しっかり聞いてます。

再び着席し、メロンソーダかな?を一口飲むきぬちゃん。

はーーっ、と一呼吸すると「安子ちゃんが、それを持って悩みょうったんです。どねんして返そう言うて。見てられなんだから私が預かりました。それで…安子ちゃんには黙ってこけえ来たんです」

そして、お金は母親が安子へ渡したことを知る稔。

雉真家

足音荒く廊下を歩く稔。

「まあ、けたたましいと思うたら稔じゃったん」

お金の入った封筒を見せながら「これは、どういうことですか」

「こざかしいこと。あんたに返すなんて」

こざかしい!!!!!!!!!!!!!!こざかしい!!!!!!!!!!この、セリフすごくないですか?めっちゃ、腹立たしい!!!!!!!となります。え、私だけ?

封筒を畳に叩きつけ「どういうつもりかと聞いてるんです!」と声を荒げる稔。

そこへ父親が帰ってきました。

自分に黙って安子を呼び出し手切れ金みたいに渡すのはひきょうじゃないか!という稔の声が聞こえ驚く父。

「あの子はお金目当てなんよ」

どこから来るんです、その根拠のない確信。

「彼女を…侮辱するな!」

父親は稔に落ち着くように言い、また妻にはくだらないことをするな、と。

稔は正座をすると「僕は彼女と……安子さんと一緒になります。父さんや母さんが何と言おうと、僕は安子さんと一緒になります」

「分かった。そこまで言うんなら。おめえの好きにしたらええ」

え!お父さん?!

しかし、それなら家を出ろ、と。

「雉真の名を捨てて、あの菓子屋の婿になりゃあええ。その覚悟があるんか」

「それしかないと…言うんじゃったら!」

考えなしにものを言うな、どうやって食べていくつもりのか?どうやって安子を養っていうつもりなのか?菓子屋であろうと服屋であろうと、商いは大学の勉強でどうにかなるものではない。まして今は戦争中で、気を抜いたり隙を見せたらたちまち潰されてしまう。

雉真の長男としてぬくぬく育ってきた稔の手に負えることではなく、今の稔にできるのは会社のためになる女性と婚約するぐらいだ。そうすれば、戦争が終わった時に稔が好きなように商いができるだけの財産を残してやれる。

「分かったら世まい言(よまいごと)を言うとらんと、きっぱりと別れてけえ」

お父さん、見事な説得。いや、説得されちゃダメよ稔さん!!!

たちばな

沈んだ表情で店番をしている安子。

そんな安子を店の外から、そっと見ている稔。

父親が店へ来て、今日はもう材料がなくなったから店を閉めると言い出しました。

外に居た稔は慌てて店から離れますが、父親は稔に気づくと追いかけ声を掛けます。

安子に用事があったのでは?という父親。

「会(お)うてやってください」と言われ、思わず振り向く稔。

「それが一時(いっとき)安子を苦しめることになっても、どうか安子に会うてちゃんと話うしてやってください。お願いします」稔に一礼する父親。

!!お父さん、分かってた!!

たちばな

稔にお茶を出して去っていく母親。

気まずそうに視線を合わせずに座る安子と稔。

母親が失礼なことを言ったと謝る稔。

安子は黙って小さく首を振りました。

「いけん…いや、いけん、いけん。やっぱりこねえなん間違うとる」稔はそう言うと、立ち上がって安子の方へ。

「時間はかかるかもしれんけど戦争が終わったら…大学卒業したら…きっと…」

安子は笑顔になり「ありがとうございます。うれしいです」と。

「じゃけど……間違うとったんです。最初から。分かっとったはずじゃのに夢を見てしまいました。長(なご)うて甘え夢を見続けてしまいました」

「安子ちゃん」

安子は立ち上がり「ラジオの講座がのうなったら…覚えた英語忘れてしもうた」と泣き笑いのような表情。

そして、しっかり稔の顔を見ながら「稔さんのことも…きっと忘れられます」

黙って安子を見る稔。

稔からもらった英語の辞書を返す安子。

ナレーション「稔と一緒に、ひなたの道を歩いていきたい。安子の夢は、はかなくついえました。 Ysuko’s little dream sadly faded away.」

 

ちょこっと感想

安子の両親は、こうなることを予感していていたんだろうなぁ。

稔は悪い人ではないし、できれば2人に幸せになってもらいたい。けれど雉真の家がそれを許さないであろうと。

だからこそ、しっかり稔の口から安子に説明して欲しいとお願いするお父さん。うう。

きぬちゃん、冷静ですよね。ただお金を返しただけでは稔は意味が分からないだろうと納得して、ちゃんと説明して。私だったら感情的になってしまって、ああは説明できないなぁ。

みんな、ちゃんと逃げずに説明したのが良かったです、切ないけれど。

 

 

 

 

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うさかめ
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