邦画ドラマ

連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』EPISODE 013

 

 

 

EPISODE 013 ネタバレあらすじ

だんだん若い男性が徴兵されるようになり、橘家も長男・算太をはじめ、住み込みで働いてくれていた職人たち3人も居なくなってしまう。

人手と物資不足から商売ができなくなっていく御菓子司たちばな。

こうなるんだったら、安子と稔の結婚を認めておけばよかったと後悔する父親だったが、安子はこうなる運命だったのだと言う。

一方、工場を拡大し軍への納品に大忙しの雉真繊維。

稔は大東亜銀行の頭取の娘と婚約し、そのおかげで父親の会社は融資をしてもらえている。

兄の婚約話を偶然聞いてしまった弟・勇は、兄だから諦めたのに安子を傷つけるなんてと殴りつける。「もうどうだってええんじゃ」と泣き出す兄。

ついに学生も出征の対象となることが決定する。

 

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EPISODE 013の流れ

橘家

庭に咲いている青いあじさい、ひと枝を切って家へ戻る母親。

「臨時ニュースを申し上げます。大本営海軍部発表。帝国海軍部隊は5日、東太平洋の敵根拠地ミッドウェーに対し猛烈なる強襲を敢行。甚大なる被害を与えたり」

ラジオから流れるニュースを聞きながら、あじさいをいけています。

そこへ「ごめんください」という声。玄関へ出ていくと「この度は、おめでとうございます」そう言って男性が赤紙を差し出しました。

安子の兄・算太への召集令状でした。

算太といえば、7話で借金取りから逃げて姿をくらませたきりです。

岡山駅

入隊のために岡山へ戻ってきた算太。

安子が出迎え、みんな心配してたよというと「ハッハッハッ」と笑っています。そして「親父まだ怒っとるんか?」と。

ダンサーの夢を諦め、菓子職人になりたくて実家に戻ってきたのかと思いきや。実は借金取りから逃げていたことがばれて、父親から勘当された算太。黙って頷く安子。

そしてお兄ちゃんのカバンに手を伸ばします。優しいなぁ。

橘家

「家には入れるな!」と怒る父親。もう橘の人間じゃない!というと、戦争で前線へ送られるかもしれない。せめて晩ごはんぐらい、という母親。

祖父母が心配そうに2人を見守っています。

「赤の他人がどねんなろうと、知ったことじゃねえ」そう言うと出ていってしまう父親。

「頑固もんが」とつぶやく祖父。

夜の台所で、母親が泣きながらおむすびを握っています。大きな、大きなおむすび。

 

 


翌朝。

町内の皆の前で挨拶をする算太。

「え〜、では皆さん。不肖 橘算太。お国のために…踊って、もとい、戦(たたこ)うてまいります!」というと敬礼。

吉兵衛「橘算太君の武運長久を祈って万歳!」

頭を下げる家族たち。泣き出す母親。そこに父親の姿はありませんでした。

万歳の声を聞きながら工場(こうば)で泣くのをこらえながら作業をする父親。

その後、まもなく菓子職人の丹原も出征していきました。そして、残る2人も招集され”たちばな”を去っていきます。

黒鉄(くろがね)は、自分だけは最後まで見せの力になりたかったのに申し訳ない、と挨拶。

「黒(くろ)、長え間、ようやってくれた。ありがとう」と声をかける父親。そして「持っていけ」と何か箱を渡すのです。

 

その後、人手も材料もなく、たちばなの商売は次第に縮小。工場で力なく座っている父親。

「お父さん、私にできることねえ」という安子。

「安子。すまんかったな」「えっ?」「こねんことになるんじゃったら、あの時、おめえと雉真さんの坊っちゃんのこと認めてやりゃあよかった。そしたら、おめえに苦労かけることも…」「やめて」と遮る安子。

なるほど、そうか。せめて安子だけでも幸せに暮らしてもらえたのに、という後悔がお父さんにはあるのですね。うっ。

「こうなることに決まっとったんじゃ、最初から」自分に言い聞かせるように小さく頷きながら言う安子。

雉真家

雉真繊維は父親の念願通り工場を拡張し、さまざまな衣料品を軍に納入しています。

そこへ東京の大学から戻ってきた勇の姿。

野球しに大学へ入学した学生にとって、今は肩身が狭いんだとか。ふと、男物の靴があることに気づきます。

和室では父親と帝国軍人の神田中佐が話をしています。第7話で初登場でしたね。

すばらしい先見の明だ、と父親を褒める神田。そして、息子さん(稔)は元気ですか?と。稔は何かと口実をつけては戻ってこないそうです。

稔は大東亜銀行の頭取のお嬢さんとの縁談が進み、将来結婚するという前提で頭取は融資をしてくれているんだとか。それを廊下で聞いてしまう勇。

「それ、どういうこと?!兄さんの縁談て本当なん?」と思わず障子を開け、部屋に入る勇。

なるほど、勇は知らなかったのか。自分が好きだった安子は兄が好きで、兄も安子が好きで、兄に勝てる唯一の野球では甲子園への出場が戦争の影響でできなくなって、傷心のまま東京へ行ったんですものね。

お客さんがいらっしゃるんだぞ、とたしなめられる勇。

稔の下宿先

暗くなっているのに、電気もつけずに部屋にいる稔。

そこへ誰かが扉をたたきます。

やって来たのは弟の勇。「嘘じゃろう?あんこのこと、捨てたりせんよな?兄さん」

「帰ってくれ。お前と違(ちご)うて僕は忙しいんじゃ」

そんな兄に掴みかかる勇。「見損なったよ!兄さんを信じとったのに。あんこのこと、傷つけたりせんて信じとったのに」

「それじゃったら(勇を突き放し)お前が慰めてやりゃあええ」

背中を向けた兄を振り向かせ、一発殴る勇。

うん、絶対、喧嘩は勇君のほうが場馴れしてそう。

そして倒れ込んだ稔に、もう一発お見舞い。

「ふざけんなよ!ふざけんなよ!兄さんじゃから諦めたんじゃ。兄さんじゃから…わしは…」

泣き出す稔「もう…どうだってええんじゃ。どうだって…」

岡山駅

どこかへ行ってきたらしき母親と安子。どうやら小豆を仕入れに行っていたようです。

庭では大根づくりに精を出す父親。

そうでした、母親の小しずさんは小豆農家の出身という設定でしたね(第8話)。小しずのことを覚えていてくれた人が交換してくれたようです。

小しずの着物と小豆を交換したことに、すまなそうな顔をする父親。しかし、店を開けられなくても近所でお祝い事があったときには何か作ってあげたいだろうから、と。

祖父母はどうしているか?という安子に、「それがのう……」と暗い顔をする父親。

安子が慌てて2人のところへ行くと、布団に横たわっている祖父。どうやら、息子と一緒に畑仕事をしていたら痛めていた腰をさらに痛めてしまったんだとか。

 

安子は小豆でおじいちゃんにお汁粉を作ってあげて欲しい、と祖母にリクエスト。何よりの薬じゃ!と喜ぶ祖父。

 

野球場

ナレーション「戦争は庶民の当たり前の生活をさまざまな形でゆがめ、むしばんでいきました。世の中から外国語が消え、大学野球でもその影響は色濃くなりました」

バッターボックスに立つ勇。

「正球(せいきゅう!)」「悪球(あくきゅう)!」

「夏には少年たちの憧れだった甲子園球場までもが解体されました。金属を回収し、武器を製造するためでした」

喫茶店ディッパーマウスブルース

「ジャズなど米英の楽曲は演奏が禁止され、個人所有のレコードまでもが供出させられました」

箱にレコードを詰める店主。

店の片隅には、軍服を来た息子の写真が飾られています。

街頭で千人針を頼まれる安子。

そこへラジオから、学徒出陣の方針が決定したというニュースが流れてきます。

「これにより全国の大学、高等学校、高等専門学校在学中の大正12年11月末生まれ以上の理工・医系以外の学生の徴兵猶予は停止せられることとなりました」

じっとラジオの声に耳を傾ける安子。

「それは稔が出征することを意味していました」

 

ちょこっと感想

兄に安子を託したはずが、まさか兄が頭取の娘と婚約するなんて。勇ちゃん、驚きますよね。しかも家族のだれも教えてくれないし。なんか、次男である勇ちゃんは本当に蚊帳の外なんだなぁ、って。

稔は稔で、自分の好きな女性1人幸せにできないなんて、という自分の無力さに苛まれている感じで辛い。

勇ちゃんも稔も出征していくのでしょうか……さすがの美都里さんも、それは阻止できないでしょうね。ようやく、彼女にとって戦争が他人事じゃなくなってきたというか。

 

 

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うさかめ
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