邦画ドラマ

ドラマ『タリオー復讐代行の2人ー』第6話のネタバレ感想

ドラマ『タリオー復讐代行の2人ー』。

この第6話、かなり驚きました。今までの延長的な感じで見ていたから、いや、本当に驚きました。

 

 

登場人物

役 名 役どころ
白沢真実(まみ) 正義感の強い弁護士。いや、弁護士だった。
黒岩賢介 あるときは経営コンサルタント、あるときは復讐代行。つまり詐欺師。(つまり?)
赤井 真実に自分の妻を殺した犯人を探し欲しいと依頼する。
青井蒼一郎 黒岩に自分の母親を殺した犯人を探して欲しいと依頼する。

 

第6話の内容

事務所

黒岩と真実がババ抜きをしています。どうやら負けた方が掃除をするという決まりがあるようです。

しかし本当は黒岩がズルをしていて、真実に掃除を押し付けていたことが判明。悔しがる真実。

何のためにルールがあるのだ、アンフェアだ!と叫ぶ真実に、「この際だから教えといてやるが、そもそもこの世界はアンフェアにできてる。弁護士やってたときもそうだっただろう」「逆です。弁護士はむしろアンフェアを正すためにいるんです。公正で平等な法律というルールにのっとって」「法律が公正で平等なわけないだろう」と応戦する黒岩。

殺人犯が死刑になるには、何人殺さなければならない?と聞く黒岩に、情状にもよるが過去の判例から考えると4人と答える真実。

そして、4人殺したら死刑になるというのは1人に対して4人でようやく同じだけの重さになるということで、殺人罪だけでなく不公平はそこら中にあるという黒岩。

じゃあ1人殺したら1人死刑にすれば公平なのか?目には目を歯には歯をって?そんなの古代のハンムラビ法典じゃないですか。人間は感情任せに復讐する野蛮な時代から…という真実に、それって野蛮なのか?と聞く黒岩。

そこに電話がかかってきて黒岩は出掛けていきました。

入れ替わるように1人の男性が依頼に現れました。自分が代表だと偽り、依頼を受ける真実。

依頼人

依 頼 人 赤川
依頼内容 東京都豊島区に住んでいるが9月29日に妻・翠(35歳)が何者かによって殺された。警察は強盗殺人事件として捜査。

一ヶ月前に帰宅すると部屋が荒らされていて、奥さんは事切れていたようです。

赤川は犯人を探して殺して欲しい、と。真実が思いっきり犯罪じゃないですかと断ると、捜し出すところまでお願いしたい。あとは警察に引き渡す、と。

 

赤川の自宅

事件当日のままになっている自宅。赤川自身は、ずっとホテル住まいのようです。犯人が見つかるまでは片付けないという赤川。

妻の手首にはナイフで切りつけたような三本の傷があったこと、取られたものがないことから単なる空き巣ではないと考えている赤川。

そして、妻の指には自分と同じダイヤの結婚指輪がはまったままだった、といい自分の指から指輪をはずそうとして棚の下に指輪を落としてしまいます。

真実が隙間に手を入れ探してみると、まずは妻の自転車の鍵、それから妻の爪切り、そして花のブローチ、からのようやく赤川が落とした指輪が出てきました。

しかしブローチは妻のものでも、自分のものでもないという赤川。警察にも届けるが、真実の方でも調べて欲しいといいます。

インターネットで検索すると、ブローチの花がラッパ水仙ということが分かりました。

ホテルのラウンジ

赤川はフリーのウェブデザイナー、自宅にいなくてもどこでも仕事は出来るようです。

コーヒーに次々と砂糖を入れていく赤川。

真実は、あのブローチはネット限定商品だったことを伝え警察へ行くよう赤川に勧めます。しかし、急に角砂糖をボリボリ食べ始める赤川。気持ちが高ぶってしまった、妻のために捜査を続けてくれるよう頭を下げます。

 

喫茶店

一方、黒岩は男性と会っています。

男性はクリニックを3つ経営しているようです。

依 頼 人 青井蒼一郎
依頼内容 1年前に母を亡くした。ずっと教師をしていて『愛し、愛される教育』という本も出版した青井貴美子さん。教師生活40年、と本の帯に書いてあります。
父親の命日だったのでお墓参りをするために青井は家族を連れ実家へ行った際に殺されていたのを発見。
手首には、死後傷つけられた三本の傷。

 

2歳で父親を亡くした青井にとって、母親は唯一の家族で特別な存在だった。犯人を探し出して殺してもらいたい、という青井。

しかし復讐代行とはいえ、そこまではやらない、と断った黒岩。しかし2億5千万円出す、と言われうっかり引き受けちゃう黒岩。

いやいや、だめでしょ引き受けちゃ。

青井は母親の殺された実家へと黒岩を連れていきます。
警察は怨恨か快楽犯によるものと考えているようです。怨恨の心当たりは?と聞かれた青井は、母親の本棚にある卒業アルバムが1冊だけ前に出ていた、と。

黒岩は卒業アルバムを借りてきて、片っ端からあたっていこうと考えます。

各種SNSや学校裏サイトを調べ、当時の先生や生徒たちの現在の状況を調べ上げた黒岩。その情報を渡すので、警察へ行くようすすめる黒岩。そして投資の話を持ちかけようとしたところ、めっちゃ角砂糖をボリボリ食べ始めました。

うーん、赤井とそっくりだなぁ。

どうやら母親を殺されてから、ストレスで角砂糖を食べてしまうことがあるようなんです。青井は、殺して欲しいと言ってしまったが犯人を捜し出すだけでいい、と言ってきました。

 

事務所

ようやく黒岩に会えた真実。自分が引き受けた依頼について話をします。

手首に三本の傷、と聞いて自分が受けた依頼人のことことを話す黒岩。同一犯なのではないか?と。

どこまで調べたのか?と聞かれた真実は、犯人のものかもしれない花のブローチが出てきたと。

お店

真実はブローチを扱っているお店へ行き、誰が購入したかを教えて欲しいと店主に伝えます。もちろん、却下。

そこへ黒岩が現れ、8000円の品物を購入。お釣りを受け取って帰っていきます。あれ?何もしない??

真実は、品物を売ったのにレジに入力しないのは売上除外にあたると指摘。法人税法に違反してるんだとか。それをネタにブローチを販売した相手のリストを入手。

そのリストに青井の名前を見つける黒岩。

黒岩、真実は青井と会ってブローチを見せました。これは青井が母親にあげたブローチだそうです。今はカーネーションが一般的だが、古くはラッパ水仙を送っていたとか。

青井は、同じ遺族として裁判のときに協力したいから赤井を紹介して欲しいと頼みます。

 

事務所

猟奇的な犯罪ということも考えられるが、犯人が中学校関係者の可能性も残っている、という黒岩。

青井貴美子の教え子たちに片っ端から連絡を取ってみた黒岩。どうやら1人協力してくれそうです。SNS経由で連絡をとってみます。

先生のことを恨んでいた人はいないか、と山吹という元生徒に聞いてみると原という人物の名前が。いじめられていたことを青井先生に相談したが、いじめられる方にも原因があると言われ、その後に自殺未遂までしたとか。

その後、親が離婚したので名字が変わったことしか分からないという元教え子。離婚後の名前は赤川だったと思う、という回答に固まる黒岩と真実。

 

ホテル

妻との写真を見ながら角砂糖をボリボリ食べている赤川。

黒岩と真実がラウンジに呼び出しました。赤川は青井先生のことを知っていること、いじめが原因で自殺未遂したことがあることを認めました。しかし、先生は自分のために学級会まで開いてくれたから感謝している、と。

しかし先生が亡くなったことは知らなかったこと、せめてお線香をあげたいので先生の息子さんに連絡を取れないか、と聞く赤川。

真実はすぐに教えようとしますが、黒岩は脾腫義務があるので先方の了承が取れたらと答えます。

事務所

もう一度、事件を最初から考え直そうという黒岩。

まずは、赤川が真実に教えた事件の記事をインターネットで読もうとします。しかし、その記事しか存在しないことに気づきます。

ウェブデザイナーである赤川が1ページだけ作成して公開したのではないか、と。もしや妻が殺されたことも嘘なのではないか?と。

赤川の自宅

赤川の自宅へ行く黒岩と真実。

庭には新しく埋められたらしき植木が。その枝には、結婚指輪が。まさか、この下に埋まっているのは……?

事務所

赤川が嘘をついた理由は、もしかしたら事件化されていないからかもしれない、という黒岩。

つまり、奥さんが殺されたことを警察には届けず、自分の手で復讐しようとしたのではないか?と。奥さんの手首にあった三本の傷を見て、犯人に心当たりがあった。しかし居場所を見つけることは出来なかった。

真実が赤川の家で見つけた花のブローチも、もしかしたらわざと赤川が見つけさせたのではないか、と。

いじめられても味方をしてくれず自殺しようとした赤川。20年経過しても青井先生への恨みは消えず、先生を殺害。手首に3本の傷を残す。

そして青井蒼一郎は赤川が犯人だと知り、赤川の妻を殺したのではないか、と。すぐに赤川を殺すのではなく、家族を失うという同じ思いを味わわせるために。

しかし赤川が事件後ホテル住まいになったため、行方を探していた青井は黒岩に依頼。卒業アルバムが1冊だけ出ていた、というのも嘘で赤川を見つけさせるためだったのではないか、と。

そして、山吹という元生徒に再度連絡してみたところアカウントが乗っ取られていたことが判明。恐らく青井と直接やりとりをさせられていたようです。

赤川も青井もお互いの居場所を探すため、偶然にも黒岩と真実に仕事を依頼したようですね。どうりで、お互いに相手の連絡先を知りたがったわけだ。

黒岩は、いままでのやりとり、連絡先などすべて消去。花のブローチも捨てるよう真実に指示します。放っておくのか?という真実に、これ以上事件を起こさせないためだ、という黒岩。

サクサクっと消していく黒岩でしたが、パソコンの配線の先に盗撮器が仕掛けられていたのに気づきました。この事務所に来たことがあるのは赤川だけ。どうやら赤川は青井の住所を入手してしまったようです。

急いで事務所を出ていく真実と黒岩。

赤川が宿泊していたホテルへ行きますが、すでに赤川はチェックアウトしたあとでした。

黒岩は匿名で警察に通報したようです。赤川の自宅の庭を掘るように、と。

レストランで食事をしている青井と家族。

ふと視線をあげると、赤川が1人で食事をしていのが目に入ります。赤川はシャツの手首を少し下げると手首の傷を青井に見せつけます。

そして赤川の手には包丁。

危険を感じた青井は家族に逃げるよう叫びます。

逃げ惑う客たち。警察も出動してきました。

 

事務所では、人間の復讐心と法律の話を続けている黒岩と真実。

目には目を歯には歯を、というのは復讐は同じ程度でやめておけ、ということなのではないか。それでなければ、人間は必ずやられたこと以上に仕返しをしないと気が晴れない。

「本当に感情に任せることを許したら、終わりなく応酬しあって果てしなく拡大していく。それが復讐ってもんで人間という動物の習性なんだ」

「世界がアンフェアなのは間違いない。ただ、それ以上に…人間って生き物はアンバランスだ」

携帯でニュースをチェックしていた黒岩。慌ててテレビをつけます。

福生市で殺人事件が起こり、犯人が捕まったことが流れています。被害者は青井と妻。捜査員に付き添われ、笑顔を浮かべたような赤井の顔も映りました。

真実は角砂糖をボリボリと食べながら歩いている青井の息子の姿を見て、警察へ行ってすべてを話すと言いだしました。赤井が出所してきたら、息子がまた復讐を考えるかもしれない、と。その復讐の連鎖を断ち切りたいのだ、と。

黒岩は警察が調べたら分かるだろう、と。復讐心を抱えたまま生きるのはエネルギーがいる。赤川は例外だった。ほっといても大抵途中で手放す、と。

弁護士だった自分が復讐代行の仕事を手伝ってきたのは、世界はアンフェアで法律では裁けないことがある。だからせめてもの救いに慣れたらと思ってきた。しかし世界は初めからフェアであるべきだ、と。黒岩が反対しても、自分はやるべきことをやる、と。

「お得意の正義感か?一つだけ教えておいてやる。正義ってのはな逆の立場から見れば悪だ。お前の考え方は新たな復讐を生みかねない」

涙をこぼす真実。

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いやぁ、怖かった。まさかの展開。ステーキ食べてたというのが、余計に悲惨な状況を頭で想像してしまうというか。復讐しあう2人が互いを探し回るだなんて。いやはや。

そして黒岩は、何度もこういう猛毒を目の当たりにしてきたんだな、と。テレビに映る赤川の顔を見て「何度も見てきた。復讐を果たした人間の顔だ」と言っていたし。

それでも復讐代行業を名乗っている黒岩。通常の人間は、本当に復讐を遂げるほどのエネルギーはなく飯の種にはなるから、なのか。ちょっと黒岩の本心をじっくり聞いてみたいと思いました。

学生の頃に習った「目には目を歯には歯を」って強烈なフレーズすぎて覚えてはいましたが。どちらかというと罪を犯すのを自制するためなのかな、って個人的には思っていたんです。やったらやられる(罰を受ける)から、やらないようにしなきゃ、という。

でも復讐心という切り口からすると、なるほどそういう捉え方も出来るなぁ。それにしても後味は良くない話ではあったけれど、と思うのでした。黒岩も言っていたけど、どうしようもなく猛毒にあたった感じです。

 

 

 

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うさかめ
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