韓国ドラマ『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』。
第１３話では高校の生徒会長選挙にイェソとソジュンが立候補するところまで話が決まりました。
キム先生はイェソを勝たせるためにキム・ヘナに立候補を取りやめさせるネタを掴んだようです。
第１３話<< >> 第１５話
Contents
登場人物
| ハン・ソジン一家 | |
| ハン・ソジン | 専業主婦。姑であるユン女史から３代続けて医師にする、というプレッシャーを受けている。 |
| カン・ジュンサン | ソジンの夫。ジュナム大学病院の整形外科医。 |
| カン・イェソ | ソジンの長女。ソウル大学医学部へ入学するために猛勉強中。シンア高校在学中。 |
| カン・イェビン | ソジンの次女 |
| ユン女史 | カン・ジュンサンの母。息子と、その嫁への当たりがキツイ。 |
| チン・ジニ一家 | |
| チン・ジニ | 専業主婦。芸能人になることを夢見ていた。息子が勉強嫌いで困っている。 |
| ウ・ヤンウ | ジュナム大学病院の整形外科医。カン・ジュンサンの後輩。 |
| ウ・スハン | ジニの息子。 |
| ノ・スンへ一家 | |
| ノ・スンへ | 専業主婦。 |
| チャ・ミニョク | ロースクールの教授。息子たちにスパルタ式教育を施す。 |
| チャ・ソジュン／チャ・ギジュン | スンへとミニョクの息子たち。双子。ソジュンが兄、ギジュンが弟。 |
| チャ・セリ | ハーバード大で経済学を専攻。 |
| イ・スイム一家 | |
| イ・スイム | 童話作家。 |
| ファン・チヨン | スイムの夫。ジュナム大学病院の神経外科医。病で妻（ウジュの母）を亡くす。 |
| ファン・ウジュ | イェソと同じ高校に首席合格。成績だけでなく性格も良い。 |
| 入試コーディネーター | |
| キム・ジュヨン | 入試コーディネーター。合格請負人。毎年、自分が認めた子供２人しかサポートをしない。合格するためなら手段は選ばない。 |
| チョ・テジュン | キム先生に忠実な部下。 |
| 同級生 | |
| キム・ヘナ | 母子家庭に育つ。頭がよく、イェソのライバル。 |
| キム・ウネ | キム・ヘナの母親。病気で入院中。 |
| イ・ミョンジュ一家 | |
| イ・ミョンジュ | 息子ヨンジェがソウル大学へ入学し、鼻高々だったが……。 |
| パク・スチャン | ミョンジュの夫。ジュナム大学病院の元神経外科長だった。 |
| パク・ヨンジェ | ミョンジュの息子 |
第１４話のネタバレ
キム先生の事務所
キム先生は、イェソが当選するにはキム・ヘナが選挙に出なければいいと言います。
現在、キム・ヘナとウジュのペアが強力すぎて対立候補がいないとか。なので、イェソたちが立候補すれば自動的に勝つ、と。
そしてキム先生はUSBメモリをソジンへ手渡しました。
ソジンの家
ドフンが選挙に出なかったのは、勉強時間が減るし陰口に悩まされるから自分が止めたのだ、というドフンの母親。
「過度な欲は子どものストレスになる」という言葉に、「まあ。耳が痛い話ね」と平静を装って答えるソジン。
ドフンの母は、ここだけの話イェソには勝ち目がないと学生の間では言われていると。
「なら協力して」というソジン。ひー。
USBメモリの中身は、ドフンがビルの物陰でキム・ヘナを小突いていたとき（第１３話）の盗撮動画でした。
さすがにキム先生の部下も、四六時中はヘナを見張れないわけで。どうやら学生にバイトを頼んだようです。その学生が、こっそり２人のやりとりを盗撮してキム先生の部下に渡していた、と。
ソジンは前々からキム・ヘナが高額なチーム授業や母親の入院費をどうやって支払っているのか疑問に思っていたそうです。チーム授業というのは、生徒数名で講師を雇って勉強する方法のようです。
ドフンの母親は、ヘナが不憫だから奨学金のつもりで渡していたのだと言い訳します。
しかし、学校はそれを信じるだろうか？定期テストや課題に不正が発覚したら退学させると校長は言っている、というソジン。
ソジンが絶対的に優位な時の戦い方、めっちゃムカつきます。相手に言わせるだけ言わせて、叩き潰すんですよね。性格悪ぅ。
ドフンの母親は、ヘナに辞退させるからドフンのことは見逃して欲しいと懇願。
ドフンの自宅
ドフンの母親から盗撮動画を見せられるヘナ。
ドフンの課題の代筆、チーム授業、それから出馬も辞退するよう言われます。その最後のセリフにピンときたヘナ。
「イェソの差し金ですか？それとも母親？」
「この子ったらずいぶん勘が鋭いのね」って、認めちゃう母親。
ソジンの自宅
甲高い声でヘナが辞退することを母親に報告するイェソ。
単独出馬だから生徒会長当選確実に大喜びの両親。ウジュは後悔してるかな？と母親にいった一言で、冷静な次女イェビンに「ウジュさんに恋してるのね」と言われちゃう姉。
好きじゃない！とつくろうものの、「ウソばっかり」と一蹴されるのでした。
スイムの自宅
キム・ヘナは母親の看病を理由に辞退したようです。
母親は回復して救命センターから療養病院へ戻ったのに？というスイム。付き添いたいという気持ちを止められなかった、気持ちが分かるからというウジュ。
ウジュも実母を病気で亡くしているから、ヘナの気持ちが分かるようです。いや、本当は看病が理由ではないけれど。
葬儀場
ヘナの母親は容態が急変し、亡くなってしまったようです。
ウジュとスイムが駆けつけます。憔悴しきってるヘナの両手を取るスイム。そして優しく抱きしめました。号泣し始めるヘナ。
うっ。スイムさんちに引き取ってあげられないだろうか。
母親が入院していた病院へ戻り遺品を整理するヘナ。１冊の本を開くとヘナが母親宛に書いたポストイットが貼り付けてありました。すべて取っておいてくれたようです。
別のページには「２００１年１月１４日 仙才島にて」とメモ書きされた紙を見つけます。仙才島というのは、ヘナの母親と父親がデートした思い出の島ですね。母親は元気になったらヘナと行きたいと言っていた思い出の島。
紙だと思ったのは、２つ折りにされた写真でした。
その写真に写っていたのは笑顔の母親と、１人の男性。その姿に驚くヘナ。
回想
ヘナの母親がソジンの夫・ジュンサンへメールを書いています。
どうやら２回電話をしたけれど話ができなかった第９話の、あのあとのことのようです。
実はジュンサンとの間に娘がいる、と知らせようとしていたようです。
でもジュンサンに送信はできなかったのかなぁ。してたら、さすがにジュンサンも動揺するようなそぶりしそうだもんなぁ。電話かかってきただけで、動揺するぐらいだもんなぁ。
ソジンの家
ウジュの家族が来てから夫婦同伴のパーティーをしていないから、生徒会長祝にパーティーをしようと計画をするソジン。はいはい、勝ちました宣言をしたいんですね。やれやれ。
娘が代理戦争に勝ってくれて高笑いするジュンサン。やれやれ。
でもイェソは不戦勝で勝ったことを気にしていたようです。ジュンサンは勝算がないから辞退したのだ、真の勝者なんだから胸をはりなさい、とか言っちゃってます。
お気楽な親子だぜ。
家の階段を下りていたジュンサンの携帯に着信がありました。電話をかけてきたのがヘナの母親であることは、おそらく分かっているはず。住所録には登録していないけれど（ま、バレたらソジンに何言われるか分かりませんしね）、番号は覚えていたからハッとしています。
恐る恐る電話に出るジュンサン。
実は電話をかけたのはヘナでした。母親の携帯に残されていた書きかけのメール、本に挟まっていた写真。おそらく実の父がジュンサンであるという裏を取りたかったんだと思います。
「ウネか？キム・ウネだろ？いまさら何の用だ。すまないが君とは１８年前に終わった。二度と電話するな」
階段の下で、その電話を聞いてしまうソジン。顔、こわい。
しかし何事もなかったように振る舞います。そしてキム先生のことを認め、自分を信じてくれて心から感謝している、としおらしく言うソジン。
その頃、ヘナは病院の非常階段で写真を握り涙を流すのでした。
あのイェソと異母姉妹。同い年の姉妹。こうも環境が違うなんて……。
ジニの家
ジュンサンは執念深い男だから手術のとき、何をされるか分からないと嘆くヤンウ。
眠りたいのにブツブツうるさい！と怒鳴るジニ。マインドコントロールだ、「カン教授は脊椎手術の神だ」と大声で反復するよう命じます。
手術台へ向かう直前まで、それを反復するヤンウ。しかし前日、ジュンサンはかなり深酒をしてることを知り、さらに心配が増すヤンウ。
いざ手術が始まると、もうグダグダ。部下は失敗するし、ジュンサンはドリルでわざと傷付けるし……悪夢でした。
キム先生の事務所
スイムの身上調査が終了したようです。
教育学科に在籍するも、教育実習を履修できず卒業できなかったこと。履修できなかったのは、４週間の実習期間中１６日の必須出席日数が足りず、半月でやめたこと。
終えたら卒業できると分かっていたはずなのに、なぜ？というキム先生。なにか事情があるはずだから、調べ上げるようチョ先生へ指示を出しました。
あとは、１５年前に『クルミの木のガーデン』を出版したあと新刊がない童話作家であること。本の内容は、１２人の子どもたちと幸せに暮らしていた母親が末っ子がさらわれたと知り怪物に立ち向かい、最後には見つけ出す物語。
喫茶店
ソジンにスイムの話をするキム先生。ソジンは、スイムが再婚だったとは知らなかったようです。まぁ、長年自分が隠れて生きてきてるから、人のことなんて気にしてられないよねぇ。
良いカードを手に入れた、と喜ぶソジン。
先生は、ヨンジェの家族におきた不幸をスイムによって晒されたくないと。それに同意するソジンを、なんとも言えない、ちょっと含みのあるような表情で見ている先生。なんだろう、どういう心境なんだ？？
さっそくジニに、スイムが再婚だったことを話すソジン。
実子じゃないから、我が子の教育にすべてを懸ける母親を見下すのだ、という結論になったようです。やだやだ。
今度のパーティーで、ガツンと言ってやろうということに。あー、やだやだ。
シンア高等学校
お昼ごはんのため、教室を出ていく生徒たち。
ヘナはイェソのあとをついていこうといこうとしましたが止めて、ウジュに一緒にお昼を食べないか？と誘います。
イェソは学食で、ひとり何かを聞きながら食事をしています。勉強大好きなイェソのことですから、たぶん音楽ではなく勉強に関することなんでしょうねぇ。そんなイェソの前に「座っても？」と現れたのはヘナでした。
驚くイェソ。何か言われるんじゃないかと警戒。
ヘナは自分もナスが嫌いなこと、生徒会長の権限で給食メニューを変えて、と話しかけてきます。
そこへウジュが来たので自分たちのところへ呼ぶヘナ。イェソがウジュをみて嬉しそうな顔をしたのを見逃さないヘナ。ふむ、何を考えているんだろうか。
ヘナが生徒会長を辞退したのは母親が亡くなったからだ、と言われているようですイェソ。
ヘナなら乗り越えられるというウジュに対し自分は強いから大丈夫、と答えるヘナ。じゃあ、とトンカツを分けてあげるウジュ。不服そうなイェソの表情を見たヘナは、エネルギーが必要なのはイェソでしょ、とトンカツを譲るのです。
イェソはヘナが生徒会長になったお祝いをしてくれた、母親がなくなって人が変わったみたいだ、と母親に話します。自分はママなしには生きられない、と笑顔で言うイェソ。そして、今度”温情園”へボランティアに行くと。
温情園は、ジュンサンの母親が慈善活動している施設でもあるようです。
温情園
子どもたちに読み聞かせをしているジュンサンの母・ユン女史。
女史と一緒に慈善活動をしている女性は、イェソが受験コーデの仕切りでボランティアをしていることを知り、自分の次女にもコーデをつけたいと言っています。
長女を良い大学にいれたが早期留学しても無駄だったから、次女は成功させたいとかなんとか。人脈を総動員しても、そのコーデ（キム先生）にたどり着けないから、ソジンに会いたいようです。
ユン女史、さすがに孫にはツンツンしてないんですね。
キム先生の自宅
スイムの描いた絵本を読んでいるキム先生。
どんな地獄であっても、自分は母親だから見捨てないと子どもに語りかける母親。それを読んでるうちに、なんだか落ち着かない様子のキム先生。
２００６／５／６の動画。
髪の毛が長く、毛先をクルクルとカールさせた可愛らしい女の子が映っています。
次は病院の光景。
事故の衝撃で脳幹と前頭葉に損傷を受けてしまったようです。意識が戻っても元の生活には戻れないだろう、と医師からの宣告。私の子じゃない、といってその場を去る若き日のキム先生。
なるほど、見捨てた自分と絵本に書かれた母親を比べてしまったのでしょうか。それにしても、あの窓ガラスに一心不乱に数式を書いていたのは誰なんでしょうね？？
ってか、先生、自分の写真すんごく大きく引き伸ばして壁に貼ってます？？？？？？？？
チョ先生に、教育実習の件はまだ調査中なのか？と電話するキム先生。
スイムの自宅
教育実習中の写真でしょうか？パソコンで見ていると、部屋をノックする音がしたので慌ててパソコンを閉じるスイム。
どうやらソジン主催のパーティーに行く時間のようです。
前も嫌な思いをしたようだから止めておこうか？というチヨン。今日は回し蹴りをしちゃうかも、と言いつつもスイムは参加するようです。
スンへは、ソジンがパーティーで何をするつもりかと訝っています。チャ教授は親睦を深めるためだろう。自分たちも長女が一時帰国したら”ハーバード大生 歓迎パーティー”をやろうとか浮かれてます。
長女の話はちょいちょい出てきますが、まだ本人は出てきませんね。いつか出るのかな？
パーティー
夫婦同伴パーティー始まりました。
はー、やってらんないみたいな表情で早々に無言でお酒をお代わりするスンへ好き。
口火を切ったのはジニ。
スイムがヨンジェを題材に本を書くと聞いたが？と質問するジニ。
凍りつく一同。
自分は童話作家だから、真実そのものを書くわけではないと答えるスイム。しかし背景がSKYキャッスルであるならば品位に傷が、とか言い出すチャ教授。
ジュンサンはSKYキャッスルのことよりもヨンジェと父親を心配すべきだ、と言い出します。
するとスンへが「ヨンジェのような境遇は珍しくありません。わが子の人生花盛りに親が何をしてるのか……」と語り始めるのでした。
また物語が、ぐぐっと動き出しましたね。
自分の実父がジュンサンと知ったヘナは、今後どんな動きをするのか？
スンへは何を語り始めるのか？
第１３話<< >> 第１５話
