邦画ドラマ

ドラマ『MIU404』第3話「分岐点」の流れ&ネタバレ感想

始まると、あっという間に終わってしまうMIU404。

今回は第3話「分岐点」の流れとネタバレ感想です。妄想も含みます。

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第3話 登場人物

登場人物 役どころ
伊吹 藍
(いぶき あい)
奥多摩の交番に8年近く勤務していた。第4機捜へ異動となり志摩とコンビを組むことに。巡査部長。
”足が速い”のと”野生の勘”が武器!?
志摩 一未
(しま かずみ)
元捜査一課。所轄勤務だったが、4機捜へ。機捜経験もあり桔梗・陣馬からの信頼が厚い。
陣馬とはコンビを組んでいた経験あり。巡査部長。
野生の伊吹に、やや?だいぶ?振り回され気味。
桔梗ゆづる
(ききょう ゆづる)
警視庁刑事部の第1機動捜査隊 兼 第4機動捜査隊・隊長。志摩のことを評価している。警視。
桔梗ゆたか 桔梗の息子
陣馬耕平
(じんば こうへい)
警視庁刑事部の第4機動捜査隊・隊員。昔、志摩とコンビを組んでいたことがある。現在は九重とコンビを組んでいる。コールサイン401。警部補。
”顔面配備”という単語が、この3話で出てきます。
九重 世人
(ここのえ よひと)
警視庁刑事部の第4機動捜査隊・隊員。父親が警察庁刑事局長。自身もキャリアの新米。警部補。
本間 110番を受け付ける女性警官。
矢島 110番を受け付ける男性警官。
成川岳 バシリカ高等学校の3年生。元陸上部。
勝俣 バシリカ高等学校の3年生。元陸上部。
竹中 バシリカ高等学校の生徒。元陸上部。
佐野 バシリカ高等学校の生徒。元陸上部。
真木カホリ バシリカ高等学校の生徒。陸上部のマネージャーだった。
藤下
(ふじした)
バシリカ高等学校の学校長。
特派員REC(れっく) 動画投稿サイト「NOW TUBE」で「ナイトクローラーチャンネル」を配信しているナウチューバー。本名不明。
謎の女 桔梗の息子ゆたかの面倒を見てくれている
謎の男 高校生の成川に接近する謎の男。
亀田 腐れ外道 by 毛利
毛利 忠治
(もうり ただはる)
西武蔵野署の刑事。ドラマ『アンナチュラル』でも活躍
向島 進
(むこうじま すすむ)
西武蔵野署の刑事。毛利の部下。ドラマ『アンナチュラル』でも活躍

 

第3話「分岐点」の流れ&ネタバレ感想

脚本を担当されている野木さんのツイートが気になりつつ見ていた第3話。

果たして、どんな分岐点なのか?

警視庁

110番通報がかかってきました。

受付の女性警官は本間さん「はい、110番。警視庁です。事件ですか、事故ですか?」

受付画面には4月25日21時12分。

ちなみに1話めは2019/4/5、2話めが2019/4/13、で今回もたぶん2019年設定は変わらないと思うので、忙しいですね第4機捜。

若い女性が公衆電話から助けを求めています。本間さんが見ている別モニターには、すでに公衆電話の場所が特定されている様子。

東京都西武蔵野市にある成南第一公園内の公衆電話のようです。

「助けて!変な人に追いかけられて…殺される!早く助けて!!」

本間「相手は知り合いですか?特徴は?」

緊急を受け付けたときの合図なのでしょうか、本間さんの横のランプが赤点灯になったのを見て男性警察官の矢島さんが近づいてきます。

「知らない男!黒い帽子の」

黒い帽子をかぶった男が、帽子のつばで公衆電話の扉を叩いてきます。

本間「あなたのお名前を教えて下さい」

若い女性の悲鳴が聞こえ、公衆電話の扉をドンドンと叩く音が聞こえたと思うと電話は切れてしまいました。

矢島「警視庁から各局。西武蔵野署管内、成南町(せいなんちょう)成南第一公園内の公衆電話より緊急通報。現場(げんじょう)周辺のPMは急行されたい。通報者は若い女性。黒い帽子の男に追われているとのこと。通話中に電断(でんだん)」

ちなみにPMとは警察官、POLICE MANが由来だそうです。ポリまるが教えてくれました。

密行中(覆面パトカーでパトロール中)だった機捜401の陣馬と九重。

陣馬「機捜401。北久保から向かいます」と右手に東京タワーが見える位置の高速道路から応答しています。

矢島「同管内においてスタンガン使用の女性を狙った強制わいせつ事案が発生していることから職質の際は参考にされたい」

陣馬たちが現場へ着くと、女性が通報したと思われる公衆電話には誰もおらず、受話器がぶらさがっていました。

公衆電話から少し離れてた立っていた黒い帽子をかぶった男性。陣馬が「待て!警察だ」と叫ぶと男性は走り出します。

 

芝浦警察署

エレベーターへと向かおうとしている桔梗隊長が、誰かと携帯で電話をしています。

桔梗「ごめんごめん。そんなに怒んなくても…」

桔梗の後ろから、任務を追えた志摩と伊吹の姿が。

桔梗「私が出る時、寝てたから起こしちゃ悪いかなと思って静か〜に出ただけ。…え?怒ってないの?心配してくれてるのね。(安堵した声で)ありがとう。私もだ〜いすき!はい、お仕事がんばります♪」

伊吹が、桔梗の言葉に反応しまくってます。めっちゃニヤニヤするのを堪えきれません。というか、堪える気ゼロかも。かたや志摩は困ったように桔梗の後ろ姿は見ず、そっぽ向いてます。

エレベーターが来たので桔梗が乗りこもうとしたところで、伊吹と志摩が後ろから「おはようございます」と声を掛けたものだから、ちょっと驚いてる桔梗。

伊吹「ただいま戻りました」いや、もう笑っちゃってるから。

桔梗はいつもの声のトーンに戻り「お疲れ様」

伊吹は笑いながら「はい、どうぞ」と先に桔梗をエレベーターに乗せました。

1機捜のあるフロアに到着し、桔梗は「今朝までの当番は1機捜のヘルプだっけ?」

志摩「はい。だから引き継ぎにここへ」

機捜「そっか。4機捜は隣のビルだもんね」

そう、本来はこの1機捜と同じフロアでしたが第2話から隣のビルへ移動となりました。

伊吹は、車内で出たゴミをゴミ箱へ捨てに行きます。

桔梗は伊吹に向かい「その笑顔はなに?」

伊吹「何でもないです」って、何でもないって顔じゃない顔で答える伊吹。めっちゃ白い歯見せちゃってるから。

冷たい目線で志摩を見る桔梗。いや、その、志摩さんが悪いわけでは…。

第四機捜の分駐所

第四機捜の分駐所がある隣のビルへ戻った伊吹と志摩。入口には”第四機動捜査隊芝浦分駐所”という立派な看板がかけられています。

ソファで横並びに座っている伊吹と志摩。

にやにやが止まらない伊吹「いや〜」

志摩「あんまり余計なこと言うな」

伊吹「え?余計なこと?」

志摩「隊長に。プライベートについて、なんだかんだ」

伊吹「えっ、ちょっと待って待って。俺は何も言ってない。ねっ。隊長の電話の相手が、どう聞いても彼氏だろ?朝まで一緒にいたのかよ、なんてことは思っても言ってない」

そこへ人が来たので、シーーーっと人差し指を立てる志摩。

「402でます」

志摩と伊吹は声を揃えて「いってらっしゃい」

志摩「だから、それを顔が語ってんだよ。ニヤニヤニヤニヤ、物言いたげに」

伊吹「ふ〜ん、マジか。そうだったかぁ。気づかなかった」って言いながら片手で自分の頬さわってます。

志摩「隊長に男がいたって、別にいいだろ」

伊吹「うん…まあ、そうなんだけどさぁ。ちぇ〜、いいなぁと思うだろ。目の前でキャッキャウフフされたらさ」

志摩「キャッキャウフフはしてない。なんか…(肩をすくめつつ)ウフぐらいだった」

なんか、新鮮。コートを脱いでる志摩さん、新鮮じゃないですか???いつも、コートにしろシャツにしろ襟があるものを着ているから、なんか、すごい、新鮮。ニット1枚の志摩さん、新鮮すぎる。

 

伊吹「ウフりてえな〜、ウフフりてえなぁ〜」

でました、第2話の「キュルッとした」に続く迷言!伊吹さんって、志摩さんのようにカッチリきっちり言語化しない(えっと、できない?)ところも野生っぽさがあるというか。そういう私も、オノマトペを多用する人間なので、俺伊吹派〜。

 

志摩「なんだよ、”ウフりてえ”って」

ソファで横並びに座りながら、さくさくと仕事をこなしつつ話す志摩と、完全に手を止めてる伊吹。伊吹は志摩を少し見つめると、ちょっと2人の間隔をつめて座り直します。

「どうよ最近?」「何が?」「ウフフってる?」

志摩「………すごいウフフって」

伊吹「はい、ウソー!秒でバレる嘘つくなー!へへへ」

志摩はパソコン入力の手を止め「何でウソだと言い切れるんだ。証拠もなく決めつける癖を改めろ。刑事だろうが」と一気にまくしたてます。

伊吹「そこがもうウソ!ウソなの!」鉛筆をぶんぶん振り回しながら志摩にいってます。相変わらず書類は手書きなんですね伊吹さん。

志摩「お前の顔見てると、素直に言いたくなくなるんだよ」

伊吹「お仲間〜お仲間〜」

志摩「結構です!」 出ました、志摩さんの結構です。

 

そこへ「おつかれー!」と陣馬が戻ってきました。九重も後ろから「お疲れさまです」と。

志摩は自分の腕時計を見ながら「遅かったっすね。3機捜のヘルプでしたっけ?」

陣馬「110番通報の通報者、捜してた」

志摩「見つかったんすか?」

陣馬「いいや」

九重「いたずら通報でした」

伊吹「いたずら通報?」

陣馬「最近、西武蔵野署の管内で頻発してるんだと」

 

西武蔵野警察署

画面切り替わって、すぐ聞けましたね”アンナチュラル音楽”。あの、コインが落ちた音。

 

毛利「いや〜、すいません朝まで。まっ、茶でも飲んでってください」

向島「あんまうまくないっすけどね」といって、トレーに紙コップ4つ運んできました。

毛利「余計なことを言うんじゃないよ、お前は。こちら警察庁の九重刑事局長のご子息だぞ」

そういえば、第1話から謎だったんですけど。警庁と警庁があるんですね……九重くんのお父さん、警視庁の偉い人なのかと思っていたけど、組織が違った…。

「えぇええ!」と驚く向島、そっぽを向いて頭をかいてる九重、「うまくない茶、いただきます」と紙コップに手を伸ばす陣馬。

毛利「陣馬さんまでそんな〜」

九重は「私は自分の水があります」とカバンからペットボトルを出して、ドン!と机の上に置きました。毛利と向島は視線を合わせ、気まずそう。

九重「いたずら通報とは、どういうことですか?強制わいせつ犯はいなかったということですか?」

毛利「いえいえ、それはあるんです」

向島「この1年の間に、市内で10件近く起こってます」

チキチキチキ(犯行現場のシーンになり、画面がモノクロに)

向島「帰宅途中の女性をスタンガンで脅して、ネチネチ長時間、体を撫で回して逃げる」

毛利「だんだん調子に乗って、エスカレートしてる腐れ外道ですよ。そんなに触りたいなら、自分の乳を触れっつーの」

いや、向島刑事、自分の触らなくても、はい。

 

遺留品は青いビニール手袋、オレンジ色の結束バンド。

九重「一年間も逮捕できずに何をしてたんですか?」

(おいおい)という顔で九重を見る陣馬。

向島「パトロールを増やして警戒はしてたんですが、慎重な犯人で」

毛利「忘れた頃に、ひょっこり現れる」

陣馬「あの、それのいたずら通報ってのは?」

向島「今月に入って3回目になります。若い女の声で公衆電話から”助けて!”という通報。で、警官が現場に到着すると犯人っぽい男がダッシュで逃げる」

陣馬「なんじゃ、そりゃあ」

九重「まさかスタンガンの男が警察を撹乱するために誰かを使って」

毛利「いえいえ、そんな複雑な話じゃありませんよ。こっちは遊びで」と言いつつ、胸元から携帯を取り出します。

毛利「ハイパーゲームって知ってます?」

 

向島刑事は、お気に入りのネクタイでの登場ではなかったようですね。ふふふ。

第四機捜の分駐所

「発祥はNOW TUBEだという説もありますが、そちらは削除されて」と言いながら、志摩にiPadを手渡す九重。

志摩がチロっとしか見てないけど、伊吹がすぐにiPadを取り上げました。

九重「代わりに、そんなゲームがネットに。プレイヤーが110番通報してゲームがスタート。パトカーが来たら逃げる。追跡から逃げ切ったら勝ち」

陣馬「これをな、本物の警察相手に実際やってやがるんだ」

志摩「ふ〜〜〜ん」

陣馬「スリルを楽しむんだと」

九重「スリル?」

志摩「暇な奴らだな」

「俺よりバカ、ははっ」と笑う伊吹を見つめてる九重。まるで(へー、自分がバカなのは自覚してるんだ)みたいな感じ??

陣馬「通報は毎回公衆電話。いたずらだろうが、こっちは確認せんわけにはいかんからなぁ」

最初はゲームに失敗した伊吹でしたが、いつのまにか”逃げ切り成功”という画面になってる伊吹。にやりと笑いながら「でぇ?そいつ、足速いの?」

九重「これまでの警察官は、み〜んな逃げ切られてます」(これ、自分たちのことも含んでますよね)

伊吹「ふ〜〜〜〜ん」

陣馬「ゲームだよ、ゲーム!そんなもんがあるから、真似する奴が出てくんだよ。そんなもん全部まとめて規制しちまえばいいんだよ」

志摩「そんなこと言ったら、推理小説だって規制の対象になります。問題なのはゲームじゃなくて、実際にしでかすやつです」

はい、私もそう思います。

 

コンビニ前

男子高校生4人、女子高校生1人が店の前のベンチで買い食いしています。男子学生たちはジャンケンをはじめました。

成川「いただきまーす」と黒い帽子を手にしました。勝俣が「マジで助けて」と。帽子を投げる成川、それをキャッチする別の男子高校生。

 

密行中

メロンパン号に乗ってパトロール中の志摩と矢吹。ハンドルを握る矢吹は「いったずっらつーほー、こっないっかな、はい!」と歌っています。

何度も同じフレーズを聞かされ「もう、うるさい!」と怒る志摩。「嬉々として虚偽の通報待つな」

伊吹「だって今日は3機捜のヘルプで、西武蔵野署管内の当番なんだぞ〜♪」メッチャ嬉しそう。「俺だったら必ず捕まえるんで。そこいらのチンピラに足で負ける気がしない」

志摩「はいはい速い速い」

伊吹「心がこもってない」

志摩「すっっっっごく速い、ですよねぇ〜」森本レオさんの口調を1.3倍ぐらいにした感じ。

伊吹は志摩を黙って見つめます。

 

その頃、緊急通報が入電。

鈴木「はい、110番警視庁です」

若い女性「助けて!殺される!黒い帽子の男に追いかけられてるんです」

またも、帽子のツバで公衆電話のドアをツンツン叩く黒い帽子の男。バンバンと扉を両手でたたき始めました。

若い女性「早く!きゃー!助けて!」

勝俣という男子高校生が電話を切って笑いながら「あぶねえ」というと、虚偽通報をしていた女子高生・真木は「眠いから先帰る」

「えーっ」という勝俣の頬にキスをすると、「また明日」と言って帰ろうとする真木。

勝俣は嬉しそうな顔で「おう、気をつけて」と真木を見送ります。真木は大きく手を振りながら「捕まんなよー」と言って帰っていきました。ウォーミングアップを始める勝俣。

 

矢島「警視庁から各局。西武蔵野署管内、中堤町つつみ市民公園内の公衆電話より緊急通報。現場周辺のPMは急行されたい。通報者は若い女性、黒い帽子の男に追われている。通報中に電断」

それを聞いて「よぉし、きたきたきた〜」と白い歯を見せて喜ぶ伊吹を睨む志摩。

 

つつみ市民公園

物陰に隠れて警察官の到着を待つ勝俣。

「来た…あっ、ごめん。違う。パン屋の車だった」と仲間へ報告しています。

メロンパン号から降りる志摩と伊吹。

志摩「イタズラか本物か。まあ、この辺りを捜すか」といいつつ、公衆電話へ向かいます。

伊吹「いや。手っ取り早くいかない?」

志摩「はぁ?」

メガネを片手に持ってぶらぶらさせながら伊吹が「警察だぁああ〜」と大声で叫び出します「悪い人、出てきてくださ〜い!」

それを別の場所から見ている成川。

勝俣「警察だって言ってるけど、なんかヤバそうなやつだから今日は」

その間も、伊吹が「はいはい警察だよ〜捕まえますよ〜」みたいなことを言ってるのが薄っすら聞こえます。

成川「やばいからいいんだろ?いいから始めろよ」

あとの2人は、何もいいません。後輩だから、先輩には逆らえないようです。

 

志摩「なるほど。本物の犯罪者であれば出てこい、って言われたら出てこない」ポッケに手を突っ込んでるから、まったく走るつもりはなさそう。ですよねー。

伊吹「だけどぉ〜、いたずらであればぁ〜」

階段の上から、突然空き缶が落ちてきました。こっちに気づいてください、と言わんばかり。果たして、階段の上には黒い帽子の男が現れます。

志摩「勝てるんだろうな?」

志摩「任せとけ。よゆ〜(余裕)」そういって、志摩に自分のメガネを渡します。

志摩「おう」

そして追う体制になる伊吹。けれど、男は逃げません。

志摩「あっ?」

「逃げねえな」と、がっかりする伊吹。

志摩「合図がいるんじゃない?」

伊吹「えっ。よーいドン?」

志摩「いや、こういうときにかける言葉」

伊吹「あっ。あぁ…」

そして2人揃って「待て!警察だ!」

バディですねぇ、バディですねぇ。どの言葉を言うのかも、発声のタイミングも、息ピッタリ!

伊吹「いってきまーす!」嬉しそうだなぁ。

志摩「はい、行ってらっしゃーい」と淡々と言うと、腕時計を見ます。

いよいよ始まった、追いかけっこ。

最初は順調のようでしたが、どうも勝手が違うようです。息切れしてきた伊吹。

「どうなってんだよぉお」と言いつつも走り続けます。犯人は、少し離れたとこから、まだ余裕ですよ、的なパフォーマンスすらかましています。「ウソだろぉお」と恨めしげに言う伊吹。

 

坂道

最後に逃げきったのは成川だったようです。それでも、かなり息切れをしてるので相当伊吹に追いかけられたのでしょう。

「成川選手、逃げ切ってゴール」とみんなへ報告しています。イヤホンからは、他のメンバーの喜ぶ声が聞こえてきます。

このシーンの手前で、”#03 分岐点”というタイトルとともに、道が二手に分かれているのが映ります。ひとつは坂道、一つは階段の道。このタイトルとの重ね方がうまいなぁ、と。まさに分岐点。

 

つつみ市民公園

体育座りをして、顔を膝にうずめている伊吹。犯人に逃げられてしまい、相当ショックな様子。

その近くにメロンパン号が止まります。志摩が運転席の前から半身乗り出して「あれぇ〜?伊吹刑事、お一人ですかぁ?」

ぷぷ。初めて、伊吹刑事って呼びましたね。お一人ですかぁ、って。うぷぷ。

伊吹「どこ行ってたんだよ」拗ねてる。

志摩「犯人は、どうしたんですかぁ?あっれ〜おっかしいなぁ」と言いながら、先ほど伊吹から預かったメガネをかけます。

志摩「確かさっきは、余裕で捕まえるとか何とか言ってましたけどぉおおお」笑いすぎ、笑いすぎ。そこでメガネかけちゃうのも可愛すぎ。

伊吹「あれ、インチキだもん」だもん、って。だもん、って。

伊吹「あんなん速すぎる。ウサイン・ボルトだって勝てないもん」

志摩「相手が世界記録保持者の足の速さ」

思わず立ち上がってメロンパン号の方へ歩き出す伊吹「そんなやつが、こんなとこにいるわけないじゃん」

志摩は右手を前に突き出すと「あ、来ないで来ないで、危ないから。どっちだよ」

伊吹「ウサイン・ボルトだって、リレーには勝てない」

志摩「リレー?」そして、まだ笑ってます。

 

第四機捜の分駐所

志摩「はい、うどんあがります」

陣馬「はいよ〜」

陣馬さんがフライパンで具材を炒めてるということは、今日は焼きうどんのようですね。それにしても、分駐所の前はなんだったんでしょうねぇ?オープンキッチンもあるし、洒落た照明だし。でも、キッチンの排水の先が大きなポリバケツみたいになってるからなぁ。喫茶店とか飲食店だったとしたら、そんなことはしてなさそうだしなぁ。ショールーム的な何か??誰か、設定を知っていたら教えて下さい。

追記:設定判明しました!公式ホームページの、教えてポリまる!第6回で発表されました。

元々喫茶店が入っていたところに第4機動捜査隊の分駐所が入った設定です。

 

確かに、椅子が廊下に沢山積み重ねられているシーンもあるし。なるほどー。

 

九重「相手に走り負けたということですか?」相手に完全に、きっちり塩を塗るタイプだね。

段ボール箱からお皿を取り出しつつ、「ダーーーーっつ、ちょっと、セイセイセイ。九重くん。俺、ちゃんと話したよね?話、聞いてた?相手は一人じゃなかったの!暗かったし俺も走ってる時は夢中だったから分かんなかったけど、角を曲がるたびに別のやつにチェンジしてた」と憎々しげに言う伊吹。

九重「ふーーーん、証拠は?」

伊吹「ない。フインキが違った」

九重「ふんいき(雰囲気)」

伊吹「あのね、最初のやつと公園を最後に出たやつは絶〜対違った。フインキだけど」

九重「ふんいき(雰囲気)」

伊吹「分かってるよ、証拠もないのにフインキで決めつけんなって志摩みてえなこと言いてえんだろ?」

九重「私はふんいき(雰囲気)だと」

伊吹「何、お前。どうしたの?フインキ魔神?こわいわ〜」

唸る陣馬。どっちも引きませんね。っていうか、伊吹は自分の間違えに完全に気づいていないわけで。

陣馬「あいつら一体、何もめてんだよ?」

志摩「404の車内は、いっつもこんな感じです」

伊吹「いーーや!九ちゃんより志摩のほうが優しい!」

のろけか?

急に”きゅうちゃん”呼ばわりされ、驚いて「きゅうちゃん?」とつぶやく九重。

志摩「優しくしてるつもりはない。俺は、諦めてるだけ」

伊吹「ほーらみろ。イエーイ!」

すかさず九重は「褒めてないですよ」

伊吹「はっ?」

志摩「まっったく褒めてない」

伊吹「うっそ」

陣馬「おし。メシだメシだ。食らえ!」

焼きうどんだけじゃなく、サラダもある!さすが、陣馬お母さん。栄養も考えている。

伊吹が一番に焼きうどんに手を伸ばしつつ「いただきます、うまそ〜」。そう言えば、第1話でも一番最初にうどんに手をつけたの伊吹さんでしたね。

九重「読み方は”フインキ”じゃなくて”フンイキ”です」

すでに、うどんに心が移っている伊吹「はぁ?だから何が?」

九重「見てください、どちらが正しいか」うどんを更に取り分けてる伊吹に自分の携帯を見せます。

「あなたフインキって言ってるでしょ」と食い下がる九重。

その間、伊吹と志摩は黙々と自分の皿にうどんを取り分けています。

「やかましい!もぉ〜。フンイキでもフインキでも、どっちでもいいよ」と陣馬に叱られる九重。

伊吹「ほんとだよぉ」

 

陣馬「逃げられたんだろ?伊吹の言い分を確かめようもないんだから。早く食え」

陣馬さんまで、そんな…という感じで陣馬を見る伊吹。

ですよねぇ、せっかく作ったんだから陣馬さんはアツアツのうちに食べてほしいですよねぇ。

「いただきます」と渋々言ってる感じの九重。

そこへ「犯人役の逃げていた男は全部で4人。全員同じ服装で同じキャップでリレーして走った」と言いつつ、うどんをパクリと食べる志摩。

「わっ!さっすが相棒、信じてくれた!」と喜ぶ伊吹に、「ううん、信じてない」。こらこら。いじめないの。

「はあ?」「この目で見た」

思わず陣馬も「えっ?」

回想シーン

逃げ切ったことを喜ぶ4人の男性たちは自販機の前に集合したようです。それを、メロンパン号に乗りつつ、遠くから確認した志摩。

志摩「俺たちの前から逃げた男と同じ服装の男。それが全部で4人。誰も気づいてなかったけど、よりによって”みまもり自販機”だった」

なんと、その自販機には飲み物のサンプルに防犯カメラが仕掛けてあるそうなんです。

志摩「防犯カメラに、バッチリ顔が写ってるはずです」

九重「でも追尾が途切れた以上、直接証拠にならないんじゃないですか?」

陣馬「顔が分かって人定できりゃ、任意同行はできる」

志摩「明日、毛利さんに伝えます」

ずーーーーーっと目をつぶって話を聞いていた伊吹が「なぁ、志摩。おかしくねえ?」

志摩「はあ?」

伊吹「何でお前は、公園の裏手にいたんだ?」

志摩「裏に車を回したから」

伊吹「だから、何で?!」

志摩「伊吹が……走りで負けたときのことを考えた」って、後半めっちゃ笑いながら言ってます。陣馬さんまで笑っちゃってるし。

伊吹「うわっ、信用されてねえ!むっちゃ傷つく、もう!最悪!」

陣馬「うるせえなぁ!早く食え!メシを食え!冷める前に食え、もう〜」

このやりとりを、またも呆然と見ている九重。

志摩は伊吹に向かい「負け犬がぁ」といえば「それは絶対言っちゃダメだわ、相棒だもん」と立ち上がって抗議する伊吹。

 

壁に貼られた貼り紙には「当番勤務中は仮眠2時間」の文字。余白には手書きで「寝られる時は寝ろ!!」の文字。これは陣馬さんが書きそうですねぇ。

「おやすみなさい」と伊吹がいうと、陣馬が「よく休め」と声をかけます。「うぃっす」と伊吹が答えた直後には、もう陣馬からイビキが。

「ウッソ、3秒で寝た」と驚く伊吹。

志摩と九重は食器の後片付けをしています。伊吹は、その近くにあるソファに横になると「あぁあったかい」と言いながら布団に包まれています。

九重「よくやりますね。ひたすらカバーして」

志摩「はあ?」

九重、顔に洗剤が飛んでしまったのか、鼻が痒かった?のか、腕で顔をぬぐいながら「隊長に進言して人員を入れ替えたらどうですか?」

ちょっとムッとした顔で九重をみる志摩。

九重「あんな警察官、周りの迷惑ですよ」

志摩「九重さんってさ」

九重「はい」

志摩「自己評価高いよね。自分は周りに迷惑かけてない、と思ってる」

「それは…」と言いかけた九重を右手で制しながら「あぁ、1つ言っておくと、俺はあいつを意外と買っている」

ここでチラッと映る伊吹。パーカーのフードをかぶり、左手を頬に添えてる寝顔。

九重「野生の勘と足の速さ?くだらないですね」

志摩「くっだらねえな。そんなん、どうだっていいよ」急に口調が変わった。

九重「…他に何が?」

志摩「俺らにないとこ」

??という顔で志摩を見ている九重。

そして志摩は左手にラップをかけてあるお皿を右手に。左手には、机の上にあったパチンコ玉を手にします。ちなみに、お皿の中にはサラダで使われたであろうミックスビーンズが入っていました。

志摩「ルーブ・ゴールドバーグ・マシンって知ってる?ピタゴラ装置、ともいう」

ここで、伊吹、志摩、九重、3人の位置関係が分かる引きのショットになるんですよね。このシーンの切替とかも好きだなぁ。

九重「連鎖的に運動する仕組みのことですか?」

志摩「うん、たどる道はまっすぐじゃない」

そういうと、何段かに積み重ねられたお皿?の上に、ミックスビーンズが入ったお皿をセットします。

志摩「障害物があったり、それをうまくよけたぁと思ったら横から押されて違う道に入ったり。そうこうするうちに罪を犯してしまう。何かのスイッチで道をまちがえる」

九重「でもそれは自己責任です」

志摩「出た!自己責任」

九重「最後は自分の意思だ」

志摩「そのとおり」

驚いて、ふりかえって志摩の顔を見る九重。自己責任を否定されたけど、自分の意思というところに同意を得たのが意外だったのかな。

志摩「自分の道は自分で決めるべきだ。俺もそう思う。だけど、人によって障害物の数は違う」

九重と話しながらも、色々モノを動かしたりセットしている志摩。

志摩「正しい道に戻れる人もいれば、取り返しがつかなくなる人もいる。誰と出会うか、出会わないか」

指先につまんだパチンコ玉を見つめながら「この人の行く先を変えるスイッチは何か。その時がくるまで誰にもわからない」そう言いながら、パチンコ玉を紙フォルダの溝に置きました。

紙フォルダ⇒豆の入った皿の上⇒ロート⇒色鉛筆⇒階段状に置かれたCDケースの上⇒定規をつたって、紙の上を進み、複数のグラスの間をくぐり抜け、最後インサートカップに入って飛び出しカウンターから落ちたパチンコ玉は見事、ソファで寝ていたはずの伊吹が右手でキャッチ。

すごいな、これ何回撮影したんでしょうね!!最後の感想のところでツイート貼りますが、公式ツイッターによるとスタッフさんが1週間かけてこの装置を完成させたとか!もっと詳しい話は、ぜひとも公式ホームページの現場レポートをお読みください。この現場レポート、めっちゃ毎回面白い!!印刷して取っておきたい。

 

伊吹「お〜い、もう寝てんだから、いたずらすんなよ!」ってパチンコ玉を九重に向かってビュン!と投げます。ナイスキャッチの九重。

ふははって笑っちゃってる志摩。びっくりした顔の九重。

 

ちなみに、インサートカップとは、左の白いカップのことです。

  

右のホルダーとセットで使う、使い捨てのカップですね。

 

バシリカ高等学校

制服姿の成川。グラウンドで練習に励む野球部を歩きながら見ています。

真木「ねぇ、ほんとに捕まっちゃったらどうすんの?」

勝俣「この前はマジで焦った。叫んでるヤバいやつでさ。足も速くて追いつかれそうになった。なっ」

そうか、あのときは真木は先に帰ってたから顛末を知らないんですね。

真木「ほら」

成川「それでも捕まらなかっただろ?」

勝俣「まあ」と苦笑い。

成川と別れた真木と勝俣。

真木「人の言うこと聞けっての」

勝俣は笑いながら「まあ、いたずら電話ぐらい大した罪じゃないよ」

真木「そうかもしれないけど」

そう話す2人の側には、廃棄処分と書かれた紙が貼られた陸上でつかうハードルらしきものが。

勝俣「今の成川に、やめようなんて言えない」

 

成川は部室らしき建物の前に来ています。手にはランニングシューズ。けれども、陸上部と書かれた扉には「使用禁止」の貼り紙が。

その貼り紙を、苛立たしげに破く成川。泣きながらアシックスのシューズを履いています。

 

毛利刑事と向島刑事の2人がバシリカ高等学校へとやってきました。

毛利「すいません、お忙しいところ」

藤下「学校長の藤下でございます」

2人は応接室へ通されたようです。

毛利「虚偽通報の犯人を追った捜査員が、そう言ってるんです。陸上をやってる若者の可能性が高いと」

藤下「それがどうしてうちの生徒だと?」

毛利「あ、いや…若そうだったので、高校生だと仮定して周囲の高校を回ってるんです」

向島「この生徒さん達に心当たりはありませんか?」

”みまもり自販機”が撮影した生徒たちの写真を藤下に見せる向島。

即座に「うちの生徒じゃありません」と言い切る学校長。

毛利「校長先生は全校生徒の顔を把握してらっしゃるんですかね?」って、ちょっと笑っちゃってる毛利さん。

向島「陸上部の生徒の名簿を見せてください」

藤下「うちには陸上部がないんです」そして教頭に向かって「学校案内お見せして」と。

教頭から学校案内を手渡された向島「ああ、すいません。失礼いたします」

大きく運動部と文化部に分かれていて、たしかに陸上部は見当たりません。

向島「ないですね」

毛利は向島を睨みつけつつ、学校案内をひったくります。

藤下「存在しない部の生徒を出せと言われましても。あっは」勝ち誇ってる感じ。

きっと内心、チッと思ってそうな毛利でしたが「召し上がってください」と学校長に促され紅茶を飲むのでした。

2人そろって、あぁ〜っていうから、美味しかったのかな??

社食?

警察内部の食堂って、社食でいいのかしら。なんて言うんでしょうね。署食?!

桔梗「ああ、お年寄りの相談」

矢島「110番のうち、そういう緊急性のない電話が2割です。110番を何だと思ってるのか」

我孫子「広報が足りてないんじゃないですか?」

出た!マメジ!第1回の冒頭以来、2回めの登場!

そして、食堂のひとに向かって「あったかいおそばで」と注文をいれると「緊急性のない通報は警視庁の相談専用ダイヤル9110、9110にお願いします」

矢島「はい」

我孫子「ネギ少なめで」 いや、それ、最初に言えばいいのに。

着席しながら矢島が「西武蔵野市のいたずら通報も、どうしたもんですかね」と。矢島さん、見事な福耳でいらっしゃる!

桔梗「”いたずら”って言い方、やめませんか?たとえば”いじめ”は”暴行傷害、強要、侮辱罪”。児童への性的ないたずらと呼ばれる行為は、いたずらなんて軽いもんじゃない。性的な加害、性暴力です。日本語の表現は柔らかくて美しい。だけど、重大な問題までオブラートで包み隠してしまう」

我孫子「さすが女性は細かいことに気がつく」

桔梗「今女性関係ありません」 そうだそうだ!細かいことじゃない!!女性か男性かも関係ない!

黙るマメジ。

矢島「その虚偽の通報を早いとこ検挙してもらいたいんですが、所轄も片手間の捜査で…」

我孫子「だったら4機捜を使いましょう。積極的に立件して今後真似する者が出ないよう厳しく対処する方針で」って、にっこり言ってんじゃないぞー。桔梗隊長に、ビシっと言われた腹いせなんじゃないのー?!

第四機捜の分駐所

桔梗「おはよう」

九重と志摩が「おはようございます」

桔梗「西武蔵野署から正式に捜査協力依頼が来た」

九重「まるで便利屋ですね」

桔梗「機捜って、元々そういうとこよ」

陣馬「重点密行と初動捜査プラス ナンバー課や所轄で人が足りないときも駆り出される。全部ひっくるめて機動力」

あ、志摩さん第1話で持ってたカバンをお持ちですか?

資料を伊吹に配る桔梗。

桔梗「陣馬さんはね、よく組対4課に呼ばれるの。顔面配備っていわれてる」

組対4課というのは、”マル暴”とも言われる組織犯罪対策部4課のことだそうです。

九重「顔面配備?」

陣馬「いずれ分かる」 はい、楽しみにしています。(第4話で、なんとなく出てきた感じ?)

資料を読んでいた伊吹「はあ?市内の全高校の陸上部に該当者なし?絶対、陸上部だと思うんだけどな」

志摩「この”要確認”というのは?」

資料にはバシリカ高校の文字。校名に丸がしてあり、赤文字で”要確認”と記載されています。

桔梗「そこの校長が、何か隠してるんじゃないかって。何を聞いても、のらりくらり。不都合な事実を隠そうとしている人間特有の、のれんに腕押し答弁」

陣馬「一番厄介な相手だな」

伊吹「でもこの高校、陸上部ないっすよ」

桔梗「それが調べたら去年まではあったらしいの。陸上の大会の出場記録があって、過去には入賞経験もある」

 

コンビニ

コンビニ前でたむろする男子高校生4人組。

店主が店の前まで出てきて「帰った帰った、もう!」

ちょうどコンビニに入ろうといていた子供連れの女性は、自分に言われたのかと思い「すいません」と店主に謝ります。

 

店主は慌てて「あ、いえ、お客さんじゃなくて」というと、高校生たちに向かって「ここに集まらないでくれるかな!」

すると、その剣幕に怯えた子どもが泣き出します。

女性「泣かないの」

店長「すいません」

女性は子どもを連れて、急いで店内へ入ります。

店長「もう帰ってくんないかなぁ」

勝俣「でも(店で)買ってるんで」

店長「ここフードコートじゃねえだろ。家で食えよ!」

立ち上がり、店へ入っていく成川。

店内では、子ども・ゆたかが「どれにしようかな、これ」と。

女性・麦は「これ?じゃあはい」と商品を手渡します。ゆたかくんはジュースにしたのかな?麦は、自分用にマウントレーニア(たぶん)を購入しようとします。

すると成川が、ゆたかの手からスっとジュースを奪うと他のものと一緒に会計をして、ゆたかに「はい、どうぞ」とジュースを手渡します。

といっても、すぐ素直に手渡さないで、わざとじらしてましたけど。

麦が「お礼言って」というと、「ありがとうございます」というゆたか。「ありがとう」と麦も言うと、「ごめんね」という成川。

成川たちが去ると店主は「あの子達、以前はたまに部活帰りで立ち寄るぐらいだったのに一体どうしちゃったんだろう?」

ふむ。ゆたかくんは西武蔵野市に住んでるってことか。

東京第一高校

聞き込みをしている陣馬と九重。

教師「陸上部としては大して強い学校じゃなかったですよ」

陣馬「廃部のことは?」

教師「この前の4月の大会にもエントリーしてなくて、去年の12月ごろに廃部になったって聞いて」

別の場所で聞き込みをする志摩と伊吹。みまもり自販機に写っていた彼らの写真を見せているようです。

女生徒A「400の人かな?去年2位だった。次こそはって意気込んでたんだけど今回いなかったよね?」

女生徒B「うん」

志摩「バシリカ高校の生徒で間違いないってことですね?」

女生徒A・B「はい」

伊吹「はいはいはいはい」と手を上げて「個人的に友達な人!」

黙っている女生徒たちに「あれ?他校も合同練習で会ったりするよね?」

女生徒たちは「あそことは…」「ね」

伊吹「ん?」

「うちら、先輩からあそことは関わるなって言われてたんです」

志摩「どうして?」

「トローチみたいな…クスリ?売りつけられそうになって」

ここで

トローチのアップ、からの、階段を降りる男性の首から下の映像が。

 

陣馬と九重が、成明大学に在籍中の男性に話を聞いています。

男性「はい、後輩に言いました。関わらないほうがいいって」

九重「どうして?」

男性「ヘンなもの売りつけられそうになったんです。トローチみたいな。欲しくなったら、いつでも連絡くれって。言ってきたのは(自分と)同じ学年のやつだから、もう卒業したはずです」

九重「ドラッグ?」

陣馬「トローチってことは、真ん中に小さな穴が開いていた?」

男性「はい」

陣馬は九重に向かって「ドーナツEPだ」といいます。九重「ドーナツEP?」

 

芝浦警察署

第1話で、第4機捜が仮の分駐所として使っていた部屋で会議が行われています。ええ、陣馬さんがうどんの湯切りをした部屋です。

出席者は、第4機捜のメンバー4人、桔梗隊長、そして毛利&向島刑事。

陣馬「ドーナツEPは、この2年ぐらい六本木を中心に流通してるもんです」

あ、九重くんがコーヒー入れてる。

陣馬「合成麻薬MDMA系のドラッグで、特徴はその真ん中の穴」

志摩「これまで税関で挙げられておらず、製造国は不明。従来のMDMAより粗悪で安い値段で出回ってる」

桔梗「つまり若い子が軽い気持ちで手をだしやすい。中毒性も強いから一度手を出したらやめたくてもやめられない終わりのない地獄」

伊吹「これを陸上部のやつらが学校内で売ってたってこと?」

九重「廃部にまでしたということは陸上部全体に広がっていたんでしょう」

桔梗「廃部前の名簿を出させよう。その中に売人の生徒と、今回の虚偽通報の生徒がいる」

毛利「いやあ、でもあの校長がそんな素直に提出しますか…」

桔梗「強制的に出させる!」いつになく、強い口調の桔梗。

 

バシリカ高等学校

藤下学校長自ら、ダンボールを運んでいます。

「これ、大至急シュレッダーにかけてください。1枚残らず。必ず」と指示を出します。

そして、陸上部の部員名簿がシュレッダーにかけられていきます。

 

ため息をつく成川と勝俣。校長に呼ばれたようで校長室へ入っていきます。

藤下「もし警察が来ても、何も答えてはいけません。陸上部の廃部の件も同様です。…それが君たちのためです」

田崎「返事は?」

勝俣は小さく「はい」と返事をしますが、成川は「陸上部、復活できないんですか?」と校長に話しかけます。

田崎「成川、その話は終わったろう」

田崎というのは、陸上部の顧問なのかな?

成川「秋の大会なら今からでも間に合います。俺たちはクスリなんてやってない。先輩たちがやってただけで」

藤下「連帯責任です」

成川「秋の大会だけでもいけないですか」

藤下「連帯責任なんです」

成川「お願いします、最後の大会なんです。走らせてください」

芝浦警察署

向島「去年の春季大会の400で2位だった選手、バシリカ高校の当時2年、成川岳でした」

伊吹「バカだなぁ。よし!こいつ逮捕にいこう」

陣馬「何を言ってんだよ。この写真だけじゃ証拠にならない。しかも相手は未成年。慎重に話、聞かないと」

九重「声門分析の結果はどうなったんですか?」

志摩「この声」

”助けて!殺される”という音声が再生されます。

「虚偽の通報の4件は、いずれも同じ女性。年齢は10代後半と推定」

このとき、志摩は自分のhpパソコンで音声を再生していました。どうやら桔梗から警視庁・科学捜査研究所へ分析を依頼していたようで。その結果が、桔梗から志摩へ転送されていました。ほー。志摩さんだけにメール転送。へー。いや、なんでもないです。

声紋鑑定結果報告書には人物像として

性別:女性
身長:160センチ程度
年齢:10代後半

と書かれていました。ほー、身長まで絞り込めるんですね。
バシリカ高校の彼らは、2019/4/11から虚偽通報を始め、4/19、4/25、4/30にも行なったようです。4/25が陣馬&九重チーム、4/30が志摩&伊吹チームのときか。

九重「これも陸上部の生徒でしょうか」

志摩「マネージャーかも」

伊吹「よし、バシリカ高校の女生徒集めて一人ずつ声を録音して照合すれば通報した子が分かる」とドヤ顔。

毛利「いやぁ、それも学校が許可しないでしょうね」

伊吹「うーん?おたく、やる気あんの?」⇐このときの伊吹さんの動き、メッチャ可愛いから見られる人は是非見て欲しい。

毛利「…いや、学校がね」

 

バシリカ高校

陸上部に関する資料が、どんどんシュレッダーされていきます。成川の賞状も。

教室に戻った成川と勝俣。

成川「連帯責任って何なんだろうな」

勝俣「あいつらは自分の保身しか考えてないのバレバレ」

成川「全部ネットに書いてやろうか」

勝俣「そんなことしたら、うちの学校まるごと叩かれて。何も知らなかったみんなまで推薦とか就職とかパーになって恨まれんぞ。このままおとなしくしょぼい1年過ごして終わるしかないよ」

成川「最後にやるか」

勝俣「…やるか!」

また警察相手に挑むようです。

芝浦警察署

志摩「もし同じ声の女生徒を見つけても本当に追われてましたと言い張られたら否定はできない」

毛利「実際にストーカーに遭って何度も通報してくる人はいますからね」

伊吹「そんな高校生って頭回る?」

志摩「今の高校生は知識豊富」

陣馬「悪知恵豊富とも言うな」

九重「大人がバカなんですよ。若い人が何も考えてないと思ってる。そういう意味では相手が未成年でも厳しく対処するべきだと思います。減刑も必要ない。等しく罪の責任を取らせるべきです」

ここで席に戻ってきた桔梗が「もちろん相手が未成年だとしても取り返しのつかない犯罪はあって、それ相当の罰は受けてもらう。だけど救うべきところは救おうというのが少年法」

九重「その少年自身が未成年を笠に着て好き放題していてもですか?」

桔梗「私はそれを彼らが教育を受ける機会を損失した結果だと考えてる。社会全体で、そういう子どもたちをどれだけすくい上げられるか。5年後、10年後の治安はそこにかかってる」

大人しく聞いていた伊吹が「隊長」と話しかけます。振り向いた桔梗に「…俺、隊長のこと好きだわ……」えええーって顔してる毛利刑事。

「めっちゃ好き」とも言ってます。この、「隊長」ってところまで優しい素敵な音楽流れてるんですけど、「好きだわ」っていったあとにブツっと音楽が切れるの、めっちゃ好き。

陣馬さんも思わず「はぁ?」って声に出しちゃってます。

そして、「好きだわ」発言を聞いて「は?」みたいな顔になった志摩が即座に立ち上がり、伊吹のもとへ行くと「何か俺の中の少年が隊長にビビビっと」とか言ってる途中の伊吹に手錠をかけるのでした。

しかもビビビビとか言いながら、伊吹隊長のお腹の方に手を伸ばしてなかった?!

 

伊吹「いてっつ!あ、ちょっと待って待って、何?何よ?」

志摩「野生の獣には檻が必要でした」そういって、伊吹の右手をホワイトボードに手錠でつなぐのでした。

伊吹「俺はただ素直な気持ちを」

志摩「お前の中の少年なんか知りたくないわ!」

伊吹「お前に言ってないから」

毛利「なかなか愉快な職場ですね」って陣馬に言うし、九重はもう聞いてないし。

陣馬「大体、こんな感じっす」って、苦笑いしながら説明してるし。

 

桔梗「高校の名簿の件は書類待ち。生徒たちの方は…また通報してこなきゃいいけど」

九重「しないでしょう、さすがに」

伊吹「いいや、やるね。やつらは、またやる」

九重「まさか。常識的に考えて、この状況で」

伊吹「お前の常識とか知んねーけどさ、九重は奴らと自分似てると思う?」

九重「はい?犯罪者と一緒にしないでください」

伊吹「だろ?違うだろ?どっちかっつーと俺なみのバカだろ?そいつらは。なっ?だったら俺の言うこと聞いとけ」

黙って聞いていた志摩は、伊吹の横に並ぶと「よし、バカ代表」「おう」

ちょ、ちょっと、まって、何、この会話。めっちゃ自然なんだけど、このバディ。

志摩「どうしてまたやると思うんだ?」

ここ、ここですよね。伊吹の勘を言語化しようとする志摩さん。いいなぁ。

伊吹「走りたいから」

それだけ?みたいな顔をして伊吹を見る志摩。

伊吹「走りたいんだよ。それだけじゃん」

バシリカ高校

成川「円陣!」

竹中「おっ。やりますか」

成川「最後だからな。4月の大会でやるはずだった」

竹中「絶対リレー勝てたよな」

勝俣「WE ARE バシリカ高校?」

「ヤバくないっすか?」

成川「クソったれクズ高校」

勝俣「いいね、クソったれクズ高校。それにしよう」

「よっしゃいこう」

成川「真木も入れよ!」と男子高校生たちから離れて携帯をいじっていた真木に声をかけます。

真木「えっ?いいの」

勝俣「そうだよ。来い来い。早く来い」

竹中「パイセン」

佐野「入って入って入って」

成川「ワンツースリー」

全員で「チャンピオン!」

成川「今日は大会。やる気はあるか!」「イエッサ!」「希望はあるか!」「イエッサ!」「未来はあるか!」「イエッサ!」「俺らの勝利は」「ここにある!」

第3話を見終わってから、この台詞を読むと、なんか、うっ、ときますね…。

「目指すは」「栄光!」「つかむは」「優勝!」「WE ARE〜」「クソったれクズ高校!GO〜」そう行って拳を突き上げます。

西武蔵野市関上町の路上

ハザードランプを点滅させ停車した車の中で九重が喋っています。しゃべると言うか、愚痴というか。

九重「走りたいなら走る場所はいくらでもありますよね。河原だってグラウンドだって。一人で走ればいいじゃないですか。もっと違うことにエネルギーを使うべきです」

黙って聞いていた陣馬は「正しい道に戻してやらんとな」

黙って陣馬の顔をみる九重。九重には、虚偽通報する彼らの気持ちがどうしても理解できないようです。そして、正しい道に戻すことが警察の仕事だろうか、という疑問も持っているのかなぁ。どうだろう。

 

メロンパン号

伊吹「”助けて〜”ってする役の女の子、どんな子かな〜♪なんかさぁ、声が”きゅるっ”としてるよね。出ました、伊吹さんの”きゅるっ”。伊吹さんの理想の女性は、”きゅるっ”としてるんだな、きっと。

志摩「ああ。きゅるっとした女、好きなんだっけ?」

伊吹「ああ、そう!覚えてた」

志摩「まぁその”きゅるっ”てのがいまだによく分からんが」

伊吹「へへへへへ」

って、教えてくれないの、伊吹さん!!

志摩「少なくとも、隊長は”きゅるっ”としてない」

伊吹「ん?」

志摩「好きだの何だのセクハラじみたこと言うな」

ん?あ、あれ、もしかして…

伊吹「いやいやいや俺は尊敬の気持ちを込めて好きだって言ったの。だから安心して。志摩ちゃんとは違うから。俺のは志摩の好きとは違って、ライクの意味」

志摩、思わず左手をあげて伊吹を制止するような動きをして「待て、ちょっと待て」「ん?」「何の話だ」「いや、隊長のこと好きでしょ?ラブの匂いがする」「しないよ。どこがだよ。してないだろ。証拠もなくアホな勘でバカなこと言うな」

あ、あ、やっぱり。怪しいな志摩ちゃん。

伊吹「はいはい、セイセイセイ。隊長に男がいたって結婚してないなら、まだチャンスはあるぅ」

志摩「あのなぁ隊長は」

いいところで無線が!

「警視庁から各局。西武蔵野署管内、西武蔵野工業団地内の公衆電話より緊急通報」

「通本(つうほん)での声紋鑑定の結果、西武蔵野工業団地の緊急通報者は前回までの虚偽通報者と同一人物と確認。現場にて確保願いたい」

伊吹&志摩チームも、陣馬&九重チームも現場へ急行します。

西武蔵野工業団地

竹中「来た、男が一人」

伊吹が公衆電話に近づいてきます。

竹中「警察…?」

伊吹まるで聞こえていたかのように「はい、警察だぁ。虚偽の通報は偽計業務妨害罪。自首すんなら今だぞ」

黙る高校生たち。

伊吹の前に、ゆっくりと黒い帽子を深くかぶった竹中が現れ「ドン」と言って走り出します。

伊吹「そうだよな」とつぶやき、メガネを取りました。そしてスタートの姿勢を取ると「公衆電話から南方向。ドン!」といって高校生の後を走り始めます。

伊吹からの無線で「対象者、左曲がった!」というのを聞いた九重は「次を左です」と陣馬に伝えます。陣馬チームは車で追いかけるようです。

高校生チームの第一走者、左へ曲がって2番めの走者に帽子を渡しました。

物陰に隠れた第一走者の竹中「二番手いった」と仲間に連絡。ものすごい肩で息をしています。どんだけ伊吹さん本気で走ってんだ。

そこへ「警察だ。バシリカ高校の生徒だな」と九重が警察手帳を見せながら声をかけます。「話を聞かせてもらう」といったところで竹中に蹴られる九重。

「はい、公務執行妨害!逮捕!」と叫ぶ陣馬。あっさり九重に取り押さえられました。

竹中は仲間に急いで連絡しますが「逃げろ!けい…」で音声が切れてしまいました。

 

第二走者から、第三走者の勝俣に帽子が渡ります。

勝俣「竹中は?」

佐野「何やってんすか」

あ、よかった。佐野くん台詞あった。

勝俣「竹中どうなったんだよ?!」

佐野「えっ、竹中?竹中?」と呼びかけますが、応答なし。

成川「返事がない。警察は?」

佐野「警察は勝俣先輩を追って…」と喋る佐野が見たのは「メロンパンの販売車?」

メロンパン号の後ろの扉が開き、志摩が赤い自転車を降ろします。

 

成川「警察だ!その車。にげろ〜!!」

成川「勝俣、今どこだ?」

佐野「竹中?竹中?」

勝俣「竹中は?竹中どうなったんだよ?」

佐野「何?」

高校生たち大混乱。

成川「勝俣、今どこだ?」

勝俣「もうすぐ着く」そういうと、すぐに成川の方へ走ってくる勝俣の姿。

勝俣「成川、どうした?!」

成川「警察だ、警察だ」

勝俣「はぁ?何で…」と後ろを振り向きます。

成川「貸せ、貸せ」と帽子を要求します、その後ろからは伊吹の姿。胸元に光る銀が反射してギンギラギン(もはや説明になっていない)。「おら〜」と言いながら走ってます。

成川と勝俣は左右の物陰に隠れ、伊吹が来たところで縄跳びの紐を引っ張ります。

伊吹「うわっ。ウソ〜〜」とコケてしまうのでした。「ああイッテぇ〜」と転がる伊吹。

成川「全員逃げろ。通話終了!」そして勝俣と一緒に走り出します。

伊吹は縄跳びを自分の足から外すと、「おい、ちょっと待て!おい!」と再び追いかけ始めます。強い。

伊吹「二手に分かれた。工場側と国道側」

そうか、ここも分岐点だったんだな。うわぁ。そうか。ここが志摩さんのいう”誰と出会うか、誰と出会わないか”だったんだなぁ。

九重「九重は国道側行きます!」

伊吹「OK!俺、工場側!」

工場側へ走り出していた勝俣「またあいつかよ」とうんざりしてる感じ。

 

人気のない人家?

「遅い」といいながら真木が元部員たちを待っています。

LINEらしきもので「まだー?」&怒ってるクマのスタンプを送りました。このスタンプかわいいな。

そこへレインコートを着た怪しげな男性登場。雨も降ってないのに、なぜにレインコート。

亀田「一人?かわいいね」と真木に声を掛けます。

「雨?」と笑う真木の手元から携帯をはたき落とす亀田。「何すんだよ」と立ち上がった真木にスタンガンを見せる亀田。

 

警視庁

本間「はい、110番警視庁です。事件ですか?事故ですか?」

公衆電話から真木が電話をかけています「助けて!変な人に追われて」

本間「男の特徴は?」

真木「電気の光るの。なんていうんだっけ、あれ持ってる!!」

その間、亀田はなぜか台車を片手に真木を追っかけてきました。

本間「あなたの名前を教えて下さい」

真木「真木カホリ」と叫んだところで、亀田に追いつかれてしまいます。「ねえ早く!早く来てってば!」

矢島「(虚偽通報の)同一人物と確認。ただいま4機捜が対応に当たっている」

本間は納得したように1回頷くものの、電話が途切れたあとに思いつめた表情で「いいですか」と手を上げて、おそらく矢島に話しかけた模様。本間さん、すごい!

 

西武蔵野工業団地

陣馬「分かりました、確認します。虚偽通報者から新たな緊急通報の入電あり。今度は本物かもしれない。これまでより声に切迫感がありスタンガンの男に襲われた可能性がある。場所はさっきと同じ公衆電話。通報者は真木カホリを名乗っている」

パトカーに乗せられていた第一走者の竹中。それを聞いていて「真木さん!うちのマネージャーです!!」と。

陣馬「真木カホリは陸上部のマネージャーだそうです」

陣馬からの無線を聞きつつ佐野を自転車で追いかけていた志摩は「おい!真木カホリが、わいせつ犯に襲われた!」思わず走りをゆるめる佐野。

志摩「お前らの業務妨害が犯人の逮捕を遅らせたんだよ!」そういって、自転車を走らせます。

陣馬「全員、至急公衆電話へ向かえ!」

陣馬は「今、目の前に成川がいます!」と叫びますが「放っておけ、一人確保済みだ。何とでもなる」と陣馬に言われます。工場の柵を乗り越える成川、その背中に「成川!」と叫ぶ九重。振り向くも、九重が追ってこないことを確認し再び走って逃走する成川。

この、分岐点。

 

この頃、伊吹は陣馬の「全員至急公衆電話!」の声を聞いて「はい、了解。はい、もう終わりだ」と勝俣に言います。

「向かいます」と応答する伊吹、「はあ?」という勝俣。ですよね、こんなに追いかけてきたの、なんだったんだよ??と。

「俺は今から襲われた真木カホリを助けに行く。逃げるか来るか、今決めろ」

伊吹の目には涙が光っているようにも見えます。そして、勝俣を見つめてから公衆電話へ向かう伊吹。心のなかで「来い、ついて来い」って祈ってたんだろうなぁ。

現場には毛利刑事と向島刑事も到着。

 

志摩「この片方の靴が通報した真木カホリのものです」

向島「この子達は?」

志摩「真木カホリと同じ陸上部」

伊吹「ウソ通報の犯人」その横には、よかった!勝俣の姿があります。

毛利「襲われたってのもウソなんじゃねえのか?」

佐野「ちげーよっ!」

あ、佐野くんも来たんだね。

志摩「偉そうに言える立場か、黙ってろっ!」冷静な志摩さんも怒鳴るレベル。

静かに泣く勝俣に、肩ドンする伊吹。ここで陣馬さん合流。

「これまでの通報はいたずらでした。僕と成川が中心になって真木は…真木は頼まれて電話しただけで、後輩たちは言いなりでノリでやってただけです。どんな罰でも受けます。だから、真木を助けてください、お願いします」と頭を下げる勝俣。

毛利「こっちは警察なんで。…通報がありゃあ、調べもするし、助けもしますよ」

高校生たち「ありがとうございます」

黙って顔を見合わせる志摩と伊吹。

頭を下げる竹中の背中をポンと叩く陣馬。頭を下げる勝俣の肩を叩き、頭を撫でる伊吹。頭を下げる佐野には、志摩が…と思いきや地図を広げるのに忙しくて、まぁ、その、特にフォローなし。さっき志摩を怒らせたしなぁ。

ここへ「遅れてすいません」と九重も合流。

九重「この一帯を走ってる車は見当たりませんでした。エンジンがあったまってる車も見当たりませんでした」なるほど、それを調べながら来たから合流が遅れたんですね。

ここ、全員で地図を見ながら話すシーン。画像では下から円陣を見上げるシーン、いいですよねぇ。伊吹がミニ懐中電灯で地図を照らしています。

志摩「徒歩で担いで逃げたとすると…」

陣馬「通報から約7分」

志摩「7分」

毛利「連れ込めそうなところは?」

伊吹「よぅし、見てくる!」と走り出します。高校生たちも一緒に走り出します。

志摩「また先走るぅ〜〜〜!」目をつぶって、伊吹の先走りに呆れる志摩さん。ここの表情も可愛い。

陣馬「ほっとけ、ほっとけ。捜索しつつサイレン回して走り回るぞぉ!」熱い、熱い、陣馬さん!

再び自転車に乗って捜索に出ようとした志摩。地面についた車輪のあとに目を止めます。「台車?」

 

人気のいない路地

台車の上に乗せられ運ばれていく真木。首にはオレンジ色の結束バンド。亀田の手には青いビニール手袋。

目を覚ました真木は「助けてー!ここー!」と叫びますが、亀田は「誰もいませーん。誰も来ませーん」とあざ笑います。

毛利「西武蔵野署20から西武蔵野署。現場の公衆電話に到着するも通報者の発見に至らず。至急応援願いたい」

志摩「まだ遠くへは行ってないはずです」

伊吹「旧産業ビルはいなかった。次は?」

高校生たちも探していますが、真木は見つかりません。

「高校3年生、女性。身長160センチぐらい。髪の長さは肩ぐらい…」と警察内で情報が流れています。

「今帰してくれたら誰にも言わないから」と懇願する真木を無視してレインコートを脱ぐ亀田。

志摩が、もう片方の真木の靴を発見しました。

「伊吹、靴を見つけた。武蔵野交差点の先、スクラップ工場。全力で来い!」

「オ〜ケェイ〜」と反応する伊吹。伊吹さん、もう何キロぐらい走ってるんだろう。ちなみに、伊吹演じる綾野剛さんは劇中で走らないときの靴と、走るときの靴を使い分けている、と公式ホームページのインタビューに答えていらっしゃいました。

工場とは方向が真逆だったようで、「あ〜」と言いながら方向転換。ここで、微かにドンってスタート音しましたかね。気のせいですかね。妄聴ですかね。

 

亀田は真木をドラム缶の上に乗せて「おとなしくしようね」とスタンガン片手に近づきます。「いい子だねぇ」と片手を真木の頭に伸ばしたところで「このボケナスが!」と伊吹のジャンピングキックが亀田の顔面に炸裂!

「普通に止めろ、アホ!」という志摩に、「あぁ、足が滑ったんだよぉ」そう言いながら真木の足に自分のジャンパーをかけてあげる優しさの極み伊吹。

伊吹が「怖かったなぁ」と真木に話しかけていると、志摩が「おい!」と叫びます。伊吹の足元に亀田がスタンガンを当て「わーっ、イテて!」「バカ!」

志摩がスタンガンを蹴飛ばして遠くにやると「ナイス!ナイス!」逃げる亀田を追う志摩に「志摩!志摩!」痛みで言葉も出ないらしい。

伊吹「はい、確保確保」

志摩「9時52分」と言ったところで、突然「うわーっ」と叫ぶ志摩。亀田が隠し持っていた、もう1つのスタンガンで志摩の右手を攻撃。「何で?何で?何で2つも(スタンガン)持ってんだ」

 

もみ合う伊吹と亀田。亀田は柵を越え、水が入ったコンテナへ落下。自分も落ちそうになり「うわーっつ!志摩、志摩、志摩」「おい、バカ!」と伊吹の手を掴む志摩。

ここで始まる米津玄師さんの『感電』イントロ。この入りもいいですよねぇ。

伊吹の左手を握った志摩に「よしナイス!ナイス!」と伊吹が喜んだのもつかの間。2人揃って、下のコンテナへ落下。

志摩「お前、何で引っ張んだよ、バカ!」

第3話で、志摩さんは一体何回バカを連呼したんでしょう。

志摩「お前が持ってないからおかしいんだろ!」

一足先に水からあがった亀田は、2人が言い争ってるのをみてニヤリとしスタンガンを水に入れようと構えます。

「おいおい」「入れるぞ、あの男」「ストップ!ストップ!ストップ!」

あぁ〜、入れられちゃう〜、『感電』聞きながら感電しちゃう〜と思ったら陣馬が亀田を取り押さえてくれました。あぶなかった〜。

向島刑事かな「9時53分」

毛利「現行犯逮捕!」

陣馬「バカが何やってんだ!」 あーあ、叱られちゃった。

毛利「あとで助ける」

亀田を車に乗せると「お疲れさまでした」と挨拶する毛利。それに「お疲れさまでした」と返事をしつつ振り返る九重。振り返って逃げていった成川のことを思い出しているようです。

解放された真木に「ごめんなさい」と謝る勝俣。泣きながらバンバン勝俣を殴る真木。真木は勝俣たちが心配で、特に自分が好きな勝俣が逮捕されたらどうしようかと、密かに悩んでいたはずで。それが、自分も巻き込まれてこんな怖い目にあってしまうなんて……。

それを見ている、ずぶ濡れデカ2人。

 

4機捜分駐所

桔梗「確保した高校生たち。家裁送りになった。十分反省してるし重い処分にならないといいけど」

九重「甘いんですね」

大人しく机に座って書類を書く伊吹。何か書いてる志摩。

桔梗「甘いことも言いたくなる。未成年にもかかわらずネットで実名と顔写真が出回った」

そして、NOW TUBEでナイトクローラーチャンネルを見ている志摩。

REC「本日の事件は、110番高校生の続報です!110番通報して遊んでたやつらの高校が特定されちゃいました。ここでレック・ザ・チェック!バジリコとかバルサミコとか何かそういう名前の高校の陸上部。顔写真と本名もネットでは、ぼかしなしで出ちゃってます。そういう大迷惑なクズはね積極的にさらしていきましょう!」

 

桔梗「ネットに広まったおかげで本来受ける以上の社会的制裁を受けてる」

陣馬「お怒りだな」

桔梗「罪を裁くのは司法の仕事。世間が好き勝手に私的制裁を加えていい理由にはならない」

伊吹「捕まってないもう一人は?家に帰ってない子」

桔梗「成川岳は行方不明のまま。西武蔵野署の少年係に引き継いだ」

黙って聞いている九重。

陣馬「ドーナツEPの件は?売人してた卒業生」

桔梗「陸上部の名簿はすべてシュレッダーにかけられたあとだった」

伊吹「うん?」

桔梗「このまま逃がすつもりはない。組対(そたい)5課が動き出した。何かあればヘルプの連絡が来るでしょう。今回の仕事は、これで終わり。以上」

「あ、隊長!」と言いながら伊吹が立ち上がり桔梗に近づきます。「今夜、飲みに行きませんか?」

志摩「はあ?」

伊吹「4機捜の親睦会」

即座に「パス」という桔梗。「みんなで行ってきて。私、これからデート♪お先〜」と部屋を出ていきました。

桔梗を見つめる志摩。

陣馬「お疲れさん」

伊吹「お疲れ様」

九重と志摩も「お疲れさまでした」と。

伊吹「あんな堂々とキャッキャウフフ」

志摩「だからキャッキャウフフじゃない」

伊吹「いやウフフだろ?彼氏とデートなんだから」と言いながら、志摩ちゃんにくっつくように座る伊吹。近い、近い。伊吹さん、近いですよー。志摩ちゃんのこと好きなんだねぇ。

志摩「だから…」と説明しようとすると、陣馬が「子ども。桔梗の子ども」

伊吹「えっ?」

志摩「息子がいるんだよ。まだ小さい」

 

しながわ水族館

イルカショーを見ている桔梗の息子・ゆたかと謎の女性・麦。

麦「わぁ〜すごい!」

ゆたか「すごい!」

ゆたかを後ろから、わっ!と驚かす桔梗。

「ゆ〜た〜か〜♪なに見てた?」「クジラ」って、ゆたかくん、そ、それはイルカでは?

麦は、首元のスカーフで自分の顔を隠すような仕草。

4機捜分駐所

伊吹「隊長、子どもいるなんて知ってたら志摩ちゃんが隊長にウフフだなんて誤解しなかったのになぁ〜」

廊下に置いてあるホワイトボードに何かを書き込んでる志摩の横でぼやく伊吹。

志摩「…へぇ〜」

伊吹「あっ。息吹の勘は当てにならな〜いと思ったでしょう?」

志摩「べっっつに」

このときの志摩さんの表情にこそ、隊長にウフフだってことが裏付けされたように思えたのは私だけでしょうか。伊吹さん、勘が鋭いから。

陣馬「終わった終わった〜」めっちゃ解放された顔してますね。

伊吹「おつかれっす〜」

九重「お疲れさまです」

陣馬「飲みに行くか?」めっちゃ嬉しそう。

伊吹「いいっすね」

志摩「あ〜久しぶり」

九重「自分はパスで」

陣馬「はぁ?!」

九重「仕事じゃありませんよね?」

 

陣馬「いっくべ〜」

伊吹「うわ〜やる気満々だ」

志摩「やる気満々」

陣馬「よろしくなこれ」と九重に声を掛けます。「お疲れさまです」と返事をする九重。その時、九重が持っていた書類が触れたからなのかカウンターに隠れていたパチンコ玉が転がり落ちます。

 

階段

成川が階段に座っています。顔を隠すように上着を頭からかぶって。と思ったけど、雨が降っていたから雨よけだったのかも。

その横を笑いながら女性たちが通り過ぎていきます。

「おい、何してんねんなぁ!ははは。びっくりした〜。またね、またね、気をつけて」と女性たちに声をかける男性の声。

傘をさしながら階段を上がってきたその男性は、「なーりーかーわーくん」と成川に話しかけます。

成川「てめえのせいで!」

男性に掴みかかる成川。

謎の男「違う違う違う!ちょっと待って。違う!君の陸上部の先輩と、ちゃう!」

男から手を離した成川は「誰だよ」

謎の男は笑いながら「大変やったな。大丈夫、俺は君の味方。ほら」と傘を差し出します。

男性の持ってる傘、無印良品のに似てますね。しるしのつけられる傘っぽい感じ。

そして成川の背に手を添えると「わーーーー」と叫ぶ男性。「おい。叫んでみ。あーーーーーーっ。クソがーーー」と叫ぶ男性のマネをして、「わーーーーー」と叫ぶ成川。

「どう?少しはスッキリした?もー、ぜーんぶ忘れて楽しもうや」そう言って成川の前でドーナツEPらしきものが入った小瓶を振るのでした。

いや、成川くん、手を出したらあかんで。だって、それがそもそも自分を今、その階段にいさせる元凶になったものだから!!と画面に叫ぶ私。

果たして、成川くんはどうなってしまうのか。

パチンコ玉を落としてしまった九重くんは、何を感じたのか。

 

第3話の台本の色

第3話の感想

すごい!

1週間かけて作られていたとは!!装置もすごいし、最後にキャッチできるのもすごい、からの、九重へパチンコ玉を送球する伊吹さん、というか、綾野さん。すごいなぁ。かっこいいわぁ。

 

九重を演じる岡田さんは、野球部でキャッチャーだった経験があるとか。

きっと、九重もこのドラマが終わる頃にはパチンコ玉を受け取れるように(人の人生に寄り添えるような警察官に)なるんじゃないかと、いや、この先のドラマの展開がどうなるかは分かりませんが。私の勝手な希望。なってほしい。

志摩さんが九重くんに言った、伊吹さんは自分たちにないものを持っている、って。あれは、一体なんだろうか?というのも考えちゃいますよね。

伊吹の野生の勘や足の速さをかっているんですか?に対して、バカバカしいと答えてるから、そこではなくて。

かといって、相手を信じる姿勢、というのも少し違う気がするんです。というのも、第2話で伊吹が信じた相手、信じたかった相手が結局は……というところを見ると。捜査上では限りなくグレーに近い人物を信じる、ということを志摩はしてないわけで。なるべく自分感情を入れず、限りなく入れず、バイアスを掛けず、事件を追う、というのは残念ながら今の伊吹さんにはないわけで。

そうすると、第1話と第2話で伊吹さんが発した言葉、「罪を犯す前に捕まってよかった」と「無実でいてほしかったなぁ」がキーになるのかな、と。いかに、罪をする前に止められるか、という姿勢は今のところ九重くんにはないかなぁ、と。志摩さんも、たぶんそういう観点からは事件を捉えてなかったフシがあるのかなぁ、なんて思ってみたり。

 

3話終了時点では、九重が名前だけ呼んで引き止められなった成川が、この先は犯罪に手を染めそうな雰囲気で。なんとか、元に戻れるといいなぁと願うしかないのでした。

それにしても、菅田将暉さん。悪い人にしか見えないけれど、どうなんですかね。実は警官とか、そういうの、ないですかね。ないですよね。

 

 

そして気になる第4話について脚本の野木さんがツイートを。

あぁ、どうなるんでしょう。志摩さんの闇とか、桔梗隊長の背負うものとか、気になるワードしかない。うう。

 

 

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うさかめ
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