邦画ドラマ

ドラマ『MIU404』第7話「現在地」の流れ&ネタバレ感想

MIU404

8月9日に、第9話のクライマックスシーンを撮影中、とのツイートがありました。

はて、どんなことになっているのか。

ということを気にしつつ、第7話の流れとネタバレ感想を書いていこうと思います。

 

 

第7話 登場人物

登場人物 役どころ
伊吹 藍
(いぶき あい)
奥多摩の交番に8年近く勤務していた。第4機捜へ異動となり志摩とコンビを組むことに。巡査部長。
”足が速い”のと”野生の勘”が武器!?
志摩 一未
(しま かずみ)
元捜査一課。所轄勤務だったが、4機捜へ。機捜経験もあり桔梗・陣馬からの信頼が厚い。陣馬とはコンビを組んでいた経験あり。巡査部長。
野生の伊吹と、だいぶ息があってきた感じ。
桔梗 ゆづる
(ききょう ゆづる)
警視庁刑事部の第1機動捜査隊 兼 第4機動捜査隊・隊長。志摩のことを評価している。警視。
陣馬 耕平
(じんば こうへい)
警視庁刑事部の第4機動捜査隊・隊員。昔、志摩とコンビを組んでいたことがある。現在は九重とコンビを組んでいる。コールサイン401。警部補。
特技:”顔面配備”
九重 世人
(ここのえ よひと)
警視庁刑事部の第4機動捜査隊・隊員。父親が警察庁刑事局長。自身もキャリアの新米。警部補。
第4機捜のメンバーが個性的すぎて、ちょっと引いてる時あり。第5話で、初めて博多弁が飛び出しました。
九重 篤人 九重世人の父。刑事局長。たびたび噂には出てましたが、第7話で初登場。
我孫子 豆治
(あびこ とうじ)
警視庁刑事部・刑事部長。
桔梗ゆたか 桔梗の息子
羽野 麦
(はの むぎ)
桔梗の息子ゆたかの面倒を見てくれている。桔梗と息子から、ハムちゃんと呼ばれている。
成川 岳 バシリカ高校3年生。第3話で登場し、それ以降、逃走中。第5話でRECにメールを送っていた。
3年2組22番(第7話で判明)
謎の男・久住 成川を援助している。ようやく第7話で名前が判明。職業不詳ながら、まっとうな職業ではなさそう?
特派員REC(れっく) 動画投稿サイト「NOW TUBE」で「ナイトクローラーチャンネル」を配信しているナウチューバー。本名不明。
今まで奇数の回に登場しているため、個人的には”奇数くん”とも呼んでいます。
第1話で「視聴者の登録数23人、いわゆる底辺NOWチューバー」と九重くんに称されたRECですが、第5話では登録数1.3万人!
ジュリ コスプレイヤー。トランクルームの利用者。
スゥ BABYMETALファン。ただいま、家出中。トランクルームの利用者。
モア BABYMETALファン。ただいま、家出中。トランクルームの利用者。
陣馬 八重子 陣馬の妻
陣馬 鉄 陣馬の息子
陣馬 澪 陣馬の娘。鉄の妹。

 

第7話「現在地」の流れ&ネタバレ感想

トランクルーム

もう、この始まり1秒から洒落てましたよねぇ。音楽とも合わせて、色を変えて、本当に画面も洒落てるんですよねぇMIU404。

ショッキングピンクの扉が印象的なトランクルーム。とあるドアの下を、一匹の猫が前足で一生懸命に引っかいています。

そこへ近寄ってきたコスプレの女性。猫は女性を見て逃げるでもなく、彼女に抱き上げられました。

 

ジュリ「ダーメ、見つかっちゃうでしょ」

そして彼女は猫を連れ、その場を立ち去りました。

交差点

信号待ちをしつつ電話をしている男性の後ろ姿。黒地に大きくピンクの花が沢山配置された派手なシャツ。

謎の男性「どこかって?ちょっと出先なんでぇ、今からそっち行けないんすけど松本さんって人が、はい、松本さん、先に10ケース送れ、いうて。もう、そうせえへんと原料費出せませんから、工場まわれへんいうて」

親子連れと横断歩道の途中ですれ違い、少女に手をふる謎の男。

謎の男性「もうじゃ、お前が先に金払えやって話なんすけどね、はい」と前を向いたところで、自転車の配達人とぶつかりそうになります。

謎の男性「わっ、びっくりした」と横っ飛び。

配達の人は帽子をとって「すいません」と謝っています。

謎の男「すいません」と自転車の配達人に謝ると「はい、ほな、よろしくお願いします。はい、失礼しま〜す」

 

 

メロンパン号

メロンパン号を路肩に止めて、運転席で志摩が報告書に記載をしています。助手席の伊吹は前方をガン見したかと思えば、なんだか落ち着かない様子。めっちゃ、目が開いてる!キョロってる!可愛い!!

そうそう、こんな感じの伊吹さんでした。

 

すると、伊吹がサイドミラー越しに自転車で配達してる人を発見。

伊吹は窓を慌てて開けつつ「おっ、来た来た、太郎!太郎!」

志摩「ああ??」

伊吹は配達人に「出前太郎、こっち〜〜!」と叫びますが通り過ぎてしまいます。

伊吹「あれ?他の配達?」

志摩「この前までコスモデリバリーが走ってたのに見なくなったな」

伊吹「名前がダサい。出前太郎のほうがイケてる」

志摩「昼飯なに?」

伊吹めっちゃ笑顔で「来てからのお楽しみ〜」

志摩「どーせ、うどんだろ」

伊吹「うどんは休み。401も休み」

志摩は頷きながら「陣馬さん…顔合わせ大丈夫かなぁ?」

 

陣馬家

息子の鉄「親父、来んの?」

奥さんの八重子「仕事休みとったって」

別室の鏡の前で、口笛を吹きながら櫛で髪をとかす陣馬。

鉄「雪降んじゃねえの?」

八重子「あれ、鉄、あんたあちらのご両親、新宿駅に何時?」

鉄「あ〜、ヤッベ行ってきます」と慌てて出掛けていきます。

娘の澪「ねえ、お父さん何着るんだろう?」

八重子「あの人、何着たって一緒じゃない」と笑います。

母娘で辛辣な会話が繰り広げられております。

澪「お兄ちゃんが結婚なんて奇跡なのに」

そこへ陣馬が「お待たせ」とリビングにやってきました。

動きを止め、息を呑む八重子と澪。

八重子「やっだ」

澪「イケてる」

満面の笑みの陣馬さん。

 

 

第6話で陣馬さんが「下の娘なんてよぉ、お父さんがいたら事件が起こるから来るなっつって」とボヤいてるシーンがありましたよね。つまり、お子さん3人いらっしゃる設定なのかな??

ゴルフ場

着信音とともに、陣馬からの自撮りが送られてきました。メッセージには「今から行ってくる!おかげでばっちりだぜ!」と。

それを見ている九重に、マメジこと我孫子が「彼女からですか?」と声をかけました。

九重「いえ、違います。機捜の相棒に、服選んであげて」

なるほど、だから、奥さんたちもセンスの良さに驚いたわけですね。

我孫子「ああ、私も選んで欲しいな、はは」

という我孫子を「?」って顔して見ちゃう九重くん。マメジ、ゴマすりがミエミエ。

そこへ九重の父・篤人が声を掛けます「ほれ、世人」

我孫子「あっ、順番です。どうぞ」

 

この『AKIRA』の文字の偶然、という意味が分からない私。なんだろう、AKIRAという登場人物はいなかったような??

 

我孫子「いや〜、刑事局長のご子息とコースをご一緒できるとは」

篤人「いやもう、世間知らず」

我孫子「運動神経バツグンってフォームですよね」

九重がボールを打ちました。

我孫子「ナイスショ……あっ、ファーーー!!」

コースから大きく、かなり大きく右へ反れていくボール。

我孫子は、ちらっと篤人の方を振り返り「あっ、ナイスファー!!」

なんやねん、ナイスファーって。

 

陣馬家

澪「おとうさん、まだ〜?」

陣馬「すぐ行く」

陣馬はクローゼットの下にある手提げ金庫に警察手帳をしまいます。そして、なにやら人の写真が貼られ、その横にメモが書かれた紙も一緒に仕舞いました。

このとき、鴨居のところに書がかけてあるのが見えました。最後の二文字が”一空”。調べてみたところ”万里一空”という四字熟語があるようで。

2011年に琴奨菊関が大関昇進の伝達式で使った言葉だとか。

「万理一空」は,剣豪宮本武蔵の兵法書から引用した。「すべての理(ことわり)は一つの空につながっていく。どんな努力も目指す先は一つ。努力の先に光がある」と,迷いなく進む思いを込めた。

レファレンス共同データベースより

あー、陣馬さん宮本武蔵好きそう!(勝手な個人的な感想です)

 

メロンパン号

お昼ごはんが到着したようです。

 

伊吹は手を叩いて喜んでいます。

飛田「お待たせしました」

伊吹「サンキュー!ありがとう」

飛田「ライバル店のリサーチですか?」

伊吹は受け取った赤い紙袋をチラっとのぞいて「うわっ、うまそう。えっ?ああ、いや、そうじゃないよぉ〜」と手を振っています。

紙袋を伊吹から受け取った志摩「メロンパン、メロンパン…全部メロンパン?!」

なるほど、だから飛田さんが「ライバル店のリサーチですか?」と聞いたんですね。完全にメロンパン屋さんと思われている2人。

 

伊吹「うん♪メロンパン9個」

9個って、ケンカしちゃわないのかな。それとも9個セットというのがあるのかな。ということまで妄想。

志摩「なんでだよ」

伊吹「え?」

飛田「ありがとうございました!」

志摩「ご苦労さま」

伊吹「はい、ありがとう」手を振って見送ります。

でも、お腹が空いていたのかさっそくメロンパンを食べようとする志摩「いただきま〜す」

伊吹「あーーー!ダメダメダメ!!」といって志摩からメロンパンを取り上げます。

志摩「なになになに」

伊吹「写真撮って、ちゃんと!」

志摩「写真?!」

桔梗家

羽野麦の携帯に着信音。

麦「あっ、メロンパン、おいしそ〜」

おっと。いつの間にライン交換したんだ、伊吹さん。前回(第6話)の桔梗家でのバーベキューのときか。ちゃんとお仕事?してるな伊吹さん。

「見て見て!メロンパン!」というメッセージとともに、メロンパンを両手に持ってる伊吹の写真が送られてきました。くく、この写真を撮らされたんだ志摩さん。テキトーに1枚撮って、「ほら、はやく食べよう」と言って「え!ちょっと、もっとちゃんと心込めて撮って!!」とか伊吹さんに叱られてそう。

 

伊吹と麦のLINE(たぶん)、メロンパンの前のやりとりの画面も、すこし写りました。

8:07に「気をつけてね💗(赤いハート)」と麦から送信。

8:48に「ハムちゃん、ありがとー!」と伊吹から返信。ちゃっかり、ハムちゃん呼ばわり!仕事早いな、伊吹さん。

 

桔梗「伊吹の相手、しなくていいよぉ〜」

麦「私が相手してもらってるの」

桔梗「ウザくない?」

一応、桔梗さんの部下なんだけど、うざいって。うぷぷ。

麦「ううん、伊吹さんね、ハートマークつけると喜ぶの」

そして「おいしそう!私も食べたい💗」と返信したようです。

メロンパン号

麦からのハートマーク付き返信を見て、全身で喜びを表現している伊吹。

それを見て「気持ちわりいな」という志摩の声が聞こえました。くっ、表情も目に浮かぶ。

桔梗「はあ〜、小学生か」

いいねぇ、キャッキャウフフしてるねぇ。

トランクルーム

管理人が、トランクルームの1つを覗いて「わっ、あ〜」と驚きの声をあげて走っていきました。

ようやくメロンパンを食べようとした志摩たちに「警視庁から各局。新日暮里署管内トランクルームに男性の遺体入電中」と無線が入ります。

「現場は新日暮里2丁目5番地、トランクパラダイス」

志摩と伊吹はメロンパンを紙袋へ仕舞うと「え〜機捜404。あびこ橋から向かいます、どうぞ」と伝える伊吹。

「警視庁了解」

トランクルームに到着した伊吹たち。ちゃんとメロンパン号に鍵をかける志摩さん確認できました。

「404初動捜査入ります」「お疲れさまです」

ここで、画面がモノクロに。けれど、ピンクのドアの色は残したまま。くぅー、この画面へのこだわりが好きだなぁ。

そして貼られる立入禁止の黄色いテープ。チキチキチキ音とともに。

「お疲れさまでーす、よいしょ」出ました、伊吹さんの”よいしょ”、可愛い。そして伊吹と志摩が片足けんけんしながら靴カバーをつける2人の後ろ姿も可愛かった。片足けんけん、第1話以来ですかね。

 

そして死体が発見された現場007へ入る2人。入り口の右脇には猫砂7袋ほど積み上げられ、壁にはクリップできちんとレシートが止められ、脇には家計簿ノートも。

ノートは、これかな?

洗濯干しがあったり、ファイルケースで細かいものを収納していたりと、とても綺麗に整理整頓されています。

そして、トランクルームの一番奥に横たわる死体。上から、猫砂が大量に撒かれています。首には針金ハンガー。

伊吹「自殺?」

志摩「この砂は誰がかけた?」

伊吹「猫…ニャンって。へへへ」

まさか、この逆が言いたかっただけとか…。

伊吹「ってかさぁ、トランクルームって住めんだな」

志摩「トランクルームは荷物の管理、保管を目的とし宿泊や仮眠は法律違反。契約書にも必ず記載されてる」

さすが、きっちり説明してくれる志摩さん。

伊吹「つまり?」

志摩「住めない」

ふと伊吹が何かの気配を感じたように動きを止めました。そして、壁を見つめる伊吹。

志摩はトランクルーム内に敷かれていた新聞紙を見ながら「2016年…いつからいたんだ?」と。

 

管理人から話を聞くことにした2人。

管理人「猫がドアのところを掘ってるのを見つけて、猫砂もあって。餌付けしてるんじゃないかと。それで部屋の契約者に電話したんですが…」

「現在使われておりません」とアナウンスが流れたようです。

管理人「スペアキーで入ろうとしたら鍵が開いてて」

志摩「あの人を見たことは?」

管理人「いや、ないです。ないですよ、だってまさか暮らしてたなんて!」

志摩「契約者は?」

管理人「ああ、はい」といって契約書を志摩たちに見せます。

契約者の氏名は山中誠二。誕生日は1988/6/19。東京都板橋区板橋南6-18-57在住。契約開始日は2009年9月1日となっています。

志摩「山中誠二。口座名義も一緒」

確かに。引き落とし口座の名義がヤマナカセイジ。関東信託銀行 新日暮里支店。普通預金。

そして、山中誠二の運転免許証のコピーの写真を見た伊吹は「あれ、別人じゃね?」

管理人「はっ?」

志摩「この人、見たことは」

管理人は免許書のコピーを見つめ「…分かんないです」

志摩「契約開始が2009年」

伊吹「10年も前?」

志摩「あの死体は誰なんだ?」

そして、死体の上半身の写真を撮影する伊吹。

どこかの路上

赤信号で信号待ちをしている黒い車。

中には陣馬家が。

澪「ねえ、あっちの家族、海外で暮らしてたことあるんだって。いいよね、海外旅行行きたかったな」

八重子「自分で稼いで行きなさい」

澪「ないよお金が〜」

青信号になり発進しようとすると、急に1人の男性が車の前に飛び出してきました。

「うっわ」と驚く陣馬に、男性は「おいコラ!」そしてボンネットを叩き「気をつけろ、殺すぞ!」と凄んで走り去っていきました。

澪「ヤッバ」

八重子も両手で口元を覆いながら「変な人がいるもんねえ」と。

陣馬は鋭い目つきでタクシーに乗り込む男性を見ながら「指名手配の…」

タイトル

ここで、タイトルがでるのですが。今回のも洒落てたなぁ、これ考える人たち本当に素敵だなぁ。この発想力ねぇ…。好き。

まずはカーナビの画面が映りまして。どうやら陣馬家は荒川区の方にあるようですね。現在時刻13:45。新宿の目的地まであと10.7キロ。到着予定は14:13。ふむふむ、ゆっくりとした会食スタートなんですね。

あ、上野が御徒町動物公園駅になってる!おもしろーい!!

ま、それはさておき。

次に現在地を示すピンアイコンがクローズアップ。その横に#07 現在地ってタイトルが出たんです。

ピンアイコンというのは、こんな感じで

ちょっと中心のデザインが上のとは違ってたんですけど、そして色が緑でした。この緑に意味がありまして。

真ん中の穴にゴルフボールが転がり込んできます、そうここからゴルフ場に場面転換!身悶えするぐらいに、この場面転換素敵!!

ゴルフ場

九重の父「どうだ機捜は」

ゴルフ場のラウンジでお茶を飲みつつ、パソコンを開いていた九重「何で俺を機捜に入れたの?」

父「ああ?」

九重「親父が無理やり押し込んだって聞いたけど」

笑う父。

九重「桔梗隊長をスパイさせるため?」

父「何だ、それは」

九重「そう言ってる人がいたんだよ」

へー、そうなんだ。九重親子は2人でいるとき博多弁にはならないのかな。

父「俺が入ってみたかったんだよ機捜隊に。だが警察庁と警視庁の違いが分からなかったんだ」

ええ、私は未だに分かっておりません。

父「どうせなら難しい方をと思って警察庁にしたんだけど、政策の立案、国費まわりの事務仕事、政治家へのレクチャー。似ても似つかない仕事ばっかりだ。はは」

九重「嘘でしょ?」そういう理由だったの?!という、ちょっとホッとした表情。

父は息子の腕を叩きながら「お前が羨ましいよ」と笑うのでした。

そして、「さいとうくん、ちょっといいかな?」と席を立つ父。

ちなみに、お父さんのゴルフウェア。袖口に、ひらがなで”でさんと”って。

DE 書道家「でさんと」Sleeveワッペン半袖ポロデサントゴルフ 春夏 ゴルフウェア レディース 半袖ポロシャツ

レディースとは、右の袖口部分が少し違うのかな。でも、大体のデザインは同じですよね?

 

そこへ九重の携帯が鳴りました。出てみると陣馬からで「調べてくれ。思い出せないんだよ、どの事件だったか」

マメジが「フォロースルーの時に、こうヒジがぬけちゃう…」とヒジが曲がっちゃうことを話していると、九重が「刑事部長、すいません。いつかの強盗事件で現場に魚肉ソーセージのフィルムが落ちてた事件ってご存知ですか?」

マメジ「魚肉…」

陣馬へ電話をする九重。「陣馬さん、分かりました。マメジが覚えてました」

それを真後ろで聞いてたマメジ「今、マメジって…」

九重「杉並区で起きた強盗致傷事件です。糸巻さんに画像送ってもらえたんで転送しますね」

赤信号で信号待ちの車内

陣馬が送られてきた画像を携帯で見ています。

澪「ママに似合うやつだよ」

八重子「えっ、そうなの」

澪「あの長いやつで」

八重子「えっ、なんで」

なんだろう、なにについて話してるんだ??

陣馬「似てる」

八重子「なにコソコソやってるの?」

澪「ねえ、今どこ??道、違くない?」

陣馬「すぐかけ直す」と九重に言うと「すまんが2人とも車から降りてくれないか」

八重子「はっ?!」

陣馬「前のタクシーに指名手配犯が乗ってる。警察官として、俺はヤツを追わねばならん」

八重子は「またなのね」と怒りを抑えようとしても押さえられない口調。

陣馬「…また?」

それは18年前のこと…

道を走っている陣馬家の車。あ、現在(2019年)の杉並500 さ 87−48と同じ。ほう、陣馬家は大切に乗ってるんですね。

鉄「…ったら、どんな街になるかな。楽しみだね」

澪「うん!」

急ブレーキをかける路肩に止まる車。

八重子「どうしたの?!」

陣馬「指名手配犯がいたんだ」

八重子「えっ?」

陣馬「警察官として、俺はヤツを追わねばならん!」

そしてバス停の前で降ろされた八重子たち。すっかり海へ行く準備万端の鉄、頭にシュノーケル用のゴーグル、手にはビーチボール、そして浮き輪をつけています。麦わら帽子姿に浮き輪をしている澪、クーラーボックスと、西瓜丸ごと1つ。

澪「サイッテーの家族旅行だった」

ほぼ何もない、畑が広がるところで降ろされた家族。その後ろに立派な夏雲が見える光景。

八重子「あれから鉄がグレて大変だったのよ」

陣馬「お前ら凶悪犯を街に野放しにしてもいい…」

八重子「わかりました!」

分かってくれた!と笑顔になり「ありがとう」という陣馬。

直後、運転席から転がり落ちる陣馬。運転を代わったのは澪。

八重子「こっちは勝手にやるから頑張って」

陣馬「車買ったの俺だぞ!」

八重子「節約して買ったのは私!!」

そして無情にも取り残される陣馬。まぁ、仕方ないですね。前科?もあるし。ところで、18年前のときの指名手配犯は捕まえられたのかしら。

陣馬「ああ、ちょっと、おい!ちょっと、おーい!電話、財布…おい、携帯!ちょっと、おーーい!」と言うも、気づいてもらえず。

振り向けば、指名手配犯の乗ったタクシーが左折しようとしています。慌てて走り出す陣馬。

トランクルーム

志摩「検視官によると死後40から48時間、窒息死とみられる」

刑事1「ガイシャはホームレス。自殺ですかね?」

志摩「だとすると、あの猫砂をまいたのは誰なのか」

(まったく、伊吹とおんなじかよ…って胸の中で呟いてそう)

刑事2「ホームレス仲間が自殺体を見つけ金を持ち逃げ、逃げる際に発覚を恐れて猫砂をまいた」

瞬きもせず、ちょいっと左眉をあげる志摩。

刑事1「ありえるな」

伊吹が近づいてきたので刑事2が「防カメの映像は?」と尋ねます。

伊吹「カメラはダミー、録画はなし。残念」

志摩「ガイシャの身元については契約者の山中誠二をあたります」

刑事1「家は板橋…」

警察官「敷地内で3人発見しました!全員、利用者だと」

志摩「聴取したほうが良さそうですねぇ」

刑事1は志摩から書類をひったくると「うちらは山中誠二をあたります」

刑事2「ここは宜しくお願いします」と言って去っていきました。

伊吹「所轄、やる気ねえなぁ」

志摩「自殺だと思ってる」

伊吹はサングラスをかけながら「はぁ〜、志摩は?」

志摩「……伊吹は?」

伊吹は「うん?」と言うと、メッチャ嬉しそうな顔で「俺はねぇ、ニャンか気になる。ニャンかの気配を感じる。きっとニャンかある」と右手の人差指を立てました。

志摩「珍しく気が合うな」

伊吹「うん?」

志摩「俺も、ただの自殺とは思えない」

伊吹「はいっ、やりなおし〜」

志摩「はっ?」

伊吹「いやぁ、そこは”ただの自殺とは思えニャい”」

え、えっ、いま志摩ニャンのマネしたの?!

志摩は即座に「そこまで気は合わない。行くぞ、聴取」

伊吹「へ?あー。はいニャ」

でも自分のスタイルは崩さニャいスタイル。

2人の前に、コスプレ姿のジュリ、そして2人の少女が見えました。

伊吹「てかなんか、凄いの出てきたね」

志摩は一本調子で「楽しみだなー(棒)」。

 

 

モア「で、何があったんですか?」

伊吹「いや、色々な、色々」

モア「私たち、ここに荷物を取りに来たんです」

そして、回想シーンへ。

 

彼女たちは熱烈なBABYMETALファンのようです。トランクルーム内にはグッズが所狭しと置かれています。自分たちが着る衣装も。

スゥ「てかさ、今晩どうする?神探す?あっ、ネカフェ(ネットカフェ)にする?お金かかるけど」

なるほど、家出してるのですね。ちなみに、”神”というのは家出少女に宿を提供する男性のことだそうです。

 

モア「夜はここいられないしね」

そこに管理人の悲鳴が

スゥ「そしたら悲鳴が聞こえて」

モア「7番の部屋ですよね?」

伊吹「おお、まあな」

スゥ「私たち、見た!!」

伊吹「何を?」

スゥ&モア「幽霊!」

伊吹「幽霊?」

夜、屋台で買った焼きそば?を食べながらトランクルームへと来たスゥとモア。7番の部屋の前に幽霊が立っていたというのです。

伊吹「うん??うーーーん」

スゥ「ホントのホント!」

伊吹「オッケー、オッケー!じゃあ、住所と名前は?」

黙り込むスゥとモア。

伊吹「オッケー、じゃあ名前は?」

スゥはポーズを決めながら「スゥメタルDETH!」

モアもポーズを決めながら「モアメタルDETH!」

からの「伊吹メタルDETH!」

この”伊吹メタルDETH”は綾野剛さんのアドリブだったとか。公式ホームページの現場レポートに書いてありました。

伊吹「いやてか、本名じゃないでしょそれ」

一方、ジュリから聴取しているのは志摩。きっと伊吹が「俺、キュルとしたの担当ね。あっちは志摩に任せた」とか言ったんじゃないかと妄想。

ジュリ「衣装置いてて、着替えたりするのに一部屋借りてて。今日はイベントで急いでいるんです」と腹巻き、じゃなかった、お腹の辺りから携帯を取り出し志摩に見せます。

ジュリの”つぶったー”には

「アニコスドリームフェスタ」本日開催!
7月6日(土)参加費:1000円
ゲスト:ジュリ・リンカ・メカパール
みなさんお気軽にお越しください!コスプレしてみんなで楽しみましょう!!

ほうほう、何かのアニメのコスプレを今日はしているんですね。

志摩「あ〜、まず住所とお名前を教えて下さい」

ジュリ「ジュリです」

志摩「フルネームで」

ジュリ「ジュリですっ」

志摩「だから、つぶったーはIDにはなりません」

ジュリさんのフォロワーは721人、530人フォロー中のようです。

ジュリです。コスプレイヤー/イベント/アニメ コスプレをしたりイベント出演したりしています!ご質問、ご依頼はDMからお願いします、と説明欄に記載あり。

志摩「住所と名前言わないと帰れませんよ」

そこへ伊吹が近づいてきました。「志摩志摩志摩志摩」

振り向く志摩に一気にまくしたてる伊吹「もう全然話になんない。あの子たちネットカフェに泊まってる家出少女なんだけど本名教えてくんない、話になんない、心折れそうマジで」

スゥ「ねぇ、刑事さん!おなかすいた、帰っていい?」

伊吹「いや、ダメでしょっ!」

スゥ「え〜、もう疲れた」

軽くため息をつく志摩。

そして志摩は彼女たちに紙袋を広げ

志摩「はい、どうぞ。メロンパン」

伊吹「メロンパン、楽しみにしてたのにっ!」

志摩「また頼め」

伊吹「いつ頼むんだよぉ」

ジュリ「ねぇなんなの。警察こそ情報を開示してください」

志摩は、もう話を進めるため「あのなかで、人が死んでたんです」

ジュリ「えっ?」

志摩「真面目にご協力ください」

スゥ「幽霊」

モア「幽霊だ」

志摩は、全然真面目に協力してくれない的な、ややうんざりした感じで「幽霊?」

伊吹「見たんだって、7番の前で」

すると、ジュリの視線が8番の扉に釘付けに。それに気づく志摩。さすが、有能!

志摩「もしかしてあなた、何か知って…」

伊吹「あっ、分かった!!」

志摩「はあ?」

伊吹「謎の気配の正体」そしてジュリを見つめつつ「部屋に何かあんのかな〜と思ったけど…(手袋を取り出しながら)隣だ」

志摩「隣?」

伊吹「ああ」そういうと伊吹と志摩は8番の扉の前へ。

伊吹「いるな…」

(そうなの?って顔して、後ろで見てる志摩さん)

伊吹「誰かがいる」そういうと扉を開けました。

志摩は一本調子で「警察だ。おとなしく出てこい」

伊吹「幽霊ちゃん、出ておいで〜」

そしてトランクルームの中へ。

 

どこかの道路

「俺は伊吹じゃねえんだ」と言いながら、はあはあしながら走り続ける陣馬。

タクシーが通りかかったのを見て、「タクシー!おい!おい!」

タクシーの前に立ちふさがり「乗せろ、乗せろ」

 

トランクルーム

トランクルーム内を捜索する伊吹と志摩。

「う〜〜ん、もういないじゃん!」と怒る伊吹。

伊吹「もぉおおおお、気のせいかぁ……ニャンつって」

そういうと、一気に入口付近にあったワードローブハンガーっていうのかな、

劇中とは、まったく違う商品ですが。まぁ、こんな感じの。そのチャックを一気に下ろす伊吹。

伊吹「よっしゃ〜」

志摩「どうも〜」

伊吹「こんにちは、よし、おら、出てこい」

そういって、中に隠れていた男性を外へ出します。

伊吹「お前が殺したのか?」

倉田「してません、してません、してません」

志摩「だったら、どうして隠れてたんだ?」って、字幕にはなってましたが「だったら、どうして隠れてたのかな?」って私の耳には聞こえたんですけど、妄想かな。

ジュリ「乱暴はやめてください!」

伊吹「ちゃんと今から話すの、はい。座って座って、はいはい」そういってトランクルームの入口に倉田を腰掛けさせます。

伊吹「殺してないのか?」 大きく頷く倉田。

志摩「隣の人とは知り合いですか?」 大きく首を振る倉田。

伊吹「隣の部屋に入ったことは?」 大きく首を振る倉田。

志摩「隣の人と話したことは?」 大きく首を振る倉田。

ここで見つめ合う伊吹と志摩。そして、話を聞くのを伊吹に任せたようです。志摩はトランクルーム内を捜索。

伊吹「おじさん、俺はね大抵のことは信じるようにしてます。だけどぉ…バレバレの嘘はダメだわ」

志摩は倉田の横に座ると「猫の毛。隣の部屋のと同じ」と猫の毛を見せます。

伊吹はサッと立ち上がり、何かを手にすると「はい、猫じゃらし発〜見」と倉田の前でフリフリ。

伊吹「証拠がこんだけあがってんだ、正直に言え。お前と……猫との関係は?」

志摩「いや、違う違う違う。隣の部屋の人との関係」

伊吹「うん。お前と、隣の人との関係は?」

倉田「いや、いや、それ違うんです!」

ジュリ「倉田さん!不用意に話さない方がいい。恫喝して怯えさせ、警察に有利な証言を引き出し、やってもいない殺人の罪を着せる」

伊吹「つうか、誰?」

ジュリ「通りすがりの一般人」

伊吹「そんな通りすがり、いないでしょー!」この時、画面の左隅にチョロっとだけ猫じゃらしが動くのが映りましたね。伊吹さん、いないでしょーって言いながら猫じゃらし振ってたんでしょうね。

志摩は、厄介な人だなぁという顔をしつつトランクルームから出てジュリへ近づくと「ずっと気になってたんですよね。あなたの服、猫の毛」と言って右肩の下部分についた猫の毛を指摘。

伊吹「あ〜っ」

志摩「(左肩下付近を指差し)ここにも。しかもあなたは、この人がこの部屋にいたことを知っていた」

伊吹「通りすがりの共犯者」

倉田「いやいや、私は何も」

志摩「場合によっては2人とも署に来てもらうことになりますけど」

伊吹「うん」

黙り込むジュリでしたが、ようやく口を開くと「関わりたくなかったけど、仕方ない。私は…こういう者です」と名刺を志摩に渡しました。

名刺には、中央弁護士会 弁護士 清瀬十三(じゅうぞう)

伊吹「弁護士?」

志摩「十三?!」

伊吹「十三っ?!」

倉田「ジュリさん、弁護士だったの?!」

ジュリ「倉田さん、猫は自分で飼ってるって言ってたよね?隣で死んでたのは誰?本当のこと話してくれないと弁護できません」

倉田は自分の運転免許証を見せ「倉田靖典(やすのり)といいます」

生年月日は昭和33年9月20日。交付は平成29年9月15日。

倉田「3月に会社を退職したんですけど退職金詐欺に遭って」

スゥとモアが美味しそうにメロンパン食べてるのが、少々気になる伊吹。

倉田「それで前から借りてたここに寝泊まりするようになって」

そこへ、にゃ〜という猫の鳴き声。

倉田「あ、きんぴら!」

きんぴら(猫)を連れてきたのはコスプレ姿からスーツに着替えたジュリ。

倉田「無事だったか〜」と、きんぴらの頭をなでます。

ジュリ「トランクルームに住むのは違法。猫を飼うのも違法だと承知しておりますが、ここでの私は弁護士ではなくコスプレイヤージュリ…」

志摩はジュリの言葉を遮って「前置きはいいです。二人の関係は?」

倉田「きんぴらが病気になった時、通りがかったジュリさんが見てくれて。獣医に連れてってくれたんです」

ジュリ「猫は正義です」なでられて気持ちよさそうに目をつぶるきんぴら」

きんぴらちゃん、めっちゃピンクの肉球だなぁ。

ぼそっと伊吹が「俺は犬派〜」。志摩は、え?って顔で伊吹の顔を見ました。はて。志摩さんは猫派?

倉田「関係と言っても、それだけで」

ジュリ「今日は、きんぴらがドアの前にいたから管理人のいる時間に見つかっちゃまずいと思って私の部屋に避難させました。倉田さんの猫だと思ってた」

倉田「ケンさんに…自分のことは誰にも言うなって」

志摩「隣の人は、ケンさんっていう名前なんですね?」

倉田「高倉健のケンだって」

伊吹「たはっ。本名のやつ、いないのかい!」

倉田「きんぴらが子猫の頃、死にかけてたのを拾ったって言ってました。よくそこの堤防で仲良く日向ぼっこを」

回想シーンで、きんぴらを抱っこするケンさんが出てくるのですが。そのとき読んでいたのが

夏目漱石の『吾輩は猫である』。表紙のタイトルの位置が違っていますが、おそらくイラストは同じなのではないかと。

ジュリ「お前、飼い主が死んじゃったから部屋の前にいたのか」

志摩「なぜホームレスになったのかを聞いたことは?」

倉田「…私みたいに……奥さんとケンカしたんじゃないかな」

伊吹「えっ。ケンカで家出?」

倉田「だって退職金詐欺に遭ったこと責められて」

志摩「それで、何で殺したんだ?」

倉田「殺してません!」

志摩「なんで遺体の上に、あんなものをかけた」

倉田「あんな?えっ何を」

ジュリ「誘導尋問はやめてください。音声…とってますよ」とポケットからボイスレコーダーを取り出して志摩に見せます。

思い出すなぁ、第1話。

志摩は、あっ録音されてる、と思って少し笑うと「失礼しました」と倉谷に謝るのでした。さすが、揺さぶるなぁ志摩さん。

倉田「ケンさん、殺されたんですか?」

伊吹「いやぁ、まだ分かんない」

志摩「何か心当たりが?」

倉田「いえ……ケンさん、私よりずーーーーっと前から寝泊まりしてて」

回想シーン

猫の”きんぴら”のスケッチをしながら倉田と話すケンさん。

「夏は公園で涼をとればいいんです。噴水もあって風呂にもなります」

倉田「ケンさんはトランクルームに住むプロですね」

ケン「なりたくはなかったけどね。このまま、この生活から抜け出せないのなら…」

 

トランクルーム

倉田「死んでるのとおんなじだ、そう言ってました。私もね、思います。なんでここにいるんだろう。いつまでこうしてるんだろう。いらないものを置いとくこの箱の中で。ただ永らえて。意味があるんだろうかって」

伊吹「いや、そんなこと言うなよ」

ジュリ「意味とか言い出したらさ、この世のほとんど…意味なんてないよ。私がコスプレで歌ってんのも好きでやってるだけ。意味なんてない」

スゥ「つうか、ここにいらないものなんて置いてないよね」

スゥの言葉に頷きながら「宝物、置いてあります」というモア。

倉田「宝物?」

志摩「なんにせよケンさんはケンさん。あなたとは別の人間です。ケンさんが亡くなったのは一昨日の夜。隣なのに気づかなかったんですか?」

倉田「毎日会ってたわけじゃないし」

伊吹「ん〜、例えばなにか音を聞いたとか。あとぉ〜そ〜だなぁ〜」

倉田「そういえば、きんぴらが」

伊吹&志摩「きんぴら?」

倉田「(きんぴらが威嚇する音が聞こえ)きんぴらが騒ぐの珍しいなって」

すると、きんぴらを抱っこしていたジュリが「あっ。怪我してんのかと思ったけど、この血」

きんぴらの前足に血が!

志摩「犯人をひっかいた?」

伊吹「えっ、てことは他殺?」えっ、まだ自殺の線を捨ててなかったのね。というか、ま、可能性がゼロになってるわけじゃないから、そうか。

そこへ志摩の携帯に着信。

志摩「きんぴらを鑑識に」

伊吹「ああ、わかった。ねえ、鑑識さん!」と鑑識さんに声を掛けます。

ジュリ「まるごと?」ま、まって、まって、ジュリさん面白すぎる。丸ごとって。

伊吹「ちょっと、きんぴらの爪切って切って。はいはいはい」

鑑識さん「きんぴらの爪?」

そして駆け寄ってきた鑑識さんに、「あっ、危ない。危ないので私が切ります」

鑑識さん「あちらで採取します」

伊吹「じゃあね〜きんぴら」

倉田「私もいいですか」とあとに続きます。そしてスゥとモアもメロンパンの紙袋を持って、あとに続きます。

伊吹「あっ、あっ、メロンパン!うわ〜持ってきやがった」

そこへ志摩が帰ってきて、伊吹の背中を叩きました。

伊吹「うん?何?」

志摩「所轄から。7番の契約者、山中誠二の話。12年位前、バイト先の先輩の先輩から銀行口座を売らないかと誘われた。特に何も考えず口座をつくって売ってしまった」

ここで預金通帳が映るのですが、支店番号が4桁(本当は3桁)、口座番号も9桁(通常は7桁)にしてますねぇ、細かいですねぇ。こういう小道具作るのも楽しそうだなぁ。

伊吹「うわ〜、それ完っ全に悪いヤツの手に渡ってんじゃーん」

志摩「山中はもちろん、自分名義でトランクルームを借りられてることも知らず、ケンさんのことも知らない」

伊吹は自分の携帯をだし、先ほど撮った写真を見ながら「ケンさんって何者だ?」

志摩「ひとつわかったことがある。ケンさんは自分の名前でトランクルームを借りられない人物。犯罪者だ」人差し指で伊吹を指します。

伊吹「ああっ!」

伊吹は、その指をガシっと握り「俺、ケンさんの顔どっっっかで見たことあると思ったら、奥多摩で見てたわぁ〜」

第4話に続き、奥多摩の交番勤務時代の伊吹登場。

「指名手配犯、逮捕〜っ!」って言いながら、ケンさんの指名手配写真に輪ゴム飛ばしてたようです。

 

タクシー

陣馬は運転手さんに「電話貸してください。携帯を車に置き忘れちゃって。警察手帳も家に置いてきちゃったんだけど警視庁の刑事なんだよ!」

運転手「そんなまぬけな刑事さん、いませんよ」

陣馬「指名手配犯が前の車に…あっ、止まれー!」

指名手配犯がタクシーを止めたので、急いで自分もタクシーを止めました。

運転手「1570円ですね」

陣馬「財布はない」

運転手「はあ?!」

陣馬「110番しろ!」そう言って、上着をタクシーの座席に叩きつけつつ「俺は警視庁の陣馬耕平!」そう叫びながらタクシーを降りて走り出します。

運転手「ちょっとぉ!!」

無線「警視庁から各局。二ノ輪署管内タクシーの無賃乗車。警視庁のジンバと名乗り男が逃走」

伊吹「陣馬さん?!」

これも1話を思い出しますね。喧嘩してる男性がいると聞いて、陣馬さんと九重くんが駆けつけたら1人は伊吹さんだった、あのとき。

無線「行き先は金杉商店街。指名手配犯を追っているとの情報」

伊吹「あっちも指名手配犯。こっちも指名手配犯」

志摩「指名手配犯が2人?」

伊吹「うん?」

 

芝浦警察署

谷山「分かったぞ〜、陣馬さんが追ってる犯人。糸巻が聞いてた。今から資料を送る」

了解、というように走り出す糸巻。

志摩「平成21年に発生した杉並区の強盗致傷事件」

捜査報告書には平成21年8月28日(金)に発生した、杉並区の強盗致傷事件は以下の通りである、と書いてあります。

テーブルの上にあった魚肉ソーセージを鷲掴みにして食べる犯人。

志摩「空き巣に入った窃盗犯が物色中、家主が帰宅」

逃げようとする家主を捕まえて馬乗りになると、後頭部に花瓶をふりかざします。

志摩「幸い被害者は一命を取り留め目撃証人と遺留物から犯人が割れたが、いまだ逮捕されていない。犯人は二人組」

梨本健(43)と大熊(42)と写真も。あ、これさっき陣馬さんが九重くん経由で送ってもらったのと同じ書類なのかな。

伊吹「ケンさん、本名は梨本健」

志摩「今、陣馬さんが追ってるのが、もう一人の大熊邦彦」

伊吹「指名手配の2人が偶然たまたま同じタイミングで見つかった?」

そこへ、鑑識の人たちがダンボールを抱えて出てきました。

志摩「あっ、あのちょっといいですか、すいません」

伊吹はメロンパン号の鍵をかけてます。ここも1話を思い出しますねぇ。あのときは、志摩さんにちゃんと施錠するよう言われたんでしたっけねぇ。しみじみ。こういうシーンもちゃんと映すのが凄い面白いんですよねぇ。

志摩「中にレシートってありました?」

鑑識さん「はい、よいしょ、どうぞ」

志摩はビニール袋に入ったレシートを渡されると、礼を言い、手袋をしてレシートの束をめくりはじめました。

志摩「あった、魚肉ソーセージ」

そのレシートは2019年7月4日の20:35。

ギョニクソーセージ、リョクチャ、ウーロンチャ、カラアゲベントウ、マクノウチベントウ以上5点、しめて1,160円。これが、ケンさん最期のご飯だったのかなぁ。

ケンさんは幕の内弁当で、大熊が唐揚げ弁当っぽくないですか?いや、勝手な決めつけなんですけどね。

次のレシート(日付けは6月25日)にも魚肉ソーセージ。

志摩「これも」

伊吹「あっ、きんぴらの好物?」

志摩「部屋の中にフィルムとか袋のゴミってありました?」

鑑識「いえ、一切」

志摩「それだ!ありがとう!」そういうとレシートを返し再びトランクルームの方へ。

ちなみに6月25日のお買い上げ品は、ギョニクソーセージ、リョクチャ、ウーロンチャ、チュウカドン、ヤキトリドン、サバカン。〆て1,268円。

伊吹「えっ、えっ、えっ、えっ、どれ?どれ?」

志摩は立ち止まり「幽霊の正体」

伊吹「うん?」

志摩「資料にあった杉並区の強盗現場には魚肉ソーセージのフィルムが落ちており、付着した唾液から大熊邦彦のDNAが検出された」

伊吹「魚肉ソーセージは、きんぴらじゃなく大熊の好物?」

志摩「それニャ!」めっちゃ笑顔。

伊吹「ニャ〜」と言いながら走り始める2人。可愛すぎか。

管理人に、契約者データを見せてもらう伊吹と志摩。

管理人「え〜っと」

伊吹「あった、あった、あった!ケンさんの部屋の契約者と同じ名前」

志摩「部屋番号48。ここに大熊が住んでた」

そして48の前へ。

志摩が扉を開けると、そこには…ケンさんの部屋とは大違いな乱雑な室内。金屏風の前には小さな石が置いてあり、ロウソクも何本か立てられています。これは、捕まらないために祈願していたのでしょうか。

魚肉ソーセージのフィルムが無数落ちています。

壁には、大きな”正の字”が整然と書かれています。

志摩「事件からの日付。ここで時効を待ってたんだな」

伊吹「ここに10年……」

置いてある雑誌の表紙に写っている女性の顔をすべて黒ペンで消してあります。見られることに対しての恐怖、見つけられなくない、見つめられるのが居心地が悪い、という思いからでしょうか。

伊吹はサングラスをはずしながら、「なぁ、志摩」と語りかけます。

志摩「うん?」

伊吹「……10年あったら、何が出来るかな?」

志摩「うーん…英語がペラペラになれそうだな」

伊吹「うん」

また少し考えて「プロの料理人」という志摩に「いける」と答える伊吹。「世界中の刑事ドラマを全部見る」「いいね」と笑顔で答える伊吹。

志摩「なんでもできそうだ」

伊吹「俺が交番に飛ばされて機捜に呼ばれるまでが…10年。10年間、誰かを恨んだり、腐ったりしないで本当に良かった」

そんな伊吹を見つめる志摩。

伊吹「俺はラッキーだったなぁ……。大熊の不幸は10年間ここから一歩も動かず、誰にも見つからなかったことだ」

そしてサングラスをかけなおすと、「さっさととっ捕まえようぜ、なっ」と志摩に笑顔を向けるのでした。

「そうだな」と答える志摩。

第6話の桔梗隊長を説得するシーンも、今回のこのシーンも、綾野剛さんの演技しびれますねぇ。

理容室マツヤマ

鏡を見ながら、自分で髪の毛を切っている大熊。床には猿ぐつわをされた理容師の姿。

理容師は、大熊を追いかけてきた陣馬と目が合い助けを求めます。陣馬は唇に人差し指をあて、静かにしてるよう合図を送ります。

大熊「おい、何ゴソゴソしてんだ!」と言ってハサミで店主を刺そうとします。

それを見て、理容室へ駆け込む陣馬「やめろ警察だ!」

揉み合いになる陣馬と大熊。

大熊と取っ組み合いしながら陣馬「大熊邦彦だな。お仲間の梨本健は、どうしたーっ!」

大熊「あいつは…」

回想シーン

大熊のいるトランクルーム48「あと1ヶ月と24日の我慢だろうが。もう少しで俺たちは自由になれる」

ビニール袋を下げたケンさん、買い物した食品を届けに来たのでしょうか。

ケンさん「自由なんてない」

大熊「ああ?」

ケンさん「時効が終わっても、俺たちの名前は記録に残る。家、借りられる?まともな仕事に就ける?あのとき自首してたら8年ぐらいで出られた。今頃、とっくに罪を償い終わって堂々と生きられた。普通に生活ができたんだよ!俺たちはもう死んでるのと同じだ」

大熊は激高し「黙れ!」というとハンガーでケンさんの首を……。

そしてケンさんを7号室へと運びこみ猫砂をまきました。その様子を、ケンさんが愛用のロッキングチェアに座りながら見ていたきんぴら。飼い主の異変を感じたようで、きんぴらは威嚇の声をあげながら大熊に飛びかかりました。

その声を、倉田が聞いていたようです。

大熊の左腕には、きんぴらに引っかかれた2本の線。血が滲んでいます。そして、7号室の扉を締めうなだれている大熊。

そこをスゥとモアが見ていたようです。よかった、彼女たちが叫び声をあげていたら、彼女たちも危険だったんですね。

理容室

大熊「俺が死んでる?死んでるだと?俺はな、10年間鍛え上げたんだ。逃げ延びてやるよ!」

陣馬「たかだか10年。勤続35年、デカをなめるな〜!」と言って大熊を床に転がします。

しかしまた床に落ちていたハサミを拾い上げると店から逃走する大熊。

無線「警視庁から各局。二ノ輪署管内、ハサミを持った男が商店街を逃走中。刑事を名乗る男が追跡中との情報。20分前の入電と同じ金杉商店街」

これを聞いた伊吹と志摩は、大熊のトランクルーム内の捜索を切り上げメロンパン号へ。

メロンパン号

ふと、志摩が「あ、メロンパン」

伊吹「うん?」

志摩「さっき再注文して、ここに持ってきてって言ったの」

伊吹「志摩ちゃん♪」

志摩「だが待ってる時間はない」

伊吹「そのとおり、俺たちは行く。太郎、ごめん!」と両手を合わせます。

伊吹「機捜404から警視庁あて。ハサミ男は捜査中の事件に関係してる。容疑者の可能性が極めて高い。トランクパラダイスから金杉商店街へ向かいます、どうぞ」

「警視庁了解」

 

ちょうど、配達人が到着したところでした。「ちょっ、えっ、メロンパンは?!パトランプ??」

謎に包まれながらも、メロンパン号を自転車で追いかけ始める配達人の飛田。

ちなみに飛田役の井口さんは第1話の撮影を見学されていたのが縁で、今回の出演になったそうです!

喫茶店

動画投稿サイト「NOW TUBE」で「ナイトクローラーチャンネル」を配信しているナウチューバーRECが、誰かと待ち合わせをしているようです。

待ち合わせ相手の男性は眼鏡をかけ、帽子をかぶり…おや、この子は?

RECが相手の男性から身分証明書を受け取って見ています。

下記の者は、バシリカ高等学校の生徒であることを証明する。
第3学年2組22番 氏名 成川岳
平成15年11月1日生
東京都西武蔵野市関中1−21−(最後の数字はRECの指で押さえられていて見えず)

REC「バシリカ高校、成川岳。本物だ」

そう、成川くん、成川くん!第3話で失踪し、謎の男と出会った高校3年生の元陸上部の成川くん!!第5話でRECに「助けてください。あなたの力が必要です」ってメール送ったきりになってから初登場!!

REC「メールで君は警察にはめられた、って書いてたよね?君たちが嘘の110番通報をしてハイパーゲームをしてたっていうのは…」

成川「僕はやってないんです」

!!!え!!!

RECは少し黙ると、カバンからiPadのようなものを取り出し「じゃあ、この子たちは?」と。

画面には4名の男子高校生の写真。成川岳、勝俣奏太、佐野悠貴(あと1名は名前が画面に映っていませんでしたが、第3話からすると竹中くんだと思われます)。

成川「こいつらは…やったんでしょうね、捕まったんだから」

REC「捕まってない君は……無実?」

成川「はい。でもネットに名前書かれて。家にも戻れなくなって。でもこいつらだって、別に最初からそんなつもりなくて、。警察が見せしめに”おとり捜査”みたいなことしてわざと捕まえたんです。警察は、そういう卑怯な手で点数を稼いでるんです。自分の出世のために」

REC「いいねぇ〜!REC・ザ・チェック!」と決めポーズ。「もう、そういうとこだよ警察は。君は……犠牲者だ」

成川は返事をしませんでした。

あーあ…まんまと信じちゃったREC。君こそ、そういうとこだよ。ちゃんと裏取ってよ!

 

どこかの路上

陣馬が、まだ大熊の行方を追って走っています「はあ、はあ、こなくそ〜!!」

でも足に限界がきてしまったようで、歩道で仰向けに転がってしまう陣馬。そこへメロンパン号が通りがかりました。

伊吹「あっ、あっ、陣馬さん、陣馬さん、陣馬さん」

メロンパン号を止め、「陣馬さん、大丈夫っすか!」と駆け寄る伊吹。

陣馬「大熊が!大熊だよ!」

伊吹「大熊?どこ?」

そして陣馬もメロンパン号に乗り込んで追跡再開。

陣馬「あっ、いた!」

伊吹「あれか、あいつか!」

陣馬「いけいけいけ、急げ急げ志摩志摩」

伊吹「右右右…早く志摩」運転手の志摩を急かす伊吹と陣馬。

陣馬「行け行け行け行け、早く早く」

伊吹「そこそこ、そこにいる、あれ?あれ?いない」

伊吹「あいつどこだよ」

陣馬「チョロチョロ逃げやがって」

伊吹「大熊、どこだよホントに」

陣馬「くっそ、大熊〜!!」

伊吹はマイクを使って「大熊!!」と叫んじゃってます。

たまりかねた志摩が「2人いると、うるさいっっ!!」

この時の表情も秀逸だから、ぜひドラマ見てくださいませ。

 

一方、出前太郎の飛田はメロンパン号を見失っていました。

四つ角で迷う飛田「どっちだ?」と後ろを見ますが見当たりません、再び前を向いたところにいたのは大熊。

飛田「うわ、ビックリした」

そして可哀想に大熊に殴られ、自転車を奪われてしまうのです。

伊吹「あっ、前、前!」

志摩「えっ?」

道路の真ん中で、飛田が倒れ込んでいます。あ、眼鏡が、眼鏡が飛んでる。

駆け寄る伊吹「ほら、やっぱだ。太郎、太郎!おい」

陣馬「何だ、知り合いか?」

志摩「あっ、出前の!」

伊吹は飛田を抱き起こし「しっかりしろ、太郎!」

飛田は目を開けると一言「太郎じゃないです」

いや、そこかい(笑)でも、その一言に安心したような伊吹。

 

志摩「機捜404から警視庁。マルヒ(被疑者)は出前太郎の扮装で逃走中」

飛田「あの〜…今、送料無料キャンペーン中で」

伊吹「うん?」

飛田は自分の携帯を操作しながら「ここらだけで、200人は走ってます」。そして伊吹たちに画面を見せると、たしかに地図上に赤い点々が無数に!正確には208人が走っているようです。

伊吹「うわ〜」

飛田が伊吹たちに見せた画面下には配達場所:荒川区新日暮里2−5−8トランクパラダイス 志摩一未様の文字。それにしても、志摩さん、いつ再配達の手配をしたんでしょうね。さすが、志摩さん。お仕事早い。

トランクパラダイスには★マーク、そして現在地も表示されてます。いやぁ、太郎さん、ここまで追いかけてきたのか!!と。

 

さっそく、大熊が出前太郎に扮装して逃走している情報が伝えられたようで警察官たちが出前太郎のスタッフを見かけるたびに「社員IDの確認させてもらっていいですか、帽子も外して…」と、あちこちで人海戦術。

陣馬「そんな流行ってるんだ、出前太郎っ!…そういえば前、みんな赤かったよな?」

伊吹「あのダサいのね」

志摩「コスモデリバリー」

伊吹「ダサいのね」

飛田「それ、うちの前身です。4月にリニューアルしたんです。でも、本部がケチでリバーシブルのジャンパーの背中に送られてきた出前太郎のワッペンを防水接着剤で貼り付けました」

なるほど、以前は赤地にコスモデリバリーと白文字で印刷されてましたが。今は、裏返して青の方を使い、背中にだけ出前太郎というワッペンを貼ってるんですね。

伊吹「ああ、エコね、うん」

飛田「はい」(でも、本当は本部がケチだと思ってるんだろうなぁ)

志摩「それだ!」

そして、出前太郎の配達員達に一斉にメールが配信。

芝浦警察署では糸巻が「出前太郎の本部に連絡ついて、配達員全員へのメッセージ送信完了しました!」と谷山へ報告しています。

谷山「りょ〜かい!」

ジャンパーをひっくり返し、以前のコスモデリバリーの赤にして走り始める配達員たち。糸巻は、監視カメラの映像をチェックしています。机の上には、子供4人の写真(男の子3人、女の子1人なのかな?)、そしてメガネ拭きがみえました。

糸巻「あっあっあっあっ赤、赤、赤、赤。青!あっ、あっ、あっ」

谷山が無線で連絡してきました「マルヒと思われる青いジャンパー発見。中町通りを西へ向かって逃走中」

必死に自転車で逃げる大熊の前にメロンパン号が横付けされ行く手を塞ぎます。助手席の伊吹が扉を開け「ハ〜イ!」と手を振っています。

慌てて方向を変えようとした大熊に、陣馬の一発が胸元に決まります。

陣馬「諦めろ」

道路に転倒した大熊でしたが、再び立ち上がったときには美容室で奪ったハサミを手にしていました。

大熊「しつけえんだよ」そして、陣馬に向かってハサミで攻撃を仕掛け陣馬の左頬を切りつけます。

陣馬「銃刀法傷害罪!」そして伊吹たちに「手加減すんなよ」と声をかけます。

「はいよ」と言いながら警棒を取り出す伊吹と志摩。

 

そういえば、今回の伊吹が履いていたシューズは大迫選手から贈られたシューズでしたね。

伊吹「逃げてもいいことないよ」

大熊「あと1ヶ月と22日。捕まってたまるか」

志摩「1ヶ月と22日と…5年」

大熊「ああ?」

志摩「強盗致傷の時効は10年じゃない、15年。平成16年に改正されてる」

伊吹「古い情報を見てたんだな〜、残念」

陣馬「投降しろ、大熊!」

大熊はハサミを投げ捨てると「だったら何年でも逃げてやるよ」と警棒を取り出しました。いつの間に入手してたんだ?!

武器を持ってない陣馬が大熊に飛びかかっていきます。警棒で殴られそうになる陣馬を伊吹が助けます。

 

陣馬はメロンパン号へと戻り無線で「至急至急、機捜404から応援要請。被疑者が凶器を持って抵抗。場所は西御徒町6丁目、中町交差点付近。応援要請、至急至急!」と連絡をとっている間、伊吹と志摩は交代で大熊を確保しようと奮闘。

伊吹と志摩が協力し、なんとか大熊の手から武器を落とすことができました。そして最後は陣馬によるボディアタックで地面にねじ伏せられる大熊。

叫び声を上げる大熊に伊吹が「ほら、大熊、落ち着け」

伊吹「志摩!」

志摩「どうぞ」と陣馬に手錠を渡します。

陣馬「16時35分、緊縛強盗、銃刀法 傷害及び自転車強盗の容疑で逮捕する」

抵抗し、叫び声を上げ続ける大熊。

志摩「ケンさんの殺害と、杉並区の強盗致傷の件は、また別だ」

伊吹「お前が強いことは、よく分かったよ」

それでも、まだ叫び声を上げ続ける大熊にやりきれない表情の伊吹と志摩。

 

連行されていく大熊を見送りながら伊吹「あ〜、もっと早く捕まってりゃあな」

そうですよね、もっと早くに捕まっていたら、殺人をすることも、緊縛強盗、銃刀法 傷害及び自転車強盗の容疑をかけられることもなかった…。

陣馬は伊吹と志摩の肩に自分の片手を乗せつつ「ムチャいうな。完全に閉じちまった人間の手はつかめねえんだ」

そして、「あれ?俺、上着知らね?」

知ってます、タクシーに置き去りにしてました!

志摩「あっ!そうだ、息子さんの」

伊吹「食事会!」

陣馬「もういいよ」

伊吹「いや、よくない」

志摩「行きましょう、絶対行きましょう」

伊吹「うん」

志摩「退職後に一人、トランクルームで暮らす生活でいいんですか?」

ま、まって、志摩さん、その的確すぎる、イメージ湧きすぎちゃう説得、こわい。

伊吹「ダメダメダメダメ!」

陣馬やけっぱち的に「いいよ、もう」

志摩「早く陣馬さん」伊吹「行ってきて、もう!」

そして、伊吹と志摩に背中を突き飛ばされ「行け!」「行けって、もう早く!」「ほらほら、行って行って」「早く」と手荒く送り出されるのでした。

トランクルーム

倉田「きんぴら〜」

ジュリ「うち、ペット禁止なんだよなぁ」

伊吹「分駐所で飼う?」

志摩に即座に「できるか!」

そんな会話には加わらず、家出少女2人は携帯を見ています。

スゥ「あ!この人、泊めてくれるって」

モア「嘘、どの人?」

そこへ伊吹が乱入。「えっ、何何何。見せて、見せて。見せて」

スゥ「この人、この人」

伊吹は「ウェイ」というと彼女たちから携帯を取り上げ、「ノーセンキュー…二度とメッセージ送ってくんな!!と。はい、送信!」そういって”つぶーと”のダイレクトメールに返信。

スゥの”つぶーと”アカウントは@su_BBMTluv

スゥチャンこんにちは!こちら東京住みですが、使っていない部屋が1部屋あるので、そこでよければ今晩泊まっても大丈夫ですよ!よかったらDMで話しませんか〜?とダイレクトメールを送ってきたのは@mtd_skip_0924

 

「あ〜っ、あっ、ひどい!」と抗議する彼女たちに、志摩は「暴力を受けたり、性被害に遭って欲しくない」

モア「でも、中には親切な人も」 スゥ「そうだよ助けるつもりで」

ジュリは「君たち、よく考えてごらん。そういう男は、若い女の子にしかメッセージを送ってこない。倉田さんみたいなオッサンが、泊まるとこありません。助けてくださいって言っても無視。誰も泊めてくんないよ?」

モア「確かに」 スゥ「無視だね」

倉田「無視…」うなだれる倉谷の肩にポンポンと手を乗せて励ます伊吹。こういうとこ、こういうところ、優しい藍ちゃん。

志摩「君たちに何かあったら…悲しい」

伊吹「そう、だからほんとお願い」

ジュリ「親がヤバいか何かで家出中なんでしょ?」そういうと、背広の内ポケットから紙を取り出し「10代の女の子のためのサポートセンターに行きな。はい」と彼女たちに紙を手渡します。

いじめ、不登校、家庭の相談サポートセンター。「悩みなくそう!ネット目安箱」の文字が。

ジュリ「私の名刺も。何かあったら連絡して。悪い大人もいるけど、ちゃんとした大人もいる。諦めないで、まずは福祉や公共に頼る。君たちは、ひとりじゃない」

 

志摩は倉田の前に座りながら「倉田さんもですよ」

伊吹「そうそう。家帰って、ちゃ〜んと奥さんと話そうぜ」

倉田は笑顔になりながら「実は、うちの奥さん猫大好きなんです」

伊吹「あら!」

そして、倉田は”きんぴら”のところへ行くと「きんぴら、ケンさん死んじゃったんだ。俺と一緒に来るか?」と話しかけます。きんぴらが一声鳴きました。交渉成立のようです。

 

ジュリ「行き先も決まったとこで…歌っていい?」

伊吹「何で?!」 志摩「はぁ?」

ジュリ「イベント行けなかったんだよ?」

伊吹「イベント?」

ジュリ「リクエストがあれば聞くから」

スゥ&モア「はい!」と元気よく挙手。

ジュリ「はい、きた!」

スゥとモアのリクエストは、当然ながらBABYMETALの『PA PA YA!!』という曲でした。

ふたたび衣装に着替え、スゥとモアを従えノリノリで歌うジュリ。

観客はトランクルームの管理人、倉田、伊吹、そして志摩。

伊吹が振り向いて「あっ!メロンパン!」と嬉しそう。

飛田「やっと見つけた、お届けです」

伊吹「よいしょ〜、いただきまーす」と紙袋を自転車のかごから取り出します。

志摩「ありがとね」

伊吹は早速倉田にメロンパンを「はい、どうぞ」、管理人にも「はい、あげる〜」と配っています。

そして、一緒に”祭りだ、祭りだ♪”の歌詞に合わせて踊る伊吹。

ツアータオルを首からかけて苦笑いしてる伊吹。ちょっとノリノリになってる飛田。ツアータオルを掲げて座って聞いている管理人、そしてにこにこしながら座って聞いている倉田。

 

料亭

いや、料亭じゃないかもしれない。でも和食のお店に陣馬が到着。

鉄「ところてんと、きな粉と…」

澪「ところてんだ!」

楽しげに座敷で会話しているところへ、そっと入っていく陣馬。最初に気づいたのは、鉄の恋人・紗江でした。

紗江「あっ、ねえ、ねえ」

鉄「うん?…(入口の方を振り返って)親父」

陣馬「え〜、遅くなりまして。挨拶だけで失礼します」そして皆の方へ近寄ってきました。

「鉄の父の陣馬耕平です」そして一礼し、「え〜…本日は、あの、その、皆様におかれましては、あの、お日柄も…」

八重子が苛ついた口調で「結婚式の挨拶?」

陣馬「うるせぇな、おめえは」

八重子が紗江の両親に小声で「ほんと、すいません」と謝っています。

陣馬「あの〜、私は刑事を35年やってきまして。父としても二十うん年あったはずなんですが、何にもしてなくて」

そして流れ始める、『感電』

陣馬「だけど、あの、お嬢さん…」

八重子「紗江さん!」

陣馬「紗江さんが鉄のことを選んでくれて(いえいえ、という風に首を振る紗英)鉄は俺と違って家のことも、家族のことも、よぉ〜〜く考えられる男で、それは俺が教えたんじゃないんです。こいつが悩んで迷って自分の頭で考えて勝ち取った特性だと思うんです。俺は、そんな息子が、息子を誇りに思っております。鉄をどうぞ、よろしくお願いいたします」そう言うと、深々と紗江さんに向かって一礼する陣馬。

頭を上げると、ほっとしたような口調で「っていうことで不肖の親父は、この辺で、はい、失礼します」と笑顔で帰ろうとします。

そこに鉄が「親父!指名手配犯、それも凶暴なヤツを捕まえたんだろ?」

紗英「その話、みんなでしてたんです。すごいねって」

振り向いて「…何で知ってんだ?」と問う陣馬に「俺のフェイスノートに、九重って人から連絡がきた。”お父さん必ず来るから待っててください”って」

あ〜、これも志摩さんなんだろうな。息子さんの連絡先、知らない、どうしよう、九重なら分かるかな、九重くんフェイスノートで連絡、みたいな。ふむ、九重くん、フェイスノートしてるのか。”つぶったー”は、どうなのかな。アカウントはあるけど、鍵アカウントっぽくないですか?いや、完全なる私の妄想ですが。

娘の澪が父親の肩に手をかけ、「どーせ何も食べてないんでしょ?」と席に案内します。八重子は「うちでは役に立たなくても、世間様の役に立ってよかったじゃない!」と、思いっきり陣馬のお尻を叩きました。

陣馬「イッテ!」 大熊の一発より痛いかも?!「やめろよ、お前〜」

これで、一気に場が柔らかくなりました。紗英の父親が陣馬にビールを注ごうとし「ありがとうございます」と笑顔で答える陣馬。

そして、鉄は九重に「ご連絡ありがとうございます。親父来ました!」というメッセージと共に、紗英も入れた家族写真を送信したようです。

ゴルフ場

ゴルフも終わったようです。車のトランクに荷物を仕舞いながら、鉄からのメッセージを確認し笑顔になる九重。

ゴルフ場の入口に立っている九重の父とマメジ。

マメジ「なぜご子息を機捜に入れたんですか?」

父「世人が私の息子だということは一つの不幸です。二世って厄介でねぇ。それだけで気を遣って、ごまをする者もいれば。目の敵にする者も出る。そのうち自分の立ち位置を見失う。流されずに己の道を探せるようになってほしい」

黙々と荷物を入れながら、九重の背中から明るい日差しがパァアアア〜とさします。すごく綺麗でした。どうか、九重くんの未来も、色々あっても、こんな風に明るく輝いて欲しいってハンカチ握りしめました。

父「そんな親バカです」そう言って笑うと、マメジが「さすがです、素晴らしい」と。すると「こういう、ごますり野郎がいるからね〜!」パパ面白いな。

マメジ「本心ですよ!いやいや本当に!」うん、そうですね、今回は本心ぽかった!

 

トランクルーム

倉田さんの膝の上で、気持ちよさそうに頭を撫でられているきんぴら。その横には微かに揺れるケンさんのロッキングチェア。その上にも、ちゃんとメロンパンが置かれています。

きっと、きんぴらのことは心配していただろうから倉田さんに引き取ってもらえて安心したんだろうし。自分を殺した大熊も逮捕されたし。

う〜ん、「俺たちはもう死んでるのと同じだ」と言って大熊に殺されてしまったのは本人も残念な反面、どこか、どこかには、この生活から開放されたという安堵感も、この微かに揺れてるロッキングチェアから思ってみたり。本当は罪を償うべきだったんだから、こういう結果になってしまったのも、因果応報みたいに感じてるのかな、とか。妄想ですけど。

 

伊吹が携帯で桔梗家にも、ライブの様子をテレビ電話で見せているようです。

伊吹「今日限りの愉快なメンバーで、メロンパンパ〜ティ〜!!」

桔梗「なにやってんだ、こいつら」

ゆたかくんと、ハムちゃんは画面に向かって手を振っています。

伊吹「あっ、志摩志摩。(画面に)入って入って」

志摩「ああ?俺はいい」

伊吹「いいじゃん。ハムちゃん!」

麦「うん?」

伊吹「これから、もっと楽しいことしようぜ〜!おれたちが、ついてる〜。イエーイ!」とBABYMETALのキツネポーズをとる伊吹。渋々画面に収まりながらも、伊吹の言葉に頷く志摩。

伊吹「はい、志摩もやって、早く!」という声が聞こえてきます。その言葉に、ホロリと涙を流す麦。そんな麦を、そっと見守る桔梗。

伊吹「志摩も、イエーイ!」

ゆたかくんが「イエーイ!」って返したってことは、志摩さんも?志摩さんもイエーイしたの?!見たかった!!

伊吹は「はい、太郎、太郎」と飛田も画面に呼び込みました。すると、画面の音波が乱れ始めます。表情が変わる桔梗。

携帯を持って、台所の方へと歩いていきます。「どうしたの?」と聞く息子。

何も答えず、台所の勝手口から出る桔梗。

志摩「どうしたの?」伊吹「うん、何か変」という声だけが聞こえます。

急いで玄関の方へ行くと、全速力で黒い車が桔梗家の前を通り過ぎていきました。手にしていた携帯を見ると、すでに画面は普通の状態に戻っています。

伊吹「隊長、ちょっと見て、これ」 志摩「隊長」 伊吹「あれ?隊長?」

どこだろう

「How are you doing?」という声だけ聞こえ、小さなビニール袋に入った何かとお金が交換される手が見えました。

あれですね、第3話で出てきた、バシリカ高校の陸上部が廃部となった原因の…なんでしたっけ。ああ、”ドーナツEP”ですね。

第3話で、説明がありました。

陣馬「ドーナツEPは、この2年ぐらい六本木を中心に流通してるもんです」

陣馬「合成麻薬MDMA系のドラッグで、特徴はその真ん中の穴」

志摩「これまで税関で挙げられておらず、製造国は不明。従来のMDMAより粗悪で安い値段で出回ってる」

桔梗「つまり若い子が軽い気持ちで手をだしやすい。中毒性も強いから一度手を出したらやめたくてもやめられない終わりのない地獄」

 

どこかの喫茶店なのか、ラウンジなのか。

ソファで1人、成川岳が不安そうな顔で赤いクッションを抱えて座っています。そこへ謎の男が入ってきました。

成川は「久住(くずみ)さん」と囁くような声で呼びながら近寄っていきます。

謎の男を卒業し、ようやく7話目で名前が判明した久住「ナリく〜ん!元気ぃ?」

成川「久住さん」 地獄で仏のような声だしてる。

久住「困ったことない?シェアハウス、住心地どう?」

成川「はい、住めてます」

久住は「よかった、よかった」というとカウンターの中にいる店員に「あの、ビール2つ」と注文します。「ちゃう、お前未成年やったか?」

成川「いや、飲めます」

久住「あかんて」と軽く成川を叩くと「メロンソーダ1つ」と注文変更。お。割と、まともな人なの?どーも、この人の狙いがわからないし、良い人とは思えないんだけど……。

成川「あの、今日。言われた通りRECってヤツに会ってきました」

久住「マジで?……あれ、冗談やったのに……」

「えっ」冗談だったのか、という顔をする成川に「嘘嘘。いまのが冗談やん」とまた軽く成川を叩きます。

「ありがとうな。じゃあ、あの、これギャラ」そういって財布から1万円札を4,5枚取り出してカウンターへ置きます。

成川はお金を受けとると「あの、このあと、どうすれば?」

久住「うん。浜田さんって人がおってな。で、あのナイトクローラーさんのことめっちゃ応援しとって。有益な情報を流したってほしいんやって」

成川「それが、俺の仕事…」

久住「あと、ちょっとこの会社に電話して仕事手伝ってあげて。もう猫の手も借りたいわ〜言うとったから涙流して喜ぶで」

成川に渡した名刺の下部分だけが映りました。株式会社D・Y・Oカンパニー。住所は豊島区の会社のようです。

「あとそれ、あの〜、前金な、これ、はい」またしても財布から1万円札を4,5枚抜き取りカウンターへ置きました。そして、その1万円札の上に自分の右手人差し指をかざすと成川の前で空中に八の字のようなものを描き、パシっと何かを捕まえました。

すると久住の指先には、あのドーナツEPが。そして、それを成川のメロンソーダに沈める久住。まるで、第4話の青池透子が沈められたのと同じような光景。

久住「これから、なんぼでも稼げる。人生安泰や」

グラスの底へ沈んでいくドーナツEPを見つめていた成川は、何度か瞬きをすると意を決したようにグラスを持ち上げ久住と乾杯します。

美味しそうにビールを飲む久住、思い切ってメロンソーダに口をつける成川。高笑いする久住。

 

桔梗家

「どうぞ」と麦に案内されて志摩と伊吹がやってきました。

伊吹「隊長」

桔梗は、工具で給湯器のスイッチをいじっています。蓋を開けると「見つけた」と。そして黒い小さな機械をを基板から切り離すと「盗聴器」。

ハッとする麦。「どこのどいつだ」と怒りを含んだ声の伊吹。志摩は黙って、あのとき、自分が給湯器の工事業者から目を離した、あのとき(第6話)のことを思い出しているようです。たぶん。

チラっとガラス越しに嬉しそうにビールを飲んでいる久住が。えっ、この人が盗聴器を??

 

第7話の台本

 

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うさかめ
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