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中国ドラマ『陳情令』第3話「運命の邂逅」ネタバレとか用語とか感想とか

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アニメ『魔道祖師』の前塵編と羨雲編が終了したらドラマ『陳情令』を見ようと決めていました。

アニメについては、アニメ『魔道祖師』前塵編 第1話「禁断の召喚」を見始めたら、一時停止ばかりしてた話から全話ネタバレを書いています。

 

よし。全50話、頑張って見てみよう。

 

公式ホームページ、公式ツイッター

 

第3話の登場人物

魏無羨(ウェイ・ウーシエン)

屍を操る能力を持ってるっぽい。(アニメでは操っている時、瞳の色が赤くなってました。)

16年前、崖の上から落下し死亡。しかし屍は見つかっていない。

夷陵老祖(いりょうろうそ)と呼ばれ、その力に皆怯えていた様子。

莫玄羽(モー・シュエンユー)

魏無羨を召喚した人物。左腕に4本(アニメでは3本)の傷を残して死去。

どうやら父親は蘭陵金氏の宗主。母親は正妻ではないため莫玄羽は隠し子として生まれ育ったっぽい。13歳で蘭陵金氏の本拠地である金鱗台(きんりんだい)へ行くも数年後に追い返されてしまう。

母親の姉が、莫子淵(モー・ユーズエン)の母親にあたる。

莫家は玄羽に対し酷い扱いをしていた。

藍忘機(ラン・ワンジー)

”藍氏双璧”の一人。家主・藍曦臣(ラン・シーチェン)の弟。

琴が武器。

藍曦臣(ラン・シーチェン) ”藍氏双璧”の一人。家主。
藍啓仁(ラン・チーレン) 藍忘機と藍曦臣の叔父。

 

江澄(ジャン・チョン)

江氏宗主。金凌の叔父。
江厭離(ジャン・イエンリー) 雲夢江氏。江澄の姉。
綿綿(ミエンミエン) 蘭陵金氏の弟子。
金子軒(ジン・ズーシュエン) 蘭陵金氏の末息子。江厭離の許嫁。
金凌(ジン・リン) 蘭陵金氏・金子軒と、雲夢江氏・江厭離の息子。生まれて間もなく両親を亡くし、江厭離の弟である江澄が育てている。金氏、江氏両方に溺愛されているためワガママだと周囲に思われている。
薛洋 (シュエ・ヤン) 4つある陰鉄のありかを全て知っているらしい。それが揃ったら温若寒(ウェン・ルオハン)に何かしてもらう約束をしているっぽい。
温若寒(ウェン・ルオハン) 岐山温氏の宗主であり仙督。陰鉄を4つ集めて、世家を牛耳ろうとしてる?
温情(ウェン・チン) 仙督であるに命じられ、雲深不知処へ赴くところ。目的は陰鉄(いんてつ)を探すこと。温寧という弟がいるらしい。

 

第3話までで分かったこと

 

  魏無羨(ウェイ・ウーシエン)を雲夢江氏(うんむジャンし)が引き取って育てる。
  姑蘇藍氏で行われる座学に参加するため魏無羨、江澄たちは姑蘇へ。そこで魏無羨と藍忘機が出会う。
  各世家の弟子が誘拐される事件が頻発。どうやら術をかけて傀儡にしようとしている?
  どの時期かは不明だが、魏無羨と藍忘機が大梵山の舞天女を封じたことがある。
  魏無羨(ウェイ・ウーシエン)が大勢を敵に回したせいで雲夢江氏は滅亡寸前になる。
16年前 魏無羨(ウェイ・ウーシエン)=夷陵老祖(いりょうろうそ)死去。殺したのは雲夢江氏(うんむジャンし)。遺体は見つかっていない。
現在 莫玄羽(モー・シュエンユー)は13歳から数年間、蘭陵金氏(らんりょうジンし)で過ごしたが結局我が子と認知されず莫家に戻ってきている。
莫家に戻ってくると顔を塗りたくったり、仮面を着けたりしはじめた。
 

莫玄羽は自分の恨みを果たすため、魏無羨を召喚し自身は命を落とす。左腕に4本の傷を残すことで、4人の命を奪うよう魏無羨にお願いする。

安らかに死んでいたはずの魏無羨、いきなり莫玄羽として生きることになる=復讐を依頼されちゃうし、目覚めた途端に蹴られるし、いきなり色々と大変。

  莫家のお祓いをするため、姑蘇藍氏の仙師たち8名が到着。
  邪祟を呼び込む旗を盗んだ莫子淵(モー・ユーズエン)が邪祟に取り憑かれて暴れる。次に取り憑かれたのは父親、下僕の阿童、そして母親までもが取り憑かれる。
  魏無羨は自分だとばれないように莫玄羽を装いながら、密かに藍氏の仙師たちをアシストしつつ邪祟を倒すのを手伝う。
  金凌が、自分の師姉・江厭離の息子であることを知る魏無羨。しかし江厭離は魏無羨に恩を仇で返され死んでしまったらしい?金凌の父親も魏無羨のせいで死んでしまった??

 

第3話「運命の邂逅」の流れ

盡枕河客機(彩衣鎮にある宿)

宿へ行くと部屋がないと言われる江澄たち。「大勢を従えた方が貸し切り、他は締め出せと仰せなので。他の宿を探してください」という宿の人。

そこへ女性2名が入ってきました。どうやら貸し切った人たちの一員のようです。香り袋を若様の部屋へ届けるよう、宿の人にお願いしています。砕いた薬剤が虫除けになるんだとか。

彼女の名前は綿綿(ミエンミエン)、蘭陵金氏の人のようです。

さすがは若様のお気に入り、と綿綿を茶化す連れの女性。

「先客まで押しのけて数人で宿を貸し切りとは。他の宿も満室なのに」と不平を漏らす雲夢江氏の弟子。

魏無羨は綿綿を追って2階へ行くと、香り袋をくれないかと頼みます。気安く綿綿と呼ばれて怒る綿綿。じゃあ名前を教えてくれという魏無羨に、まずは自分から名乗るのが礼儀だと。

「名乗るから忘れるな。俺の名は遠道(ユエン・ダオ)」

綿綿は「ちょっと!私をからかったわね?」

”青青(せいせい)たり河辺の草 綿綿(めんめん)として遠道(えんどう)を想う”という句があるようです。

「うぬぼれないで。図々しい人」「綿綿殿は蘭陵金氏から来たのだろう?蘭陵金氏の女子(おなご)は仙女のごとしと聞くが実際も際立った美しさだな」「口が上手ね」「俺は雲夢江氏の魏嬰(ウェイ・イン)、字は無羨(ウーシエン)。姑蘇藍氏の座学に向かう途中だ。同じ仙門の者に野宿させては忍びないだろ?」

結局、部屋を譲ってくれることになりました。

部屋

「女子に部屋をねだるとは放蕩者だけある」という江澄。「ひどい言い方だな。俺への嫉妬と羨望ってことにしておいてやる」と答える魏無羨。

「いっそここでケンカしたら?」とサラっという江澄の姉・江厭離(ジャン・イエンリー)。

ところで、金の若様って誰なのか?と江厭離に聞く魏無羨。自分たちと同じぐらいの年齢と言えば末息子の金子軒(ジン・ズーシュエン)しかいないだろうと答える江澄。

そこへ宿の人が来て、部屋が足りないので空けてもらえないかと頼みに来ました。

宿に金子軒が到着したようです。第一声が「ここが最上の宿か」。

金氏なら椅子は黒檀製で、茶碗も孔雀緑釉(りょくゆう)なんですって。どうやら最上でこの程度なのか…という感じなんですかね。出されたお茶を「古い茶だ」といって口をつけない金子軒。

 

廊下で金子軒たちと魏無羨たちが遭遇。金子軒は江厭離を見て「雲夢江氏であったか」と。2人は知り合いなのかな??

金子軒のお付きのものは、この宿は貸し切ったから出て行けと言っています。魏無羨は座学に帯同するのは各仙家から数名、こんなに大勢引き連れて何をする気だ?と。

自分たちは従者だ、文句でも?と言われ、姑蘇藍氏の家規は厳格と聞く、こんなに大勢従え威厳を見せつけるなんて心配だ、厳しさに耐えられるかな?と煽る魏無羨。

「不遜だぞ、それが雲夢江氏の礼儀か?」と刀を抜きかける侍従。「どこが不遜だ?答えろ。文句なら俺に言え。雲夢江氏を引き合いに出すな」と啖呵を切る魏無羨。カッコいい。

江厭離は他の宿を探そうと江澄と魏無羨に言うのでした。

うわー。金子軒、何も言わず。女性が野宿になるかもしれないのに?!

 

江厭離が部屋を去る準備をしていると、金子軒が江厭離のいる部屋の扉を開けて入ろうとしてきます。自分の部屋と間違えたという金子軒に、「間違えるもなにもこの宿は全部あんたの物だろ」という魏無羨。そして「蘭陵金氏は礼儀を重んじると聞くが、そうでもないな」と追い打ちをかけます。

しかし何も言わず去っていく金子軒。

宿を出て江澄は「金子軒の奴、なんと傲慢なのだ」というと、「羽を広げた孔雀みたいだな。”天子笑(てんししょう/お酒)”にもありつけなかった」という魏無羨。「まだ酒のことを?姉上を見てみろ」という江澄。

元気なく歩いていく江厭離の後ろ姿。

「江おじさん(江澄の父親)も何を考えてる。師姉を孔雀男に嫁がせるなんて」

あらやだ、やっぱりそうか。アニメでもそういう設定だったから。えーーー。許嫁なのに追い出すなんて。信じられーん。

憤懣やるかたない感じの魏無羨と江澄。同じようなタイミングで、ちょっと肩をすくめる江澄と魏無羨が可愛かった。なんだ、なんだ、そのシンクロ的仕草は。可愛いじゃないか。

雲深不知処

「姑蘇藍氏の掟で招状のない者は入れない」と言われているのは魏無羨。

雲夢江氏の皆さん、白い衣装にお着替えしてます。綺麗だなぁ。宿が無かったので、結局は姑蘇まで歩いてきたってことなのかな。

「だから何度も言ってるだろう。不注意で無くしたんだ、悪気はない。師姉を家主に会わせてもらえれば分かる」と食い下がりますが、姑蘇藍氏の人は「では酉の3刻に交代する際、伝えよう」と。

もうすぐ日暮れなのに!と抗議する魏無羨。

江厭離は「失礼よ、阿羨。父上の命よ。常に分をわきまえよと」と止めに入ります。そして山門まで戻ろうと提案。

そこへ姑蘇藍氏の人がやって来ました。

藍湛だ!藍湛だ!第1話で、魏無羨が莫玄羽に召喚されて生き返ったときに思い出していた藍湛の姿は、このときの藍湛なんですね!!

「あれは”藍氏双璧”の藍忘機だな」と小声で魏無羨に言う江澄。家主・藍曦臣(ラン・シーチェン)の弟とのこと。

「なら入れてくれる」という魏無羨。

そこへ、担架に乗せられ姑蘇藍氏の人が運ばれてきました。首元から顔にかけて数本の赤い筋が見えます。死んでいるわけではなく、邪術にかかったのではという魏無羨。

江澄は藍忘機に挨拶をします。しかし招状が無ければ入れない、とケンモホロロの藍忘機。「招状くらいで門前払いとは頭が固いな」という魏無羨に「招状なく入ることは許さぬ」を繰り返す藍忘機。招状が無いなら探すよういうのです。

しかし、ここから彩衣(さいい)鎮まで20里はあり、もうすぐ日も暮れる。今追い返すなんて酷だろ、と抗議する魏無羨。

藍忘機はプイっと歩いていってしまいます、まだ抗議しようとした魏無羨。急に口が開かなくなってしまいました。あれですね、第2話で金凌にもかけた”禁言術(きんげんじゅつ)”。

「しばらく我慢すれば自然と術は解ける」という姑蘇藍氏の人。

んんんー!!と言いながら、江澄の胸ぐらを掴んだ魏無羨が可愛かったんですけど。

結局、野宿になってしまったようです。あれか、招状って宿に忘れていったあれですね。

江厭離は宿へ招状を捜しに戻った魏無羨を心配しています。金子軒が難癖をつけるんじゃないかと。

「あいつが怒らせない限り平気だ。今頃、綿綿とやらと一緒にいるかも」という江澄。「肝心な時、阿羨は遊びにかまけたりしないわ」と諭す江厭離。そこへ藍忘機がやってきました。

 

魏無羨が帰ってきますが、誰もいません。手にはお酒の瓶を2本持ってます。誰もいないからと門をくぐろうとしますが、何やら目には見えないバリアのようなものが張られているようです。

自分の術でバリアを突破する魏無羨。「結界ってのは破るものだよな」とか言っちゃってます。

屋根をよじ登り江澄たちのところへ行こうとすると、なにか殺気を感じたようです。振り向けば、そこには藍忘機。めっちゃ怒ってる。

自分は師姉たちを捜していること、招状も見つかったと藍忘機に見せようとします。

①結界を破らぬこと

②夜に戻った者は辰の刻まで入らぬこと

③酒を持ち込まぬこと

この3つを破ったことを咎められます。しかし自分は初めて姑蘇藍氏に来たのだ、二度と破らないと誓うからという魏無羨。

刀を突きつける藍忘機に、「天子笑を分けてやる。だから見逃して」という魏無羨に「賂(まいない)を渡せば罪が加わる」という藍忘機。

「さすがにやりすぎじゃないか?問答無用で禁言術をかけたり、あんたにも多少は責任があるだろ」そう言って逃げようとする魏無羨。

屋根の上で追い回される羽目になりました。この石頭め、腕は立つじゃないかと思う魏無羨。

「俺は忙しいんだ。遊びはここまで」と言われ、あとを追う藍忘機。魏無羨の持っていたお酒の紐を切る藍忘機。辛うじて1本は大丈夫でしたが、もう1本は地面に落ちて壊れてしまいました。

 

「藍湛!弁償しろ!」という魏無羨。ほー、もうここで藍湛呼びしちゃうんですね。

魏無羨の前に下りてくると「後ろを向け」という藍忘機。振り向くと、そこには家規が刻まれた岩。

「多すぎるだろ」という魏無羨に、「酒を置け。座学に来て、どれだけ家規を破った」「良かったよ、こんな頭の固い姑蘇藍氏に生まれなくて」そういうと、また屋根の上に戻る魏無羨。もちろん手にはお酒を持ったまま。

「雲深不知処で酒を禁じるなら、ここで飲む分には問題ないよな」

一気にお酒をあおる魏無羨を見上げながら「くだらぬ理屈を」と睨む藍忘機。

「世家の女弟子で、かの藍家の二若君を慕わぬ者はいない。でも残念だな」「何が?」「だって知らないだろ?慕う相手が冷酷非道で分からず屋のうえ融通も利かない奴だって。まあいいさ。雲夢に戻ったらきっと……」

またも禁言術をかけられてしまう魏無羨。酒が飲めないじゃないか!みたく、んんんー!と抗議する魏無羨に「来い」という藍忘機。

 

死体の目や、首にできた赤い筋を調べる人物。こちらが”藍氏双璧”のもう一人、藍忘機の兄である藍曦臣(ラン・シーチェン)。

「叔父上、奇妙な死相です。こんな状況は初めてかと。邪術にでもかかったのでしょうか」と。最近、姑蘇周辺の各世家からも弟子が頻繁に行方知れずになるという報告があるそうです。

藍忘機が調べたところ、この遺体は姑蘇藍氏の他姓門弟だったとか。

叔父上が首元に手を当てると、何やら黒いモヤモヤが立ち上りました。やはり邪術だったようです。

そこへ魏無羨が連れてこられました。

逆らってるから、まだ禁言術は解けておらず、んーんーいってます。兄上は、魏無羨たちがいる蓮花塢とは違い多くの掟が姑蘇藍氏にはあること。初めてで知らないのも当然だけれど、それで許されるわけではないから罰を受けてもらう、と。どんな罰かは藍忘機に任せるそうです。

「家規を300回写す」と言われ、猛抗議のんーんーんー!

「まずは金言術を解いてやれ」という兄上。解けた第一声が「この石頭!藍湛の話は少しも正しくない。大体、この石頭は言葉を端折りすぎだ」。そして、自分たちが招状を忘れたのは金子軒がいけないこと。自分が宿に招状を取りに行ったこと、天子笑を一口も飲まないうちに甕を割りやがった、しかも弁償もせず、金言術をかけるなんて、と叔父上に説明します。

しかし掟を破ったのは間違いなく、江厭離と金子軒の件は藍忘機からも説明があった、という兄上。そこに「兄上」と口を開く藍忘機。

魏無羨は、そこで初めて藍忘機が師姉たちを中へ入れてくれたことを知るのです。

「それほど近寄りがたい奴でも」と言って藍忘機に近づく魏無羨に、刀を握りしめる藍忘機。「おい、藍湛。せっかく謝ろうとしてるのに」という魏無羨。可愛くて私なら許しちゃいますけど。

兄上は「誤解だったのだ、もう休まれよ」と声を掛けるのでした。

すると、魏無羨の視線の先に布をかけられた人物の姿が。山門で見た時はまだ死んでなかったのに…と。

誰かが指パッチンすると、急にロウソクの火が消え室内が暗くなりました。横たわっていたはずの死体が、むくっと上半身だけ起き上がります。

目をカッ!と開けると白濁しています。それを見ていた魏無羨、見た目も触った感じも死人っぽいが霊力の波動の影響を受けているといいます。

「本当の死人じゃないな。せいぜい…うまく言えないが霊識(れいしき)をうしなってるみたいだ」という魏無羨。「摂霊(せつれい/霊を吸うこと)か?」と聞く藍忘機に、叔父上は「傀儡」と答えます。

「そう、傀儡みたいだ。誰かに操られているような」という魏無羨。

 

中庭で兄と話をする藍忘機。兄上と叔父上は、誰かが邪術を試したのだろうと考えているようです。そして、それを試した相手は野心が強いのだろうと。弟子たちの失踪は始まりにすぎず、今は探るしかないこと。そして藍忘機に弟子たちの失踪について調べて欲しいと頼みます。

「くれぐれも無茶はするな」「はい、ご心配なく」「心配いらずの弟だ。父上が亡くなり、すっかり大人になった。だが時々思う。お前への要求が高すぎたと」「お気遣いなく。私は兄上を支えるのみ」「せっかく座学に加わるのだ。各世家の弟子は年も近い。交流を図るとよかろう」

目線を落とす藍忘機。嫌なのね?

「あの魏の若君も悪くはない。型を破りたがる時もあるが聡明で頭が切れ快活な性分である」そういって兄上が弟の手元を見ると、藍忘機はきつく刀を握っています。嫌なんだね?

「魏の若君は腕も立つのではないか?」よく分かりましたね、兄上。

何も言わない藍忘機に、「勝負がつかなかったか」というと藍忘機は無言で立ち去ってしまいました。くっ、可愛い。そして兄上、弟のこと分かりすぎてる。

そんな弟を見送りながら、少し微笑んでいる兄上。素敵。

 

不夜天

岐山温氏(きざんウェンし)の本拠地である不夜天。

温情(ウェン・チン)という女性が仙督(せんとく)から雲深不知処へ行くように命じられました。温晁(ウェン・チャオ)という人物が率いるそうです。

「大梵山(だいぼんざん)の陰鉄(いんてつ)も見た目は同じだ。忘れてはおらぬな?必ず見つけて持ち帰れ」という仙督。

温情は、幼い頃からひ弱な弟(阿寧・アーニン)も連れていきたいと申し出ます。ここには心配で置いておけないのか?と言いつつも、温寧は特異な体質だから捜索の助けになるかもしれないとOKを出しました。

 

温情が去った後に登場するのは薛洋 (シュエ・ヤン)。

 

ここにいる傀儡はまだ試作で、陰鉄の力の足元にも及ばないという薛洋。

なるほど、雲深不知処で魏無羨たちが見たのは仙督が作った傀儡ということですね?つまり、野心が強いのは仙督のことだったのね。

わざわざ弟子を捕まえて陰鉄の力を試さなくても、陰鉄の威力は凄いという薛洋。仙督こと温若寒(ウェン・ルオハン)は、その態度にムカついたようで薛洋に術をかけ空中に浮かせます。

しかし笑っちゃってる薛洋、退屈なければ死も怖くない、と。残り3つの陰鉄の欠片(かけら)を探し出して他家を支配すれば退屈することも無いだろうという仙督。

薛洋は天下の覇権には興味がないし、自分の条件は不夜天へ最初に来た時に伝えた、と。はて、何を願ったんでしょうね?

仙督は、陰鉄が4つ揃ったら薛洋の願いを叶えてやろうと言いました。

「大梵西、姑蘇東、櫟陽(れきよう)北、最後の陰鉄はどこにある?」

「約束を忘れたのか?俺が櫟陽常(チャン)氏の陰鉄を手にしたら最後の場所を教えてやる」

 

 

第3話の感想

アニメとの設定の違い

・彩衣鎮での宿のことなどは、アニメには一切ありませんでした。

・アニメでは江厭離は姑蘇藍氏の座学には参加していませんでした。

・アニメでは綿綿が蘭陵金氏の弟子という設定ではなく、金子軒と行動をともにするシーンもありませんでした

・アニメでは陰鉄なるものは現時点(羨雲編 第4話まで)は出てきてません。はて、今後でるのかな?

・ドラマでは藍忘機の父親は既に亡くなっていましたが、アニメでは姿は見えないけれど途中までは存命でした。

 

兄上素敵

弟が何も言わなくても、すぐに弟が考えていることが分かってしまう兄上が好きです。”弟翻訳機”という噂は本当でした。(どこの噂だ)

そして謎のキャラ、薛洋。彼の願いは一体何なのでしょう?

 

 

相関図、用語など

相関図

顔写真付きの相関図が公式ホームページにあります。ありがたい!!

用語

陰虎符(いんこふ) 夷陵老祖(いりょうろうそ)の魏無羨が発明。邪悪なものらしい。皆、こぞって欲しがる。でも”不夜天の戦い”で破壊されたらしい。
禁言術(きんげんじゅつ) この術をかけられると、喋ることができなくなる。害はなく抵抗しなければ自然と解けるらしい。
仙門(せんもん) 妖魔などを退治する仙師(せんし)たちが属する。仙師たちは、それぞれ属する仙門があるらしい。
舍身呪(しゃしんしゅう)

血で陣を描き、自分の命と引き換えに邪神などを再び世に復活させる術っぽい。

舍身呪によって蘇った者は、自分を蘇らせた人物の願い(復讐)を叶えること。1つの傷につき1人の命。傷の本数分だけ復讐することが出来なければ、その傷は永遠に癒えない。

アニメ『魔道祖師』では”献舍(けんしゃ)の術”と呼ばれていました。

召陰旗(しょういんき) 魏無羨が発明した。召陰旗のエサは人の気(き)だとアニメでは説明されていました。この旗を持っていると、邪祟の標的になってしまう。
奪舎(だっしゃ) 他人の体に自分の魂を移すこと。つまり無理やり体を乗っ取ることですね。舎身呪とは違う、と。
風邪盤(ふうじゃばん) 食魂獣(しょっこんじゅう)や食魂殺などがいる方角を教えてくれるっぽい。

 

五大世家(ごだいせいか)

仙門のなかでも優れている5つの仙門。

最初の2文字・雲夢、姑蘇、蘭陵、清河、岐山はすべて地名。

  ホームグラウンド 家  紋
雲夢江氏(うんむジャンし) 雲夢・蓮花塢(れんかう) 蓮の花
姑蘇藍氏(こそランし) 姑蘇・雲深不知処(うんしんふちしょ)
白色の洋服&額に細い紐を巻いている
雲紋
蘭陵金氏(らんりょうジンし) 蘭陵・金麟台(きんりんだい) 牡丹・金星雪浪
清河聶氏(せいがニエし) 清河・不浄世 獣頭
岐山温氏(きざんウェンし) 岐山・不夜天 太陽

 

『陳情令』全50話ネタバレ記事を書こうと挑戦中です

半年ぐらいかかりそうです。その前に、記事を書かずにドラマだけ全話見てしまいそう……。

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