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中国ドラマ『陳情令』第2話「再びの大梵山」ネタバレとか用語とか感想とか

※ 記事内に商品プロモーションを含んでいます

アニメ『魔道祖師』の前塵編と羨雲編が終了したらドラマ『陳情令』を見ようと決めていました。

アニメについては、アニメ『魔道祖師』前塵編 第1話「禁断の召喚」を見始めたら、一時停止ばかりしてた話から全話ネタバレを書いています。

 

よし。全50話、頑張って見てみよう。

 

公式ホームページ、公式ツイッター

 

第2話の登場人物

魏無羨(ウェイ・ウーシエン)

屍を操る能力を持ってるっぽい。(アニメでは操っている時、瞳の色が赤くなってました。)

16年前、崖の上から落下し死亡。しかし屍は見つかっていない。

夷陵老祖(いりょうろうそ)と呼ばれ、その力に皆怯えていた様子。

莫玄羽(モー・シュエンユー)

魏無羨を召喚した人物。左腕に4本(アニメでは3本)の傷を残して死去。

どうやら父親は蘭陵金氏の宗主。母親は正妻ではないため莫玄羽は隠し子として生まれ育ったっぽい。13歳で蘭陵金氏の本拠地である金鱗台(きんりんだい)へ行くも数年後に追い返されてしまう。

母親の姉が、莫子淵(モー・ユーズエン)の母親にあたる。

莫家は玄羽に対し酷い扱いをしていた。

ロバ

ロバ。1話の最後で、急に登場。

 

藍景儀(ラン・ジンイー)

姑蘇藍氏の仙師。莫家にお祓いしに来た。ちょっと喧嘩っ早い感じ。

 

藍思追(ラン・スージュイ)

姑蘇藍氏の仙師。莫家にお祓いしに来た。落ち着いてる感じ。

 

藍忘機(ラン・ワンジー)

弟子たちから、めっちゃ頼りにされてるっぽい。弟子たちはみな嬉しそうに藍忘機に向かって「含光君(がんこうくん)」と呼びかける。

琴が武器。

温寧(ウェン・ニン)

魏無羨の笛の音で登場。
16年前、夷陵老祖と共に消滅したと思われていたので皆びっくり。魏無羨自身もびっくり。

鬼将軍とも言われているらしい。

 

金凌(ジン・リン)

蘭陵金氏・金子軒と、雲夢江氏・江厭離の息子。生まれて間もなく両親を亡くし、江厭離の弟である江澄が育てている。金氏、江氏両方に溺愛されているためワガママだと周囲に思われている。

江澄(ジャン・チョン)

江氏宗主。金凌の叔父。

 

第2話までに分かったこと

 

  魏無羨(ウェイ・ウーシエン)を雲夢江氏(うんむジャンし)が引き取って育てる。
  どの時期かは不明だが、魏無羨と藍忘機が大梵山の舞天女を封じたことがある。
  魏無羨(ウェイ・ウーシエン)が大勢を敵に回したせいで雲夢江氏は滅亡寸前になる。
16年前 魏無羨(ウェイ・ウーシエン)=夷陵老祖(いりょうろうそ)死去。殺したのは雲夢江氏(うんむジャンし)。遺体は見つかっていない。
現在 莫玄羽(モー・シュエンユー)は13歳から数年間、蘭陵金氏(らんりょうジンし)で過ごしたが結局我が子と認知されず莫家に戻ってきている。
莫家に戻ってくると顔を塗りたくったり、仮面を着けたりしはじめた。
 

莫玄羽は自分の恨みを果たすため、魏無羨を召喚し自身は命を落とす。左腕に4本の傷を残すことで、4人の命を奪うよう魏無羨にお願いする。

安らかに死んでいたはずの魏無羨、いきなり莫玄羽として生きることになる=復讐を依頼されちゃうし、目覚めた途端に蹴られるし、いきなり色々と大変。

  莫家のお祓いをするため、姑蘇藍氏の仙師たち8名が到着。
  邪祟を呼び込む旗を盗んだ莫子淵(モー・ユーズエン)が邪祟に取り憑かれて暴れる。次に取り憑かれたのは父親、下僕の阿童、そして母親までもが取り憑かれる。
  魏無羨は自分だとばれないように莫玄羽を装いながら、密かに藍氏の仙師たちをアシストしつつ邪祟を倒すのを手伝う。
  金凌が、自分の師姉・江厭離の息子であることを知る魏無羨。しかし江厭離は魏無羨に恩を仇で返され死んでしまったらしい?金凌の父親も魏無羨のせいで死んでしまった??

 

第2話「再びの大梵山」の流れ

ロバを引いて川を渡り、ロバに乗って移動する魏無羨。

ロバのくせに若草しか食べないし、お腹がへるとてこでも動こうとしないなんて。お前は”旦那様”か!とロバに愚痴をこぼします。

井戸で水をくんでいると、10名ほどの男女がやってきました。仮面を付け、井戸から少し離れたところに座る魏無羨。

男性Aが「もう大梵山のふもとなのに針が動かない」と言っています。言われた男性Bは「風邪盤(ふうじゃばん)が壊れたのだろう。あと10里で大梵山だ。急ぐぞ。先を越されたら手柄にならない」と。

それを聞いていた魏無羨は、大梵山で何か起きたのか?と訪ねます。

大梵山は道教の神地だったが、なぜか廃れてしまったこと。最近は、食魂殺(しょっこんさつ)が現れて人の魂を吸うそうだ、と男性Bが教えてくれます。

しかし、ここには食魂獣(しょっこんじゅう)や食魂殺はいないはずだという男性A。それでは失魂症の説明がつかない。風邪盤の針が動かないのは、壊れてるからではないか?という男性B。

男性Aは風邪盤を作ったのは誰かしらないのか?Bは魏無羨だが、すべてが完璧ではないだろう、とかケンカを始めてしまい。飲んでいた水を吹き出してしまう魏無羨。いますよー、ここに魏無羨。

男性Aにとって魏無羨は「憧れの方」なんだそうで。聞いておられず、魏無羨は出発しようとしますが、またしてもてこでも動かないロバ。

そこへ阿臙(アーイエン)という女性が、りんごを持ってきてくれました。にこにこと笑う阿臙。魏無羨は礼を言ってリンゴを受け取り、ロバの前に持っていくと食べたそうにしています。

「リンゴちゃん、リンゴちゃん!」と嬉しそうな阿臙。魏無羨はロバをリンゴちゃんと呼ぶことに決めたようです。

リンゴにつられて歩き出すロバ。やがて見晴らしのいい高台へやってきました。

いつの間にか魏無羨に追いつく阿臙、そして踊り始めるのです。

お母さんが「お願いよ、もう踊らないでおくれ」と泣きながら止めます。術で阿臙を止める魏無羨。理由を聞くと、先日婚礼が決まったばかりだったのに許嫁が柴刈りへいったきり行方不明になってしまったんだとか。

阿臙が行方を探すも、山から戻ってくると飲まず食わずで反応もなく、別人のようになってしまった、と。時々反応すると思えば、大梵山に向かって踊りだすといいいます。阿臙に続いて父親も魂を失い亡くなってしまったと。

そこへ助けを呼ぶ声が聞こえてきました。

罠にかかり、人々が木々から吊るされてしまっています。誰かが来る気配を感じ、リンゴちゃんと身を隠す魏無羨。

走ってきたのは金凌(ジン・リン)。字は如蘭(ルーラン)。

しかし罠にかかったのが一般人だと分かりガッカリ。400枚の縛仙網(ばくせんもう)を仕掛けたのに愚か者のせいで無駄になった、とプンスカ。

高価な縛仙網を400枚も仕掛けられるなんて、さすが蘭陵金氏と思う魏無羨。

金凌は食魂獣を捕らえた後に助けてやる、と網にかかった人たちに言うとその場を去ろうとします。

そこへ阿臙が「リンゴちゃん!」と呼ぶ声が。何事か?と振り向く金凌。リンゴちゃんも阿臙の声が聞こえて耳がピク!阿臙の方へと走り出してしまうのです。

一緒に魏無羨も金凌の前に出ることになってしまいました。魏無羨を見て、なぜお前が?という金凌。

そう、魏無羨の今の外見は莫玄羽。そして莫玄羽は金氏前宗主の隠し子だったので金氏の本拠地へ行っていたことがあり金凌とは面識があるのでした。

「早く消えろ。色魔を見ると不愉快だ」という金凌。態度の悪さに頭にきた魏無羨は「失敬な奴。母親は教育したのか?」と。すると、いきなり刀を抜き「何だと!もう一度言え!」と斬りかかってきます。

魏無羨は金凌の背中に人形の黄色い紙を貼り付けると、金凌を起き上がれなくしてしまいます。そして金凌の刀を拾い上げて投げると、縛仙網の網を切る魏無羨。

「半端な霊力で邪道に走りやがって。このままで済むと思うな」という金凌。「そいつは怖い」と、わざと震えた声をだす魏無羨。

「外叔上(おじうえ)に言いつけてやる」「父親じゃなくて外叔ってのは誰だ」

「それは私だ!言い残したことは?」という声が聞こえてきました。ひー、殺される。

 

どうやら魏無羨が知っている相手だったようです。江澄(ジャン・チョン)、字は晩吟(ワンイン)登場。

「金凌、まだ立てぬのか。私に起こせと?」と叱る江澄。背中に紙の人形が貼り付いていることに気づき破壊。「情けない、早く立て!」と甥っ子を叱責。

そして夷陵老祖の邪術を操る者は殺して犬の餌にしろと言ったはずだ!と。

外叔に言われ魏無羨に向かって後ろから刀で刺そうとしたそのとき、青い光が刀をはねつけました。

なんと含光君の登場です!

含光君が登場するときの琴の音、最初の3音ぐらいで『Take My Breath Away』始まるのかな?って思ってしまうのは私だけでしょうか。ですよね。失礼しました。

今日はことごとくついてない、と思う魏無羨。

「さすが、”乱ある所に含光君あり”だ。今日は山奥に現れるとは」という江澄。人探しか、それとも甥の手柄を奪おうとしているのか?この16年、各地を遊歴していたのでは?とも。

含光君を馬鹿にされ「どういう意味です」と抗議する藍景儀(ラン・ジンイー)。藍思追(ラン・スージュイ)は「夜狩(よかり)は各世家(せいか)が平等に競うもの。至る所に網を張っては修師たちが誤って罠にかかるやも。夜狩の掟に背きます」とやんわり指摘。

金凌が「勝手に罠にかかっておいて説教か?話は私が獲物を捕らえてからだ」と言うと、今まで黙って聞いていた藍忘機がジロっと金凌を見ます。

すると金凌の口がきけなくなってしまいました!藍忘機が術をかけたようです。「しつけには及ばぬ。術を解け!」という江澄。木の陰で、こっそり笑う魏無羨。

藍思追は、禁言術に害はなく抵抗しなければ自然と解けましょうとフォロー。

そこへ江澄の部下が報告に来ます。顔をしかめ「何だ。また悪い知らせか?」という江澄が可愛かった。藍色の光る剣が縛仙網をすべて切り裂いたとのこと。

「姑蘇藍氏よ、派手に動いてくれたな!」と怒りますが、なんとかこらえると「金凌、こたびは含光君の罰を受けよ。奴が干渉するのは珍しいからな」と。そして獲物を捕らえるまでは顔を見せなくていいと甥っ子に言うのでした。

藍思追が切れた網を弁償しますといいますが、必要ないと言って去っていく江澄。

ここでようやく藍忘機が口を開きます。「物事は競わず尽力すればよいのだ」と。

魏無羨は、もう姑蘇藍氏の人たちが去ったかと木陰からのぞくと藍忘機と一瞬目があってあせっています。何も言わず歩いていってしまう藍忘機。

川辺

川辺で仮面をはずし、顔を洗おうとする魏無羨。

江澄から「魏無羨、もう騒ぎはおこすな」と言われたこと、江澄の姉・江厭離 (ジャン・イエンリー)から「阿羨(アーシエン)、好物を作ったわ。れんこんと骨付き肉の汁物よ」と言われたことを思い出します。「魏無羨、私を補佐する約束だろう。忘れたのか。”姑蘇に双璧”、”雲夢に双傑(そうけつ)ありだ”」と江澄に言われたことも。

姑蘇に双璧⇒姑蘇藍氏の兄弟、藍曦臣(ラン・シーチェン)と藍忘機。

雲夢に双傑⇒雲夢江氏の江澄と魏無羨。

江厭離「阿羨、あなたと私そして阿澄(アーチョン/江澄のこと)はずっと一緒にいるのよ。永遠に離れない」

魏無羨は江厭離のことを、師姉と呼んでいたようです。

魏無羨の後ろを仙師たちが通り過ぎていきます。金凌は金家と江家から溺愛されていて若いのに横暴極まりない、いずれ蘭陵金氏を率いるとは末恐ろしい、と噂されています。

幼くして両親を失えば甘やかされて当然だとフォローする人も。生後すぐ魏無羨のせいで父親が死に、母親も命を落としたのだから、と。

江厭離は恩を仇で返され、江澄が魏無羨をあれほど憎むのも分かると。この16年、魏無羨の邪術を使うものには容赦しないんだとか。

先ほど、金凌に向かって「母親は教育したのか?」と聞いてしまったことを悔やむ魏無羨。師姉の子である金凌に、なんてことを言ってしまったのか、と。

心は石だと思っても、結局人は草木にあらず。

河原で寝そべっているとリンゴちゃんが迎えに来てくれました。ロバって、こういう鳴き声なんですねぇ。

お墓

「思追(スージュイ)、あちこと捜したが食魂殺や食魂獣の形跡はないぞ」という藍景儀(ラン・ジンイー)。

すると何か黒い影が動いたので近づいてみると、おじいさんがお墓を掃除していました。おじいさんは温家の墓守なんだとか。

いつからいるのか?という藍思追の問いに「温(ウェン)の旦那様に命じられたのだ。ここを離れる度胸はない。その後、大勢死んでしまったから墓も増えたんじゃ。簡単に邪悪な物を呼び寄せる」と意味深なことを言います。

大梵山の山頂にある祠(ほこら)には舞天女(ぶてんにょ)が祭られているが、そのうち1体が生きている人間のようなこと。あのときも、温の旦那様が言っていた…はてはて何て言ってたんだっけな、とおじいさんが思い出す前に、思追たちはお礼を言うと祠へ向かってしまいます。

ようやく思い出したおじいさん「そう、あの石像は動くんじゃ!」って、みんなもう行っちゃってるから聞いてないし!!

川辺り

リンゴちゃんは草ばっかり食べているようです。「バカなロバめ。食ってばかりだ」と毒づく魏無羨。

ふとリンゴちゃんが食べている草が光ったので見に行くと、それは聚霊(しゅうれい)草でした。聚霊草は地中の霊元(れいげん/霊の力の源)を吸い修師の墓の側に生えるので、この辺りには修師の墓がたくさんあるのだと分かりました。

「味覚が鋭いじゃないか」と、さっきの暴言を撤回する魏無羨。

リンゴちゃんと歩いていくと、さっき姑蘇藍氏の人たちがいたお墓に到着。陰気に包まれ、埋葬された修師たちの霊元が散らずに聚霊草が生えたのだと理解する魏無羨。墓守のおじいさんに、誰の墓かと話しかけます。

温氏の墓と知り驚く魏無羨。女性の声で「魏無羨、ここに家族が埋まっている」という赤い洋服を来た女性の後姿が見えました。大梵山に向かって踊っている阿臙の姿と、舞天女の姿が重なります。

「食魂殺の仕業じゃない!」そうそう言って振り向くと、もう墓守の姿はありませんでした。そして金凌の身を案じる魏無羨。

 

舞天女の祠

数百年前、仏脚(ぶっきゃく)鎮の猟師が山に入り人にそっくりの石を洞窟で見つけた。手足があって舞う姿はもとより、神秘的なのは頭部がほほえんでいる女子(おなご)に見えたことだ、それで仏脚鎮には多くの伝説が、という藍景儀。

そして風邪盤をかざしますが、特に針は動かないようです。ご利益のある祠なのに、掃除もされず荒れたままだ、とも。

そこへ金凌たちが登場。

「何者かが適当に祭っただけで拝む価値もない」などと失礼なことを言う金凌。「それほどご利益があるなら私が願掛けしよう」と。

 

「大梵山で魂を食っている奴を私の前に連れてこい。実現するかな?」

「金の若君の言うとおりだ」と言って前に進み出た男性、額に赤い光があたり急に倒れました。

そして動き出す舞天女。慌てて修師たちが剣を抜きます。

すると後ろから、ぴらぴら〜と紙が飛んできて舞天女に貼り付くと動きが止まりました。

「莫先輩!」という藍思追。お、いつの間にか先輩になってる!

「早く逃げろ。その天女は危険だ」と魏無羨が言うと天女が本格的に動き出してきます。祠を出て必死に逃げる魏無羨たち。

平地まできたところで、煙霧弾を上げて含光君を呼ぶようにいう魏無羨。しかし、藍思追も藍景儀も使い切ってしまったようです。予備も忘れたという2人に「含光君が知ったらきっと罰を」とか言う魏無羨。「大変だ、重い罰を受けるぞ」と泣きべそっぽい藍景儀。可愛いな。いままで、威勢のいい顔しか見たことないし。

「同じ過ちを繰り返さないためだ」とフォローする魏無羨。

藍思追は、莫先輩はなぜ魂を奪ったのが天女だと分かったのかと質問。古い墓を見たので食魂殺や食魂獣のたぐいではないことに気づいたこと。食魂殺や食魂獣は、まだ散ってない死者の霊識(れいしき)を吸収する。墓に霊識が集まっているのに、なぜ生きた人間を襲うと思うか?と逆質問。

許嫁が消え阿臙は神に祈った⇒山から戻ってきた阿臙が飲まず食わずで反応がなくなってしまったことを心配した父親は、娘が医者の治療や薬では治せないと知り神に祈った⇒そこで天女は阿臙の霊識を吐き出したが阿臙の霊識は傷ついてしまい彼女は天女のように舞うことになった。⇒先ほど金凌が願掛けをして大梵山で魂を食っている奴を連れてこい、と言ったから天女が復活しようとしたのだ、と。

それにしても律儀ですね。ちゃんと1つ1つのお願いごとに応えようとはしてくれるんですね。

 

ところで金凌は?と思ったら、後ろから巨大化した天女像に追いかけられている修師たちが来ました。

(なぜ復活する。藍湛と封印したはずだぞ)と思う魏無羨。なるほど、以前ここで藍湛と天女を封印したのですね。

天女像に向かい矢をいる金凌。魏無羨は藍景儀の剣を勝手に借りると竹を切り出します。そして笛を作り吹き始める魏無羨。

「こんな時に笛だって?やはり痴れ者だ」と怒る藍景儀。

金凌が一人で天女像に立ち向かいますが、吹き飛ばされてしまい地面に叩きつけられてしまいます。そこを狙う天女像、金凌危うし!と思ったそのとき。

どこからともなく黒服の人影が空を飛んできて、天女像を後ろからキック!彼の名前は温寧(ウェン・ニン)、字は瓊林(チョンリン)。体に太い鎖を巻きつけています。

(温寧、死んだはずでは)と驚く魏無羨。つまり、彼を呼び出そうとして笛を吹いていたわけではないのですね。すると周囲もざわつき始めます。「鬼将軍・温寧だ」と。

藍景儀も「16年前、夷陵老祖と共に消滅したはず」と焦っています。

再び笛を吹き、鬼将軍に天女像を破壊させる魏無羨。「違う、幻影だ」と呟きます。(誰が幻影を作り出した?しかも手が込んでる。俺に温寧を召喚させようと?)と思うのです。

天女が消え、偽物だったのかとざわついています。山に消えてゆく怪しい黒い影。

修師たちは鬼将軍を捕らえようと襲いかかります。再び笛を吹き鬼将軍を動かす魏無羨。金凌が魏無羨を疑わしそうに見ています。

激しく吹くと凶暴性が増すため、制御して落ち着かせようとする魏無羨。優しい笛の音に誘われるように魏無羨の方へ歩き出す鬼将軍。この曲、莫家でも吹いてた曲ですね。

すると後ろから魏無羨の腕を掴む人物が。

 

藍忘機でした。じーーーっと魏無羨の顔(といっても仮面をつけていますが)を見ています。

どこかへ飛んで行く鬼将軍。それを見た藍忘機が動こうとすると、手を掴んで止める魏無羨。

そのとき、江澄登場。

「阿凌(アーリン)!なぜ信号を発せぬ。こっちへ来ないか」と叱られる金凌。「でも捕えろと」「口答えか?」

くっ。江澄、甥っ子好きすぎて心配しすぎて好きだなぁ。アニメでは話数が短いこともあり、こういうシーンがないから嬉しいなぁ。

部下たちを叱りつける江澄ですが、温寧が現れたのだと言われます。「消滅したのに復活できるものか!」と。

すると、魏無羨が呼んだのだと告げ口する人あり。

「上等だ。戻ってきたか」と紫電(しでん)というムチで魏無羨を打とうとする江澄。

それを察知して琴で防御する藍忘機。

 

そのすきに逃げようとした魏無羨をムチで打つ江澄。お金や力があれば乱暴できるのか!と怒る魏無羨。

紫電が反応しないことに驚いている江澄。

誰かの体を無理やり乗っ取った場合(奪舎・だっしゃ)は、紫電でぶたれると魂が取り出せるんだとか。しかし、魏無羨は莫玄羽に復讐を頼まれてというか召喚されて生き返ったので紫電では反応がないのも当然、ということのようです。

奪舎とは他人の体に自分の魂を移すこと、と字幕で説明がありました。

魏無羨は死んで骸や魂も見つからないのに奪舎することは出来ないだろうという藍景儀。「死んだとは限らん!」と叫ぶ江澄。

「江宗主が殺したのでは?」とズケズケいう藍景儀に、哀しそうな複雑な表情をする江澄。あぁ、ドラマ見ると江澄に肩入れしたくなりますねぇ。

「答えよ、お前は誰だ!」と魏無羨に向かって叫ぶ江澄。

時々思う。16年前に戻りたい。蓮花塢(れんかう)に戻りたいと。たとえ夢でも覚めたくない……そういうと後ろへ倒れていく魏無羨。

回想 彩衣(さいい)鎮

小舟の上で蓮の葉をかぶって昼寝をしている魏無羨。

名前を呼ばれても起きないので「起きないと犬を放つぞ」という江澄。慌てて起きる魏無羨。

江澄の横にいるのは江澄の姉・江厭離(ジャン・イエンリー)。

雲夢江氏の弟子たちは、姑蘇藍氏の本拠地である雲深不知処(うんしんふちしょ)を目指しているようです。

 

うさぎの形の飴を師姉にあげる魏無羨。

雲深不知処で行われる座学には各世家の弟子も参加するから、足元を見られないように。自分たちの一挙一動で雲夢江氏の評価が決まると注意する江澄。聞いてない魏無羨。

姑蘇の”天子笑(てんししょう)”という銘酒が飲めると嬉しそうな魏無羨に、お酒はダメだという江澄。

2人の小競り合いを止める姉上。「快活なのは悪いことじゃないわ、父上も言ってる」という姉に「姉上と父上はいつも奴の味方だ」「性格は変えられない。それに心に従うことが雲夢江氏の教えよ」

 

第2話の感想

アニメとの設定の違い

縛仙網のくだり、アニメでは”夜狩(よかり)”という名前通り、設定が夜になっていましたね。妖魔は夜に出ることが多いことから夜狩と呼ばれる、とアニメでは説明されていました。

鬼将軍のビジュアルに個人的にはびっくり。アニメだと凶暴そうな顔なので。ドラマだと、優しさが残る感じなのですね。

あとはアニメだと阿臙の話はないのと、ロバを最初は”旦那様”と呼んでいたところや、前にも書きましたが江澄の甥っ子大好きモードがないのですね。

逆にアニメであったのは、祠を出た天女を仙師たちが大きな鐘で閉じ込めようとしたくだりでしょうか。

江澄&金凌コンビが今のお気に入りです

今回書くの3回めですが。江澄の甥っ子大好きモードが凄い好きです。可愛くて、心配でしかたないのに、人前では叱ってしまうという。

でも姉を亡くし、義理の兄(金凌の父親)も一緒に育ってきた魏無羨のせいで亡くしたということですし。江澄も辛い立場だなぁ。

それにしても魏無羨に鬼将軍を召喚させようとしたのは誰なのか?1話で出てきた謎の男性なのか?莫玄羽が、あと1人復讐したい相手とは誰なのか??気になります。

 

見ようか、どうしようか、迷っている方へ。私も最初は迷いました。

かなり面白い、という話を私も聞いていました。中毒になる、一気に全50話みてしまった、一日中『陳情令』のことばかり考えているetc……。

で、Gyaoで私も1話だけ見てみたんですけど……んー?んーーーー?

面白そうなんだけれど、なんか置いてけぼりくらって世界観に入れないなぁ……どうしよう続き見ようか、どうしようか、と迷いました。

その個人的要因としては

① そんなにバンバン名前出てきても、私の脳が追いつかないという混乱

同じ人なのに3つぐらい名前でるんですよね、画面に。ただでさえ、日常生活ですら人の名前を覚えるのが苦手だし、小説読んでいても最後まで字面でしか認識していない人もいるのに。

あと四大世家(よんだいせいか)とか出てきて、もう大混乱。

でも、慣れます!分からなくても、大丈夫!慣れます!!着ている服とかで、かろうじて判断していても、そのうちこれはどこの組の人、組じゃなかった、家の人なのか分かるようになります!!名前も分かるようになります!!

すべて慣れです!!!たぶん。

魏無羨⇒えーっと、ぎむせん?⇒違うな、うぇいうぇい、なんだっけ??⇒ウェイ・ウーシエン!って叫べるようになります。いや、叫ばなくていいんですけど。

それにドラマだと字幕があるので、漢字の上にカタカナでルビがふられるので分かりやすい&自然に覚えやすいと思います。アニメだと字幕がなかったので、音と漢字が私はなかなか一致しなくて。とほほ。

四大世家にでてくる姑蘇藍氏というのは、姑蘇(こそ)という地を拠点にしている藍(らん)氏の人たち、という具合に最初に出てくるのは地名です。

公式サイトなどでの表記が姑蘇藍氏(こそランし)と、ひらがなとカタカナが入っているのはランが名字であることを分かってもらうためなんですかね?どうなんだろう。

② 術の意味が分からない

バンバン専門用語?がでてきて、脳が追いつかない。とほほ。でも出てきた用語は、ネタバレ記事内で記載していく予定です。だから、ドラマを見て分からなかったらここを覗きにきてください。少しはお役に立てるといいな。

そして第1話はアニメもドラマも情報量が多い!でも大丈夫。気になるけどついていけない、ついていける自信がない、という感想ならば大丈夫です、第2話も見ちゃいましょう!1話ほど目が点になることも少ない、はず。まだ私も全部見ていないけれど。

③ というか、状況が分からない

1話は、本当に状況が分かりませんでした。

ここから先は第1話の状況説明です。ややネタバレを含みます

 

ドラマでは最初に断崖絶壁から落ちて亡くなる人が出てきます。その人が主人公の1人である魏無羨(ウェイ・ウーシエン)です。

16年後。莫玄羽 (モー・シュエンユー)という人物が、自分は死んでもいいから魏無羨に敵を討ってもらいたいと願い、魏無羨の魂を自分の体にいれるのです。なので、他の人から見ると外見は莫玄羽なんだけど魂は魏無羨になった、と。そういうことのようです。

だから魏無羨は仙師たちの着ている洋服を見ただけで(あ、この人は姑蘇藍氏の人たちだな)とか、自分が発明した召陰旗(しょういんき)を今も使ってるのか、とか分かるんですね。

 

相関図、用語など

相関図

顔写真付きの相関図が公式ホームページにあります。ありがたい!!

用語

 

陰虎符(いんこふ) 夷陵老祖(いりょうろうそ)の魏無羨が発明。邪悪なものらしい。皆、こぞって欲しがる。でも”不夜天の戦い”で破壊されたらしい。
禁言術(きんげんじゅつ) この術をかけられると、喋ることができなくなる。害はなく抵抗しなければ自然と解けるらしい。
仙門(せんもん) 妖魔などを退治する仙師(せんし)たちが属する。仙師たちは、それぞれ属する仙門があるらしい。
舍身呪(しゃしんしゅう)

血で陣を描き、自分の命と引き換えに邪神などを再び世に復活させる術っぽい。

舍身呪によって蘇った者は、自分を蘇らせた人物の願い(復讐)を叶えること。1つの傷につき1人の命。傷の本数分だけ復讐することが出来なければ、その傷は永遠に癒えない。

アニメ『魔道祖師』では”献舍(けんしゃ)の術”と呼ばれていました。

召陰旗(しょういんき) 魏無羨が発明した。召陰旗のエサは人の気(き)だとアニメでは説明されていました。この旗を持っていると、邪祟の標的になってしまう。
奪舎(だっしゃ) 他人の体に自分の魂を移すこと。つまり無理やり体を乗っ取ることですね。舎身呪とは違う、と。
風邪盤(ふうじゃばん) 食魂獣(しょっこんじゅう)や食魂殺などがいる方角を教えてくれるっぽい。

 

五大世家(ごだいせいか)

仙門のなかでも優れている5つの仙門。

最初の2文字・雲夢、姑蘇、蘭陵、清河、清河はすべて地名。

  ホームグラウンド 家  紋
雲夢江氏(うんむジャンし) 雲夢・蓮花塢(れんかう) 蓮の花
姑蘇藍氏(こそランし) 姑蘇・雲深不知処(うんしんふちしょ)
白色の洋服&額に細い紐を巻いている
雲紋
蘭陵金氏(らんりょうジンし) 蘭陵・金麟台(きんりんだい) 牡丹・金星雪浪
清河聶氏(せいがニエし) 清河・不浄世 獣頭
岐山温氏(きざんウェンし) 岐山・不夜天 太陽

 

『陳情令』全50話ネタバレ記事を書こうと挑戦中です

半年ぐらいかかりそうです。その前に、記事を書かずにドラマだけ全話見てしまいそう……。

中国ドラマ『陳情令』第1話「目覚め」ネタバレとか用語とか感想とか
中国ドラマ『陳情令』第2話「再びの大梵山」ネタバレとか用語とか感想とか
中国ドラマ『陳情令』第3話「運命の邂逅」ネタバレとか用語とか感想とか

 

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