Amazonプライムに入っている韓国ドラマ『怪物』。
1度目は犯人を知りたくて急いで見てしまったので。じっくり見ながらネタバレ感想やら、時系列を整理していこうと思います。
※ 登場人物から下はネタバレを含みます。というか、ネタバレしかありません。未見の方はご注意ください!
Contents
韓国ドラマ『怪物』とは?
田舎町にあるマニャン派出所に赴任してきたハン・ジュウォン。彼の父は警察のお偉いさんであり、ジュウォン自身もエリート街道まっしぐら。なのに、なぜ彼が田舎町へ来たのか?
ジュウォン赴任直後から、20年前の連続殺人と同じ手口の犯罪が頻発するようになる。
ジュウォンとパートナーを組むことになったのはイ・ドンシク。
ドンシクは20年前に双子の妹を殺されたが、本人が容疑者として逮捕されてしまった過去がある。結局のところ容疑は晴れ、現在は警察官となっている。
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怪物のような2人の男の息をのむ心理戦から目が離せない
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6/23㈬午前11:30~
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ep.1 | 現れる |
ep.2 | 消える |
ep.3 | 笑う |
ep.4 | 泣く |
ep.5 | だまされる |
ep.6 | だます |
ep.7 | 釣る |
ep.8 | 釣られる |
ep.9 | 浮かぶ |
ep.10 | 沈む |
ep.11 | 締める |
ep.12 | ほどく |
ep.13 | 問う |
ep.14 | 答える |
ep.15 | 離す |
ep.16 | つかむ |
登場人物
ムンジュ市マニャン派出所
イ・ドンシク | 過去に殺人容疑をかけられたり、パートナー殺しと噂されてたり、変人とか言われたり、なんやかんやな人。巡査部長。 |
ナム・サンべ | マニャン派出所の所長。お茶目。 |
ハン・ジュウォン | マニャン派出所へやってくるエリート。警部補。 |
オ・ジフン | 派出所の末っ子くん。ドンシクのパートナー。強行犯係のオ・ジファの弟。巡査。2話で26歳と判明。 |
ファン・グァンヨン | 警部補。ジュウォンとパートナーを組みたいと最初に立候補するも却下になった。自称・情報通。 |
ムンジュ警察署
オ・ジファ | 強行犯係のチーム長。イ・ドンシクと小中高校の同級生。オ・ジフンは12歳離れた弟。警部補。 |
カン・ドス | ジファの部下。 |
パク・ジョンジェ | 庶務班長。警部補。毎日定時に帰ってる。ムンジュ市議会議員の息子。 |
イム・ソンニョ | 巡査長。カン・ドスの妻。妊娠中。 |
ハ警部補 | イム・ソンニョの上司。小言大好き。 |
ドンシクの関係者
イ・ユヨン | ドンシクの双子の妹。「かわいくて優しくて信心深い、親の言うことをよく聞く」と近所の人から評される。ソウル大に合格。祖母の追悼ミサでオルガンを弾く。 |
イ・ハノ | ドンシクの父親。 |
ユ・ジェイ | ドンシクの親友。マニャン焼肉店の店主。失踪した母親を探している。 |
カン・ジンムク | マニャンスーパーの店主。娘大好き。ムンジュ市で唯一、生マッコリを取り扱っている。2話で45歳と判明。 |
カン・ミンジョン | ジンムクの娘。 |
ジュウォンの関係者
ハン・ギファン | ハン・ジュウォンの父。警察庁次長。次期長官を目指し、なんやかんやしてる人。警察庁は本庁とも言われるみたい。 |
クォン・ヒョク | ハン・ジュウォンが高1のときから家庭教師をしていた。ムンジュ支庁の検事。 |
マニャン再開発に熱心な人たち
イ・チャンジン | JL建設代表。オ・ジファの元旦那。 |
ト・ヘウォン | マニャン市議会議員。マニャン市長を夢見ている。パク・ジョンジェの母。 |
20年前の事件の関係者
パン・ジュソン | ライブカフェ”ボンジュール マニャン”の店主。20年前の連続殺人の被害者の一人。 |
パン・ホチョル | パン・ジュソンの父。現在74歳。重度の認知症。 |
ここから先はドラマのネタバレを含みます。未見の方はご注意ください。
事件のことで分かったこと
20年前の事件
ep.2 | 2000/10/15 葦原からギターピックが発見される。 |
ep.2 | 証拠が出たとしてドンシクが逮捕される。 |
ep.2 | ドンシクを逮捕したのはナム・サンベだった。 |
ep.2 | 自宅の庭で警察立ち会いのもと状況確認をするドンシク。 |
ep.2 | ムンジュ警察署でイ・ユヨンの事件調書をジュウォンが見ようとすると、書類は1枚めだけを残して紛失していた。ユヨンの前の被害者パン・ジュソンの調書も同じくだった。ちなみにジュウォンは非番の日だった。 |
ep.2 | 庶務班長のパク・ジョンジェ曰く、何度か庁舎を移転したのでそのときに紛失したのではないか、という説明を受けるジュウォン。 |
ep.2 | ドンシクの妹の事件も、その前の事件も担当したのはナム・サンベだった。 |
現在の事件
ep.2 | オ・ジフンが通報を受け老人を捜しに葦原へ行くと遺体を発見。そこへドンシクとジュウォンも合流。 |
ep.2 | 葦原には防犯カメラはなく、犯人の特定は難しそう。 見つかった女性の遺体は足が黒いビニールのようなもので包まれていた。 |
ep.2 | 科捜研が緊急で処理しても、指紋は見つからなかった。 |
ep.2 | 科捜研の女性(靴好き)が言うには、遺体が履いていた靴はブランド物は8ヶ月以内に発売され、すぐに完売した靴であること。靴に残っていた足裏の形が女性の骨格と一致するとのこと。 |
ep.2 | 20年前の事件では、足が包まれていたことは報道されていないため模倣犯とは考えにくい。また、この20年間遺体が見つからないだけで殺人を続けていた可能性もある。 |
ep.2 | 実は、殺された女性を”おとり”にして上司の許可無く捜査をしていたジュウォン。父親は、20年前の殺人事件の模倣犯だと主張し、未解決で終わらせることにするという。「(女性の)身元が明らかになればお前も私も終わりだ」 |
ep.2 | ドンシクの広域捜査隊に勤務していたときの同僚は、強行犯係•女性青少年係•広域捜査隊にも隠して外事課が捜査していた事件があること。それが不法滞在の女性だけを狙った連続殺人ではないか、と。 |
カン・ミンジョンの件
ep.2 | ソウルのクラブで酔い潰れていたところをドンシクに確保されたミンジョン。翌日の夜まで派出所で寝ていたが、こっそり派出所を抜け出す。 |
ep.2 | ミンジョンに家の鍵を落としているというドンシクからの電話。そこへ、ミンジョンの知り合いが現れた様子。 |
ep.2 | 次のシーンではミンジョンは身体の自由を奪われ、口にはガムテープ。刃物を研ぐ人物の手元がアップに。 |
ep.2 | 早朝、家をでるドンシク。ドンシクを見張っていたジュウォンとともに街を歩きマニャンスーパーの前でミンジョンの指を見つける。 |
ep.2 | しかし、その指を置いたのはドンシク自身だった。 |
ドンシクに関すること
ep.2 | 葦原から遺体が発見された件で取調室ではなく供述録画室で取り調べを受けるという。理由は「ある警官が俺を疑ってるようだからはっきりさせようかと」。ある警官=ジュウォン。そして「俺が好きなのか?調査までするなんて」とジュウォンに向かってニヤニヤ笑うドンシク。 |
ep.2 | ドンシクはジュウォンが遺体の身元を知っているのではないかと疑っている。それを誤魔化すように、ドンシクの妹・ユヨンではないか?と切り返すジュウォン。 |
ep.2 | 供述書を見てみるとオ・ジフンは26歳、カン・ジンムク45歳となってました。 |
ep.2 | 行方不明になっていたおじいさん、そしてジフンのことを心配するドンシク。おじいさんは見つかり、ジフンは所長が家に送り届けてくれたとか。 |
ep.2 | ソルロンタンの店では、店主の女性から妹殺しの犯人と決めつけられる。 |
ep.2 | ドンシクの母は老人ホームFORESTにいる。自分では意思表示はできない様子。母親は、みかんが好物。マニャンスーパーの店長はドンシクの両親のおかげで店を持てた。 |
ep.2 | 店長の娘・ミンジョンはドンシクの携帯電話を勝手にいじり”ドンシクの愛するミンジョン”と自分のことを登録。 |
ep.2 | 雨の中、パトカーでパトロール中に橋の近くで座り込んでいる男性を発見。そっと横に座ると優しく話しかける。靴が壊れているのを見て、自分の靴と取り替える。 男性に傘を差し掛けてあげる。その後、男性の家族がくるまで6時間も雨の中を待っていた。 |
ep.2 | ドンシクの父親は娘が帰ってくるかもしれないと、毎朝早くから交差点で真冬でも待っていて凍死してしまった。それを発見した母親は正気を失ってしまった。 |
ep.2 | 以前、広域捜査隊に勤務していたときの同僚に会いに行く。外事課のエースだったジュウォンが、なぜドンシクのいる派出所へ来たのか。不法滞在の女性だけを狙った連続殺人を追っているのではないか、という情報を入手。 |
ep.2 | 時折、足の古傷が痛むっぽい。 |
ep.2 | ジンムクから、まだカン・ミンジョンが帰宅していないことを聞く。ジファに頼んで携帯番号から居場所を割り出してもらう。 クラブに乗り込み、ミンジョンを無事に見つける。そして泥酔させるまで飲ませたこと、誰でも入れる場所に放置した男性を穏やかに?脅す。 |
ep.2 | 翌日の夜、マニャン焼肉店へ現れたドンシクの様子は明らかにおかしかった。泣き腫らしたような目。 |
ep.2 | 焼肉店での言動がいつもと違うことに気づいたジョンジェがドンシクの家へ。泊まろうとするもボイラーが故障している、と阻止するドンシク。 そこでドンシクの妹と、もう1つの事件のファイルが消えたのはドンシクの仕業か?と聞かれる。 自分は妹の事件の新聞記事も破りたいぐらいだが、集めた母親のために破けないと答えるドンシク。だから資料なんぞ持ち出すわけがない、という意味? |
ep.2 | ジョンジェを追い払い、ボイラー室へと下りるドンシク。壁一面に貼られた捜査資料や失踪者のチラシ。 |
ep.2 | 翌朝、家をでるドンシク。自宅前にジュウォンの車が停車していることに気づく。管轄の地理を覚えているのだ、と明らかな嘘をつくジュウォンに一緒に管轄内を見て歩きましょうと誘うドンシク。 |
ジュウォンに対して
ep.2 | 「面白いですか?食べもしないのに黙って座ってるなんて。高みの見物はよほど面白いのかと」「パートナーは常に一緒だと聞いたので」「なるほど。それは頼もしいですね」 |
ep.2 | 「パトロールを続けるんですか?」と聞かれ「必要ならそうしないと。捕まえるべき人は捕まえて、見つけるべき人は世界中を捜してでも見つける」「(ジュウォンがドンシクを見ながら)そうですね。何としてでも見つけて捕まえないと」 |
ep.2 | 「俺のどこが好きですか?警官としてではないだろうから容疑者として?」 |
家族に関すること
ep.2 | ドンシクの父は娘の帰りを交差点で真冬でも待っていて凍死、それを発見した母親も正気を失ってしまった |
ep.2 | 自分の両親が面倒を見ていたカン・ドンシクの娘を、母親のように父親のように面倒をみている。 |
ジュウォンに関すること
ep.2 | ソルロンタンは「あまり好きじゃないので」と手を付けなかった。「俺が食べますね」とドンシクが食べ始める。 |
ep.2 | 雨の中を歩いてきた男性のために率先して雨具とカイロを買いに行く。 |
ep.2 | ジュウォンは今回殺害された女性をつかって、上司の許可なく”おとり捜査”をしていた。 |
ep.2 | 「なぞなぞは嫌いです」 パク・ジョンジェと調書紛失について話し合いをしていたときに言った言葉。 |
ドンシクに対して
ep.2 | 雨の中、男性に傘をさしてあげるドンシク。すごく優しい顔で笑うドンシクに惚れる、失礼、びっくりした顔で見つめる。この人が本当に犯人だろうか?という疑問を持ったのかも。 |
ep.2 | カン・ミンジョンが手錠で繋がれているのを見て「手錠はやり過ぎでは?」「逃げたら捕まえてくれますか?」過去に3回逃げてるらしい。 |
ep.2 | 「イ巡査部長は僕のどこが好きですか?外事課で何をしてたのか知りたいんでしょ?」 |
オ・ジファ
ep.2 | 供述書を作成したのに供述録画室に来て居座るドンシクとジュウォンに対し「あらあら変人たち、くつろいでるわね」と声をかける。 |
ep.2 | パソコンの調子が悪く「このぽんこつ」と軽く叩く。「(パソコンを変えるだけでなく)質問する捜査官が調査まで取るやり方を変えないと。頭の固い判事を説得しないと無理ね」と話す。 |
ep.2 | 遺体を発見したのが自分の弟で、「応援に行くとオ巡査(弟)の悲鳴が聞こえた」という供述書の内容に「あの腰抜けが」。 |
ユ・ジェイ
ep.2 | 白骨遺体を見てしまってショックを受け、食欲がないオ・ジフンに対し食事をし出掛けるよう言う。 「忘れられる?」「いいえ……何もしないより、ましよ」 |
オ・ジフン
ep.2 | ドンシクから連絡が入り、カン・ミンジョンが写っているクラブの場所を特定するよう頼まれる。DJの顔を見ただけ?で、「ここか」と速攻で割り出す!仕事早い! |
所長
ep.2 | ドンシクを迎えにムンジュ警察署までやってくる。 |
ep.2 | 遺体を発見したジフンに「気つけ薬をのませて家に寝かせてきた」。 |
ep.2 | ドンシクとジュウォンをソルロンタンの店に誘う。店主がドンシクがいるとは気づかず、20年前の事件の犯人はドンシクだと言い出して困る。 |
ep.2 | ムンジュ警察署で調書が無くなっていることに溜息をついてるジュウォンに電話をし、自分の部屋へ来るように言った模様。 ジュウォンはドンシクを疑っているようだが、ドンシクは正気ではないこと。ドンシクの父は娘の帰りを交差点で真冬でも待っていて凍死、それを発見した母親も正気を失ってしまい、その恨みを果たしているだけだという。 「私たちのように合法的に銃を持ち手錠を掛ける人間は一歩間違えれば相手を大けがさせてしまう。それを私はドンシクにやってしまった」 |
ep.2 | カン・ミンジョンに「におうわ」と言われ、「同じ服を洗濯せずに着るのは3回までだ」と返答。「男やもめのにおいが、すごい」 |
カン・ジンムク
ep.2 | 身寄りのない自分をドンシクの両親が面倒を見てくれた。マニャンスーパーを開店する時も、店の契約はドンシクの両親がしてくれた。そのため恩義を感じ、ドンシクの母親の介護を自らしにいっている。 |
ep.2 | 人と目を合わせられないぐらい気弱で、1人で娘を育てている。妻はミンジョンを産んですぐに家を出た。以後20年、妻の写真を財布に入れている。 |
カン・ミンジョン
ep.2 | 大学の課題があると嘘をつき、実家に帰っていない。クラブにいることをドンシクに知られている。 |
ep.2 | 勝手にドンシクの携帯電話をいじり、”ドンシクの愛するミンジョン”と自分のことを登録。 |
ep.2 | 課題があると父親に嘘をつき、クラブに入り浸っている。ソウルのクラブで泥酔状態のところをドンシクに救出され、派出所のベンチに手錠で繋がれる。過去に3回も逃げ出しているため手錠をかけられている。 |
ep.2 | 夜まで派出所で寝ていたが、ドンシクたちがテレビでニュースを見ている間にコッソリ抜け出す。しかし家の鍵を派出所に落としたことに気づかず、ドンシクから電話で指摘される。 そんなミンジョンの前に現れる誰か。嬉しそうなミンジョンの顔。 |
ep.2 | 次のシーンでは口にガムテープを貼られ、体の自由を奪われているミンジョン。誰かが刃物を研いでいる姿。 |
ト・ヘウォン
ep.2 | 葦原から遺体が発見され、ムンジュ市 第2次再開発計画が台無しになることを恐れている。 |
パク・ジョンジェ
ep.2 | ジュウォンからイ・ヨンエの事件の調書を見せて欲しいと頼まれる。 |
ep.2 | 鹿が制服を着ている絵を見せて、ジュウォンに似てると言うと「何のまねですか」と嫌な顔をされてしまう。 |
ep.2 | マニャン焼肉店でのドンシクの言動がおかしいことに気づき、ドンシクの家へ行く。 |
韓国の法律
ドラマ内だけの設定ではないとは思うのですが、エピソード1でドンシクがこう説明していました。
息子が失踪したので捜索願いを出しに来たという男性に対し
失踪かもしれませんがまずは家出で登録を。(中略)失踪児童等の保護および支援に関する法律。満18歳未満の児童や知的精神障がい者、認知症の患者が失踪した場合は捜索願を受理し直ちに捜索または捜査するかを決定する。これが韓国の法律なんです。
(どれにも該当しないなら)息子さんは失踪していたとしても、この国では家出人にすぎないんです。
2話では、韓国では遺体のない殺人は起訴できないこと。逮捕状を請求しても却下されるとのこと。
マニャンのひとたち
ep.1 | 「警部補、気をつけてください。ここには秘密なんてない。どこからか誰かが必ず見てる」というドンシク。 |
この細かい部分も好き
ep.2 | 供述録画室で、パイプ椅子をギッコンバッタン動かして暇をつぶすドンシク。 |
ep.2 | 現場で靴にかぶせるビニールのようなものをドンシクに渡し「僕の靴は貸せません」というジュウォン。(ちょっと、ニヤってしてる?!してる?!) |
ep.2 | 酔っ払ってるカン・ミンジョンに口では怒っていながらも毛布をかけてあげたり、水を入れたコップにストローまで刺して飲みやすくしたり、ちゃんと携帯用充電池まで準備してあげているドンシク。 |
全話みてから2話を見直すと
全話見てから見直すと……
いかにドンシクが今まで本当は犯人ではないのか?と疑われながら生きてきたか、その辛さが分かるシーンが多くて。
ソルロンタンの店主しかり、ジュウォンなんてドンシク絶対真犯人!的な感じでしたものね。
事件後、しばらくは町を離れていたというドンシク。そうだよね、ドンシク自身が「どこからか誰かが必ず見てる」ってジュウォンに言ったぐらいだし。
街の人から犯人なんじゃないかと思われながら暮らすのは相当にしんどかったんだと思う、いやドラマの話ではあるけれど。
けれど、その狭い街でも自分の妹を殺した犯人は見つからない。時間が経過し忘れさられてていく事件であろうと、自分が警察官になることでなんとか犯人を探そうとしたのかな、とか。
でも1度みただけでは、そんなことまでは考えられず。
この人、犯人なのでは?いや、でも困っている人へのこの優しい笑顔。1話に出てきた老人に対しても優しかったし。やっぱり、濡れ衣か……からの2話の衝撃なラストシーン!!
うまい、実に脚本がうまい。これは続きが気になって見ちゃいますよねぇ。
そしてジュウォンは父親に、なぜ20年前マニャン所長だったときに事件を終結させたのか?と聞いていました。父親は、見事にはぐらかしてましたねぇ。ですよねぇ。父親としては、少しでも過去の事件に触れられてそこから真相を辿られたら困るんですものねぇ。
マニャン焼肉店ではサンべ所長が乾杯の前に、4日前にムンジュ川で見つかった身元不明の遺体について語るシーン。「(死者が)誰かは分からないが一つだけ確かなことは、死の間際に警官がいなかったこと」って言ってたんですね。
ジュウォンの父に殺されてしまったドンシクの双子の妹……。うーん、辛い。死の間際に確実に警官がいたのに……。
必ず犯人を捕まえよう!という所長の声に、ドンシクは口に出して応えはしなかったけれど。静かに心の中でカン・ジンムクを捕まえる、どんな手を使ってでも捕まえる、とドンシクは決意したのかな、と。
遺体がなければ逮捕状も取れないなら、なんとか逮捕状を取れるようにするしかない、と。
そういえば、早朝に家をでたドンシク。
たまたまジュウォンが自分を見張っていてくれたから一緒にマニャンスーパーへ行って指を見つけたふりをしたけれど。
あれは本当は自分1人で第一発見者になるつもりだったんでしょうかねぇ。
早く見つけないと、もしかしたらジンムクに発見されて証拠隠滅されちゃう可能性もありましたものねぇ。