韓国ドラマ『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』。
第17話では、いよいよキム・ヘナが住み込みの家庭教師としてソジンの家で暮らすこととなりました。
果たしてヘナの狙いは?
院長とジュンサン、どちらが先にキム議員に近づけるのか?
物語も半分まで進んできました。
Contents
登場人物
ハン・ソジン一家 | |
ハン・ソジン | 専業主婦。姑であるユン女史から3代続けて医師にする、というプレッシャーを受けている。 |
カン・ジュンサン | ソジンの夫。ジュナム大学病院の整形外科医。 |
カン・イェソ | ソジンの長女。ソウル大学医学部へ入学するために猛勉強中。シンア高校在学中。 |
カン・イェビン | ソジンの次女 |
ユン女史 | カン・ジュンサンの母。息子と、その嫁への当たりがキツイ。 |
チン・ジニ一家 | |
チン・ジニ | 専業主婦。芸能人になることを夢見ていた。息子が勉強嫌いで困っている。 |
ウ・ヤンウ | ジュナム大学病院の整形外科医。カン・ジュンサンの後輩。 |
ウ・スハン | ジニの息子。 |
ノ・スンへ一家 | |
ノ・スンへ | 専業主婦。 |
チャ・ミニョク | ロースクールの教授。息子たちにスパルタ式教育を施す。 |
チャ・ソジュン/チャ・ギジュン | スンへとミニョクの息子たち。双子。ソジュンが兄、ギジュンが弟。 |
チャ・セリ | ハーバード大で経済学を専攻。 |
イ・スイム一家 | |
イ・スイム | 童話作家。 |
ファン・チヨン | スイムの夫。ジュナム大学病院の神経外科医。病で妻(ウジュの母)を亡くす。 |
ファン・ウジュ | イェソと同じ高校に首席合格。成績だけでなく性格も良い。 |
入試コーディネーター | |
キム・ジュヨン | 入試コーディネーター。合格請負人。毎年、自分が認めた子供2人しかサポートをしない。合格するためなら手段は選ばない。 |
チョ・テジュン | キム先生に忠実な部下。 |
同級生 | |
キム・ヘナ | 母子家庭に育つ。頭がよく、イェソのライバル。 |
キム・ウネ | キム・ヘナの母親。病気で入院中。 |
イ・ミョンジュ一家 | |
イ・ミョンジュ | 息子ヨンジェがソウル大学へ入学し、鼻高々だったが……。 |
パク・スチャン | ミョンジュの夫。ジュナム大学病院の元神経外科長だった。 |
パク・ヨンジェ | ミョンジュの息子 |
第18話のネタバレ
ジニの家
珍しくスハンが怒っています。
自分の方が先に勉強を教えて欲しいとヘナに頼んだのに、イェビンの家庭教師になってしまったから。
これではテストに落ちても仕方ない、と母親に予防線を張っています。
「頭がいいな」と笑う夫。まだ手術後の腰が痛むようで、ゆっくり歩いています。
ソジンの家
ヘナを歓迎する夕食が始まります。
ヘナを睨みつけるイェソ。そして妹を特進クラスへ行かせるだなんて、ほら吹きだというのです。
ヘナはイェビンは賢いから基礎さえ分かれば大丈夫だ。基礎が分からないままに授業を受けていたから、勉強に興味を失ったのではないか、と答えます。
塾では個人のレベルに合わせるには限界があるし、どのみち塾の目的は商売だからと分析するヘナ。感心するジュンサン。
ソジンは話を変えようと、新しい国語の先生はどうか?とイェソに質問。今度の先生は少しはマシだというので、両親は次回のテストは満点だろうと大喜びしています。
この時のソジンの表情が絶妙に嫌らしかったですよね。ヘナを褒める夫、不機嫌になるイェソ、嬉しそうなヘナを見て何とか蹴落とそうと話題を変えたソジン。
最終的にイェソに笑顔(と傲慢さ)が戻ったところで、どーだ!と言わんばかりにこっそりヘナの表情を見てほくそ笑んでる感じが、いやぁ、嫌らしい。女優さんって、すごいなぁ。
スイムの家
ウジュが家にヘナを呼ぶのではないか、と思っていた父・チヨン。ヘナがソジンの家に住むと決まり驚いた様子。
ウジュは自分だって男だから、女友達と一緒に暮らすのは慎重になる、と答えました。
そこへスイムの携帯電話にチャ教授から電話が入ります。
「3日以内に返答するのを忘れていないか?もう10日経過している」と言うチャ教授。
3日以内に返答するとは約束していない、というスイム。チヨンがスイムから携帯電話を取ると、法律家のチャ教授が片方の意見しか代弁しないのは残念だ。「民主主義を盾に多数決が乱用されたら弱者が被害者になるのも現実です。妻が被害者になるのを見ていられない。どうかご理解ください」そう言って電話を切りました。
黙ってチヨンに親指を立て、グッジョブのジェスチャーをするスイム。
同じジェスチャーをして「かっこいい」というウジュ。本当に、この親子は仲良しでいいねぇ。
後日、悩みつつ小説を書き進めようとするスイム。
思い詰めた表情で、キム先生に電話をします。
キム先生との面会
ヨンジェのことをそのまま書こうとはしていないが、せめてヨンジェの父親には許可を取っておきたい。そのために連絡先を知りたいとキム先生に言うスイム。
キム先生は事務所へ戻るとチョ先生にヨンジェの父親であるパク・スチャンの所在を調べるように指示。
そしてスイムがスチャンに会うことを予測しておくべきだった、と独り言をいうのでした。
大学病院
大学病院でNo.2のポストである企画室長になれば、整形外科は院内で一番パワフルになります!と、相変わらずジュンサンを持ち上げているヤンウ。
ジュンサンは、チャ教授の高校の先輩がキム・ヒョクジェ議員だと打ち明けます。そこでヤンウは、ジュンサンとチャ教授、そして亀(大学病院の院長)とゴルフのセッティングをします、と提案。
さっそくイム室長を通じて、自分はキム議員とコネがあることをアピールするジュンサン。
なんとかキム議員に取り入りたい院長、さっそくジュンさんを呼びつけます。
チャ教授はジュンサンにキム議員を紹介して貸しを作ることで、何かに利用しようとしているようで。
山荘
キム先生も同行して、ヨンジェの父親がいる山荘へ会いに行くスイム。
キム先生は「私が行ったほうが(出版の)許しを得やすいかと」と言いますが、本心としては、話をぶち壊しに行くわけですよね。
でもスイムは完全にキム先生を信頼し、このご恩をどう返したらいいか、なんて感謝しちゃってます。
ヨンジェの父親はキム先生の姿を見て、信じられないものを見たという表情。のこのこと、何をしにきたんだ?という感じでしょうか。
キム先生に「まだ分からないのか。私はあんたに”不幸を繰り返すな”と言った。あんたが息子を壊し妻を殺したから」という父親。
父親はヨンジェに、昔よく行った山荘で待っているというメッセージを送っていたようです。返事を待ちながら、薪割りをする日々。
スイムは自分が20年前に行った教育実習で出会った生徒も成績のことで親との関係に悩んでいたのだと話し始めます。
あの時の自分は意気地なしの傍観者だった、今回はそうはしたくない、と。
もし自分の家族のことが公になれば、母親を自殺に追いやってしまったと後悔している息子が非難を浴びるだろう。自分は息子を守りたい、と。
それを聞いて涙を流すスイム。
それでも不幸を繰り返さないために誰かが立ち上がらなければというスイムに、世間の人たちは自ら体験しないと理解できないのだ、無駄な期待はやめなさい、という父親。
すっかり気落ちして山荘から出てきたスイムを、ほくそ笑むキム先生。自分の妨害が上手くいったことを確信したようです。
喫茶店?
ソジンとキム先生が会っています。
スイムが執筆をやめた、と聞いて驚くソジン。しかしキム先生は、どんな経緯でそうなったのかは一切話しませんでした。
キム先生は冬休みに入ればイェソは今まで以上に忙しくなること、そして「ストレスのない環境作りに専念してください」と含み笑いをしながらソジンに告げます。
国語のケアレスミスが気になるソジンは、新しい国語の講師が入試の出題委員だったと聞いても納得いかない顔。
総合評価を諦めざるをえない事態に備え、一般入試の準備をすべきではないかとカリキュラムの見直しを求めるソジン。
ストレスフリーな環境さえあればカリキュラム変更の必要はないと突っぱねるキム先生。
指先を広げるソジンと、手を組み合わせているキム先生の演技の対比が緊迫感ありました。洋服も赤いソジン vs 黒一色のキム先生。まぁ、キム先生は、いつも洋服が黒だけど。
キム先生が何度もストレスに関する発言をしたため、何かを知っているのだろうか?と訝しがるソジン。しかし、イェソが自分のプライドに傷がつくことを話すはずがないと否定します。
いやぁ、さすがのイェソもプライドどころの話ではなかったのでしょうねぇ、17話でチョ先生に喋ったようですし。もちろん友達には話せないけれど、チョ先生ならと信じて話したんでしょうねぇ。
ソジンが自分の経歴を詐称していたことをチョ先生から知ったキム先生、大笑いしてたし。
すると、チョ先生からソジンへ着信。
レストラン
胃がもたれるから夕飯を食べたくないとゴネるイェソ。
昼も食べてないのだから、空腹では勉強に身が入らないと言うソジン。イェソは一日中ヘナと一緒だし、信頼していた母親が嘘をついていたのだから食欲がなくなって当然だ!というイェソ。
この憎々しい表情ねぇ、よくできるねぇ。
ソジンは、もしかして誰かに自分の話をしたのか?と聞くと目が泳ぐイェソ。ギジュンたちは知っていた、と答えます。ギジュンたちというのはスンヘの双子の息子のことかな。
まぁ、朝からチャ教授が嬉しそうにネタバレしてたからねぇ…… 。
自分にはキム先生がついているからソウル医大には合格できる、そう言って心配する母親を置き去りに店を出ていくイェソ。
ソジンの家
基礎クラスから通常クラスへレベルアップしたのだ、と嬉しそうに父親へ報告するイェビン。
ご褒美に何がいいか?と聞かれ、自分にではなくヘナさんにというイェビン。いい子じゃのう。
自分の役目を果たしただけ、というヘナに財布を取り出しボーナスをあげようとするジュンサン。しかし、授業料を支払ってもらってるだけで十分だと答えるヘナ。
「お母さんにいい子に育てられたな」と褒められ、複雑な表情をするヘナ。
夜、ベッドで『入試は母が90%』という本を読んでいるソジン。ジュンサンが「ヘナはよくできた子だな」と言うと「思ってたよりいい子だけど、妙に大人びてて気に食わない」とかイェソと問題を起こさないのは自分にとって不利になるからだと答えるソジン。
人を悪く捉える傾向がある、と呆れるジュンサン。まぁ、ソジンの方が合ってるとは思うんですけどね。
ジニの家
自分の息子は基礎クラスから出られなかったのに、ヘナは通常クラスへレベルアップしたことを知るジニ。
ただ、高校生が住み込みで家庭教師をすることに対して何か裏があるのではないかとジニは思っているようです。
とりあえず、ヘナに教えてもらえないか明日頼んでみると息子に約束するのでした。
ソジンの家
翌朝、自分から媚を売るのはどうかとか迷いつつも息子のためにソジンの家へ行くジニ。
しかし、ソジンの素性が分かったときのジニの態度や、その後も連絡もしてなかったためジニに対するソジンの態度の冷たいこと冷たいこと。
レベルの違う子とは一緒に勉強できない、とバッサリ断るのでした。
さすがに頭にきた元ヤン?ジニ、ついソジンの本名を言い、裏切りが癖になってるなどと言ったものだから大変。
ジニの髪をつかむとソファへ投げ飛ばし「今度言ったら口を引き裂くわよ」と高校時代からの決め台詞?をいうのでした。
驚いて、こっそり顔をだすお手伝いさん。
何事もなかったようにソジンの家を出ていくジニ。めっちゃ、髪の毛乱れてるけどね。
そして家に帰り、夫に泣きつくのです。
しかし科長の奥さんであることに変わりはない、と相変わらず我慢するように言う夫。それが嫌なら病院を辞めてSKYキャッスルを去ろう、と言われてしまうのです。