韓国ドラマ『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』。
第18話では、スイムに執筆をやめさせることに成功したキム先生。
ソジンの過去を知ったキム先生が本音を隠しつつソジンとやりとりをする場面があったりと、キム先生優位な感じに進んでいました。
そしてソジンに髪を掴まれソファに押し倒されたジニ。今後どんな風にソジンに接するのでしょう??
Contents
登場人物
ハン・ソジン一家 | |
ハン・ソジン | 専業主婦。姑であるユン女史から3代続けて医師にする、というプレッシャーを受けている。 |
カン・ジュンサン | ソジンの夫。ジュナム大学病院の整形外科医。 |
カン・イェソ | ソジンの長女。ソウル大学医学部へ入学するために猛勉強中。シンア高校在学中。 |
カン・イェビン | ソジンの次女 |
ユン女史 | カン・ジュンサンの母。息子と、その嫁への当たりがキツイ。 |
チン・ジニ一家 | |
チン・ジニ | 専業主婦。芸能人になることを夢見ていた。息子が勉強嫌いで困っている。 |
ウ・ヤンウ | ジュナム大学病院の整形外科医。カン・ジュンサンの後輩。 |
ウ・スハン | ジニの息子。 |
ノ・スンへ一家 | |
ノ・スンへ | 専業主婦。 |
チャ・ミニョク | ロースクールの教授。息子たちにスパルタ式教育を施す。 |
チャ・ソジュン/チャ・ギジュン | スンへとミニョクの息子たち。双子。ソジュンが兄、ギジュンが弟。 |
チャ・セリ | ハーバード大で経済学を専攻。 |
イ・スイム一家 | |
イ・スイム | 童話作家。 |
ファン・チヨン | スイムの夫。ジュナム大学病院の神経外科医。病で妻(ウジュの母)を亡くす。 |
ファン・ウジュ | イェソと同じ高校に首席合格。成績だけでなく性格も良い。 |
入試コーディネーター | |
キム・ジュヨン | 入試コーディネーター。合格請負人。毎年、自分が認めた子供2人しかサポートをしない。合格するためなら手段は選ばない。 |
チョ・テジュン | キム先生に忠実な部下。 |
同級生 | |
キム・ヘナ | 母子家庭に育つ。頭がよく、イェソのライバル。 |
キム・ウネ | キム・ヘナの母親。病気で入院していたが死亡。 |
イ・ミョンジュ一家 | |
イ・ミョンジュ | 息子ヨンジェがソウル大学へ入学し、鼻高々だったが……。 |
パク・スチャン | ミョンジュの夫。ジュナム大学病院の元神経外科長だった。 |
パク・ヨンジェ | ミョンジュの息子 |
第19話のネタバレ
ジニの家
自分の息子・スハンもイェビンと一緒にヘナから勉強を教わりたい、とソジンへ頼みに行ったジニ。しかし「レベルの違う子とは一緒に勉強できない」とバッサリ断られ、思わずソジンの本名クァク・ミヒャンと言ったり、素情を偽ってたときと同じで「裏切りが癖になってる」などと言ってしまったジニ。
ソジンに丁重に頼んだのに目がつり上がるほど髪を掴まれた、と泣きながら夫に報告しています。
しかし、科長の奥さんであることには変わりがないのだから、という夫ヤンウ。自分よりも、上司へのごますりが大切なのか!と怒るジニ。ならば病院を辞めてSKYキャッスルを去ろうと言われてしまうのでした。
もうヤンウも今さら別の上司についていくわけにもいかないし、ソジンの夫ジュンサンとは一蓮托生なんでしょうねぇ。
さすがにSKYキャッスルを出たくないジニ、息子をイェビンよりも先に特進クラスへ進学させるため良い先生を探して!と夫に頼むのでした。
「あんなに下品な罵倒は高校生以来よ」なんて言ってますけど、どんな高校生活送ってたんですかねジニは。
そういえば第8話で「江南(カンナム)に名を馳せた元ヤンキー」って自分で言ってましたね。でもソジンにやられっぱなしなところをみると、そんなに強いヤンキーではなかったのかな??なんて。ジニって、なんやかんや優しい気がするんですよね。
そこへ「クリスマスツリーを飾ろう!」って入ってきたスハン。自分にツリーの飾り付けを巻き付けちゃってたし、可愛かった。この子には争いのないところで幸せに暮らしてほしい……。
ジニは呑気なことをいうな、スハンのせいで大変な目にあったのだと、カツオくんを追いかけるサザエさんばりに息子を追いかけるのでした。
深いため息をつくヤンウ。
スンヘの家
家族全員でクリスマスツリーに飾り付けをしています。
鼻歌を歌いながらノリノリなのはミニョク。難関のハーバード大学へいった長女セリが帰国するので嬉しさ爆発してます。
ハーバード大へ受かった時はご近所を招いて盛大なパーティーをしたので、今回は簡素なクリスマス会にしようというスンヘ。
そこへセリからスンヘの携帯電話に連絡が入りました。
スンヘから携帯を取り上げるミニョク。「父さんだ、父さんも会いたくて死んじゃいそうだ」と言うのを聞いて、息子のギジュン思わず「気色悪い」。
そしてハーバードのジャンパーが欲しい、キャップが欲しいと騒ぐ息子たちを静かにさせると「父さんも」とおねだりするミニョク。
翌朝5時に空港へ迎えにきて欲しいと頼まれたのでした。
空港
空港の時計が18:30になってますが、ま、それは置いといて。
飛行機の到着から30分も経過しているのにロビーに娘が出てこないので心配しているミニョク。その手には花束が。
次の場面。
大胆な網タイツ、ショートパンツ姿の女性が大きなスーツケースを引いています。顔は見えません。
女性は女子トイレへと向かいました。上着は派手な赤い革ジャン、茶髪の髪は肩よりも長く伸ばされた後ろ姿が映ります。
同じスーツケースを持った女性がトイレから出てきました。
しかし長髪ストレートの黒髪、ハーバード大のジャンパーとスタジャン?。青いジーンズ、靴も白いスニーカーに変わっていました。
なるほど、この子がセリなんですね。
変身が完了し、父親たちが待つロビーへ。
ミニョク、持っていた花束をスンヘに押し付け娘を抱きしめると娘を抱き上げ恋人のようにクルクル回ります。ギジュンが居たら、きっと「気色悪い」って言ってくれたはず。
空港への迎えに行く時間の設定といい、スーツケースの色がトイレに入る前は白で出てきたあとはグレーと、ちょっとこの、なんというか、設定というか整合性がちょっと雑な気がするけど……。ま、ドラマの本筋とは関係ないので。
スンヘの家
ご近所さんを呼んでのクリスマス会。セリからハーバード大での生活を聞いています。
みんな世界のリーダーになりたがっていること、ニューデリーと東京から来た親友たちも首相が夢だと語り、スケールが大きいのだと。
娘の髪で隠れたハーバードのロゴが見えるよう、髪を後ろに流してあげるミニョク。この細かい演技!
ここでイェソが大学の図書館は本当に24時間体制なのかと質問。
ワイドナー記念図書館で3日徹夜したこと、試験と課題に追われて徹夜するしかないのだと答えるセリ。
将来の希望を聞かれホワイトハウスで働きたい、という娘の答えにうっとりしちゃうミニョク。
そして子供たちはセリからお土産をもらうために別室へ移動していきました。
残された大人たちで、あてこすりが始まります。というかジニがソジンに喧嘩売ってるだけなんですけどね。
医大にこだわらなくてもいいのかも、というジニに対し「そうよ、スハンはハーバードでもいいのかも。レベルが上がればの話だけど(にやり)」
あまりにも空気が悪くなったので、デザートを持ってくると席をはずすスンヘ。一緒に席を立つソジン。
遅れて台所へ行ったジニは「メープルシロップをもらえるかしら、クァク・ミヒャンさん」と。
何も言わず、ただ目を見開くスンヘ。
「度を越すなと忠告したでしょ」から始まるソジン vs ジニ。
口論のあと、自分はソジンの子分じゃない!と再度メープルシロップを要求するジニ。ソジンが大人しくメープルシロップの入った器を手にしたので、安堵したスンヘ。
次の瞬間、ジニの頭へメープルシロップを注ぐソジンをみてビックリするスンヘ。
全部ぶちまけると「ん〜、ごめんなさい。スンヘさん、拭いてあげて(にっこり)」と立ち去るソジン。
いやいやいや、ソジンさん人様の家の台所で暴れすぎでしょうよ。
別室
自分にもキャップを買ってきてくれたお礼を言うヘナ。ギジュンがヘナとウジュの分も買ってきて欲しいとお願いしていたようです。えらいな、ギジュン。
イェソそれが気に食わず妹に勉強はしなくていいのか?と言いがかりをつけます。妹と一緒に家庭教師のヘナを追い出そうという作戦でしょう。ヘナは勉強の準備をしておくので30分後に帰ってきて、とイェビン助け舟を出しました。
それを聞いて家まで送る、というウジュ。(えええー!)って顔になるイェソ。
それを察したヘナはウジュの申し出を断ると、一人ソジンの家へと帰るのでした。
嬉しそうにウジュの隣で写真を撮るイェビン。
ソジンの家
誰もいない暗い家へ戻るヘナ。
もし自分が、この家の子供だったらという妄想をします。父親とイェビンの3人で楽しくご飯を食べる自分、仲良く家族でセルフィーをしている自分。
ふと、ジュンサンがイェソの子供の頃の動画を見ていたこと(18話)を思い出したセナ。ジュンサンのノートPCを起動すると、その動画を見始めます。
クリスマスに名前入りの白衣をもらって喜ぶイェソの姿を見ながら、側にあった家族写真を伏せるヘナ。
そこへソジンが帰宅。
「ここで何を?!」と驚いて声をかけると、ヘナは慌ててノートPCを落とし、医学の本を借りたかったのだ、と言い訳します。
お手伝いさんによれば、ソジンが家にいないときヘナはわが者顔だし、部屋に食事を持って入ったら凄い剣幕で怒られ食事をひっくり返されたんだとか。
翌日、ヘナとイェビンを学校へ送り届けると即座に家へ戻りヘナの部屋へ乗り込むソジン。
ヘナの部屋
ヘナの部屋を捜索するソジン。
ふと机の上に置かれた写真立てに目が止まります。
嬉しそうに笑うヘナの写真の後ろから、何かが見えています。
写真立ての後ろを開けると、そこから出てきたのは若かりし頃の自分の夫と、嬉しそうに寄り添う女性の写真。
ソジンは息を飲み「キム・ウネ?」と。
ジュンサンが自分の前に付き合っていた女性、キム・ウネ。なぜかウネの顔を知っているソジン。
そして、ソジンはヘナがもしかすると夫とウネの子供なのではないか?と。しかし、子供を妊娠していたなら引き下がるわけがない、と。
そう思いつつも、枕からヘナの髪の毛を採取するソジン。
早速、鑑定を依頼したようです。
結果は99.9999967059637% 親子でした。
自分の父親が誰であるか知った上で、家へ家庭教師として来たのだと驚愕するソジン。
ソジンの部屋
ヘナがジュンサンの子供と知り、ソジンがわなわな震えていたとき。
ヘナはソジンの部屋にいました。並べられた宝飾類、並べられた豪華な服。もしかしたら、これが全部母親のものだったかもしれない。
「お母さんは、たった1万ウォンの首飾りも持っていなかった」と真珠のネックレスを手に呟くヘナ。怒りにまかせ、真珠の首飾りを机に叩きつけ部屋を出ようとしたとき。
入り口には無言で立つソジンの姿。
勝手に部屋に入ったことを詫びるヘナ。つい綺麗だったので、手に取ってしまったのだと。
「行きなさい」とだけ言うソジン。
一人になるとヘナが手に取ったネックレスを壁に投げつけ破壊。
ヘナの部屋
部屋の前には食事が置かれています。
カバーを外すと、簡素な食事。ちらりと見ただけで部屋へ入るヘナ。
ダイニング
ソジンたち家族四人がご飯を食べています。
イェビンがヘナと食事をしたいと言い出したのは、きっとヘナが何か言ったからなんでしょうねぇ。
そういうところ、ちょっと怖いぞヘナ。
イェソがヘナを虐めていると聞いたジュンサンは、ソジンが差別をするからイェソもつけ上がるのだ。ヘナも一緒に食事をしよう、と言い出しました。
なんとか止めさせようとするも、ヘナは立場をわきまえてるし、自立しようと懸命な子だというジュンサン。ヘナが我が子とも知らず。
ソジンは一人考えます。
イェソが生徒会長になった日、ジュンサンに電話がかかってきたことを。14話のことですね。
「キム・ウネだろ?今さら何の用だ。二度と電話するな。」
ウネは死を悟ってヘナをジュンサンに託そうとしたのだ、と。しかし、ヘナが生徒会長を辞退する前にヘナは死んでいたことを思い出します。
つまりヘナ自身が母親の携帯からジュンサンへ電話をしてきたこと、そして復讐するために我が家へ乗り込んできたのだ、と。
ヘナの部屋へ行き、問い詰めるソジン。
と思ったら、それはソジンの妄想でした。ヘナの部屋の前まで行ったものの入る決心がつかなかったのか。そこで家政婦さんに声をかけられます。
「寒いからヘナの布団を厚い物に替えてあげて」そういうと引き上げていくソジン。
誰にも真実を言えず、一人声を押し殺してリビングで泣くのでした
SKYキャッスル内の図書館?
ジニ、スンヘ、そしてスイムがお茶を飲んでいます。
スンヘはスイムが執筆をやめたことを残念がっています。
スイムは自分がパク教授とヨンジェの立場を考えていなかったのだと。
そういえば、誰からパク教授の連絡先を聞いたのか?と聞かれたスイムはキム先生からだと答えました。
キム先生が同行までしてくれたのに、諦めることになって申し訳ないと反省しているスイム。
スンヘはキム先生は簡単には人に合わないこと、自分も対面どころか電話するのも大変だったのだと言い出しました。
ジニがキム先生はソウル大卒のコーデだからプライドの塊だ、というのを聞いて驚くスイム。
謎の家
キム先生が、娘の暮らす家へとやってきました。
直接は顔を合わせず、庭から家にいる娘の姿を見て涙をこらえています。
天才と将来を有望視された娘が、スライムで遊んでいる姿。
結局、娘には会わず帰っていくキム先生。
ソジンの家
掃除機をかけるソジン。
ヘナを追い出すことも、夫に真実を言うこともできない。何より娘に知られてはいけない、と悶々としています。
そこへ家政婦さんがきて、掃除はもう終わっていること。気に入らなかったですか?と、恐る恐る聞くのでした。
いえ、大丈夫だと言うソジン。
家政婦さんも、どうも最近の奥様は様子が変だなって思ってるに違いない。
自室へ戻ったソジンは、イェソが大学へ合格するまで絶対誰にも知られてはいけないと自分に言い聞かせます。
スイムの家
夕飯の支度をしているスイム。
どうにもキム先生のことが気になります。
自分が教育実習中の教え子だったヨンドゥ。その子の家庭教師をしていたというキム先生。
しかし、平日にソウル大学へ通う学生が、大田(テジョン)まで家庭教師をしに行くだろうか?と疑問を抱くスイム。
ソウルから大田までは高速鉄道で1時間ほどのようで。
夫はソウル大の学生ならソウル市内でも家庭教師をして欲しい人は多いだろうから、それはありえないのではないか、と。
キム先生へ電話をするスイム。
着信を無視するキム先生。
ようやくスイムに執筆を諦めさせたのに、また小説について相談したいとスイムからのメッセージに苛立ちを隠せない感じです。
個人的に、もう少し情報が欲しかった設定
ジュンサンがヘナの母親と付き合っていたのに別れた経緯について、もう少し情報が欲しいと思うのは私だけでしょうか。
吹き替えだったら、もう少し情報があるんでしょうかねぇ。どうしても字幕だと情報が削られてしまうだろうし……。
ジュンサンはウネと付き合っていたけれど、母親に反対されていたのは、なんとなく分かりました。家柄第一主義のお母さんですしね。
だから母親が強引に別れさせたのかな?ウネは妊娠していたけれど、ジュンサンの将来を思い身を引いた?
そこへ身分を偽ったソジンがジュンサンと結婚、妊娠。
設定上、イェビンとヘナを同級生にしてライバル関係にする必要があるのは分かるんですが。ちょっと、ジュンサンもふがいなさすぎるというか。
ヘナと別れて、数ヶ月で別の女性と結婚して子供を作ったのかぁ。まぁ、ジュンサンらしいといえば、らしいですかねぇ。
母親は何と言ってジュンサンを納得させたんでしょうか。金を渡したらウネは喜んで別れた、ぐらいに言ったんですかね???????
じゃないと、ヘナから電話かかってきた時に、「二度と電話をしてくるな。18年前に終わった」なんて冷たく切らないですよね、たぶん。
そして、ソジンが素性を偽ってたことはいつ、どんな風に母親とジュンサンにバレたのか?。これも大きな謎なんですけど。私が見落としているのかしら……。