友人に勧められ、アニメを見たら続きが気になってしまって一気に原作を読んでしまった【推しの子】。
原作では1巻の表紙にもなっているこの女性が星野アイ。
色々と謎の多い彼女ですが、原作で分かってきたことなどをまとめてみました。
新しい情報がでてきたら、また追記していこうと思います。
Contents
星野アイの性格など
| 1巻 | アイドルグループ”B小町”不動のセンター。 |
| 16歳。”B小町”結成から4年目。 | |
| 身長は151センチ | |
| 施設育ちで苺プロダクションの社長が身元引受人。 「私家族って居ないから家族に憧れあったんだ」 |
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| 人の顔と名前を覚えるのが苦手。 「でも私、才能あるなって思った人の名前は覚えられるよ佐藤社長」 社長の名前は斉藤。つまりアイにとっては才能がない人に見えてる……？！ |
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| レッスンにボイトレ、夜も家で振り入れする努力家（アクア談） | |
| アイが残した携帯電話3台。メンバーや事務所社員のログしか残っていなかった。 「アイは抜けているようで想像以上に用心深く、本気で俺達の秘密を守ろうとしていたのがスマホから分かった」（アクア談） |
星野アイに関する時系列
| 施設育ち。母親は自分が小さい頃に捕まったが釈放されても施設には迎えにきてくれなかった。 本人は殴られるより施設にいる方がましに思える、とのこと。 |
1巻 | |
| 渋谷で斉藤社長にスカウトされる。中学生モデル達でユニットを組む予定だと言われる。 | 1巻 | |
| 嘘つきで人嫌いの自分とは真逆の存在であるアイドルに興味はなかったが、斉藤社長の言葉に惹かれアイドルとなることを決意する。 | 1巻 | |
| 12歳 | B小町でデビュー | 1巻 |
| 15歳 | 鏑木プロデューサーが劇団ララライのワークショップを紹介される。 | 4巻 |
| 16歳 | アクアたちを宮崎県にある総合病院にて極秘出産 | 1巻 |
| アクアたちがヲタ芸を打っている動画が拡散される。 そのときの自分の笑顔が共感を呼ぶ笑いだと覚える。 |
1巻 | |
| 双子動画から1年。モデル、ラジオ、アシスタントと着実に仕事を増やす。 初ドラマ出演も果たす。 |
1巻 | |
| 19歳 | SNSフォロワー数1,004,231。フォロー数7。 | 1巻 |
| 20歳 | 東京ドーム公演当日の朝、ストーカーに刺殺される。 | 1巻 |
| 本決まりしていた映画のスケジュールがダメになることを監督に謝っておいて欲しいとアイはアクアに伝言する。 | 1巻 |
鏑木プロデューサーから見た星野アイ
アクアの出演と引き換えに、アイのことを話す鏑木プロデューサー（4巻）。
鏑木からするとアイは田舎から出てきたばかりの芋娘。
プロ意識も低いし周囲と馴染もうとせず、安いだけで似合もしない服を着て現場に来る様な子供だった。
劇団ララライのワークショップを紹介するとアイは身なりにも気を使うようになり、男性と2人で会うのに良い食事場所を聞いてくるようになった。
アイの相手が誰かまでは分からなかったが、一気に大人の顔になったのを覚えている。
黒川あかねによるプロファイリング
劇団ララライの若きエース・黒川あかね。
徹底した役作りに定評のある彼女は、5歳の頃から演じる役について調べ上げ自分なりに解釈している。
アクアの好みが星野アイであることを知った黒川あかねは、アクアのために星野アイになりきろうとする。
その際のプロファイリング（3巻）では
| 特徴は、やっぱりあの瞳。自信から来るもの？だとしたら承認欲求は満たされている |
| 友人関係は薄そう |
| 異性関係は何かあるだろうな |
| 家庭環境は良い？いや、この人格形成は劣悪な方向かな |
| 愛情の抱き方に何かしらのバイアス有り |
| 秘密主義と暴露欲求 |
| 破天荒な言動に反し完璧主義者 |
| 無到着さと過度な執着 |
| ファッションはやや無頓着 |
| 金銭感覚が節制傾向 |
| 視力は良い |
| 発達障害の傾向 |
| 思春期の段階で性交渉があった子特有のバランスの悪さ |
| 歩き方が大股 |
| 箸の持ち方が少しいびつ |
| 教育レベルは低め |
| 15歳あたりから破滅的行動に改善が見られる。良い出会いがあったのかな？ |
| 聴覚と収穫が過敏 |
※ 太文字はアイの特徴として説明されてきたものと一致してるかな、と私が思ったものです。
アイに隠し子がいるなら「色んな感情のラインに整合性が取れるし不可解だった数々の行動の理由がわかる」とアクアに語る黒川あかね。
こわっ。
さらに「どういう生き方をしてきて、どういう男が好きかまで多分だいたい分かると思う」と聞いたアクアは、恋愛愛情からではなく彼女の掴んだ情報を知りたいがために彼女との擬似恋人を続けるという。
B小町について
| 1巻 | アイが12歳の時に結成された |
| 最初期は4名。 マンガ【推しの子】の「４５５１０」とは何だったのか？ |
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| 7thシングル『スーパーモーター』 | |
| アイの死から2年後に解散 | |
| 4巻 | 映像で残っているフリ付きの曲は全部で30曲 『パリッとドキッと！マルッと小町』（B小町伝説のライブ完全収録） 『Liveで小町！』 |
星野アイに関する最大の謎
やはり、アクアとルビーの父親は誰なのか？ということですよね。
マンガ【推しの子】 アクアたちの父親は本当にカミキなのだろうか？という話
個人的にはアクアたちの父親が神木だとしても。
アクアたちと異父兄弟となる姫川が生まれたのが、神木がまだ11歳ごろというのが、どうにも信じがたく。
じゃあ他に現時点で怪しい人物がいるのか？というと、うぐ。
アイのお墓参りをしたルビー。その時すれ違った白い薔薇を持った男性、かなり若かったですし。
鏑木プロデューサーに、男性と2人で会うのによい食事場所を聞くぐらいだから相手がそういうことに慣れていない人物、つまり同年代ということもあり得るのか、とか。
それでも、まだ違う人物なのではないか、とぶつぶつ思うのでした。
いや、相手は最大の謎ではないか。
星野アイのもとに、なぜ前世の記憶を持ったままのアクア（ゴロー）とルビー（さりな）が生まれてきたのか？
こっちの方が最大の謎ですかね……。
不思議少女は、何者で、何を語るのか……。
でもアイは人生の最後の最後で、子供を産んで良かったこと、アクアとルビーを愛していると言えて、なおかつ、それが本心であり嘘ではなかったことに安堵と喜びを抱えてました。
せっかくなら子供達が成長していく姿を見たかっただろうけれど……。
星野アイの抱える過去
スカウトしてきた怪しいおじさん（斉藤社長）を脅かすつもりで、少し話を盛ったのかもしれませんが。
自分は母親に育てられていたが、窃盗で捕まったこと。
自分は施設に預けられたが、母親は戻ってこなかったと。
殴られるよりも施設にいた方がいい、とまで語っています。
母親に関する話は、書き下ろし小説『45510』にも出てきて。
そこでもグラスを投げつける母親の話も出てきて。やはり暴力的であることがうかがえます。
それにしても、母親は自分の娘がアイドルになったことに気づきそうだけど。嫌な言い方だけど金蔓だと思ってお金の無心に来そうですよね。
ということは、また刑務所に入ってるのか、この世にいないのか。
アイが亡くなった時も親族らしき人から連絡はなかったようで。
