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中国ドラマ『瓔珞』第4話のストーリーと感想

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中国ドラマ『瓔珞』第4話の流れと、私の感想を織り交ぜて書いていこうと思います。

※ ドラマの内容に触れていますので、未見の方はご注意下さい!

紫禁城
中国ドラマ『瓔珞』とは?中国で大ヒットしたというドラマ『瓔珞(エイラク)~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~』を見始めました。その魅力について書いていこうと思います。...

第4話『後宮の主として』あらすじ

皇后は3年前に子を亡くし、悲嘆に暮れる日々を過ごしている。弟の富察傅恒(フチャふこう)は悲しみに寄り添いつつも、姉が立ち直ることを願っている。彼は純妃(じゅんひ)協力をお願いすることに。

ある日、瓔珞は高貴妃から儲秀(ちょしゅう)宮へ来るように言われる。

登場人物

女官たち

人  名 役  柄
魏瓔珞(ぎえいらく) 物語の主人公。芯の強そうな感じ。
吉祥(きっしょう) 素直な子だけれど、ちょっとそそっかしい感じ。
玲瓏(れいろう) 吉祥とは幼馴染。瓔珞をライバル視。
錦繍(きんしゅう) 意地悪そうな感じ。瓔珞をライバル視。
張女官 繍坊をしきる女官。

 

後宮の妃たち

人 名 個人的な感想
皇后・富察(フチャ)氏 皇帝の寵愛を一心に受けている。とにかく美しい。物腰の優美さ。ひと目見て、ファンになりました。
皇后の侍女 爾晴(じせい)、明玉(めいぎょく)
純妃・蘇氏 皇后が信頼している人物。薬に関する知識が豊富な方のようです。
純妃の侍女 玉壺(ぎょくこ)
嫻妃(かんひ)・輝発那拉(ホイファナラ)氏 皇后が信頼している人物。純妃の狙いが分からない。
貴妃・高(こう)氏 誰しもが見た瞬間に「あぁ、これは怒らせてはいけない人物」と思うのではないかと。後宮のNo.2。皇后を蹴落としたくてしかたない。
高貴妃の侍女 芝蘭(しらん)
舒貴人・納蘭氏 最近入内した新人さん。皇太后にお茶の贈り物をした。
怡嬪(いひん)・柏(はく)氏 愉貴人と仲が良く、彼女に危害を与えようとした高貴妃に楯突いて自害に追い込まれる。
愉貴人(ゆきじん)・阿妍(あけん)氏 柏氏と仲が良い。現在妊娠中。

 

皇帝と、その周囲

人 名 個人的な感想
乾隆帝 清の第六代皇帝。清朝を最盛期に導いた。ちょっとお茶目で、ちょっと怖そう
総官太監・李玉(りぎょく) 乾隆帝のお付きの人。ふっくらとしていて、ちょっとお茶目。帝のご機嫌とるのも大変そう。
富察傅恒(フチャふこう) 皇后の実弟。侍衛。
斉佳慶錫(チジャけいしゃく) 侍衛。魏瓔珞の姉の恋人だった。

 

第4話のストーリー

皇宮内

富察傅恒(フチャふこう)の気を引こうとする錦繍を引き止める瓔珞。

玉の輿を狙って何が悪いの?!という錦繍に、高官の師弟は美女を見慣れているだろうし器量だけで射止めるのは難しい、しかも紫禁城内では侍衛と女官の密通は禁じられている。富察氏は皇后の弟だから大目にみてもらえても、錦繍は一巻の終わりだろう、と。ビシっとバシっという瓔珞。

今回は居合わせたから忠告はしたが、巻き添えは困るとも。

ぷんすかしながらしながら錦繍は一人で衣装を届けに行ってしまいます。

瓔珞も届けに行こうと歩きだすと、一人の男性に行く手を遮られます。なーんと、富察傅恒その人でした。

さきほど、錦繍が金持ちに嫁げるなら側女でもいいわ!と言った時に「畜生で恥知らずな男どもと考えが一緒ね」と言ったのが聞こえてた、というか聞いていたようです。

そして、なぜか魏瓔珞の名前を呼ぶのです。ふむ、なぜ名前を知っているんだろう。

「瓔珞さんは男性に偏見があるようだ。私は(畜生で恥知らずな男か)?陛下は?」と。にっこり笑って「無知な娘をだます畜生で恥知らずな男もいますが陛下は真の天子であり、あなたは英才です」とすらすら答える瓔珞。

弁解のうまさに驚く富察氏。

「たとえ偏見があろうと男を侮るな。宮中の侍衛は、えり抜きの勇者(バトゥル)だ」と付け加えました。

長春宮

皇后が何か飾りのようなものを眺めていると、弟の富察傅恒がやってきました。

陛下からの贈り物を持ってきたようです。通常は実弟であっても後宮への出入りは難しいようですが、どうやら陛下は姉と弟が頻繁に会えるよう配慮をしているのだ、と侍女の爾晴が明玉に教えています。

弟は姉から飾りを取り上げると、外の花壇へと投げ捨ててしまいます。皇后は慌てて「長命鎖(ちょうめいさ)はどこ?」と聞いています。

Amazonでアクセサリーパーツとして売られているのを見かけました。

そうそう、皇后様がお持ちだったのも同じような形をしていましたね。鈴が4個ついていて、まんなか2つの鈴が欠けていたけれど。長命鎖は、赤ちゃんをこの世につなぎとめる錠前という意味合いがあるようです。

なぜ勝手に捨てるのか。私に構わないでと、弟の胸を叩く皇后様。

永璉(えいれん)は逝って3年経つが、今も心ここにあらず。いつになったら立ち直ってくれるのか、私的な悲しみに溺れ皇后としての責任を放棄している、と厳しく言うのです。本当は、そんなこと言いたくないんだろうなぁ弟くんも。

Wikipediaによると、1738年10月に皇二子である永璉を9歳で亡くしたと書いてありました。だから、ドラマの設定だと今は1741年ぐらいなのですね。

弟がここへ来たのは陛下の差し金だろう、ならば伝えて欲しい。陛下は永璉の死が悲しくなくても私は永璉の母親なのだ、と。

息子が亡くなって5日だけは陛下も悲しんでいたけれど、その後は平然と執務をしていた。陛下には子供を産んでくれる女子が沢山いるけれど、自分にはもう子供は持てないだろう、と。

花壇から長命鎖を見つけると部屋へ戻ってしまう皇后。弟は、自分を恨む気持ちはわかるが、嫌われてもそうせざるをおえなかった自分は実弟だから、と。母親も心配し泣いている。うわべは元気そうにふるまっているが、母親の目はごまかせていないのだ、と。

高斌(こうひん)が総督に昇格し、娘の高氏が側室に抜擢された(あの高貴妃の話ですね)。高家の勢いは絶大で党争どころか朝政にまで影響を及ぼしている。皇后が立ち上がらなければ陛下が難儀するのだ、と。

そして軽くため息をつくと、陛下からお預かりしたものがあるので落ち着いたら見て欲しい、と箱を置いて帰るのでした。

道すがら、皇后のところへ向かおうとしていた純妃・蘇氏にであう弟。力を貸して欲しい、とお願いします。

泣いていた皇后の元へ純妃が来ました。純妃は虚弱なので季節の変わり目に寝込んでしまうが、薬でだいぶ治ったと皇后へ報告します。

純妃は薬の知識があるようです。目によい菊を皇后のために摘んだり、薬草の入った枕を贈っているようです。

「純妃、あなたは博学で聡明ね。私への気遣いの半分でも陛下に心を砕けばよいものを」という皇后様に、皇后様のお相手ができれば満足だし、寵愛は望まない、という純妃。

そこへ紅螺(こうら)という女官がお茶を運んできました。どうやら泣いているようです。皇后様が心配すると、純妃から説明が。

どうやら紅螺は昨年宮中を出るはずだったのに、まだ出られないため許嫁が別の相手を探すと言い出したらしいのです!ひっど!!本来ならば皇后へ相談すべきだが、皇后様を煩わせたくなかったのだ、と。

25歳で年季が明ける、というのが本来のしきたりのようですね。

皇后は、すぐに届けを出すし嫁入り支度を整えるので気兼ねなく嫁ぐよう紅螺へ告げるのでした。すっごく嬉しそうな紅螺。

毎日のように紅螺を見ていたのに気づいていなかった。自分の住んでいる長春宮でもそうなのだから、後宮でどれほどの目こぼれがあることかと反省する皇后様。

そして、純妃は紅螺の姿を通して自分に教えてくれたのだと気が付きます。純妃は「弟君が箱の中を見るように言っていた。もしかすると気が楽になるやも」というのでした。

 

箱の中を開けると、書類のようなものが。それは、陛下が永璉を皇太子として認めるという内容でした。彼が生きているうちから、陛下は自分が即位すると永璉を皇太子とする書類をしたためていたようです。

侍女の爾晴は、きっと陛下も悲しんでいるから恨むのはおやめになってください、と。陛下の気持ちも知らず、自分は悲しむばかりで皇后の責務を果たしていなかった、と嘆く皇后。

皇后のせいではない、天が第二皇子を奪ったのだと泣きながら慰める爾晴なのでした。

翌朝、妃嬪たちが皇后のところへ挨拶に来ます。

なかなか登場しない皇后に苛立つ高貴妃。帰ろうとすると「私に会いもせず帰るとは、なんとせっかちな」と皇后登場。

「また今日もお出ましにならないかと」という高貴妃に「昔は礼儀を守っていたのに、貴妃になってから上下の礼儀を忘れたの?」と返す皇后。

「ふんっ、なにさ」という声が高貴妃から聞こえてきそうな表情。

そして長らく体調が悪かったが、そろそろ後宮の管理もしっかりしていこうと思う、と。まずは妊娠中の愉貴人の身の回りの人を増やすことと、また無礼な者がいたら長春宮に来なさい、と。

怡嬪は年若くして亡くなった、本当に気の毒だから手厚く葬るよう陛下へ言うつもりだ、という皇后にキレ始める高貴妃。

自害したものは、本来ならば家族は流刑されてもおかしくない。それを手厚く葬るなんて、と。

皇后は、怡嬪は病死だ、自分が病死だというのに自害だというのか?と。

ここはもう楯突かないように、と咳をして高貴妃の仲間であり嘉賓・金氏が咳をして知らせます。

 

儲秀(ちょしゅう)宮

今まで後宮のことには無関心だったのに、どうしたのだろう、という嘉賓・金氏。

怒り心頭の高貴妃。今さら後宮の権力を取り戻そうなんて、甘いわよ!皇后の強気な姿勢がいつまで続くが見届けるまでよ!と鼻息の荒らい高貴妃なのでした。

 

純妃と嫻妃の探り合い

困っている女官に助け舟をだした嫻妃に声を掛ける純妃。

互いを褒めつつも、どこかよそよそしい2人。

王府の頃から陛下に使えていたのは嫻妃を含め8人。哲妃は早逝してしまったけれど、皇后・高貴妃・嘉賓・愉貴人・婉(えん)貴人は皆何を望んでいるかが分かったが、純妃の望みだけは分からない、という嫻妃。

8人の中では才気も美貌も抜きん出ている純妃が、年に一度も夜伽がない。体が弱いというが、皇后に呼ばれると駆けつける。皇后に取り入れば有利だけれど、だからといって何も求めない。何が望みなのか?と。

純妃は純妃で、嫻妃のほうが超然としている、栄華にはこだわらず陛下が一番大切なのですね、と返します。

「紫禁城では独りよがりだとやっていけませんよ」という謎の言葉を発する純妃。

儲秀(ちょしゅう)宮

繍坊から玲瓏と吉祥コンビが春装を届けに来ました。

玲瓏は高貴妃の侍女である芝蘭を褒めちぎります。そして持っている香り袋には緑の房飾りが似合うから、自分がつけましょうか、と。

房をつけ終わると芝蘭は玲瓏を褒めますが、ここで玲瓏は自分より腕のたつ人間が繍坊にいること、その人物が琵琶膏(第2話)のことを知っていたのだと口を滑らせます。

繍坊

瓔珞は彩雲の刺繍をしています。罰として跪いていたとき(第2話)、空を見上げ続けたのでこれからは彩雲の刺繍ができる、と言ってましたが有言実行ですね。

その出来栄えの見事さに、みんな感心しています。

そこへ芝蘭登場。高貴妃が刺繍に不満があるので刺繍が上手な魏瓔珞という者を連れていきたい、と。

瓔珞をライバル視する錦繍と玲瓏は笑いが止まりません。

 

儲秀(ちょしゅう)宮

高貴妃と嘉賓が部屋で待っていると、瓔珞が転びながら入ってきました。

おや?瓔珞の様子が変だな。

急に大声出して、身振り手振りも大きく、ほうほう、芝居をうったのですね。

そして枇杷の毒について高貴妃から聞かれた瓔珞は、種と新しい葉には毒があることを説明し始めるのでした。これまた身振り手振り大きく。

そして瓔珞は皇貴妃が食べているものに注目し、食べてみたい、と。話をそらすのか!と皇貴妃が言えば、侍女の芝蘭が「この者は頭が…のでは?」と。

すると高貴妃は瓔珞に葛団子を与えます。体全体で葛団子の美味しさを表現しつつ食べる瓔珞。冷ややかに見ている嘉賓。

まだ食べると言うのでお代わりを持ってくるように言う高貴妃。7杯分のお代わりがきまして、さすがに「うわっ」という表情を見せる瓔珞。

第4話で分かったこと

皇后が立ち直るきっかけ

3年前に息子を亡くし、一緒に悲しんでくれない陛下をどこか恨んでいた皇后。けれど、陛下は息子が生きているうちから皇太子にすることを決めていた、それほどに愛し、実は心のなかで悲しんでいることを理解した皇后。

きっと、これからは高貴妃に一方的にやられることはない!かも?!

皇太子の名前を書いて乾清(けんせい)宮の扁額裏に隠しておいたのは、乾隆帝のお父さんが乾隆帝を皇太子に任命した時のやり方なのですね。

皇位継承者の名前を書いた勅書を印で封印した後、紫禁城乾清宮の玉座の後ろにある「正大光明」と書かれた扁額の裏に隠し、崩御後に一定人数が立ち会った上で勅書を開く、という方法を考案した。

Wikipediaより。乾隆帝の父である雍正帝は、皇位継承でかなり苦労をされたらしく、この方式を取られた、と。ほうほう、歴史の勉強になるなぁ。え?教科書にも書いてあったんですかね。ほほほほほ。

最初は8人?

嫻妃が仰ってた王府の頃から陛下に仕えている8人というのは陛下のお嫁さんたちの人数でいいのかしら。皇太子時代に、8人にいた、ということでいいのかしら。

今は何人ぐらいいるのでしょうねぇ。

またまたWikipediaから男の子を産んだお母さんを表にしてみると

母 親
長男 哲憫皇貴妃(皇貴妃自身は1735年に亡くなっているとか)
二男(夭逝) 孝賢純皇后
三男 純恵皇貴妃(ドラマだと純妃のことと思われます)
四男 淑嘉皇貴妃(ドラマだと嘉賓・金氏のことだと思われます)
五男 気になる方はWikipediaをご覧ください
六男 純恵皇貴妃(ドラマだと純妃のことと思われます)
七男(夭逝) 孝賢純皇后
八男 淑嘉皇貴妃(ドラマだと嘉賓・金氏のことだと思われます)
九男(夭逝) 淑嘉皇貴妃(ドラマだと嘉賓・金氏のことだと思われます)
十男(夭逝) 舒妃(ドラマだと舒貴人のことでしょうか?)
十一男 淑嘉皇貴妃(ドラマだと嘉賓・金氏のことだと思われます)
十二男 継皇后(ドラマだと嫻妃のことと思われます)
十三男(夭逝) 継皇后(ドラマだと嫻妃のことと思われます)
十四男(夭逝) 孝儀純皇后(ドラマだと瓔珞のことですね)
十五男
のちの嘉慶帝
孝儀純皇后(ドラマだと瓔珞のことですね)
十六男(夭逝) 孝儀純皇后(ドラマだと瓔珞のことですね)
十七男 孝儀純皇后(ドラマだと瓔珞のことですね)

 

高貴妃には、お子さんがいなかったのかしら。記述が見当たりませんでした。

それにしても。乾隆帝が85歳になるまで退位しなかったことで、八男、十一男、十五男、十七男しか残っていなかったという……。八男すでに50歳。そこまで待ったのに、十五男が帝になるって……。

後宮のおやつが美味しそう

高貴妃に呼び出された瓔珞。自分は元宵(げんしょう)団子を食べたことがない、といって話をそらします。

これかな?

中国では、湯圓を元宵節(げんしょうせつ)、すなわち旧暦1月15日の満月の日に家族円満を願って食べる習慣があります。
湯園(中国語読み方:tāng yuán タンユアン)は中国の伝統的なデザートの一種で、白玉粉などを原材料として作られます。

商品の説明文より。美味しそうだなぁ。

葛団子も美味しそうでしたよね。さすがに8杯は食べられないけれど。(第5話では7杯、というセリフがでてきました。お盆には7杯あったけれど、その前に1杯手にしていたような?ま、いっか。)

 

紫禁城
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