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2020年6月1日から再放送の『三国志 Secret of Three Kingdoms』を強くオススメしたいのです

※ 記事内に商品プロモーションを含んでいます

BS12で2020/6/1 月〜金の05:30〜『三国志 Secret of Three Kingdoms』の再放送が始まります。

『三国志』のこと、よく分からないし…という理由で躊躇している方もいらっしゃるかもしれませんが。

大丈夫です!

①三国とは魏呉蜀であることは、かろうじて知っている。

②曹操とか孫権とか劉備とか、沢山人が出てきて覚える自信がない。

そんな私でも、大変楽しくワクワク、ハラハラ、ドキドキ見ることができました。せっかくなので、ぜひこの機会に見ていただきたい!三国知らなくても、まったく問題ないです!

あぁ、こんなに早く再放送してくれるのであれば、感想をアップしておけば良かった…。

 

 

『三国志 Secret of Three Kingdoms』とは?

全54話の中国ドラマです。長いかな、と思ったらあっという間に終わってしまいました。

ドラマだからこその面白設定

歴史的な流れは同じようですが、登場人物の設定が変わっていまして。

漢王朝最後の皇帝である献帝が、実は双子だった、という。この”秘密”がバレないように色んな人たちが協力したり、暴こうとしたり、という流れになります。

人気小説をドラマ化

マー・ボーヨン(馬伯傭)さんという方が書かれた小説『三国機密』がドラマの原作なんだそうです。残念ながら、いまのところ翻訳はないようですが、読んでみたいなぁ。

 

上記の本の中に収録されている「沈黙都市」というのがマー・ボヨンさんの作品みたいですね。

同じ脚本家の方が手掛ける、別の三国志も

チャン・ジャンさんという方が脚本を手がけたそうなのですが。この方は、『三国志~司馬懿 軍師連盟~』というドラマの脚本も手がけたんだそうです。

こちら全86話とか!見応えありそうですね。

司馬懿というのは、蜀の軍師である諸葛亮孔明のライバルというは薄っすら知っていて。人形劇で諸葛亮孔明のファンだった私は、あまり司馬懿という人物に対してよい感情をもっていなかったのですが。

『三国志 Secret of Three Kingdoms』を見たら、イメージが変わりました(ドラマではありますが。ドラマではありますが、あぁ、こういう歴史の流れの、ここに位置してるんだな、とかざっくり分かったので)。

『三国志~司馬懿 軍師連盟~』も見てみたいと思いつつ。あぁ、見たいものが多すぎる。

 

『三国志 Secret of Three Kingdoms』あらすじ

漢王朝最後の皇帝・献帝。彼には、ある秘密があった。実は双子の弟が存在するのだ。

自分が死んでしまうと漢王朝が滅亡することを憂いた献帝は、漢王朝再興の使命を弟である劉平に託すことにする。

戦争の耐えぬ乱世から民を救うべく、幼なじみの司馬懿、皇后・伏寿たちと共に協力しようとする劉平。

劉平たちは秘密を守り通し、自分を形ばかりの皇帝にしている曹操や、曹操の軍師・郭嘉など様々な強敵たちとの戦いに勝つことができるのか……?

 

登場人物

劉平(字は義和) 楊俊の子・楊平として育てられる。12年前に司馬家に預けられた。司馬懿とは実の兄弟のようにして育つ。ちゅーたー、ちゅーたー、と仲達を呼ぶ姿が可愛らしい。
司馬懿(字は仲達) 温県の名門・司馬家の次男に生まれる。劉平のことを実の弟のように思い、また厳しく育てて?いる。
漢王朝
劉協 後漢最後の皇帝。劉平の実兄。
伏寿(ふくじゅ) 後漢最後の皇帝である献帝・劉協の皇后。伏寿からすると劉平は義理の弟。
唐瑛(とうえい) 献帝の異母兄・劉弁の妻。劉弁は献帝の前に皇帝だったが弘農王に格下げされた。
伏完(ふくかん) 伏寿の父親。漢王朝の臣下。
楊彪(ようひょう) 漢王朝の臣下。秘密を知っている。
楊修(ようしゅう) 楊彪の子供。同じく秘密を知っている。
チーム曹操
曹操(字は孟徳) 献帝を許都に庇護することで、自分の思うとおりにことを進めようとしている。現在は袁紹との戦いのため許都を離れている。
曹丕(字は子桓) 曹操の息子。
曹節(そうせつ) 曹操の娘。
満寵(まんちょう) 曹操の部下。郭嘉に心酔している。
郭嘉(かくか) 曹操の軍師。最初は名前だけ出てくることが多いです。

 

どころで、”字(あざな)”の意味合いが、よく分かっていない私。

Wikipediaによると

中国など東アジアの漢字圏諸国で使われる人名の一要素である。 昔、中国で成人男子と女子が実名以外につけた名。

なるほど、実名ではない、という扱いなのですね。

歴史的に、中国人は個人に特有の名として(氏)と(名)との三つの要素を持った。

ふむふむ3つの要素。

姓(氏) 諱(名)
司馬 仲達
諸葛 孔明

 

親や主君や年長者などの特定の目上の人物だけが諱を使用し、それ以外の人間が諱で呼びかけることは極めて無礼なこととされていた。

なるほど、主君、年長者の人たちは”司馬懿”と呼べても、劉平の立場からは”仲達”と呼ぶわけですね。

そして、姓ー諱ー字の全部を繋げて呼ぶこともしない、と。例えば、司馬懿仲達とか諸葛亮孔明という呼び方もしない、と。

 

おすすめポイント

楊平(ようへい)と司馬懿(しばい)

バディものはお好きですか?
でしたら、ぜひ楊平と司馬懿の友情を見守っていただきたく。

『三国志』を知らなくても見られる

『三国志』といえば、魏呉蜀、登場人物は1000人以上とか、もう複雑怪奇な気がしませんか?

ご安心下さい、『三国志 Secret of Three Kingdoms』はそこまで多くは登場しません!(当たり前か。失礼しました)

しかも、『三国志』といえば浮かぶ劉備、諸葛亮孔明、関羽などなどほぼ出てきません!あまり馴染みのない、というか、あまりクローズアップされていないような登場人物も結構出てきます(私が知らなすぎるという噂もありますが…)。

それでも見ているうちに、これはこの人の部下だな、というのがすんなり分かるように作られています。歴史の流れを知らなくても、こういう事件があってこうなったのか、というのも分かりますので、特に予習も必要ないかと。

歴史なので、ネタバレというか、すでに起こってしまってるのでネタバレも何もありませんが、私の場合は、この登場人物はどうなるのかな?と調べて「あぁあああ」ということもありましたので、まぁ、まっさらな気持ちで見るもよし、先に調べるもよし、どちらも楽しめると思います。

皇后・伏寿様

強く、しなやかで、美しい伏寿様。複雑な状況に自ら並々ならぬ覚悟をもって挑む伏寿様。彼女の想いも見逃せません。ええ、伏寿様のファンです。

衣装やセットが美しい

美しいです。部屋の中の様子を見るのも、個人的には楽しみでした。

 

ざっっくりと『三国志』に出てくる歴史的な流れ

えっと。ドラマのネタバレを含みます。

まっさらな気持ちで見たい!!これからドラマで歴史の流れを学びたい!!という方は、このざっくりな年表もご覧にならないほうが良いかと思います。

ドラマは献帝、曹操をメインに話が続いていきます。また、この年表はドラマより前のこと、ドラマよりあとのことにも触れています。

 

西 暦 出  来  事
184年 黄巾の乱
政治の腐敗や重税に対し、新興宗教の教祖を中心に信者たちが反乱を起こす。
189年 董卓(とうたく)の乱
政治的混乱に乗じ、朝廷の実権を握った董卓が献帝を擁立。
190年 董卓の暴政に反対する勢力と衝突し、董卓は洛陽を焼き払って長安へ遷都。
192年 董卓 養子である呂布に殺害される
196年 曹操が献帝を許の地に迎え庇護する
199年 ドラマは、ここからスタート
200年 曹操、董承らを処刑。官渡の戦いで袁紹を破る。
208年 赤壁の戦い
孫権&劉備軍(6万人)が曹操軍(83万人)に勝つ
220年 魏の曹操死去
曹操の息子・曹丕が献帝の座を奪い漢王朝滅亡。魏王朝誕生。
221年 蜀の劉備も皇帝へ(当時61歳)
223年 蜀の劉備死去
劉備の息子・劉禅が17歳で蜀の2代目皇帝へ
229年 呉の孫権も皇帝へ
234年 蜀の諸葛亮孔明死去
249年 魏の司馬懿がクーデターを起こし、曹氏一族を皆殺しにする
252年 呉の孫権病死
263年 蜀が魏に滅ぼされる
265年 魏が滅亡し、晋が誕生
280年 晋による天下統一
呉が晋に敗れ滅亡し、ここで三国時代が終了

 

個人的におすすめな三国志関連の書籍

2019年7月から東京国立博物館で開催された【三国志展】にあわせて発行された雑誌です。入門にピッタリな分量だと思います。ドラマを見ながら読み返すことで、ようやく三国志のことが分かりかけてきました。

 

気になったキーワードからパラパラと読んでも面白いです。”美女”、”軍師”、”参謀”、”遺言”などなど。

気になる方は、まず第1話『 漢(かん)王朝の秘密』を無料で見てみませんか?

AmazonのPrime Videoなら第1話のみ無料で見られますので!

私も、もう1度見たいなぁ。でも『瓔珞』も続きが気になるし。ドラマだけ見ていられる人生が送りたい……?!

 

 

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うさかめ
私が実際に見たり、行ったり、食べたりして良かった!おすすめしたい!というものを紹介していくブログです。

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