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韓国ドラマ『キミはロボット』第11話「最大のピンチ」ストーリーと感想

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『キミはロボット』というドラマのあらすじを読んでみて、面白そうだったので1話ずつ話の流れと私の感想を混ぜ込んで書いていきたいと思います。

ナム・シンⅢが、どんどん人間の感情に近づいているようで嬉しいような、ハラハラするような、切ないような日々です。

 

『キミはロボット』あらすじ

天才ロボット工学博士オ・ローラは韓国へ一時帰国し講演を行なった。講演後、突然夫が亡くなったことを知らされ、しかも自分の息子ナム・シンがさらわれてしまう。

息子をさらった相手は夫の父親。PKグループの会長である義父ナム・ゴンホはナム・シンを後継ぎにすると勝手に決めてしまったのだ。夫も息子もいなくなってしまったローラは息子にそっくりな人工知能ロボット、ナム・シンⅠを作り上げる。

その後、ナム・シンⅡ、ナム・シンⅢを完成させ人工知能ロボットを進化させるローラ。

現在、韓国で暮らす本物のナム・シンは好き放題やっており、挙げ句に突然会社を去るといいだす。母を捜しにチェコに向かったシンと、偶然出会うナム・シンⅢ。果たして彼らの運命はどうなるのか?

 

公式ホームページ

 

『キミはロボット』全18話のタイトル

各話のタイトルをクリックしていただくと、話の流れ&感想を書いた記事へジャンプします。

第1話 AIナム・シンの誕生
第2話 死んだはずの男
第3話 炎の中のヒーロー
第4話 形見のネックレス
第5話 秘密の共犯者
第6話 証明のキス
第7話 嘘にまみれた中で
第8話 子分の解散
第9話 君は君のままで
第10話 初めての友達
第11話 最大のピンチ
第12話 ロボットへの嫉妬
第13話 本当に望むもの
第14話 会長の目的
第15話 操り人形
第16話 涙の温度
第17話 君だけのロボット
第18話 2人の息子

 

登場人物

ナム・シン PKグループ御曹司。チェコで交通事故に遭い、意識不明。
オ・ローラ ナム・シンの母親。ロボット工学博士。実の息子が目を覚ますまで、なんとかナムシンⅢを身代わりにしようとするも、最近ナム・シンⅢが言うことをきかず…
ナム・シンⅢ オ・ローラが自分の息子そっくりに作った人工知能ロボット
ナム・ジョンウ ローラの夫。シンの父親。
デービッド ナム・シンⅢのこともすべて知っているローラの知人?詳しくは、不明。
ナム・ゴンホ PKグループ会長。息子とローラの結婚を認めていなかったが息子の急逝によりナム・シンを後継者とすべく母親から引き離す。
ナム・ホヨン PKグループ会長の娘。ナム・シンの叔母。
ノ・ヒドン 会長の娘ホヨンの子供。7歳の男の子。心臓病を患っている。
ソ・ジョンギル PKグループ専務
ソ・イェナ 専務の娘であり、キム・シンの婚約者
チ・ヨンフン ナム・シンの秘書
カン・ソボン PKグループの元SP。ナム・シンⅢはロボットでありながらも、人間ぽさのようなものを感じてしまい戸惑っている。
チョ記者 カン・ソボンの親友。

 

秘書役のイ・ジュニョクさん、どこかで見たんだけど、どこかで、えーっと。そんなに韓国ドラマや映画見ているわけじゃないけど、どこかで……

ぁぁああああ。そうだ、そうだった。『神と共に』。なぜ、こんなにも人の顔が覚えられないのか私。

 

第11話『最大のピンチ』あらすじ

交通事故のあと寝たきりだったナム・シン。指先が動き回復の兆しが見えてきたことに喜ぶ母親のローラ。

ローラはソボンからナム・シンⅢを破壊するキルスイッチを使わないよう言われたことを思い出していた。

 

第11話『最大のピンチ』話の流れ&感想

PK社の屋上

ローラがソボンに言われたことを思い出しています。

「キルスイッチは、あいつには死と同じです。母親ならキルスイッチを破壊して下さい」

思い悩むローラ。そこへデービッドから電話があり人間のナム・シンの指が動いた、と連絡が入ります。

公園

ソボンに付き合って公園でランチをしていたナム・シンⅢ。

ソボンのことが知りたいから、人間をもっと知りたい、というナム・シンⅢ。「人間を観察すれば君の表情を、より理解できる。さっきの表情はよく分からなかった」というナム・シンⅢ。

さっき、というのは「ソボンのことをよく知りたい」と自分が言った時にソボンが見せた表情のことのようです。

「嘘は通じない」そう言って、「あんたがロボットじななければいいと思ったの」「でも僕はロボットだよ」「知ってる」「何だったらいいの?」

それには答えず「もういい。そろそろ帰ろう」と立ち上がるソボン。

 

ナム・シンの隠れ家

慌てて人間の息子のところへ戻ってきたローラ。しかし今は指は動いていません。録画してあった映像を見せるデービッド。

医者も、じきに意識が戻るだろうと断言してくれました。

「本当は不安だった、回復してくれて本当にありがとう」と涙を流すローラ。彼女は、ナム・シンⅢには絶対知らせないで欲しい、というのです。デービッドは「彼は無邪気に喜ぶだろう」といいますが、ローラが心配しているのはソボンの方でした。

ソボンはSPにも復帰し、キルスイッチの存在も知っている。シン(ナム・シンⅢ)への思い入れが強いからキルスイッチのことを話してしまうかも知れない、と。

けれどデービッドは「自分の仕組みを知る権利はあいつにもある」と。それに対して「勝手な判断でキルスイッチの作動を拒むことも」というローラ。ほう、メモしておこう。

シンが2人存在すれば、本物のシンが困ることになる、というローラ。

まだシンが完全には目を覚ましていないこと、ナム・シンⅢをずっと偽物だと思ってきたのか?と声を荒げるデービッド。

本物のシンは1人だけよ、と言われ「ひどいな」と返すデービッド。秘書はシンの回復が最優先だし、彼が回復するまでナム・シンⅢの存在は必要だから、黙っていましょう、と。「なぜそこまで冷酷になれるんだ」というデービッド。本当に、本当に、デービッドの言う通り!

ソボンの自宅

病院に着替えを届けたチョ記者は、勝手に病室で見つけたUSBメモリの中身を見てしまったようです。最低だ、なんで、こう最低なんだ。ドラマなんですけど、ドラマなんですけどね。

USBメモリの中には、シンが車を破壊した映像が入っていたようです。すでにコピーも取ってある、真実を教えないならインターネット上で公開する、と。最低だ、なんでそんなこと言うんだ。真実を知りたくても、友達を脅すような真似するなんて。

 

会長の家

ナム・シンⅢが、秘書とナム・シンの関係が分かったといいます。自分がソボンと友だちになったから、友達を守りたいという気持ちなんですね、と。

そして、ナム・シンとそっくりの僕とも友だちになりませんか?と。黙っている秘書に、冗談です。お礼を言います、あなたのおかげで人間社会を経験できたし友だちもできた。いつかあなたと友達になりたい。あなたはいい人だから、と。

胸に手を当てて反省して下さい、秘書。ナム・シンⅢのファンとして、ついそう思ってしまう私。

友達が嫌なら、あなたを兄として慕ってもいい。検討してください、って、どこか上目線だけど、可愛い。

会長家に、まだイェナは住んでいるようです。父親が迎えに来ますが口論となり、シンを殺そうとしたことを知っていると言ってしまうイェナ。

会長の汚れ仕事を引き受けてきたのに、会長は自分の息子を守るために自分を利用し、自分のことをまったく信用していない。孫のために自分のことを殺しかねない。だから自分が会長にならないと、という持論を展開する専務。

汚れ仕事を引き受けたのはパパの選択だし、人を殺そうとしたのになぜ冷静なのか、と泣きながら出ていくイェナ。車でどこかへ向かいます。

専務は部下へ連絡し、イェナが何かを知っているから追跡しろと命令。

 

ソボンの家

結局、誰にも真実を言わない、誰も信じないだろうしね、というチョ記者。そして、そもそも専務が怖くてSPを辞めたはずなのになぜ危険を冒してまで復帰したのか?ロボットなんかのために何をするのだ?と。

すると「大切な存在なの。人間の私よりずっと魅力的だもの」

驚くチョ記者。

「泣いてる人を抱きしめ、危険を顧みず命を救う。嘘もつかないし、約束はちゃんと守る。常にまっすぐで裏がなくて優しい笑顔を見せるの」

「はぁ〜重症だわ。男にベタ惚れした女の顔ね。今のあなたは彼のことしか見えなくて危険も顧みない女よ」

そこにナム・シンⅢがくれたミニロボが「もうすぐ到着した」と喋ります。ミニロボを脅すマネをするチョ記者。

ドライブ

運転していたナム・シンⅢが突然ソボンの手を握ります。

「睡眠時間は5時間43分。熟睡時間は1時間22分。寝不足だね。友達なら何でも話してくれ」というナム・シンⅢ。まさか、チョ記者に映像を見られたとも言えないし。

「私たち友達よね」と呟くソボンに嘘発見器が反応してウィンクするナム・シンⅢ。「なぜ嘘なんだ?僕を友達と思ってない?」と心配になっちゃうナム・シンⅢ。「センサーのエラーよ」とごまかすソボン。

ナム・シンⅢは秘書と友達になりたいけれど断られた、と。前に本心を話してくれたのに、と。でも秘書はあんたが人間化のように接している、というソボン。

急に右手をグーパーするナム・シンⅢ。FTセンサーという重さや力を測定するセンサーが不調のようだ、と。母さんにみてもらう、というナム・シンⅢ。

会議室

自動運転車に健康チェックアプリを導入しようという会議になっています。運転者が具合が悪くなったら、そのまま病院へ連れて行ったりする機能がついているようです。

ローラも、そのアイデアを褒めナム・シンⅢも嬉しそう。

会議後、話があると秘書に言われるソボン。2人きりになると、秘書は本部長のケアを全面的に任せたい、と言います。

ナム・シンの執務室

ローラが入ってきます。これからも自分の判断で仕事を進めて本物の助けになる、というナム・シンⅢ。

あなたの好きにすればいい、といわれ信用してくれるの?と嬉しそうなナム・シンⅢ。そして、センサーの調子が悪いからラボで見て欲しいといいますが、ローラは今機械が不調だから修理が終わるまで来ないで欲しい、と。

入れ替わりにソボンが入ってきます。

ラボには当分来るなと言われた、というナム・シンⅢに、自分が確認する、というソボン。デービッドに、修理はいつ終わるのか?と聞きます。

壊れてない、というデービッドの答えに、秘書の様子も変だったことを思い出すソボン。すぐにラボへ行くといいます。途中、シンの指が動く動画を見ているローラを発見。

どうやらデービッドから、本当のことを聞いたようです。

自分がしゃべることを恐れて、回復したことを隠そうとしたのか?「ナム・シンⅢは私に逃げろと言われても母親の側を選ぶ人です」というソボンに「あの子は”人”じゃない」というローラ。

「人間として育てたのはあなたでしょう」と言われ、何も返せないローラ。ただ、キルスイッチのことは秘密に、今さらどうしようもないと。

「そんな残酷なことは私には言えませんよ。でも回復の件は伝えて下さい。彼が一番の功労者です。あなたの口から伝えるべきでしょう」

それでも拒むローラに、キルスイッチの話をしますよ?と携帯をちらつかせるソボン。結局ローラはナム・シンⅢに人間のナム・シンが回復してきたことを電話で伝えるのでした。

非常階段

ナム・シンⅢから電話がかかってくるソボン。今、トイレだからというと目の前の扉が開きナム・シンⅢが現れます。どうやらGPSでソボンの居場所を探ったようです。

母さんからナム・シンの指が動いたと連絡があった、というナム・シンⅢ。初めて聞くふりをしますが、何か嫌なことがあった?と聞かれてしまいます。

そして、何でも隠さず話して欲しい、というナム・シンⅢ。けれど、居場所を追跡したり嘘探知機を使ったりするのは本当の友達じゃない。人間には1人でいたい時や、何も話したくないときもある、と言ってしまうのでした。

状況が把握できない可愛そうなナム・シンⅢ。

 

ナム・シンの隠れ家(って私は呼んでいたけどラボだったんですね)

ローラに責められてるデービッド。言うつもりはなかった、と言いますがローラは秘密にしようと言ったはずよ!いま、何か起きたら困るの。常に私の立場を考えてくれたあなたがなぜ?と。

「今度は君がそうしてくれると思った」というデービッド。「あいつを捨てるつもりなら俺にくれ」と言って出ていってしまいます。

建物の外へ出たデービッドは会長に電話をし、シンの指が動いたことを報告。そして、キルスイッチを使わせるな、何十年もかけて作り上げた者が消え去るんだぞ、と。必ず阻止しないと、君も俺には無用になる、と。

君も、ってなにー。まぁ、そうやって人を雇っては切ってきたんだろうけど。

電話を切ると、会長のところへ専務がやってきます。本部長をべた褒めして帰っていきます。

チャンピオン・ジム

自宅へ帰ったソボンは、ナム・シンⅢに八つ当たりしてしまったと反省しています。そしてミニロボのマイボが部屋から消えていることに気づきました。

自宅の外にあるゴミ置き場を探すソボン。チョ記者め、勝手に捨てたな。

ようやく見つかったマイボに「あなたまでいなくならないで」と話しかけるソボン。すると「君に謝りたい」とマイボからナム・シンⅢの声が。「君には追跡機能も嘘探知機ももう使わない。ロボットでごめん」と。

振り返ると、そこにナム・シンⅢ。

軽く首を振って彼の横を通り過ぎたソボンに「人間ならよかった?」というナム・シンⅢ。

「ロボットじゃなければよかったんだよね……。本物が目を覚ましたら僕はどうすればいい?ロボットなのに仕事がない。母さんも僕が要らなくなる」

友達のソボンにだけ、自分の本当の気持ちを言ったんだねナム・シンⅢ。そうか、やっぱり考えていたんだよね。もしかしたら、もうずっと考えていたのかもしれない。

「ばかね。私にはあんたが必要よ」

「僕を分かってくれてありがとう。人間の友達みたいに僕も君を分かってあげたい」

「あんたはあんたよ。ただそこにいればいい。何もしなくていいから消えないで」

ちょっと小首をかしげながら「消えないよ。ここにいる」

そして優しくソボンを抱きしめるナム・シンⅢ。「私は泣いてないわよ」というソボンに「泣きたいだろ、分かる。泣いていいよソボン」。涙をこらえきれなくなってしまうソボン。

「あんたを見てるとなぜか胸が痛くなるの」

はらぼじょ〜くさらみ〜(まったく歌詞が聞き取れない私)

ラボ

デービッドが金庫を開けると、すでにキルスイッチはなくなっていました。ローラがどこかへ持ち出してしまったようです。

専務室

専務の娘の携帯電話がつながり、居場所が分かったと部下が報告に来ます。

イェナの携帯に、専務(父親)から着信があるものの無視するイェナ。すると、すぐに番地まで分かるぞというメールが。

建物の外に出るイェナ。父親は何を隠しているのか?娘でも容赦しないと脅すのでした。

「パパの捜し物は会社にある」というイェナ。

PK社

会議前に廊下を歩くナム・シンⅢと秘書。デービッドがナム・シンⅢに合図をして、2人だけで話そうとします。

非常階段で話し出す2人。ナム・シンの具合を聞くナム・シンⅢに、そんなことは気にしないでいい!と言ってしまい、なぜイライラしてるのかと聞かれてしまうデービッド。

そして、話しておきたいことがある、というのでした。

 

同じ時刻。

ローラの前にソボンが待っていました。2人になると、ソボンはローラの前にひざまずきキルスイッチを破壊して下さい、本物のシンには迷惑をかけないから、というソボン。

拒否されて、マスコミに今まで見聞きしたことをバラす、というソボンに証拠隠滅のためにキルスイッチを使う時期が早まるだけだ。あなたがどう感じようが何も変わらない、シンが回復すればすべてはもとに戻る、と。

「あいつだけが消されるんですか。非情ですね。20年間も一緒に暮らした母親とは思えません。最初から捨てるつもりで作ったんですか?母親ではなく、ただの利己的な人間ですね」

「どちらか一方の母親でしかいられないの」

プレゼン会場

ナム・シンがプレゼン用の映像を確認しています。

会長と秘書も、彼が集中する姿を見ていました。

ナム・シンのところへ近づくソボン。「私が”消えないで”と言った意味を教えるから来て。急がないと。いつまでも私と楽しく暮らしたいなら来て。私はあんたに消えてほしくないの」

「なぜ?」

「好きだから。私はありのままのあんたが好き。もうここにはいちゃダメよ。好きなの。早く行こう」と手を引きますが動こうとしないナム・シンⅢ。

そこへ専務が嬉しそうな顔して入ってきます。

すっかり騙されましたよ、はははははーみたいなテンション。

ナム・シンⅠを抱えて入ってくる専務の部下。いや、なぜここにナム・シンⅠがあるの??

子供のシンを作ったなら、成人のシンも作れるでしょう。彼は本当に人間ですか?と。本部長そっくりなロボットだろう、と。

お前は血の通った人間なのか?

早く出ようというソボンの手を振りほどき、テーブルの上にあったグラスを思いっきり机に叩きつけるナム・シンⅢ。

のはずが。

右手からは大量の出血。

「血を見るのは初めてか?」そして「俺が好き?くだらねえ」というナム・シンⅢ。いや、これはナム・シンⅢじゃない……どうゆうこと?!?!

 

もう11話は、いつにも増して見どころが多くて。そしてナム・シンⅢの優しさが身に沁みて、ソボンと一緒に泣いてしまいましたゴミ置き場のシーン。

ロボットだからこその良さ、だけど人間だったら良かったのに、というソボンの気持ち。

自分がロボットだからソボンのことを分かってあげられないもどかしさを抱えるナム・シンⅢ。

切ない。ドラマだと分かっていても、切ない。

ところで、なぜ本物のナム・シンが会社にいたのでしょう?!

 

 

 

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うさかめ
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