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中国ドラマ『陳情令』第11話「手負いの雲紋」ネタバレとか用語とか感想とか

※ 記事内に商品プロモーションを含んでいます

アニメ『魔道祖師』の前塵編と羨雲編が終了してしまいました。次のシリーズがいつ始まるのか愉しみです。

アニメについては、アニメ『魔道祖師』前塵編 第1話「禁断の召喚」を見始めたら、一時停止ばかりしてた話から全話ネタバレを書いています。

 

よし。全50話、頑張って見てみよう。

 

公式ホームページ、公式ツイッター

 

 

第11話の登場人物

魏無羨(ウェイ・ウーシエン) 雲夢江氏(うんむジャンし)に引き取られ育てられる。江澄の兄弟子。温晁に目をつけられてしまう。
江澄(ジャン・チョン) 雲夢江氏。宗主の息子。
江楓眠(ジャン・フォンミエン) 雲夢江氏の宗主。江澄と江厭離の父親。
江厭離(ジャン・イエンリー) 雲夢江氏。江澄の実姉。魏無羨からは師姉と呼ばれている。
虞紫鳶(ユー・ズーユエン) 江楓眠の妻で、江厭離と江澄の母。
藍忘機(ラン・ワンジー) ”藍氏双璧”の一人。宗主・藍曦臣(ラン・シーチェン)の弟。
藍曦臣(ラン・シーチェン) ”藍氏双璧”の一人。宗主。
藍啓仁(ラン・チーレン) 藍忘機と藍曦臣の叔父。座学の先生。
蘇渉(スー・ショー) 藍氏の外弟子。
聶懐桑(ニエ・ホワイサン) 清河聶氏。宗主であり異母兄弟の聶明玦を怖がっている。
聶明玦(ニエ・ミンジュエ) 聶氏宗主。聶懐桑とは異母兄弟。
孟瑶(モン・ヤオ) 聶明玦の片腕だったが、破門されてしまう。
温若寒(ウェン・ルオハン) 温氏の宗主であり、各仙門を統括する仙督の地位についている。
温晁(ウェン・チャオ) 温若寒の息子。手柄を立て父親に認められたいと必死。姑蘇にある陰鉄の欠片を狙って魏無羨たちを付け狙う。
温逐流(ウェン・ジューリウ) 温晁の部下。
温旭(ウェン・シュー) 温晁の兄。雲深不知処を攻撃するよう父親から命令された。
温情(ウェン・チン) 医者。仙督が舞天女から陰鉄を抜き取ったせいで、自分の弟の身体が弱くなってしまった。
温寧(ウェン・ニン) 温情の弟。姉とともに仙督に育てられる。
薛洋(シュエ・ヤン) 温若寒に頼まれて陰鉄を探している。自分自身は陰鉄には興味がない(と言っている)

 

第11話までで分かったこと

 

  藍啓仁(ラン・チーレン)と魏無羨の母親・蔵色散人は学友だった。
  4歳で両親をなくした魏無羨(ウェイ・ウーシエン)を雲夢江氏(うんむジャンし)が引き取って育てる。
  舞天女に埋まっていた隕鉄を温若寒が取り出したせいで温情の弟が病気になってしまった。
  姑蘇藍氏で行われる座学に参加するため魏無羨、江澄たちは姑蘇へ。そこで魏無羨と藍忘機が出会う。
  各世家の弟子が誘拐される事件が頻発。どうやら術をかけて傀儡にしようとしている?
  姑蘇藍氏で行われる座学に岐山温氏が参加。温氏の本当の目的は陰鉄を探すこと。
  碧霊湖にでる”水の怪”を藍氏双璧、魏無羨、江澄たちでやっつける。
  破壊し隠蔽したはずの陰鉄の欠片が、誰かによって利用されようとしていることが姑蘇藍氏、雲夢江氏の宗主たちに分かる。誰か、って温若寒(ウェン・ルオハン)なんですけどね。
  座学を終え蓮花塢へ帰るはずだった魏無羨。しかし藍忘機を追って一緒に陰鉄を探す旅にでる。
  魏無羨と藍忘機が大梵山の舞天女を封じた。ちなみに聶懐桑もいたが、見ていただけだった。
  清河聶氏の本拠地へ行く魏無羨たち。陰鉄を持って姑蘇へ帰った藍忘機と入れ替わるように、温晁たちが清河聶氏の本拠地を襲う。薛洋が逃亡。孟瑶も清河聶氏を追われる。
  温氏が姑蘇藍氏を焼き討ちにする。仙門の弟子たちが温氏の訓学に無理やり参加させられる。
  魏無羨(ウェイ・ウーシエン)が大勢を敵に回したせいで雲夢江氏は滅亡寸前になる。
16年前 魏無羨(ウェイ・ウーシエン)=夷陵老祖(いりょうろうそ)死去。殺したのは雲夢江氏(うんむジャンし)。遺体は見つかっていない。
現在

莫玄羽(モー・シュエンユー)は13歳から数年間、蘭陵金氏(らんりょうジンし)で過ごしたが結局我が子と認知されず莫家に戻ってきている。

莫家に戻ってくると顔を塗りたくったり、仮面を着けたりしはじめた。

 

莫玄羽は自分の恨みを果たすため、魏無羨を召喚し自身は命を落とす。左腕に4本の傷を残すことで、4人の命を奪うよう魏無羨にお願いする。

安らかに死んでいたはずの魏無羨、いきなり莫玄羽として生きることになる=復讐を依頼されちゃうし、目覚めた途端に蹴られるし、いきなり色々と大変。

  莫家のお祓いをするため、姑蘇藍氏の仙師たち8名が到着。
  邪祟を呼び込む旗を盗んだ莫子淵(モー・ユーズエン)が邪祟に取り憑かれて暴れる。次に取り憑かれたのは父親、下僕の阿童、そして母親までもが取り憑かれる。
  魏無羨は自分だとばれないように莫玄羽を装いながら、密かに藍氏の仙師たちをアシストしつつ邪祟を倒すのを手伝う。
  金凌が、自分の師姉・江厭離の息子であることを知る魏無羨。しかし江厭離は魏無羨に恩を仇で返され死んでしまったらしい?金凌の父親も魏無羨のせいで死んでしまった??

 

第11話「手負いの雲紋」の流れ

不浄世

薛洋を逃した総領を仕方なく刺したのだと釈明した孟瑶でしたが、聶宗主からは清河から出ていくようにと命じられてしまいました。

心配で駆け寄ってきた聶懐桑に、宗主から不浄世を去るように言われたので自分はもう若様のお世話ができないこと。修練に励み宗主を怒らせないように、とだけ言って去っていきます。

聶懐桑は、なぜ孟瑶を追い出すのかと兄である聶宗主に詰め寄りますが相手にしてもらえません。

江澄からも孟瑶が何か罪を犯したかもしれないが怪我をしている、と助け舟を出しますが「それ以上言うな」とだけ答える聶宗主。そして、江澄と魏無羨は今度どうするのか?と聞くのでした。

雲深不知処に危険が迫っているし、藍忘機も帰り道危険な目にあっているかもしれないという魏無羨。

江澄は、自分たちの本拠地である雲夢(蓮花塢)には温氏の誰が使いに来てるだろうかと心配します。

「温氏はすでに牙をむいた。早く雲夢に戻るべきだろう。曦臣(シーチェン)のことは無事を祈るしかあるまい」という聶宗主。

蓮花塢・雲夢埠頭

舟で戻ってきた魏無羨と江澄。

今のところ蓮花塢は平和なようです。しかし最近、見知らぬ人が増えたという商人。小さな仙家が江宗主を頼って来ているようです。

(話の内容とは関係ないですが、看板には雲夢碼頭と描かれていました。ほー、埠頭って中国語だと碼頭なんですね)

 

試剣(しけん)堂

江澄と魏無羨が戻ってきたことを喜ぶ弟子たち。

すぐに江厭離(ジャン・イエンリー)にも2人が戻ってきたことが伝えられます。

父親から仕置きされるだろうか、と心配する江澄。魏無羨は、ぶーたれたような口調で「仕置はまず間違いない」と答えます。

「お前が出掛けなければ私も捜しはしなかった」「そう、悪いのは俺さ。お前の分も仕置は受ける」「今まで散々とばっちりを食わせたくせに何に因果でこんな奴と兄弟分に?」という江澄に肩をぶつけながら「悪かったよ。そう怒るなって」と笑いながら今度は肩に手をかける魏無羨。

「来世でもいい兄弟分でいようぜ」という魏無羨に「よせ」と突き放す江澄。

そこへ江宗主が入ってきました。

江澄は自分を捜しに来ただけだから悪いのは自分だという魏無羨。心配をかけましたと謝る江澄。

そこへ江厭離が飛び込んできます。すぐ立ち上がって姉上のところへ駆け寄る江澄と魏無羨。こらこら、江宗主は?!

「寂しかった?」という魏無羨。ぐっ、何、この可愛い子。すぐ自分に会えないと姉上は寂しがると思うところが、めっちゃ可愛い。第5話でも、自分に会えなくって寂しかったんだろう?って姉上に言ってたし。

「奴は無視して。元気だった?」という江澄。負けずに「俺が恋しかったはず」そして姉上の手を握りながら「痩せちゃったね」「恥を知れ」という江澄。姉上もふざけて魏無羨の鼻を軽く叩きます。あー、もう、この3人がいつまでも幸せにキャッキャウフフしてたらいいのに……。

そんな3人を見ながら「もうよい。先に食事としよう」という江宗主。

テラスで食事をしようとすると、江澄が「母上は?」と。宗主は「疲れたのだろう。先に食おう」と食事を始めようとします。

すかさず「誰が疲れたと?」という声。

女性2人を従え、江宗主の妻・虞夫人登場。

「来たのなら食事を。子どもたちも空腹なのだ」という江宗主に「岐山では食事にありつけるかも分からないのよ。今のうちに空腹に慣れさせたら?」と答える虞夫人。

「今後がどうあれ今は飯を食うのだ」という夫を睨みつけて着席する虞夫人。

そして話題は岐山で行われる訓学について。江澄たちが清河へ行っている間に、雲夢にも温氏の特使が来たんだそうです。7日以内に血縁の師弟を岐山へ送り訓学を受けるように、と。だから数日のうちに向かうように言う江宗主。

「食べてる場合なの?」と怒る虞夫人に「焦らずともよい」と答える江宗主。

「焦るな?よく冷静でいられるわね。文(ふみ)を見たわよ。”温氏の命に背き氏族を継ぐ直系師弟をよこさねば反逆し百家に害を及ぼした罪で粛清する”と。はっ、大きく出たものだわ。直系師弟といえば少なくとも阿澄か阿離の1人よ。教えを受けさせるですって?我が家の子弟よ。温氏の手など借りる必要はない。明らかに人質を取るようなものよ」と、まくしたてる虞夫人。

「怒らないで、私が行けばいい」と口を挟んだ江澄に「当然よ。姉に行かせる気?」と答える虞夫人。

姉上は魏無羨のために蓮の実を剥いています。

「見てごらん。のんきに蓮の実なんて。阿離、剥くのはおやめ。誰に食べさせるの?お前は主(あるじ)よ。下僕ではないわ」

さすがに「三娘子(サンニャンズ)」と止めに入る江宗主。(虞夫人は虞家の三番目の子供だから、三娘子と呼ばれているようです)

「何よ?間違ってる?”下僕”が気に入らないの?江楓眠、答えて。この男(魏無羨)に行かせる気は?」

「それは本人が望むかどうかだ」という江宗主に、「行くよ」と挙手する魏無羨。「はっ、いいご身分ね。行くも行かぬも自由とは。なぜ阿澄は強要されるの?」

挙げた手を、おずおずと下ろす魏無羨。

「他人の息子には甘いのね。江宗主は、なんて善人なのかしら」「疲れているのだろう。戻って安め」

何か反論しようとした母に向かって江澄が「母上」と呼びかけると、「何なの!父上と同じく私に黙れと?バカな子ね。一生隣の男に負けてもいいの?修練も夜狩(よかり)もそう。命まで先に落とす気?仕方ないわ、結局は母親の差なのよ。だからといって何度言っても関わりを断とうとせず自らかばうとは。情けない息子ね」と一気に言うと席を立ってしまう虞夫人。

江宗主は「さあ食べなさい」と子どもたちに促すのでした。

林道

藍忘機が姑蘇へと急いでいると、急に足元の道が崩れました。

それをかわすと、刺客たちが現れます。温晁(ウェン・チャオ)の部下・温逐流(ウェン・ジューリウ)もいます。

と思ったら、やっぱり温晁も登場。この人、自分は戦えないんだねぇ。

「藍湛、すご腕のお前でも最後は私の手に落ちるのだ。よし、まずはひざまずけ」とか言ってます。

そして陰鉄を寄越せば命は助ける、と。

無言で立つ藍忘機。「知っているか。その偉そうな態度に一番腹が立つのだ。お前なんぞ岐山の足元にいるアリにすぎん。温逐流、やれ!」と命令する温晁。

藍忘機は黄色い札を温晁たちに向かって放ちました。小さい火の粉が飛び回るのに温晁たちが気を取られてる隙に姿を消す藍忘機。

どうやら魏無羨の破魔呪(はましゅう)を使ったようです。とはいえ、それ今まで出てきたことあったかな?

温晁は自分の兄が雲深不知処に到着しているから、変わり果てたところを藍忘機に見せてやれといって藍忘機を追うことはしませんでした。

雲深不知処

温旭と部下たちによって攻め込まれる雲深不知処。

藍曦臣(ラン・シーチェン)と藍啓仁(ラン・チーレン)が瞑想しています。結界を張っている、のかな。

そこへ部下の蘇渉(スー・ショー)が駆け込んできて、温旭が全ての出口を封鎖し山に火を放とうとしていると報告します。

突然、藍啓仁が吐血。温旭が放った火毒にやられてしまったようです。

藍啓仁は藍忘機と連絡を取り、雲深不知処へは戻らないように伝えるよう兄上に言います。外にいれば命を守れる可能性もある、と。

また別の部下がやってきて、温氏の子弟が山の結界を破り放火したこと、すでに内弟子の居所にも迫っていると報告。

兄上は叔父に蔵書閣の古書を持って雲深不知処を離れるよう説得し始めます。寒潭洞(かんたんどう)なら抹額(まっこう)のない人間は入れないから、自分はそこへ避難する、と。

しかし叔父は自分が残るといい、蔵書が引き継がれ家主が健在なら姑蘇藍氏は滅びないのだ、と。そして内弟子はすべての外弟子を連れて寒潭洞に避難するよう命令を出す叔父上。

蓮花塢

江宗主を訪ねる江澄と魏無羨。自分たちのせいで温氏が傲慢なのかもしれない、と言いに来たようです。藍氏での座学で起きたことから始まったのだ、と。

江宗主は、自分が雲深不知処に呼ばれたときに藍曦臣から話を聞いたといいました。

そして江澄たちが清河にいたとき、藍宗主から文が届き藍氏は陰鉄の件で温氏に目をつけられたこと、温旭が姑蘇に向かった、と書いてあったようです。

温氏の勢力は強大だけれど、陰鉄の精錬は困難を極めるため、少しの不注意で陰鉄に操られる可能性もあること。だから温若寒も簡単には各門派には攻め入らないだろう、と。

そして3日後には江澄たちも岐山へと向かうように言う江宗主。

「こたびはお前たちにも苦労をかける」という江宗主に「江おじさん、分かったよ。岐山で自分の身はしっかり守る。あの温晁だって俺たちの命まで取る度胸はないさ」と答える魏無羨。

「”成せぬを試みてこそ成せる””時に成せぬことで成せるのだ”」と雲夢江氏の家訓をいう江宗主。

 

雲深不知処

温旭が叔父上に襲いかかります。血を吐きながらも叩かう叔父上。

そこへ琴の音がして藍忘機登場!

敵を足止めすると、寒潭洞へと叔父上や子弟たちと駆け込みます。しかし何人かの弟子が寒潭洞へ入る前に温氏に捕まってしまいました。

どうやって中に入るのか聞かれた蘇渉でしたが自分は外門の弟子なので知らない、と答えました。

そこで温逐流は、陰鉄を渡さなければ雲深不知処の弟子たちを皆殺しにすると叫ぶのです。うめき声が聞こえ、何人かが殺されてしまいました。悲痛な表情の藍忘機。

再度、洞窟への入り方を聞かれた蘇渉は自分が助かりたいばっかりに、抹額があれば入れるのだと答えてしまいました。内門弟子の持つ抹額には雲紋(うんもん)の印があり、内門の弟子だけが洞に入れるのだ、と。

「蘇渉の卑怯者め!よくも裏切ったな!」と他の外門弟子にいわれるも、その人は殺されてしまいました。

やっと口を割ったのだから、もっと話してもらうという温逐流。蘇渉は兄上が古書を持って逃げたことも喋ってしまいます。

藍忘機は陰鉄を持って外へ出ようとすると、叔父上が止めます。

しかし前にこの洞窟へ来た時に(第6話)、姑蘇藍氏で唯一の女性宗主である藍翼(ラン・イー)から”心に恥じぬように生きよ”と言われたのだと言って1人で外へでる藍忘機。

口を割った褒美をやる、といって蘇渉が温旭に殺されかけたとき藍忘機が出てきました。いや、そんな裏切り者は助けなくても、と酷いことを思う私。

弟子を解放して雲深不知処から出ていくように言う藍忘機。しかし温氏の兵士2人に刀を突きつけられてしまいます。

温旭から陰鉄を渡すように言われますが、弟子を解放すること、自分も岐山へ行くと言う藍忘機。温逐流は蘇渉を解放しました。

そして「手練れなんだろ?よし。一方の脚を折れ」と命じる温旭。刀で右足を殴られてしまう藍忘機。陰鉄も地面に落ち、高笑いする温旭。

蓮花塢

空に上った凧を弓で射ろうとするも失敗してしまう江澄。しかし魏無羨は凧を射ることに成功。

弟子たちは、温氏を恐れることはない!と士気が上がります。

江澄は太陽を見上げながら「だが太陽には簡単に命中しないな」と。この太陽は、岐山温氏のことですね。なぜなら温氏の家紋が”太陽”だから。

魏無羨は「まさに”成せぬを試みてこそ成せ”だ」と答えます。

 

不夜天

ミスをし、命乞いをした部下を傀儡にしてしまう温若寒。高笑いしてます。

そして自分の作り出した傀儡をどう思うか?と見ていた温情に問いかけます。恐ろしさに声も出ない温情。

温若寒は、温情が魏無羨と藍忘機を逃したと報告を受けたこと。次に失敗すれば温情の弟が犠牲になると脅します。

温情は、自分たちを育ててくれた温若寒は恩人だから命じられたことには従うと宣言。

そして自分は陰鉄を鍛錬するから鍼をうってくれ、という温若寒。温情の医術は手放したくないようです。

 

雲夢埠頭

姉上が魏無羨と江澄に、これでもか、これでもかと食べ物を持たせています。母親が、岐山へ行ったら食べさせてもらえるか分からないって言ってたからでしょうか。

「師姉、十分だよ。2年あっても食えない」と止める魏無羨。

江宗主も「阿離、十分だ。雲夢江氏の子弟は外の嵐に耐えられぬほど弱くはない」と止めました。

江宗主からは”佩いた剣と心にある訓戒”が贈り物のようです。佩くというのは、剣などを腰から紐で吊るすようにして持つこと、でいいのかしら。

 

”成せぬを試みてこそ成せる”と答える魏無羨。「騒ぎを起こせってことじゃないぞ」という江澄に、口をとがらせ無言で肩をどつく魏無羨。

江宗主は「”時に成せぬことで成せるのだ”。そろそろ出立しなさい」と。そして船で旅立つ江澄と魏無羨。

心配そうな姉上。

岐山・教化司(きょうかし)

金子軒(ジン・ズーシュエン)と聶懐桑が先に到着していました。

姑蘇藍氏の姿が見えないので、心配する江澄と魏無羨。しかし、温晁から逃げおおせたのではないか、という江澄。

そこへ温晁が登場し、「どいつもこいつも寝ぼけた犬と同じだな。早く連れてこい」と藍忘機を連れてこさせます。藍湛、脚は大丈夫なのかな。普通に歩いているように見えるけれど。

藍湛、と何回も話しかけますが応答しない藍忘機。

温晁は岐山に来たからには掟に従え、勝手に武器を持ち込むのは禁止。まずは各自持っている剣を差し出せ、というのでした。

思わず剣を握り締める藍忘機。

 

アニメとの違い

アニメとドラマでは話数も、放送時間も違うので仕方ないのですが。

あっという間に雲深不知処が焼き討ちにあったことだけが伝えられました。結局、藍忘機たちの父親も名前が出ただけで一回も出ないで亡くなっちゃったことがナレーションで分かったし。

あと孟瑶(のちの金光瑤)の過去については一切触れずに進んでいるのと、蘇渉についても突然、この訓学で出てきたような。

どこを削るか、考えるのも大変そうだなぁ、と思いました。

 

相関図、用語など

相関図

顔写真付きの相関図が公式ホームページにあります。ありがたい!!

用語

陰虎符(いんこふ) 夷陵老祖(いりょうろうそ)の魏無羨が発明。邪悪なものらしい。皆、こぞって欲しがる。でも”不夜天の戦い”で破壊されたらしい。
禁言術(きんげんじゅつ) この術をかけられると、喋ることができなくなる。害はなく抵抗しなければ自然と解けるらしい。
仙門(せんもん) 妖魔などを退治する仙師(せんし)たちが属する。仙師たちは、それぞれ属する仙門があるらしい。
舍身呪(しゃしんしゅう)

血で陣を描き、自分の命と引き換えに邪神などを再び世に復活させる術っぽい。

舍身呪によって蘇った者は、自分を蘇らせた人物の願い(復讐)を叶えること。1つの傷につき1人の命。傷の本数分だけ復讐することが出来なければ、その傷は永遠に癒えない。

アニメ『魔道祖師』では”献舍(けんしゃ)の術”と呼ばれていました。

召陰旗(しょういんき) 魏無羨が発明した。召陰旗のエサは人の気(き)だとアニメでは説明されていました。この旗を持っていると、邪祟の標的になってしまう。
奪舎(だっしゃ) 他人の体に自分の魂を移すこと。つまり無理やり体を乗っ取ることですね。舎身呪とは違う、と。
風邪盤(ふうじゃばん) 食魂獣(しょっこんじゅう)や食魂殺などがいる方角を教えてくれるっぽい。
問霊(もんれい) 姑蘇藍氏に存在した秘伝の技。琴を弾くことで先人と交流できるんだとか。

 

五大世家(ごだいせいか)

仙門のなかでも優れている5つの仙門。

最初の2文字・雲夢、姑蘇、蘭陵、清河、岐山はすべて地名。

江、藍、金、聶、温は、すべて名字。

  ホームグラウンド 家  紋
雲夢江氏(うんむジャンし) 雲夢・蓮花塢(れんかう) 蓮の花
姑蘇藍氏(こそランし) 姑蘇・雲深不知処(うんしんふちしょ) 雲紋
蘭陵金氏(らんりょうジンし) 蘭陵・金麟台(きんりんだい) 牡丹・金星雪浪
清河聶氏(せいがニエし) 清河・不浄世 獣頭
岐山温氏(きざんウェンし) 岐山・不夜天 太陽

 

『陳情令』全50話ネタバレ記事を書こうと挑戦中です

半年ぐらいかかりそうです。その前に、記事を書かずにドラマだけ全話見てしまいそう……。

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