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ドラマ『タリオー復讐代行の2人ー』第2話のネタバレ感想

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ドラマ『タリオー復讐代行の2人ー』。

このドラマ、油断してる暇もないくらい色々入れてくるからもう大変。1度めは筋だけを追うのに精一杯。何しろ会話のテンポも早いし。

2度見直すと、あ、こんなことやってたんだ!こんな小道具が!!ってなるので、1度見ただけじゃもったいない。

さて、今回はどんなギャグやら面白い会話が出てくるのか?!

 

さて、衝撃とは?!

 

登場人物

役 名 役どころ
白沢真実(まみ) 正義感の強い弁護士。いや、弁護士だった。
黒岩賢介 あるときは経営コンサルタント、あるときは復讐代行。つまり詐欺師。(つまり?)
谷村寛治 今回の依頼人。
須川辰造 冠温泉郷で宿”新御山家(しんぎょさんけ)”を営む。
須川頼恵 辰造の妻。”火出教”の女性教祖にぞっこん。

 

第2話の内容

依 頼 人 埼玉県冠華喜村(かんげきむら)で冠和紙(かんむりわし)の工場を営む谷村寛治
依頼内容 教祖の言葉でノイローゼになり死んでしまった妻のために復讐をして欲しい。

冠和紙と聞いて真実がボクシングの真似をしたってことは、やはり”カンムリワシ”の異名で知られる具志堅用高さんを意識してのことですかね!

へー、”カンムリワシ”って天然記念物なのかぁ。

 

復讐を依頼しようとした理由

谷村は妻と2人で冠和紙の工場を営んでいた。

ある日、コツコツと貯めた貯金の100万円が引き出されており妻に問い詰めたところ村の教祖様にお布施として渡したという。

陽出教(ひできょう)という宗教を信仰する村だったが、教祖が亡くなり養子の女性が”火出経”の教祖として跡を継いだ。

彼女は火を自在に操る力を神から授かったといい、村人たちに高額なお布施を要求し、それを拒否すると祟りがあると脅すトンデモナイ人物。

先祖の悪行のせいで呪われている。お布施をしなければ家族もろとも火に焼かれ命を落とすと教祖に言われた妻はノイローゼになり病死してしまった。

 

黒岩の事務所

自分なりに法律を調べ教祖のやったことは刑法222条 脅迫罪にあたるのではないかと警察に被害届を出すものの受理されなかったという谷村。

直接お前の家に火をつけに行くと言う ⇐ 脅迫

火を操る能力を神から授かったと言って脅す ⇐ バカらしすぎて脅迫罪は成立せず

つまり、そこが教祖の巧妙な手口という真実。

谷村は、とりあえず教祖に会ってもらえないかと頭を下げるのでした。

 

冠華喜村

駅から1時間ほど、荷物を持って歩き続ける真実と黒岩。

迎えに来た谷村も徒歩だったため、思わず「車じゃないのか」とガッカリする黒岩。途中、道端に産廃業者が置いていったゴミの山を見かける。

警察に相談したが埒が明かないという谷村に、自分は元弁護士だから今度来たら相談して欲しいという真実。

元?と驚く谷村に、弁護士事務所を首になったのだと答える黒岩。「うるさい!歩け!」と怒鳴る真実。

 

旅館

真実と黒岩が宿泊する旅館に到着。

女将が出してくれたのは冠冠茶(かぶせかんむりちゃ)。どんだけ冠つけるんだ今回。お茶のなかには、王冠の形をした何かが浮いてます。

旅館の主・須川辰造も教祖からひどい目に遭わされているらしい。妻が教祖から何十万もする壺や御札、神棚など色々買わされているとか。

さっそく教祖に会いに行こう、と息ぴったりに立ち上がる辰造と谷村。

しかし黒岩は様子を見たいので、自分たちは東京から和紙再生のためにきた経営コンサルタントということにしておいて欲しいと。

 

旅館の部屋

将来の自伝出版に向け今日も順調に自分の行動を録音する真実。

「誰がお前の自伝を読むんだ?」「割と望まれてますけど」

しれっと答える真実。

部屋には狭い部屋と広い部屋。さっそく”部屋決めジャンケン”をしてパーで負ける真実。

ジャンケンで負けたことがない、という真実がもう一度挑むも同じくパーで負けました。「ひきょう者!」と叫ぶ真美。いやいや、別に後出しジャンケンでもないし。

 

和紙工場

説明を聞きながら、”引くな!!”と書かれた札が気になり引っ張ろうとしますが黒岩に止められます。「あっ、それ触らないで。絶対引っ張んないで」。

谷村は経営の勉強のため”中小零細の救世主アイアー萬田の経営指南書 大富豪にして天才発明家トニーの経営論”なる本を読んでいるようです。

ん?

大富豪にして、天才発明家のトニー……アイアンマンのトニー・スターク?

黒岩は、本当に経営がうまくいくなら1冊出せば済むはず。何冊も本を出しているのは大抵詐欺師だ、と。自分が詐欺師なことを棚に上げて話しています。

なるほど、”中小零細の救世主アイアー萬田の経営指南書 怒りは人を大きく成長させる 学者に学ぶグリーン哲学”なる本も出しているみたい。

こういう本を読むということは何か困っているのだろうと黒岩は推理したのか、何か困ってることがないかと谷村に尋ねると”ムラシタコウゾ”の値段が高騰していることが悩みだという。

”ムラシタコウゾ”は輸入に頼っていること、燃やした煙を吸うと笑いが止まらなくなるので注意が必要だとのこと。

あまりにも村人が自分たちに注目するものだから、気をそらそうとしたのか”引くな!!”と書かれた札を引っ張る真実。

上から落ちてきたのは、なんだろう、細い竹みたいな?

「お前、もういい大人だろ!」と谷村に言われてしまうのでした。

 

産廃業者登場

トラックに積んできた廃棄物を村に捨てている業者たち。

真実が法律違反であることなどを説明しますが、まったく聞いていない業者たち。ゴミを捨て終わるとサッサと帰っていってしまいます。

真美がいても何の役にも立たないことに、ガッカリする村人たち。

 

旅館の部屋

ゴミから業者を特定できたものの、廃棄物管理の抜け道をうまくついて尻尾をつかませないようにしているという真実。

黒岩は工場の立て直しを谷村から依頼されたらしい。

そこへ旅館の女将が現れました。

 

教祖と対面

女将は黒岩と真実を教祖に会わせたいようです。ただし自分の夫には自分が誘ったことは内緒にしていて欲しい、と。

建物に入る前に不知火型(しらぬいがた)で気合を入れる黒岩。

本部に入ると、そこは大広間で大勢の村人たちがいました。教祖のブロマイドが2,000円(1枚の値段なのかな?9種類ぐらいあったけど)、炎の御札、愛の十字架、正直者の壺、そして神棚が売られています。ブロマイド以外は値段がなく、御気持ち:小、普、大とか書いてあります。

壺は”御気持ち:大”で数十万円ってことは、小でも万単位なんでしょうかね。神棚の正式名称は”婆門戸”って書いてあるのかな。

教祖は登場するなり不思議な動きをし、次々に灯籠に火を灯していきます。

女性の信者たちは「火出教〜(ひできょ〜)」、男性の信者たちは「冠華喜〜(かんげき〜)」と唱えています。

和紙の村をもう一度盛り上げようと来てくださったから、と教祖は黒岩と真実に御札をくれました。お布施は持ち合わせてない、という真実に自分は無理やりお布施をしてもらおうとは思っていない、ただお布施をしたくなるのだ、と答える教祖。

そして違法なゴミ捨て業者を許してはおけないので、呪って差し上げましょうというと変なダンスを踊り始めました。すると、手のひらから火を出し満足げな教祖。

ってか、それで呪うことになるの???

ギャラン堂

教祖の部屋には六法全書(平成28年度版)などが置いてあり、法律の勉強をしていた言葉分かりました。

平成28年度は、”神ってる”が流行し、ブルートレインがなくなった年だという黒岩を完全無視する真実。

すると教祖がお風呂から帰ってきてしまい、慌ててカウンターの裏へ隠れる2人。

いきなりカラオケを始めちゃう教祖。熱中しているすきに逃げ出す2人。真実は部屋にあったガラス張りの棚が気になったようです。

食事処

ワシの薔薇肉丼を食べている真実と黒岩。

黒岩がムラシタコウゾを譲ってくれるところが見つかった、と谷村に教えたようです。それを聞いて喜んで谷村が飛んできます。

御札をもらった途端、こんないいことがあるなんて何かあるのではないか?と疑う真実に、自分の実力だと言う黒岩。

宿

宿へ戻った真実に『江芽戸 武羅雲博士の化学の基本』という本が届きました。通販で頼んだんだそうです。

沸点は同じ分子式をもつアルコールという言葉を覚えようとしている真実。そこへ風呂上がりの黒岩が登場。

真実は黒岩に目をつぶるようにいうと、手を出させます。そして湯呑から何か透明な液体を手のひらへ注ぎ始めます。驚く黒岩。

次に瓶から、これまた透明な液体を取り出し手のひらへ。

そして最後はマッチで火を付けると……手のひらの上で炎が。手は熱くはないようです。

最初の液体は水。次の液体は和紙の加工に使うエーテル。そして火を付けると燃えるんだそうで(真似しないでください、というテロップが出てました)。これが教祖の使ったトリックだという真実。

手が熱くなかったのは、水の気化熱なんだそうで。

そして皿から突然火が出たのは、あらかじめ皿の上に置いてあった金属のナトリウムに自分の手から水をふりかけたからだろう、とも。

そこへ女将がやってきて、教祖がすぐ来て欲しいと呼びにきました。

教祖

大きな不幸が近いうちに真実に降りかかるだろう、という教祖。壺を買えということのようです。もちろん断る真実。

そして黒岩にあったいいことは、近いうちに大きな不幸へと変わるだろうと不吉なことをいう教祖。

相田倉庫

黒岩たちと谷村がムラシタコウゾの売買に来ました。

ウインク商事の沼田は倉庫に引き入れると、ハーツコーイ共和国産のコウゾを谷村に見せました。

ウインク…相田翔子…といってウィンクする真実。

ハーツコーイって…初恋??

品質もよく、さっそく契約にはいる谷村と沼田。

その間、ムラシタコウゾを燃やした煙をすうと笑いが止まらなくなるといううんちくを語る黒岩。

コウゾは明朝トラックで取りに来ます、といって谷村は沼田と別れました。

しかし教祖がなにかするのでは?と心配になった真実。結局3人で倉庫を夜どおし見張ることになりました。いや、その間にコウゾ運ばせてもらえばよかったのでは?!?!

すると工場の内部が火事。黒岩たちは煙を吸って笑っちゃってます。深刻な状況なのに笑いが止まらない3人。

結局、すべてのコウゾが燃えてしまいました。

しかし翌朝、沼田は契約が成立してるのだから代金は支払ってもらうというのです。最初から沼田は教祖とグルだったのではないか?と疑う谷村。

真実は教祖のところへ行こうと言い出します。

教祖

契約は成立しているが、品物の引き渡しは済んでいなかったから代金を支払う義務はないはずだという真実。

民法534条によれば、コウゾを確認した時点で倉庫内のコウゾは民法上の特定物となり保管に関する危険は買い手が負うことになる、という教祖。

しかし、それは6ヶ月前に債権法改正で削除されたのだという真実。新しい民法では書い手は代金の支払いを拒否できるようになったんだとか。ほう。

教祖様の言葉がはずれた?とザワつく信者たち。いや、言葉というか民法ですよね。

これで教祖の信頼もガタ落ち!と思った真実だったが、そうはいかなかった。

というのも、不法投棄にきたトラックの荷台から突然出火したんだそうで。

教祖の予言が当たった!と再び言い出す信者たち。黒岩は、トラックが溝にはまったのと反対側の荷台の燃え方が激しいことから、誰かが死角から放火したのだろうと推理。そして、犯人は村人の中にいるかもしれない、と。

そこへ教祖が登場し、つい自分と黒岩を呪い殺してみたらどうかと煽ってしまう真実。

旅館

教祖は法律にも詳しく、火を操る化学の知識もある。教祖は一体何をしていた人なのか?と旅館の主に聞いてみる真実。

この村では、古くから”太陽が出る”と書く”陽出教”を信仰していた。先代教祖は穏やかな人格者で、村人たちの悩みを聞いてくれていた。そこへ都会でOLをしていた現在の教祖が現れた。

先代教祖と出会って霊能力を身につけたと言い出した女性は、先代教祖の寵愛を受け養子に。それから程なく、先代教祖は病気で他界。

そして”火出教”へと名前を変更し教祖となった女性。

夜になり、借りていたエーテルがなくなったという真実。すると急に停電になってしまい、旅館の主がロウソクを持ってきました。

寝る前にロウソクの火を吹き消す真実。

しかし夜半に再びロウソクが燃えだし、襖に火が燃えうつりました。が、なんとかそこだけで済んだようです。

それを見た旅館の主は「教祖の力は本物だったんだ。あんたらを呼んだのが間違いだったんだ」とか弱気なことを言い出しました。

真実は気になることがあるから教祖のところへ行こう、と。

教祖の部屋

なぜ教祖の部屋に実験器具や薬品があるのか気になったようです。

その中でも黃リンは空気に触れると簡単に自然発火する、と真実が思い出す前に黒岩は水の中に入っていた黃リンを瓶から取り出して発火させてしまい慌てています。

恐らく、これを湿らせて置いておきコウゾに火をつけたのだろう、そして1度消したロウソクが発火したのもロウソクに黃リンを仕込んでおいたからだろう、という真実。

そして谷村から借りたエーテルが教祖のところにあることを発見します。

そこへ教祖がやってきました。

広間

縛り上げてしまう真実と黒岩。信者たちも集まってきています。

教祖は谷村のエーテルを見せると、黒岩たちが自分のところに置きに来たこと。自分をインチキだとする証拠をでっち上げたかったのだろう、と。

そして谷村は、この人達がどれだけ醜いかわかっていないようだからこれからそれをお見せしましょう、と言い出す教祖。

旅館の主、黒岩、そして真実が縛られ20枚以上はありそうな座布団の上に座らされています。座布団の下には藁が。

火のなかでもだえ苦しみながら死んでもらう、という教祖。

ただし信者になると誓う人間がいれば最初の1人だけ助かる、と言い出します。

「私だけ助けてください」という黒岩。自分だけ縄を解いてもらうと、さぁ火をおつけください、とか言っちゃうし。

けれどなかなか火を点けられない教祖。

旅館の主と教祖はグルだから火を点けられなかったのでは?という黒岩に、「見てるがいい!」と教祖が火をつけようとすると女将が「止めて!」と旦那に抱きつきました。

旅館の主も、自分と教祖はグルで村人から金を巻き上げようとしていたことを告白。

んーー?教祖の言うことに反発すると見せかけることで、村人から金を巻き上げられることになる???

ちなみに、旅館の主が黃リンを瓶から取り出した黒岩に「危ない!」と声をかけたことで教祖とグルだということが分かったんだそうです。発火するのを知っていたから、そう言ったのだろう、と。

谷村は教祖に殴りかかろうとするも黒岩に「死んだ人間はもう帰ってこないだ」と言って止められました。

 

教祖は元は化学薬品メーカーの営業部門に勤務していたため、法律にも化学にも詳しかったんだとか。村を訪れたとき、潰れかかった旅館を営んでいた辰造と出会った。2人とも西城秀樹ファンだったようです。2人とも未来に見切りをつけていた者同士だったんだとか。

えーっと、結局は不倫してたってことなのかな??

奥さん、旦那さんが焼かれちゃうと思ってかばってくれたのに。

秀樹ファンだから、ギャラン堂(ギャランドゥ)とか

秀樹感激!を文字って、「火出教〜(ひできょ〜)冠華喜〜(かんげき〜)と唱えさせたり。

神棚の正式名称が”婆門戸”…バーモンド……西城さんが長年CMしていた

これとかけているのかな……。

 

教祖は谷村に向かい、谷村の妻は和紙にこだわって村に残り続ける谷村にとても大きな不安を抱いていたこと。それを自分は癒やし不安を取り除いていたのだ、と。それなのに妻を叱った谷村自身が彼女を追い詰めたのだ、それを谷村もわかっていたはずだ、とも。

うなだれる谷村。

最後に教祖は「そうそう!この村は間もなく地獄の炎に焼かれることになるでしょう」と言うと連行されていきました。

 

帰り道。

谷村にとって復讐は奥さんへの罪悪感を隠す言い訳みたいなものだったのかもしれない、という真実。そして受け取った報酬は谷村へ返却したこと。

「自分たちのしたことが本当に正しかったのかどうか分からなかったものですから」

それにしても、なぜ真実は少しコウゾをもらってきたの??燃やして、誰かを笑わせるつもりとか???

事務所

事務所へ戻ると真実の引越荷物が運び込まれました。

家賃はもらうからな、とか言いつつ結局は許してくれる黒岩。

「黒岩さん、家賃3ヶ月無料キャンペーンとかやってましたっけ?」「真顔で何言ってんだ馬鹿!」

その後、インターネットニュースを見ていた黒岩。

産廃業者が度々投棄していったゴミの自然発火が原因で村の5割が燃えた、と。

「教祖の予言が当たった」という真実に「くだらん、ただの偶然だ」という黒岩。

2020年11月19日

白沢真実がまだ知らないやがて訪れる運命の一日。

新聞に掲載された雑誌の広告を見た真実。

ウコンファンド投資詐欺事件 橘道三 出所後も反省の色なし 優雅に美術館巡り

 

そして美術館から出てきた橘の前に現れる真実。

 

ドラマ『タリオー復讐代行の2人ー』第1話《   》

 

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