中国で2018年に放送され大ヒットしたというドラマ『瓔珞(原題:延禧攻略)』。
日本だと『瓔珞(エイラク)~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~』という副題もついてますね。
実在の人物をモデルにしている、ということで試しにちょっと見てみようかな、と思いましたら。
主人公の一休さんのようなトンチと、勇ましい行動力にすっかり魅了されてしまい。全70話、見逃したくない!!と思っています。あと衣装やセットも豪華で、それを見るのも楽しみ。
まだ見始めたばっかりなので、情報が追加されるたびに更新していこうと思います。
Contents
あらすじ
清の乾隆帝の時代、女官として後宮に入った魏瓔珞(ぎえいらく)。彼女には真相を突き止めねばならぬことがあり、密かに犯人を捜し始める。疑わしい人物は、皇后の実弟??
後宮では乾隆帝の寵愛を競い妃たちが様々駆け引きを繰り広げ、瓔珞も否が応でも巻き込まれていく。妃たちだけでなく、女官たちのなかでも妬みが横行し様々な事柄に直面しつつ、果たして彼女は真相を突き止められるのか?
どこで見られる?
2020年5月現在、BS12にて月〜金曜日、17時から放送中です。
すでにDVDが発売されているのですね。
Amazonで1話ずつのレンタルもできるようです。
登場人物
繍坊の女官
| 人 名 | 個人的な感想 | 
| 魏瓔珞(ぎえいらく) | 物語の主人公。とにかく、親分肌。 | 
| 吉祥(きっしょう) | 素直な子だけれど、ちょっとそそっかしい感じ。 | 
| 玲瓏(れいろう) | 瓔珞を陥れようと虎視眈々と狙っている。吉祥とは幼馴染。 | 
| 錦繍(きんしゅう) | 瓔珞を陥れようと虎視眈々と狙っている。 | 
| 方(ほう)女官 | 新人女官たちの指導員っぽい。新人たちを見下すこと甚だしい。 | 
| 張さん | 繍坊をしきる女官。瓔珞を高く評価している。 | 
| 呉総管 | 女官たちを管理する人っぽい。 | 
後宮の妃たち
| 個人的な感想 | |
| 皇后・富察(フチャ)氏 | 皇帝の寵愛を一心に受けている。とにかく美しい。物腰の優美さ。ひと目見て、ファンになりました。 | 
| 皇后の侍女 | 爾晴(じせい)、明玉(めいぎょく) | 
| 貴妃・高(こう)氏 | 誰しもが見た瞬間に「あぁ、これは怒らせてはいけない人物」と思うのではないかと。後宮のNo.2。皇后を蹴落としたくてしかたない。 | 
| 高貴妃の侍女 | 芝蘭(しらん) | 
| 嘉嬪・金氏 | 高氏と共謀して、他の女性たちを蹴落とそうとしている。 | 
| 嘉賓の侍女 | 阿双(あそう) | 
| 純妃(じゅんひ)・蘇氏 | 皇后が信頼している人物。 | 
| 純妃の侍女 | 玉壺(ぎょくこ) | 
| 嫻妃(かんひ)・輝発那拉(ホイファナラ)氏 | 皇后が信頼している人物。 | 
| 嫻妃の侍女 | 珍児(ちんじ) | 
| 穎貴人(えいきじん)・巴林(バリン)氏 | 純妃が風邪気味のため、みんなでお見舞いに行こうかと思っていると第1話で話してた人物。 | 
| 怡嬪(いひん)・柏(はく)氏 | 阿妍氏と仲が良い。 | 
| 愉貴人(ゆきじん)・阿妍(あけん)氏 | 柏氏と仲が良い。 | 
| 舒貴人・納蘭氏 | 最近入内した新人さん。 | 
| 慶常在(けいじょうざい)・陸氏 | 最近入内した新人さん。いつも舒貴人と一緒にいるイメージ。 | 
どの妃嬪が、どの宮に住んでいるかはこちらで一覧にしています。が、まだまだ判明していない方が多いです。全部見終わったら、全部埋まるでしょうか??
皇帝と、その周囲
| 人 名 | 個人的な感想 | 
| 乾隆帝 | 清の第六代皇帝。清朝を最盛期に導いた。ちょっとお茶目で、ちょっと怖そう | 
| 総官太監・李玉(りぎょく) | 乾隆帝のお付きの人。ふっくらとしていて、ちょっとお茶目。帝のご機嫌とるのも大変そう。 | 
| 富察傅恒(フチャふこう) | 皇后の実弟。もしや、瓔珞の敵?? | 
| 斉佳慶錫(チジャけいしゃく) | 侍衛。魏瓔珞の姉の恋人だった。 | 
時代背景
物語の舞台は清の第六代皇帝・乾隆(けんりゅう)帝の時代。
 
乾隆帝(1735〜1796)は小さい頃から賢明で、おじいちゃんにあたる康煕帝からも愛されたとか。おじいちゃん、お父さんと違って”派手好みの性格”ってウィキペディアに書かれていました。ふふふ。
主人公のモデルとなった人物
主人公・魏瓔珞のモデルとなったのは、孝儀純皇后(こうぎじゅんこうごう)。
乾隆帝の3番めの皇后で、女官の地位から皇后にのぼりつめ最も寵愛されたとか。乾隆帝との間に6人の子供がおり、4番めの息子(乾隆帝の息子としては十五男)がのちに清朝第7代の皇帝・嘉慶帝(かけいてい)となる。
後宮
清の時代、後宮は
皇貴妃(定員1人)、貴妃(定員2人)、妃(定員4人)、嬪(定員6人)、貴人(定員なし)、常在(定員なし)、答応(定員なし)、官女子(定員なし)。位号の前に漢字1字(封号)をつけることが許されていた。
Wikipediaより
彼女たちの住まいは紫禁城のなかの”西六宮”と”東六宮”と呼ばれるところにあったようです。
| 建物の名前 | ドラマでの主の名前 | 侍 女 | 
| 《西六宮》 | ||
| 長春宮 | 皇后 | 爾晴(じせい)、明玉(めいぎょく) | 
| 儲秀(ちょしゅう)宮 | 高貴妃 | 芝蘭(しらん) | 
| 儲秀(ちょしゅう)宮 | 嘉嬪・金氏 | 阿双(あそう) | 
| 翊坤宮 | ||
| 永寿宮 | ||
| 太極殿:啓祥宮ともいう | ||
| 咸福宮 | ||
| 《東六宮》 | ||
| 承乾(しょうけん)宮 | 輝発那拉(ホイファナラ)氏 | 珍児 | 
| 景仁宮 | ||
| 永和宮 | 愉貴人・珂里葉特(ケリエテ)氏 | 芳草(ほうそう) | 
| 永和宮 | 怡嬪 | |
| 鍾粹宮 | 純妃・蘇氏 | 玉壺(ぎょくこ) | 
| 景陽宮 | ||
| 延禧宮 | 
一つの宮に妃嬪一人、という訳ではないようですね。
エピソード一覧
タイトルをクリックしていただくと、各話のネタバレ&私の感想文へジャンプします。
| 第1話 | 運命の紫禁城 | 
| 第2話 | 枇杷膏(びわこう)の秘密 | 
| 第3話 | 霊柏を騙(かた)る者 | 
| 第4話 | 後宮の主として | 
| 第5話 | 偽りの妊娠 | 
| 第6話 | 消えた孔雀糸 | 
| 第7話 | 繍坊の対決 | 
| 第8話 | 玉佩(ぎょくはい)の持ち主 | 
| 第9話 | 太監の凶行 | 
| 第10話 | 必死の金策 | 
| 第11話 | だまし合い | 
| 第12話 | 復讐の果実 | 
| 第13話 | 親と法 | 
| 第14話 | 盗まれた書 | 
| 第15話 | 胸に刺した匕首(ひしゅ) | 
| 第16話 | 堕ちた妃 | 
| 第17話 | 母子の受難 | 
| 第18話 | 涙の舞 | 
| 第19話 | 決死の大芝居 | 
| 第20話 | 誕生日の贈り物 | 
| 第21話 | 消えた”仏の蓮” | 
| 第22話 | 証拠の帯 | 
| 第23話 | 雷雨の夜の怪(かい) | 
| 第24話 | 義妹の鉄槌 | 
| 第25話 | 真の下手人 | 
| 第26話 | 身分違いの恋 | 
| 第27話 | 因果の稲妻 | 
| 第28話 | 辛者庫(しんじゃこ)の夜 | 
| 第29話 | 奇妙な友情 | 
| 第30話 | 蝙蝠(こうもり)に襲われた宴 | 
| 第31話 | 辣腕なる代行者 | 
| 第32話 | 舞に散りて | 
| 第33話 | 皇帝の苦悩 | 
| 第34話 | 卑怯な提案 | 
| 第35話 | 縁談の波紋 | 
| 第36話 | 雪中の三歩一叩 | 
| 第37話 | 懐かしき長春宮 | 
| 第38話 | 我が子の命日に | 
| 第39話 | 大晦日の悲劇 | 
| 第40話 | 最後の願い | 
| 第41話 | 友の苦しみ | 
| 第42話 | 鳳凰と錦鯉 | 
| 第43話 | 寵愛と嫉妬 | 
| 第44話 | 栄光と後悔 | 
| 第45話 | 梔子(くちなし)の花 | 
| 第46話 | 連環(れんかん)の計 | 
| 第47話 | 雪解け | 
| 第48話 | 非道な仕打ち | 
| 第49話 | 馬上の愛妃 | 
| 第50話 | 無実か無能か | 
| 第51話 | 乱心の裏で | 
| 第52話 | 剥がれ落ちた仮面 | 
| 第53話 | 思惑うごめく親蚕(しんさん)礼 | 
| 第54話 | 悪妻の最期 | 
| 第55話 | 予期せぬ内通者 | 
| 第56話 | 乳母の文 | 
| 第57話 | 新たな友情 | 
| 第58話 | 長すぎた骨休め | 
| 第59話 | 妖魔か転生の公主か | 
| 第60話 | 二人を救った嘘 | 
| 第61話 | 悲しみの花嫁衣装 | 
| 第62話 | 落ちぶれた妃 | 
| 第63話 | 水桶の中身 | 
| 第64話 | 停戦協定 | 
| 第65話 | 口うるさい皇子 | 
| 第66話 | 二重の暗殺劇 | 
| 第67話 | 深まる亀裂 | 
| 第68話 | 悪魔の提言 | 
| 第69話 | 船上の騒乱 | 
| 第70話 (最終話) | 来世への誓い | 
個人的におすすめポイント
登場人物たちが魅力的
私が一番好きなのは女性では皇后様で、男性では乾隆帝のお付きの人・李玉なのですが。
それにしても、まぁ、よくぞこんなに色々と濃い人たちが集まるな!というぐらいキャラクターの濃い、面白い、怖い人たちが続々と登場します。
そして、登場人物たちの立ち位置が変わると、これまた凄まじく物語に変化がありまして。見事としか言いようがありませんでした。最後の最後まで目が離せません。
衣装やセットが美しい、美しすぎる
あまり外にでることの少ない後宮の女性たち。おのずとセットも室内が多いのですが、それがまた円形と直線の組み合わせの美しさ。
衣装の刺繍の美しさたるや!
上記の記事によると、髪飾りや扇子などもこだわって作られているようです。

 
						
						
						
												 
						
						
						
												 
						
						
						
												 
						
						
						
												 
										
					 
									 
										
										
										
																	 
										
										
										
																	 
										
										
										
																	