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韓国ドラマ『赤と黒』第17話あらすじとネタバレしつつ感想です

※ 記事内に商品プロモーションを含んでいます

2010年に日韓共同制作されたドラマ『赤と黒』。第17話、いよいよ最終話をネタバレしつつ感想を書きたいと思います。

2020年5月現在、Amazonプライム会員だと無料で見られるので興味のある方は見てみてくださいませ。

 

 

『赤と黒』あらすじ

貧しいながらも両親の愛情を一身に受け育ってきたゴヌク。ある日突然、ヘシングループの後継者として育てられるべく会長夫妻の元へと行くことに。大切に育てられるも、DNA鑑定で会長の子供ではなかったことが判明し、着の身着のまま追い出されてしまう。

数十年後。

会長の末娘モネは婚約をしているが、偶然会ったゴヌクに惹かれていき……。モネの姉・テラは最初からゴヌクを怪しみモネから遠ざけようとしていた。モネの父親はゴヌクに仕事を持ちかけ、息子ホン・テソンを日本から韓国に連れ戻したゴヌクの手腕に感心し社員としてヘシン建設に入社させる。

ゴヌクに代わりホン・テソンとして育てられたテソン。家族との関係性、特に母親との関係性に絶望を感じている。日本で知り合ったジェインに特別な感情を抱くように。

モネの美術の家庭教師をつとめたジェインは、ホン・テソンとの玉の輿結婚を狙っている。

 

主な登場人物

役  名 役どころ 俳優さん
ゴヌク 育ててくれた両親から引き剥がし、自分に酷い仕打ちをしたヘシングループ会長一族へ復讐をしようとしている キム・ナムギル
モネ ヘシングループ会長の末娘 チョン・ソミン
テラ ヘシングループ会長の長女 オ・ヨンス
テソン ヘシングループ会長の二男。ただし、正妻の子ではない キム・ジェウク
ジェイン モネの家庭教師をつとめたこともある。貧しい暮らしから抜け出す結婚を夢見ているところもある ハン・ガイン

 

第17話『天国か 地獄か』ネタバレしつつ感想

シム・ゴヌク 交通事故の後遺症で現在入院中。
ムン・ジェイン 貧しい暮らしから抜け出そうとホン・テソンとの結婚を狙っていたが、自分が本当に好きなのはゴヌクだと気づき彼の側に居たいと願う。
ホン・モネ ジェインと知り合い。ゴヌクのことが好きだったが姉とゴヌクの関係に気づき失意のまま海外へ。
ホン・テラ モネの姉。妹を狙うゴヌクを警戒していたが自分が恋に落ちてしまう。離婚しゴヌクとの再婚を考えている。
ソダム モネの姪っ子ちゃん。ゴヌクを「天使のおじさん」と呼ぶ。
ホン・テソン モネの2番目の兄。前回、ホン家とはまったく無関係だったことが判明。ジェインの優しさに惹かれている。
ホン・ジョンス テラやモネの父親。ヘシングループ会長。現在、自宅で療養中。
シン・ミョンオン テラやモネの母親。ギャラリーのオーナー。すべての元凶。
ホン・テギュン テラやモネの兄。株価操作疑惑でアメリカに左遷されるも、事故死。
チェ・ソニョン ホン・テソンの恋人。ビルから飛び降り自殺。
クァク班長 ソニョンの死因を部下のイ刑事と捜査中。甘いものが好きみたい。
イ刑事 ソニョンの死因を捜査中。当初は捜査に熱の入らない様子でしたが、最近はやる気をだしています。
ムン・ウォニン ムン・ジェインの妹で高校生ながらにタバコもビールの味も知ってる子。ゴヌクが自分の姉と結婚してくれればいいな、と思っている。

 

病院

ゴヌクが病院からいなくなり、テソンとジェインは病院の中を探し回ります。

班長に、ゴヌクがいなくなったことを報告するジェイン。

ギャラリーディディン

シン夫人がギャラリーへ戻ると、自分の席にゴヌクが座っています。

彼の肩に手をかけようとしますが、彼は座っていませんでした。突然、ボイスレコーダーで自分の声が流れ始めます。内容は自分がゴヌクを消すようにキム室長に命令した時のものでした。

 

ゴヌクの自宅

テソンはジェインを自宅前まで送ってくれますが、自分は一緒には行かない、と。そしてジェインにももう会わないと言うのでした。あいつには君が必要だ、と。

「ありがとう、テソンさん」そう言ってゴヌクの元へ走っていくジェイン。車の中にはジェインがゴヌクのために作ったお弁当が残されました。

ゴヌクの部屋へ行くと、秘密の部屋にいるテラの姿。あれ、なんで扉が開いてるんだろう。

そしてテラはゴヌクが生きていることをジェイン経由で知り、ジェインとゴヌクが自分の思う以上に親しい、と。そしてジェインはテソンがホン家の実子ではないことを初めて聞かされます。

そしてゴヌクは病院を移った、と班長から連絡が入りました。

ジェインのお弁当を自宅で食べるテソン。「意外とうまいな」。

 

病室

ゴヌクの病室の隅に、盗聴器のようなものが仕掛けられているのを確認する班長。

そこへ病院の人が現れ、ゴヌクさんの家族から刑事さんたちに渡して欲しい書類を預かっている、と。

封筒の中にはボイスレコーダー。そして、その場で録音を聞いた班長はイ刑事に令状を取るように指示するのです。

会長宅前

班長が捜査令状を取ったのはシン夫人。殺人教唆の罪で逮捕だそうです。

警察で調書に応じようとしない夫人。夫人を弁護する弁護士も到着しました。

どこかの地下駐車場では会長秘書のキム室長と、ゴヌクに調査報告をしていた男性が話をしています。

(ってか、この男性は、誰なのーーー。お兄さんが自殺したことぐらいしか分からず、名前も私は知らないんですけど、どこかで出てきましたかね??)

キム室長はホン家にまつわる書類や写真を見ながら「すべて完璧に準備していたんですね」と。

ゴヌクは夫人の裏の顔が許せなかった。だからシン夫人が両親と同じ方法で自分を殺すように仕向けて罪に問う、と。テソンを実子だと偽っていたことにゴヌク自身も驚いていた、と。テソンも自分も被害者だったしシン夫人のせいで、大勢の人が傷ついたと。

警察署

テラとテソンが母親が調書を取られている警察署に来ました。なぜ、母親がゴヌクを殺そうとしたのかが分からないのでゴヌクに直接聞く、と出ていくテソン。

ジェインの自宅

テソンがジェインに送った時計には「To Jaein Be With Me」という文字が刻まれていたことが分かりました。

テソンには心から愛してくれる人がきっと現れる、と時計を返すつもりのジェイン。妹は自分がもらおうとしてましたけど。

ゴヌク

帰宅しましたゴヌク。疲れている様子です。

そこへやってきたテソン。母さんを刑務所送りにして満足したか?まだ不満か?と。家を追い出されたぐらいで、というテソン。

ホン家の人たちの写真や書類を焼くゴヌク。今日も炎が高い。

「今さら真実が分かっても何も変わらない。思いしるがいい。身勝手に生きて人を傷つけた事実は消えない。理不尽か?しかたないだろ。それがお前であり俺なんだ」

新聞ではヘシングループ崩壊か?ヘシン2つの顔、といった見出しが。

裁判所

自分は殺人教唆などしてない、というシン夫人。

録音されたという音声が法廷内に流れます。キム室長にゴヌク殺害を命じた時の声です。

自分の声だとは認めたものの、腹立ち紛れにいったことで、誰しも自分の言葉どおりに実行するわけではない、と。弁護士も、勢いでいってしまっただけだ、と弁護します。

キム室長が証言に立ち、シン夫人からゴヌクを始末しろと言われたこと。でも、それは実行せずゴヌクに直接それを伝えた、と。そうなのか、じゃあゴヌクに車をぶつけたのは室長じゃなかったのね。

そしてシン夫人が病院までキム室長を尾行させた男性登場。ゴヌクが生きていると知った夫人から、ゴヌクを殺すよう言われたと証言します。

あの嵐の夜にギャラリーディディンで「あんたも20年前に両親と一緒に消すべきだった」と絶叫しているシン夫人の映像が映像資料として提出されました。

まだ濡れ衣だ、無実だと言い張る夫人。

耐えきれずゴヌクを弁護する言葉を傍聴席から発するジェイン。法廷外へ連れて行かれます。外にでたジェインを班長が追いかけてきました。ゴヌクは元気そうで、もうすぐ戻ってくると言っていた、とジェインに告げます。

そして班長はボイスレコーダーを彼女に手渡します。証拠として提出を検討していたら、別の内容が入っていたから、そういって去っていきます。

すぐにイヤホンで聞いてみると「ムン・ジェイン聞いてるか?これが夢見た世界の真実だ。どうするかは自分で決めろ。俺はいつも同じ場所にいる」とゴヌクの声が流れてきます。

 

駐車場

結局、シン夫人は刑務所送りになったようです。縄にくくられ、バスへと乗り込もうとしたところでシン夫人はゴヌクの姿を見つけます。ゴヌクは見届けに来ていたのでしょうか。

「ホン・テソン。ホン・テソン。兄を殺し父親を病気にさせて妹をもてあそんだ。親子の再会はどうだった?会長に何と呼ばれた?テソン、そう呼ばれたでしょ?実の父親を病においやり、兄を殺すなんて、まだ信じられない?」

えええーー。

 

「私が本物を捨てて偽物を入れたの。結局あなたは親も兄弟も失った。私の勝ちよ。分かった?」

 

ええええええーーーーーーーー。

(まあね、おかしいとは思ったんだよね。なんで2度めのテソンを迎え入れたのかな、って。動機がわからないな、とは思っていたんだけど。ぶつぶつ)

どこまでも非道だ。それを聞いてしまうテラ。呆然とするゴヌクに、メイドさんが「お坊ちゃま、遅くなって申し訳ありません」と。

事故に遭った日、メイドさんがゴヌクに電話をしてきたのはゴヌクを止めようとしていたのだ、と。夫人からは口止めされていたけれど、メイドさんも本当のホン・テソンがゴヌクだと知っていたようです。

いや、それ、はやく、いって、あげて。留守電でも良かったじゃない?大事なことだけど。いや、録音で残るのは避けたかったのか、いや、でもーーー。

そしてテラは、ゴヌクが本当の自分の弟であることを知ったのでした。呆然と歩いてくるテラに、テソンが寄り添います。

会長宅

車椅子に乗り覇気のない会長を涙を流しながら見ているゴヌク。

会長に近寄り、そっと手を握ります。

お父さんも言葉は出ませんが分かっているようです。メイドさんから聞いていたんですものね。

 

そして明かされる過去

キム室長とメイドさんがベンチに座っています。

ゴヌクの母親であるチェ・ヨニさんはヘシンの受付係だったそうです。だから彼が実の子だと思っていたのに、DNA鑑定で本物のテソンじゃないと聞き疑問に思った、というキム室長。

奥様の罪を隠すためにゴヌクさんに申し訳ないことをした、というメイドさん。でも、まさか室長がゴヌクを助けるとは思わなかった、と。

室長は、会長の代わりに服役している時に(おいおい、それもひどい話だな)奥さんを亡くされたんだそうです。3年服役した室長に、会長は”ご苦労だった”と。自分の妻が亡くなったことなど気にもとめていなかった、と。そこからヘシンへの忠誠心とあこがれがなくなった、と。

そこで許しを請い罪悪感を消すためにゴヌクの両親のお墓参りへ行った、と。

彼を守れなかった私も罰を受けるべきですね、というメイドさん。

刑務所

一人優雅に読書するシン夫人。本のタイトルは「無所有」。

元アクション監督の店

ジェインと妹が店へ行くと、またも班長とイ刑事が食事をしています。一緒にご飯を食べることに。

ジェインは、まだゴヌクには会っていないようです。

会社

退職届をテラに提出するテソン。

テラは、もう二度と誰かを捨てたりしない。今の自分なら家族もヘシンも守れる、と言います。テソンは専務なんだから、と。

ですがテソンは、親の七光りじゃなく自立して自分の力で入社したい、と。こんなことになるなら大学を出ておけばよかった、と冗談めかすテソン。

そして、姉さんとゴヌクは血がつながっていない、自分を責めないで欲しい、と。確かに。テラはシン夫人の連れ子だし。ゴヌクはシン夫人の血は流れてないものね。

「抱きしめても?」と言ってテソンをハグするテラ。

ゴヌクに会わないのか?もう誰も捨てないんだろ?家族を守るなら、あいつも守ってやって。家族だろ、というテソン。

なんか、すごい、いい人なんだけど。うっ。でも、ジェインの気持ちも知ってるよね?!最後の最後まで、テソンがゴヌクを傷つけるんじゃないかとハラハラする私。

ゴヌクの自宅

自宅前へ行くテラ。勝手に作った合鍵で部屋の中へ。

呆然と壁に持たれているゴヌク。今日だけ、ゴヌクと呼ぶわ、というテラ。私たち話し合わなきゃね、と。

そしてテラはゴヌクに会ったことを後悔していない、と。モネに近づいたのは偽りだと分かっていながら、自分はゴヌクに惹かれてしまっていたのだ、と。

私達、どうなるの?と聞いたところで、倒れるゴヌク。手には自分が子供の頃に撮った家族の集合写真。

ここまでして、戻りたいほどに恋しかったの?と聞くテラ。ゴヌクが追い出された時、テラも悲しく戸惑った、と。幼いゴヌクが嘘をつくはずがない、でも裏切られたようで腹がたったのだ、と。自分が苦しんだことが、ゴヌクの慰めになってほしい、というテラ。

時が解決する、と言われ涙を流すゴヌク。そして、これからはテソンと呼べるよう努力してみる、とテラはいうのでした。

テラは、ゴヌクの気持ちを聞かなくても分かってしまったんですね。自分のことは本気ではなかったことに。

テラが帰ったあと、ゴヌクはよろよろと立ち上がると箱を開けます。中には拳銃が。

会長宅

手を動かし本を取ろうとした会長に「手が動いた!」と驚くメイドさん(ただしウン部長ではない人)。そして、「テソン」と。

 

公園

ご飯を食べていたジェインたちのところへテソンがやってきます。ジェインを公園へ誘うテソン。

まだゴヌクに会ってないのか?と。彼は苦しんでいるだろう、と。ゴヌクこそが本物のテソンだと、ジェインにいうテソン。ゴヌクの復讐相手は自分のほんとうの家族だったことを話します。

タクシーでゴヌクの家へ向かうジェイン。

そこへモネが帰国します。ゴヌクの家は、どこ?とキム室長に聞くモネ。

ゴヌクの自宅

拳銃を手にするゴヌク。

モネとの出会いを思い返しているゴヌク。

テラのこと。兄のこと。父のこと。

そして銃の引き金に手をかけ…

 

ジェインが家に到着しました。

拳銃を床に放り投げます。ゴヌクの背中に寄り添い、復讐のために生きてきたのに家族だったと分かり恨む気持ちは消えただろう、と。

でも自分が犯した過ちのせいで、というゴヌク。ゴヌクが喋った!!

きっと家族もゴヌクを許し、会いたがっているかも知れない。ゴヌクもたくさん傷ついたけれど家族を許すだろう、と。

ジェインに手を握られ、ようやくジェインの方を振り向くゴヌク。

そして、ムン・ジェインとホン・テソンとしてやり直そうとする2人。

階段を登ってくるモネ。

あの可愛い笑顔のモネは、もう何十話も見ていません…。

そしてゴヌクとジェインを見てしまうモネ。

後ずさるモネ。家の外に出て、階段を降りていきます。

 

ジェインのもとに妹さんから電話がかかってきます。ゴヌクの家にいる、というと妹も自分も行きたい、というので迎えに行くジェイン。

そして、モネ再びの登場。

ジェインとゴヌクの公園で撮った写真を見つけます。テラも見てた、この写真。なかなかに罪作りな写真です。ゴヌクが良い表情してるだけに。

そして床に落ちていた拳銃を拾い上げるモネ。

 

何も知らないゴヌクが部屋へ戻ると、そこには拳銃を自分に向けるモネの姿。自分が何も知らないと思ったのか?と。ジェインを狙い、テソン兄さんをも苦しめるのか、と。

モネは、まだ真実を知らなかった…

死ねばいい、と銃を撃つモネ。

 

町中で姉に会えた妹は、ゴヌクのロープの話をするのです。「ロープなんか捨てて正解でしょ?ロープを掴んで上に登るんだって。上に何があるってのさ。あるのは天国だけでしょ。それはまずいよ」

モネの携帯電話番号を”ロープ”という名前で登録していたことを、ジェインは知りません。もちろん、妹も”ロープ”はゴヌクにお金を貸してくれる人、と誤解したままなのですが。

モネに銃を下ろすよう言うゴヌク。すまない、と謝るゴヌク。今さら殺されるのが怖いのか!と激高するモネ。

昔みたいに”兄さん”と呼んでくれ、とゴヌクは言いますが「昔っていつのこと。あなたは赤の他人よ。何の意味もない。終わりでもない」

そういうと、銃を放り出して帰るモネ。そして、右腰のあたりを撃たれているゴヌク。銃の指紋を拭き取ります。そして上着を着て、どこかへ。

無邪気に買い物をする妹とジェイン。

撃ったのに、運転してるよモネ。

ようやく帰ってきたジェインと妹。ゴヌクの姿が見えないのでジェインは彼の携帯に電話をしますが、携帯電話も部屋に置きっぱなし。

とりあえずは料理を作ることにして、ゴヌクが好きな物は何かあとで聞こう、というジェイン。

痛みを堪えながらゴヌクが向かう先は、どこなのでしょう。

路上で何度も転びながらも、前へ進もうとするゴヌク。もう家族を、モネを傷つけないために。

すっかり作った料理も冷め、妹も諦めて眠ってしまったころ。ジェインはゴヌクのメモを見つけます。

”ごめん。急にアメリカの養父母に呼ばれた”

会長宅

会長は「テソンは元気か」と聞く会長。2人共元気よ、と。全部、自分のせいだ。もう誰も失いたくない、テラが守って欲しい、と。

そして、テソン(ゴヌク)が戻ってきたら家族みんなで集まろう。すべての過去を水に流し笑顔で食事をしたい、と。

そうだよね、この家族の食事シーンって、いつもギスギスしてたし。いつも誰かが、すぐに席を立っちゃってたし。

会社

ソダム宛の荷物がテラに届きます。

箱の中には、ぬいぐるみ、ダーティーダンシングのDVDなどが入っています。

そして1枚の絵葉書も。

”ソダム お姫様になるには毎日笑顔でいること。できるね?特にママの前でたくさん笑ったら、ママみたいに綺麗になれるよ。ソダムを愛する叔父さんより”

ゴッホのアーモンドの木の絵葉書だ!!

これ、ゴッホが自分の弟に子供が生まれたことを祝して送った絵なんですよね。そこまでの意味を踏まえて、この絵葉書を使ったのかは分かりませんが。個人的には、そうだと信じることにします。

ジェインの自宅

一番最初に拾った鶴を開けてみるジェイン。

そして、”テラ””モネ””家族”の文字が、実はゴヌクの書いたものだと知るジェイン。

そこへ荷物が届いたと妹が箱を持ってきます。

手紙は、”愛する人の目でこの世界を見たら?”で始まっていました。

なんと、ガラスの仮面も入っています。

ゴヌクが帰ってきた、とゴヌクの家へ行くジェイン。

 

保釈された母親、新会長に選出されたテラ、エステを受けネイルもやってもらってヨガとかやっちゃってるモネには、もう驚愕。誰も真実を話していないの??そんなことないですよね。でも良心の呵責もないの??真実を知らなくても、人を撃ったんだよ??救急車も呼ばないで???それだけのことをされたと言っても、人としてどうなの?!?!さすがシン夫人の子供だけあるわぁ。こわ。

 

”愛する人の目でこの世界を見たら?ジェイン 昔そんなことを考えた。ほかの人の目で世界を見たらどう見えるか。ジェイン、元気か?絶対に幸せになれよ。幸せな目で俺の世界を見つめてくれたら俺も笑顔になれる”

 

橋のたもと死んでいるのが見つかるゴヌク。

 

”夜は真っ黒な闇に包まれている。どこが空で、どこが地なのか。輝いているのは明かりなのか星なのか。見分けがつかない。”

ジェインには、ここまで書き送ったのかな?

”俺はどこへ行くんだ。天国か?地獄か?”

ジェインの後ろには警察の前に張り出された1枚の紙。公告文。

身元不明の遺体 男性 20代後半から30代前半と推定。
死因 拳銃自殺。右側の背中に傷あと

(身長が180センチというのは読めました)

「ゴヌク、どこにいるの?あなたが見る世界は今 幸せ?」

ジェインの後ろには、はためく公告文。

そうか、モネに撃たれたゴヌクが向かったのは、自分が自殺だと断定される場所というか、自殺ということに疑いを持たれることのない場所だったのですね。身元不明者として葬られることも、きっと彼は分かっていたのでは…。

ヘシングループの人たちへの復讐が終わったら、自分も罰を受ける、とは常々言っていたゴヌク。でも、まさかこういう形で命を終えるとは思わなかっただろうなぁ。

終わってしまいました

最初は、ちょっとペースが掴めなかったのですが。だんだんゴヌクの魅力に引き込まれていきました。

自分の魅力で姉妹に惚れされるなんて〜、そんな都合のいいこと〜みたいなところが最初ありまして。はい、すみません。モネもテラもゴヌクが初恋の人なんですよね。モネは、今後どんな男性が来ても警戒するだろうなぁ。さすがに復讐で近づいてくる人間はもういないとしても。事情が分かっても姉のことも一生許さない気もするし。いや、個人的な感想ですけれど。

ただ、ちょっと完全には解決できてないことと、モネがモネがモネがひどすぎる。くどいけれど、ひどすぎる。人を撃っておいて、なんの良心の呵責もないのひどすぎる。

シン夫人も、わりかしすぐに釈放されちゃいましたしねぇ。あれだけ人の人生を踏みにじっておきながら、あれ絶対反省してないですよね?テラに抑え込めるのかなぁ。

あ、もしかして”罰を受けるべきですね”って言ってたウン部長は辞職したのかな。だから、会長が手を動かした時に付き添っていたのは若い女性だったのかも??

残る謎

あの男性は?

完全に解決できてないのは、ゴヌクに情報を調べていたあの男性は??誰なんですかね???ゴヌクの兄のせいで、自分の兄が追い詰められた的なことしか分からなかったような?誰なの、お名前は???

『赤と黒(ノーカット完全版)』なら、その謎を解くことができるの?!教えておじいさん、教えてアルムのモミの木!そして、ノーカット完全版というのは、何が完全なの!!教えておじいさん、教えて(以下、省略)。

本当は20話完結の予定が、ゴヌク役の方が兵役に服することになり17話に短縮されたとか。残念だなぁ、あと3話あればもっと色んな伏線が回収されたのかもしれないのに。って、今さら言っても仕方ありませんが。

あと、ゴヌクが鶴を折れる理由が何かあるのかなぁと思ってたのですが。もしかして日本と何か関係あるのかな??と思ったら、むしろ日本に縁があるのはテソンの方でしたね。特に深い意味合いはなかったんですね。勘ぐりすぎました。

 

ライター

あのライター。ゴヌクが、よくチラつかせていたライターは。あれは別に過去ともなんにも関係なかったんですよね?シン夫人には効果があったので、そのために登場させてたということでいいのかな?

 

 

いやぁ。

Amazonのレビューに”ラストがあまり気持ちの良い終わり方ではありませんが”と書いてあるのを、ドラマ視聴前に読んでしまい。(だって、そのレビューが一番上にあるんだもん。レビューは一切読まないつもりでしたが、「エピソードの順番が違う」と書いててあるのが目に入り。え?そうなの?見る順番変えたほうがいいのかな?って読んでいたら、くすんくすん。結局、エピソードの順番はAmazonの提示する順番で良かった気がするんですが、前は違ったんでしょうかね??)

だから、まぁ、ゴヌクは……だろうなとは思っていたのですが。

それに、酷いことをした主人公が手放しでハッピーエンドを迎えることはないとは思ってたんですけど、そこは勧善懲悪といいますか。だけどー。

 

彼がアクション監督たちと楽しそうにしている世界、ジェインや妹と美味しそうにご飯食べている世界も、もしかしたら存在したかも知れない。あのとき、ヘシングループの人たちを許すことができていたら。ジェインが、引き留めようか?と言った、あのときも。

もしくは、あのときテラが進むことを止めていたら。

テラは、自分が一番多くを失ったって母親に言うシーンがあったけど。それを覚悟の上で踏み出した道じゃないか、と。まぁ、最終話でゴヌクと会えたことを後悔していない、とは言っていたけど。

とまぁ、ドラマなんですけど。ドラマなんですけど、ちょっと考えてしまいました。

 

ゴヌク。地獄へ行ってしまったとしたら、カンニムたちに弁護してもらえるといいね(と、自分の好きな映画『神と共に』の話に無理やりもっていく私)

寿命を終えた人が、使者3人とともに地獄での裁判を受けていくお話です。いや、こう書くとおどろおどろしく感じるかも知れませんがアクションあり、驚きあり、可愛さあり、ぜひ興味のある方は見てみてくださいませ。

「第1章:罪と罰」、「第2章:因と縁」、この2つセットで完結となっております。まぁ、第1章を見てしまったら続きが気になって気になって仕方ないと思いますが。ふっふっふ。

第3章以降も制作される予定ではあるとか。楽しみだなぁ。

 

 

『赤と黒』各話ごとの流れとネタバレしつつ感想を書いています。

第1話 天使の羽
第2話 復讐の始まり
第3話 恋病み(こいやみ)
第4話 日本へ
第5話 二人のテソン
第6話 ガラスの仮面
第7話 愛と憎しみ
第8話 墓前の誓い
第9話 仮装ゲーム
第10話 モネの家出
第11話 傷あと
第12話 亀裂
第13話 告白
第14話 DNA鑑定
第15話 ゴヌク遭難
第16話 明かされた真実
第17話 天国か 地獄か
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うさかめ
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