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中国ドラマ『陳情令』第10話「清河の雄」ネタバレとか用語とか感想とか

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アニメ『魔道祖師』の前塵編と羨雲編が終了してしまいました。次のシリーズがいつ始まるのか愉しみです。

アニメについては、アニメ『魔道祖師』前塵編 第1話「禁断の召喚」を見始めたら、一時停止ばかりしてた話から全話ネタバレを書いています。

 

よし。全50話、頑張って見てみよう。

 

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第10話の登場人物

魏無羨(ウェイ・ウーシエン) 雲夢江氏(うんむジャンし)に引き取られ育てられる。江澄の兄弟子。藍忘機と一緒に陰鉄を探す旅に出ている。
江澄(ジャン・チョン) 雲夢江氏。宗主の息子。魏無羨が心配で旅に出る。
藍忘機(ラン・ワンジー) ”藍氏双璧”の一人。宗主・藍曦臣(ラン・シーチェン)の弟。陰鉄を探す旅に出ている。
藍曦臣(ラン・シーチェン) ”藍氏双璧”の一人。宗主。
聶懐桑(ニエ・ホワイサン) 清河聶氏。金の小鳥を3日かけて捕まえた。魏無羨に感化されつつある??異母兄弟の聶明玦を怖がっている。
聶明玦(ニエ・ミンジュエ) 聶氏宗主。聶懐桑とは異母兄弟。
温若寒(ウェン・ルオハン) 温氏の宗主であり、各仙門を統括する仙督の地位についている。
温晁(ウェン・チャオ) 温若寒の息子。手柄を立て父親に認められたいと必死。姑蘇にある陰鉄の欠片を狙って魏無羨たちを付け狙う。
温逐流(ウェン・ジューリウ) 温晁の部下。
薛洋(シュエ・ヤン) 温若寒に頼まれて陰鉄を探している。自分自身は陰鉄には興味がない(と言っている)
暁星塵(シャオ・シンチェン) どうやら薛洋を追っかけているらしい。魏無羨の母親と同じ師匠。
宋嵐(ソン・ラン) 星塵の知り合い。

 

第10話までで分かったこと

 

  藍啓仁(ラン・チーレン)と魏無羨の母親・蔵色散人は学友だった。
  4歳で両親をなくした魏無羨(ウェイ・ウーシエン)を雲夢江氏(うんむジャンし)が引き取って育てる。
  舞天女に埋まっていた隕鉄を温若寒が取り出したせいで温情の弟が病気になってしまった。
  姑蘇藍氏で行われる座学に参加するため魏無羨、江澄たちは姑蘇へ。そこで魏無羨と藍忘機が出会う。
  各世家の弟子が誘拐される事件が頻発。どうやら術をかけて傀儡にしようとしている?
  姑蘇藍氏で行われる座学に岐山温氏が参加。温氏の本当の目的は陰鉄を探すこと。
  碧霊湖にでる”水の怪”を藍氏双璧、魏無羨、江澄たちでやっつける。
  破壊し隠蔽したはずの陰鉄の欠片が、誰かによって利用されようとしていることが姑蘇藍氏、雲夢江氏の宗主たちに分かる。誰か、って温若寒(ウェン・ルオハン)なんですけどね。
  座学を終え蓮花塢へ帰るはずだった魏無羨。しかし藍忘機を追って一緒に陰鉄を探す旅にでる。
  魏無羨と藍忘機が大梵山の舞天女を封じた。ちなみに聶懐桑もいたが、見ていただけだった。
  清河聶氏の本拠地へ行く魏無羨たち。陰鉄を持って姑蘇へ帰った藍忘機と入れ替わるように、温晁たちが清河聶氏の本拠地を襲う。薛洋が逃亡。孟瑶も清河聶氏を追われる。
  魏無羨(ウェイ・ウーシエン)が大勢を敵に回したせいで雲夢江氏は滅亡寸前になる。
16年前 魏無羨(ウェイ・ウーシエン)=夷陵老祖(いりょうろうそ)死去。殺したのは雲夢江氏(うんむジャンし)。遺体は見つかっていない。
現在

莫玄羽(モー・シュエンユー)は13歳から数年間、蘭陵金氏(らんりょうジンし)で過ごしたが結局我が子と認知されず莫家に戻ってきている。

莫家に戻ってくると顔を塗りたくったり、仮面を着けたりしはじめた。

 

莫玄羽は自分の恨みを果たすため、魏無羨を召喚し自身は命を落とす。左腕に4本の傷を残すことで、4人の命を奪うよう魏無羨にお願いする。

安らかに死んでいたはずの魏無羨、いきなり莫玄羽として生きることになる=復讐を依頼されちゃうし、目覚めた途端に蹴られるし、いきなり色々と大変。

  莫家のお祓いをするため、姑蘇藍氏の仙師たち8名が到着。
  邪祟を呼び込む旗を盗んだ莫子淵(モー・ユーズエン)が邪祟に取り憑かれて暴れる。次に取り憑かれたのは父親、下僕の阿童、そして母親までもが取り憑かれる。
  魏無羨は自分だとばれないように莫玄羽を装いながら、密かに藍氏の仙師たちをアシストしつつ邪祟を倒すのを手伝う。
  金凌が、自分の師姉・江厭離の息子であることを知る魏無羨。しかし江厭離は魏無羨に恩を仇で返され死んでしまったらしい?金凌の父親も魏無羨のせいで死んでしまった??

 

第10話「清河の雄」の流れ

常(チャン)宅

櫟陽(れきよう)の東南にある常宅の人たちが突然姿を消し、夜になると門の中から扉を叩く音や鳴き声や叫び声もして薄気味悪い、という噂を聞いた魏無羨たち。

常宅へと行ってみると、中では常宅の人たちが全員惨殺されていることが分かりました。そして死ぬ前には傀儡になっていたことも。

藍忘機の持っていた隕鉄が光りだし、気づけば屋根の上には薛洋(シュエ・ヤン)の姿が。

嬉しそうに「来たか」という薛洋。

そこへ1人の男性が飛んできて「薛洋、今日は逃さぬぞ」と入ってきました。彼の名前は暁星塵(シャオ・シンチェン)。どなた様ですか?

いや、アニメ(羨雲編 3話8話)でも出てきたのですが。まだチラっとな感じで。本人は登場していないので。

「暁星塵、お前もしつこいな。ずっと俺を捜し続けるとは」という薛洋に、「何者だ。なぜ殺した?」と聞く江澄。

薛洋は岐山(きざん)を下りてから惨殺を重ね、半月ばかり暁星塵を煙に巻いたうえに常氏十数人まで殺したようです。

「罪を認め罰を受けよ」と剣を抜く暁星塵に「友よ、罪なら認めるが罰を受けるかはお前の腕次第だな」と腕組みして余裕綽々な薛洋。

立ち去ろうとした薛洋、腕を伸ばした魏無羨が今度は腕を引くと薛洋が魏無羨たちの目の前に叩きつけられました。

第8話で魏無羨が藍忘機にかけた術ですね!魏無羨が作った呪符で2丈以上は離れられない青い糸!

「面白い」と喜んでる薛洋に襲いかかる暁星塵。2人のバトルが始まりました。

江澄も加わろうとしますが、「あの仙師(暁星塵)は霊力が高い。奴(薛洋)よりどれだけ上手(うわて)か見ておこう」と止める魏無羨。

なかなか勝負がつかない2人。魏無羨が糸を引っ張ったため、バランスを崩す薛洋。

「藍湛、これも”くだらない”か?」と笑う魏無羨。無表情な藍忘機に、ちぇっみたいな顔をする魏無羨。

呪符の助けもあり暁星塵が薛洋を追い詰めました。

「何て技だ、すごいな」という薛洋に「これは”無衣(むい)”または”同袍(どうほう)”とも言うがお前に使うとしたら仰々しいな。別の名前にしよう」と答える魏無羨。

「では”道連れ”ならどうだ?」といって剣で白い煙幕をはる薛洋。

「乾坤袖(けんこんしゅう)だ」という藍忘機。煙に乗じて暁星塵を斬ろうとした薛洋でしたが、その前にまたしても新たな男性が現れ薛洋の首に剣を突きつけます。

次から次へと新たな登場人物!

黒い衣を来た男性は、宋嵐(ソン・ラン)。

「星塵」と呼ぶと嬉しそうに「子琛(ズーチェン)」と答えた星塵が袖を振ると、あら不思議。薛洋の身体が縄で縛り付けられました。

「薛洋、罪を認めるか?」と聞く暁星塵に「認めるさ」と言うものの、全然反省してない薛洋。

祠堂

「世家(せいか)の師弟か。品格と実力を備えるだけある。私は暁星塵(シャオ・シンチェン)。こちらは知己の宋嵐(ソン・ラン)だ」と自己紹介。

「清風明月(せいふうめいげつ)の暁星塵、霜雪(そうせつ)も恐れぬ宋子琛(ソン・ズーチェン)。噂はかねがね」と礼をする藍忘機。

宋嵐は近くで夜狩りをしていたとき、星塵から知らせが届いたのでここへ来たようです。

「世を救うお二方の志は天下に名高い。出会えて光栄だ」という江澄。

それを聞いていて笑っちゃう薛洋。名門世家の社交辞令はしらじらしくてヘドが出る、だそうです。

薛洋は若いのに悪事ばかりしていて、狡猾なようです。最近、仙家が続けて滅ぼされたのも薛洋の仕業なんだとか。捕まっていても逃げようとするから、挑発には乗らないようにと暁星塵が皆に注意します。

どうやって逃げるのか見ものだな、という魏無羨。

藍忘機は、薛洋に持っている陰鉄を渡すよう言います。とぼける薛洋。

そこで魏無羨がボディチェック開始。「名門の貴公子が大の男に触るのか?名声に傷がつくぞ」という薛洋、「仙門百家の”面皮(めんぴ)の厚さ”順位で俺と第1位を争える奴なんていない」と答える魏無羨。「あんた面白いんだな」という薛洋。

残念ながら薛洋は持っていないようです。藍忘機の持っている陰鉄も祠堂に入ってからは反応がないため、ここにはないだろうと。

大人しく縄にかかったのは見つからない自信があるからだ。そして、最も危険な場所こそ最も安全な場所だ、という魏無羨。

手分けして殺された人たちに隠してないかチェックしていきます。

薛洋を見張っていた魏無羨が、温氏の回し者なのか?と質問すると「買いかぶりすぎだ。俺は夔州(きしゅう)の無名のごろつきさ。岐山温氏なんて大家(たいか)と付き合えると?」と、ウソをつきます。

「大家とは付き合えず、小さな仙門なら容赦なく惨殺するわけか」「確かに奴らを殺したが言ったはずだぞ。温氏とは関係ない。俺の個人的な恨みだ」と笑顔で答える薛洋。

これほど残忍になれるなんて、どんな恨みだ?と聞く魏無羨に、不敵な笑みを浮かべる薛洋。結局、陰鉄は見つかりませんでした。

そこへ孟瑶(モン・ヤオ)と合流した聶懐桑(ニエ・ホワイサン)がやってきます。聶懐桑の兄である聶明玦(ニエ・ミンジュエ)が魏無羨たちを案じて孟瑶を派遣したとのこと。

藍宗主(藍忘機の兄)からの密書も届いたので、清河へ来てほしいという孟瑶。雲深不知処に何かあったのかと心配する藍忘機でしたが、大事ないけれど一緒に来て欲しいという孟瑶。

魏無羨は、薛洋を不浄世(ふじょうせ/聶氏の本拠地)まで連れていき聶宗主に処断を仰いでもいいか?と暁星塵に尋ねます。

「聶宗主は義侠心に篤い方だ。公正に判断されよう」と同意する暁星塵。そして薛洋は狡猾だから、面倒が起きないよう早く出発したほうがいいとも。

孟瑶は一緒に来て欲しいと言いますが、自分たちは世家の子弟でもないし、血縁よりも志を重んじていて仙門とは距離を置く。仙門同士の争いに関わりたくはない、ときっちりしっかり断る暁星塵。

もし自分たちの力が必要ならば、微力ながら天下のために尽力するつもりだ、という宋嵐。

藍忘機が「どちらに師事を?」と聞くと、宋嵐は「私は白雪(はくせつ)閣に師事を」と答え、暁星塵は「私の師は抱山散人(ほうざんさんじん)だ」と答えます。

抱山散人の名前を聞き、ハッとする魏無羨。

翌朝

魏無羨と暁星塵が話しています。暁星塵は「魏の若君、申し訳ない。私は一番入門が遅かったため、蔵色散人(ぞうしきさんじん)は師の秘蔵っ子としか知らずお会いしたことはない。まさか魏殿が師姉(しし)のご子息とは」「そうだな、俺たちは年も近いが暁兄は俺の師叔(ししゅく)になるのか。いつになれば師祖(しそ)に会えるんだか」という魏無羨。

「師匠は隠遁し居を定めていない。それに山を出た弟子は戻れぬのが慣例でもある。ただ魏の若君に会えば師匠も喜ぶはず」という暁星塵。

そして、暁星塵と宋嵐は去っていきました。

別れ際、「暁星塵!俺を忘れるなよ。楽しみにしてろ」と笑顔で言う薛洋。

藍忘機は、去っていく2人をしばらく見ています。なんだろう、何かあるのかな。

 

不浄世

無事に薛洋を不浄世まで連れてくることができたようです。ただ薛洋の笑顔が気になります。

新しい護衛たちが稽古をしています。岐山温氏の使者が来てから聶宗主は警備を強化したんだとか。どうやら大仙門の世家から家主の血縁の弟子を選び、岐山へ訓学に来るよう言ってきたんだそうです。

姑蘇藍氏の座学には皆こぞって参加したがるが、訓学は無理強いか。人質に取るようなものだ、という魏無羨。

「家主の血縁の弟子と言ったら聶氏では私1人じゃないか。どうすればいい?」と慌てだす聶懐桑。「兄上に聞いてくる」と歩き出そうとすると「何を聞く?」と聶宗主登場。

「”赤鋒尊(せきほうそん)”と呼ばれるだけある」と小声で魏無羨に言う江澄。「懐桑が恐れるわけだ」と返す魏無羨。ってか、本人めっちゃ近くにいるのに。

「雲夢の2人は英雄だと曦臣(シーチェン/藍忘機の兄)に聞いておる。噂に違わぬようだな」と聶宗主に言われ、笑顔で江澄の肩を抱く魏無羨。

聶明玦は薛洋を取り調べ、陰鉄が見つからないならば罰を与えるまでだ、と怒ります。しかし魏無羨は、真相を突き止めてから殺しても遅くないと聶宗主に申し入れます。

薛洋は、もし自分が岐山温氏の一味で聶宗主に殺されたとしたら、聶氏は櫟陽常氏(れきようチャンし)と同じ末路をたどるだろうな(つまりは一族皆殺しにされるってことですね)、と脅します。

聶宗主は温氏が仁義なく天道に背いたこと、薛洋ごとき凶賊を恐れるものか、と。

ここで孟瑶が「薛洋は恐れるに足りませんが、陰鉄の件は各世家の未来に関わります。薛洋は今やまな板の上の鯉ですし遅かれ早かれ殺せます。まず陰鉄の在りかを聞き出してみては?」

うんうん、とうなずく魏無羨。

続けて、温若寒は薛洋が捕らわれたことをまだ知らないだろうし、薛洋の持っている陰鉄を入手できれば岐山には痛手だろう、と聶宗主を説得。

江澄は「孟瑶は侮れぬ。全て理にかない説得力もある」と魏無羨に囁きます。「そりゃそうだろう。兄上も相当信頼を置いている」と小声で参加する聶懐桑。

魏無羨は「金光善(ジン・グアンシャン)は見る目がないな」といったのは、実は孟瑶は金光善の庶子だからですね。

結局、聶宗主は孟瑶の意見を聞いて薛洋を投獄することに決めました。

中庭

警護の練習をしている人々。

それを監督している総領に声をかける孟瑶。一緒に薛洋を連行するよう宗主の命を伝えますが、兵の指揮に口を挟むなと断ります。

そんな二人のやりとりを、にやにや笑ってみている薛洋。

総領が一緒に行く気がないことを悟り、仕方なく歩き出す孟瑶。聞こえるように「妓女(ぎじょ)の子のくせに。自分の立場も分からぬか」という総領。

不浄世

聶宗主が誰か薛洋の素性を知っているか?と聞きますが、誰も分かりませんでした。

しかし薛重亥(シュエ・チョンハイ)と同じ名字だと気づく魏無羨。

第6話の回想シーンで出てきましたね。当時最強の国師だった薛重亥が陰鉄に怨念を吸わせ人々を犠牲にした、と。

魏無羨は自分たちが持つ陰鉄で法宝を作れば温氏に対抗できると言いますが、聶宗主は薛重亥でも陰鉄を抑えられなかったし、藍家の家主・藍翼にも抑えられなかった。師弟には、なおさら抑えられないだろうから邪道な考えは起こさないよう魏無羨に釘をさします。

聶懐桑は藍忘機に、藍曦臣が禁書に陰鉄の記載を見つけたこと、すぐに姑蘇へ陰鉄を持ち帰って災いを除く策を講じて欲しいと依頼します。

酔っ払って、げーげーしてる総領。

そこへ孟瑶が通りかかり丁寧に挨拶をしますが、わざと肩で孟瑶にぶつかりつつ、またも「妓女の子のくせに」と悪態ついて歩いていく総領。

すると前から魏無羨が歩いてきました。酒をもらってきたら、道を間違えてしまったんだそうです。孟瑶は宴に出ないのか?と聞かれ、薛洋の見張りがあるからと答えるのでした。

築山堂(ちくさんどう)

藍忘機がベッド(いや、寝台と書いたほうがドラマの雰囲気にあってる気もするけれど)に腰掛けていると何か天井から物音がしました。咄嗟に剣を掴む藍忘機。

音の主は魏無羨でした。またも屋根の上でお酒を飲んでいます。「清河の河原は姑蘇よりも作りが粗末だな。ゴツゴツする」という声を聞いて、思わず笑ってしまう藍忘機。

笑ったよ!藍忘機が笑ったよ!!

「天地は天幕。天を布団とし地を席とする。藍湛、屋根を借りるぞ!」という魏無羨を見上げながら「魏嬰、私は去る」と呟く藍忘機。

魏無羨はそれには気づかず、屋根の上で寝ちゃっています。

翌朝

魏無羨の姿が部屋に見当たらず「今度はどこへ行きやがった」と思わず言ってしまう江澄。

そこへ伸びをしながら魏無羨登場。温氏が乗り込んできた、という江澄。

門の外には温晁(ウェン・チャオ)が来ていました。

仙督である自分の父親が処理するべき要件なのに、聶宗主が勝手に陰鉄と常氏の件を処理した、仙督は大層ご立腹と。ただ陰鉄と薛洋を引き渡せば許してやろうという温晁。

それを断り、温晁の足元めがけ剣を投げる聶宗主。温晁は、聶氏が姑蘇藍氏に味方するのであれば自分が仙督に変わって粛清する!と。

そして始まる聶宗主と温晁、じゃなくて聶宗主と温逐流のバトル。

おいおい、温晁自身は戦わないのかい!

孟瑶は薛洋の様子を見てくる、といって門の前を離れます。

不浄世のなかに入って戦いを続ける聶宗主と温逐流。

魏無羨は門の外にいる聶宗主のところへ、江澄は薛洋のところへ行くことに。

そこへ薛洋が逃げたという声が聞こえたので、慌てて牢屋へと行く聶宗主。

駆けつけた聶宗主が見たのは、総領を刺し殺す孟瑶の姿。

「孟瑶!」と叫ぶ聶宗主の声に、思わず剣を落として「違う私じゃない」という孟瑶。

「本当に私じゃありません。薛洋が殺したんです」と言い訳する孟瑶、手から剣を離さず近づいていく聶宗主。

そこに温逐流の一撃!

聶宗主を庇い、自分の胸で剣を受ける孟瑶。倒れる孟瑶を抱きかかえる宗主の肩を後ろからどつく温晁。

そして部下たちに戦いを止めるよう命令した温晁に、調子に乗るなという魏無羨。

温晁は自分の兄・温旭(ウェン・シュー)が姑蘇へ行ったこと、藍忘機が無事に姑蘇へ戻れても目にするのは一面の廃墟となった雲深不知処だ!と。

陰鉄を隠し持った人物を匿った聶氏を今日は許してやるが、次は第二の雲深不知処になるぞと脅す温晁。そして魏無羨が訓学に来た時には、たっぷり遊んでやる、と言って帰って行くのでした。

祭刀(さいとう)堂

自分は仕方なく総領を刺したのだと釈明する孟瑶。

自分が副将に抜擢されたのに普段から総領に見下され幾度も辱められたこと、しかしそれで殺したのではないこと。どれだけ辱められようと耐えてきたし、もし手柄を奪うだけならまだ許せる、と。

しかし先ほど総領が薛洋を逃がすのを見てしまったのだ、と。

聶宗主は、孟瑶の釈明を信じるべきか悩んでいます。孟瑶は「赤鋒尊に巡り合えて悔いはありません」と言って目を閉じます。斬られても仕方ないと判断したようですね。

聶宗主は刀を下ろすと、自分の命を救ったから殺しはしないが二度と戻ってこないように、とだけ言うのでした。

痛む傷を抑えつつ立ち上がった孟瑶は深々とお辞儀をして、宗主への感謝を述べると泣きながら去っていきました。

おおー。

アニメでは、孟瑶の過去は今のところ取り上げられていないので。このような過去があったんだな、と納得しました。

 

 

相関図、用語など

相関図

顔写真付きの相関図が公式ホームページにあります。ありがたい!!

用語

陰虎符(いんこふ) 夷陵老祖(いりょうろうそ)の魏無羨が発明。邪悪なものらしい。皆、こぞって欲しがる。でも”不夜天の戦い”で破壊されたらしい。
禁言術(きんげんじゅつ) この術をかけられると、喋ることができなくなる。害はなく抵抗しなければ自然と解けるらしい。
仙門(せんもん) 妖魔などを退治する仙師(せんし)たちが属する。仙師たちは、それぞれ属する仙門があるらしい。
舍身呪(しゃしんしゅう)

血で陣を描き、自分の命と引き換えに邪神などを再び世に復活させる術っぽい。

舍身呪によって蘇った者は、自分を蘇らせた人物の願い(復讐)を叶えること。1つの傷につき1人の命。傷の本数分だけ復讐することが出来なければ、その傷は永遠に癒えない。

アニメ『魔道祖師』では”献舍(けんしゃ)の術”と呼ばれていました。

召陰旗(しょういんき) 魏無羨が発明した。召陰旗のエサは人の気(き)だとアニメでは説明されていました。この旗を持っていると、邪祟の標的になってしまう。
奪舎(だっしゃ) 他人の体に自分の魂を移すこと。つまり無理やり体を乗っ取ることですね。舎身呪とは違う、と。
風邪盤(ふうじゃばん) 食魂獣(しょっこんじゅう)や食魂殺などがいる方角を教えてくれるっぽい。
問霊(もんれい) 姑蘇藍氏に存在した秘伝の技。琴を弾くことで先人と交流できるんだとか。

 

五大世家(ごだいせいか)

仙門のなかでも優れている5つの仙門。

最初の2文字・雲夢、姑蘇、蘭陵、清河、岐山はすべて地名。

  ホームグラウンド 家  紋
雲夢江氏(うんむジャンし) 雲夢・蓮花塢(れんかう) 蓮の花
姑蘇藍氏(こそランし) 姑蘇・雲深不知処(うんしんふちしょ) 雲紋
蘭陵金氏(らんりょうジンし) 蘭陵・金麟台(きんりんだい) 牡丹・金星雪浪
清河聶氏(せいがニエし) 清河・不浄世 獣頭
岐山温氏(きざんウェンし) 岐山・不夜天 太陽

 

『陳情令』全50話ネタバレ記事を書こうと挑戦中です

半年ぐらいかかりそうです。その前に、記事を書かずにドラマだけ全話見てしまいそう……。

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