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中国ドラマ『陳情令』第17話「失意と決断」ネタバレとか用語とか感想とか

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蓮花塢へ1人戻ってしまった江澄(ジャン・チョン)を助けようとする魏無羨。

温寧は魏無羨のために江澄を助け出し、江宗主と虞夫人の亡骸を引き渡せるよう努力すると約束してくれました。

果たして恩寧は、うまく江澄(ジャン・チョン)を連れ出すことができるのでしょうか……。

 

アニメについては、アニメ『魔道祖師』前塵編 第1話「禁断の召喚」を見始めたら、一時停止ばかりしてた話から羨雲編まで全話ネタバレを書いています。

よし。全50話、頑張って見てみよう。

 

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第17話の登場人物

魏無羨(ウェイ・ウーシエン) 雲夢江氏(うんむジャンし)に引き取られ育てられる。江澄の兄弟子。温晁に目をつけられてしまう。
江澄(ジャン・チョン) 雲夢江氏。宗主の息子。
江楓眠(ジャン・フォンミエン) 江氏宗主。妻とは仲が悪い。
江紫鳶(ユー・ズーユエン) 江楓の妻。夫が息子の江澄よりも魏無羨を可愛がっていることに怒っている。
金珠(ジンジュー)、銀珠(インジュー) 虞夫人の下僕であり、夫人にしか仕えない。
江厭離(ジャン・イエンリー) 江宗主との娘。江澄の姉。魏無羨からは師姉と呼ばれている。
温若寒(ウェン・ルオハン) 温氏の宗主であり、各仙門を統括する仙督の地位についている。
温晁(ウェン・チャオ) 温若寒の息子。手柄を立て父親に認められたいと必死。
温逐流(ウェン・ジューリウ) 温晁の部下。
王霊嬌(ワン・リンジャオ) 温晁の正室の侍女だったが、色目を使って温晁の愛人に。
温寧(ウェン・ニン) 魏無羨に命を救われ、その恩返しをしたいと思っている。
温情(ウェン・チン) 温寧の姉。その医術の腕は温若寒も認めている。
薛洋(シュエ・ヤン) 温若寒に頼まれて陰鉄を探している。自分自身は陰鉄には興味がない(と言っている)。現在、行方不明中。

 

第17話までで分かったこと

 

  当時最強の国師・薛重亥(シュエ・チョンハイ)が陰鉄に怨念を吸わせ人々を犠牲にする。また妖獣・屠戮玄武(とりくげんぶ)を操り仙門の宗派を虐殺した。そこで五大世家が協力して薛重亥を倒す。
  陰鉄を四分割して霊脈の豊かな地に隠し、後世に陰鉄を伝えないよう五大世家で決める。
  藍啓仁(ラン・チーレン)と魏無羨の母親・蔵色散人は学友だった。
  姑蘇藍氏で唯一の女性宗主・藍翼は陰鉄を浄化し、藍氏の門派を広げるために利用しようと考えるも浄化できず自身も深手を追う。藍翼と魏無羨の母親・蔵色散人も知己。
  4歳で両親をなくした魏無羨(ウェイ・ウーシエン)を雲夢江氏(うんむジャンし)が引き取って育てる。
  舞天女に埋まっていた隕鉄を温若寒が取り出したせいで舞天女が人間の霊識を吸うようになってしまった。霊識を座れた温情の弟は病気になってしまった。
  姑蘇藍氏で行われる座学に参加するため魏無羨、江澄たちは姑蘇へ。そこで魏無羨と藍忘機が出会う。
  各世家の弟子が誘拐される事件が頻発。どうやら術をかけて傀儡にしようとしている人物がいるらしい。
  姑蘇藍氏で行われる座学に岐山温氏が参加。温氏の本当の目的は姑蘇藍氏が持っている陰鉄を探すこと。
  碧霊湖にでる”水の怪”を藍氏双璧、魏無羨、江澄たちでやっつける。
  破壊し隠蔽したはずの陰鉄の欠片が、誰かによって利用されようとしていることが姑蘇藍氏、雲夢江氏の宗主たちに分かる。誰か、って温若寒(ウェン・ルオハン)なんですけどね。
  座学を終え蓮花塢へ帰るはずだった魏無羨。しかし藍忘機を追って一緒に陰鉄を探す旅にでる。
  魏無羨と藍忘機が大梵山の舞天女を封じた。ちなみに聶懐桑もいたが、見ていただけだった。
  清河聶氏の本拠地へ行く魏無羨たち。陰鉄を持って姑蘇へ帰った藍忘機と入れ替わるように、温晁たちが清河聶氏の本拠地を襲う。薛洋が逃亡。孟瑶も清河聶氏を追われる。
  温氏が姑蘇藍氏を焼き討ちにする。仙門の弟子たちが温氏の訓学に無理やり参加させられる。
  暮渓山の洞窟に住む妖獣を倒す魏無羨と藍忘機。四大世家と温氏との対立が決定的になる。
  温氏の王霊嬌(ワン・リンジャオ)が蓮花塢へ乗り込んできて魏無羨の右腕を切り落とすこと、蓮花塢を観察寮にすることを勝手に宣言。虞夫人を激怒させる。温氏vs江氏になるも江氏は宗主をはじめほぼ滅亡寸前まで追い込まれてしまう。
  魏無羨(ウェイ・ウーシエン)が大勢を敵に回したせいで雲夢江氏は滅亡寸前になる。
16年前 魏無羨(ウェイ・ウーシエン)=夷陵老祖(いりょうろうそ)死去。殺したのは雲夢江氏(うんむジャンし)。遺体は見つかっていない。
現在

莫玄羽(モー・シュエンユー)は13歳から数年間、蘭陵金氏(らんりょうジンし)で過ごしたが結局我が子と認知されず莫家に戻ってきている。

莫家に戻ってくると顔を塗りたくったり、仮面を着けたりしはじめた。

 

莫玄羽は自分の恨みを果たすため、魏無羨を召喚し自身は命を落とす。左腕に4本の傷を残すことで、4人の命を奪うよう魏無羨にお願いする。

安らかに死んでいたはずの魏無羨、いきなり莫玄羽として生きることになる=復讐を依頼されちゃうし、目覚めた途端に蹴られるし、いきなり色々と大変。

  莫家のお祓いをするため、姑蘇藍氏の仙師たち8名が到着。
  邪祟を呼び込む旗を盗んだ莫子淵(モー・ユーズエン)が邪祟に取り憑かれて暴れる。次に取り憑かれたのは父親、下僕の阿童、そして母親までもが取り憑かれる。
  魏無羨は自分だとばれないように莫玄羽を装いながら、密かに藍氏の仙師たちをアシストしつつ邪祟を倒すのを手伝う。
  金凌が、自分の師姉・江厭離の息子であることを知る魏無羨。しかし江厭離は魏無羨に恩を仇で返され死んでしまったらしい?金凌の父親も魏無羨のせいで死んでしまった??

 

第17話「」の流れ

船着き場

船に身を潜め、温寧(ウェン・ニン)が江澄を連れてくるのを待っている魏無羨。もしや騙されたのではないか、姉上も守らないといけないのに、と焦るのでした。

そこへ「雲夢の酒はダメだな。岐山温氏には及ばぬ」という兵士の声が聞こえてきます。妙な味がするし、湖の臭いがする、と。

荷風酒(かふうしゅ)のことか、と思う魏無羨。

回想

蓮の花にお酒を注ぎ飲んでいる魏無羨。”酒 蓮に混ぜ香り冷たく水に勝り”とご満悦。

江厭離(ジャン・イエンリー)が、飲みすぎると落水すると心配しています。江澄(ジャン・チョン)は「姉上、落ちればいいのさ」と。

魏無羨は、蓮の葉を浸けて酒を造ったら芳しさは別格かもと姉上にいうと「またバカは妄想か?早く手伝え」と蓮の実を剥くように言う江澄(ジャン・チョン)。

魏無羨は、妄想ではなく名前も荷風酒(かふうしゅ)とつけるつもりだ、雅だろ?と。

船の上

荷風酒(かふうしゅ)を考えたときのことを懐かしく思い出す魏無羨。

すると、パタリと先ほどの兵士たちが倒れました。同時に「魏若君!」と温寧の声が。

約束通り江澄(ジャン・チョン)を連れてきてくれました。温寧が酒に薬を盛ったので、それを飲んだ温氏の人たちは眠っておりしばらくは安心なようです。

江澄(ジャン・チョン)は気を失っているだけですが、肋骨を折られ、戒鞭(かいべん)で打たれたそうです。その他にも傷があるはずだ、という温寧。彼は忘れずに紫電も持ってきてくれました。

御礼を言う魏無羨に「お礼なんて言わないでくれ……江宗主と江夫人の骸(むくろ)だけど移動させたからあとで渡す。早くここから離れて」という温寧。

しかし江澄(ジャン・チョン)がこの状態で、どこへ行けと?と答えた魏無羨。温寧は信じてくれるなら夷陵にある隠れ家に案内するし、姉が傷を治せると提案し、夷陵へ行くことを決める魏無羨。

温寧が船を漕ぎ、蓮花塢を離れます。

翌朝

寝ている温晁(ウェン・チャオ)を起こす温逐流(ウェン・ジューリウ)。

やっとのことで目を覚まし、兵士たちも寝こけているのをみて何が起きたのかと驚く温晁(ウェン・チャオ)。酒に”百日酔(ひゃくにちすい)”という薬を盛られたこと、激しく頭が痛んで四肢が脱力し回復には数日要するんだそうです。

江澄(ジャン・チョン)が連れ去られたことも知り激怒、誰の仕業か調べ上げるよう命じます。

川岸

姉上と合流しました。目を覚まさない江澄(ジャン・チョン)に動揺する姉上。

温寧は気絶していること、あとで治療をすることを告げます。温寧に気づいた姉上ですが、「心配しないでください。魏の若君に助けられた恩は忘れない」と。

姉君を匿ってくれた劉お婆さんに、ここは危険だから逃げるよういう姉上。劉お婆さんは、第15話で姉上と父上に点心作ってくれた人ですね。

江宗主も夫人も亡くなり、姉上たちも居なくなったらここにいたところで何になるか…と嘆く劉婆さん。「劉婆さん、必ず戻るよ」と約束する魏無羨。

姉上も船に乗り夷陵へと向かいます。

蓮花塢

兵士を調べ上げ、酒に薬を入れたのは温寧だとバレてしまいました。

姉の温情が温宗主のお気に入りだから温寧も図に乗ってるんです、という王。いや、あなたでしょ図に乗ってるのは!

温晁(ウェン・チャオ)は王を押しのけると、温寧が救ったのなら好都合だという温晁(ウェン・チャオ)。明日、温逐流(ウェン・ジューリウ)と一緒に夷陵へ行くと言い出しました。

温寧が助けたのであれば観察寮である夷陵へ戻るだろうか?という温逐流(ウェン・ジューリウ)。温寧は必ず姉を頼るはずだ、と断定する温晁(ウェン・チャオ)。

もし温寧の仕業ならどうするのか?と聞く王に、共に殺すまでだと答える温晁(ウェン・チャオ)。

夷陵

夷陵といっても連れてこられたのが観察寮だったので驚く魏無羨。

温寧の胸ぐらをつかみ、ここへ連れてきて何をする気だと怒ります。観察寮だが姉も住んでるし、陥れる気なら蓮花塢で温晁(ウェン・チャオ)に突き出していた。逃げ回るよりも観察寮にいるほうが安全だ、と説明します。

姉上もその通りだといい、手を話す魏無羨。すまないと謝ります。

そこに温情登場。

魏無羨を見て驚く温情。

そこに「開門、開門!」と温氏の兵士たちが門をたたき始める音が。恩寧の剣を抜き戦おうとする魏無羨。

温情は「弟が戻ってきただけよ。具合が悪いみたい。下がって」と声を掛け、兵士たちを遠ざけました。

 

部屋の中

江澄(ジャン・チョン)が寝台に寝かされていますが、うなされています。

「父上、姉上」とうわ言をいう江澄(ジャン・チョン)。魏無羨は汗を拭いてあげます。

温情が様子を見に来ました。

暮渓山(ぼけいざん)でのことを謝る温情。とはいえ、洞窟に置き去りにしたのは温晁(ウェン・チャオ)なんですけどね。

「もういい。過ぎたことだ」「じゃあ…蓮花塢のことは?」「命には命で償わせる」「分かったわ」

温情が江澄(ジャン・チョン)を診察すると、肋骨が3本折れていること、戒鞭の傷は癒えていないけれど大事ないこと、ただ傷跡は残ること。内力(ないりょく)も損傷している。回復は数日後。そして……もの凄く驚く温情。

翌朝。

魏無羨は江澄(ジャン・チョン)にお粥を持ってきました。意識を取り戻し、目を開けている江澄(ジャン・チョン)に喜ぶ魏無羨。

「俺が分かるか?声は聞こえるな?」と言っても、全く反応がありません。ようやく上半身を起こす江澄(ジャン・チョン)。

自分の胸元にある傷跡に驚いています。「見るな、痣を消す方法を考えてやる」という魏無羨の肩を片手で押しのける江澄(ジャン・チョン)。

「そうか、殴れよ。殴れば気が済むだろ」「気づいたか?」「何を?」「今の一撃は私の全霊力を使ったものだと。もう一度聞く。気づいたか?」「……だったら、もう一発殴ってみてくれ」「必要ない。何度やっても結果は同じだ」

どうやら温逐流(ウェン・ジューリウ)に金丹を奪われてしまったようです。温逐流(ウェン・ジューリウ)が化丹手(かたんしゅ)と呼ばれるのは金丹(きんたん/修行で鍛錬された気)を消し去り永遠に再生できなくするからなんだとか。

霊力も散り普通の人間となった自分には敵を討つこともできない。なぜ自分を助けたのだ、と詰め寄る江澄(ジャン・チョン)。

「なぜ私を救った?救って何になる?温氏の傍若無人さと非力な己を生きて見届けろとでも?」と泣くのでした。

ちょうど入っていた温情が、「江の若君、手を貸すわ」と言いますが「ここから出ていけ!堂上などいらぬ!温氏の人間は誰一人見たくない。早くここから出ていけ!」と叫びました。「何をしている、失せやがれ!」そういって泣きむせぶ江澄(ジャン・チョン)。

櫛を買うほどに、かすかな恋心を温情に抱いていた江澄(ジャン・チョン)が……。

部屋の外

薬を煎じていた温寧でしたが、五味子(ごみし)と灯火草(とうしんそう)が足りないから煎じ直すよう温情から言われるのでした。

温情は江澄(ジャン・チョン)は治らないと聞いて、また敵同士になってしまうのかと心配する恩寧。温情は「自分たちは医に携わる者として人助けするのみ」と答えます。

そして傷の具合を見て、この観察寮を出発してもらうこと。ここにいれば恩温晁(ウェン・チャオ)も気づくだろうから、と。

「姉上、ありがとう」という恩寧に微笑む温情。

 

薬坊

魏無羨が頼みがあるとやってきました。医書を読みたいという魏無羨に休むべきだという温情でしたが医書が必要だ、と繰り返す魏無羨。

魏無羨は食事も休みもとらず医書を読み続けます。

姉上が作ってくれた食事を温情が持ってくると、机に肘を付いて寝ている魏無羨。無精髭!

「何か食べたら?江さんが作ったの。食べたら精もつく」

江澄(ジャン・チョン)の傷は大方治ったし鞭の痕も薄れているが、飲まず食わずなこと。根銀(こんぎん)針を施したら、やっと寝たんだとか。そして姉上が心配しているから会ってあげて、と部屋を出ていきました。

江澄の部屋

一生懸命に弟を看病している姉上。「阿澄、早くよくなるのよ。父上も言ってた、江氏の子弟はそれほど弱くはないと」

ええ、確かに。11話で仰ってましたね。「雲夢江氏の子弟は外の嵐に耐えられぬほど弱くはない」と。

「諦めないで。阿羨と必ず方法を見つけるわ」

そこへ魏無羨が入ってきました。弱々しく「師姉」と語りかける魏無羨。

「阿羨」と言ったものの、咳き込む姉上。「まだ無理はしないで。休むんだ」という魏無羨に、「こちらへ来て」と手を引き座らせる姉上。

優しく頬に触れ「阿羨、やつれたわね」「いや俺なら平気だ。医書を見ないと。金丹を再生する方法があるはずだ。ただここは医書が少なすぎる。雲深不知処ならいいのに」とは言ったものの。

「いや、雲深不知処は焼かれ古書もなくなった。誰が助けてくれる?……藍湛だ!力になってくれる!」と嬉しそうに立ち上がる魏無羨を引き止める姉上。

「阿羨、疲れてるのよ。休まないと、あなたまで倒れてしまうわ」「師姉、悪いのは俺なのかも。きっと虞夫人が言うように俺のせいなんだ」

「あなたを責めろと?」と泣きながら言う姉上。「父上と母上が殺され、江氏は滅び、阿澄が金丹を失った。誰かを責めたところで、その事実が変わるの?」泣き崩れる姉上。

「阿羨、父上と母上は亡くなり阿澄も倒れたわ。頼れるのは家族だけ。それなのに、あなたまで失ってしまったら私は本当に1人になってしまう。阿羨、約束したはずよ。蓮花塢に戻るって。もう忘れたの?」

魏無羨も声をあげて泣き出し、姉上の手に頭を乗せます。

それが聞こえていたのでしょう。針で寝ていたはずの江澄の目からも涙が一筋。

医書のある部屋

姉上と泣く魏無羨を物陰からみていた温情は、自らも金丹の再生方法を探すために医書を読み始めました。

魏無羨が姉上の作った粥を持ってきました。「食べたら精がつく」って、それ温情が言ってたセリフを返しましたね?!

一生懸命に医書を読み続ける魏無羨、ついに金丹の再生方法について探し当てたようです。嬉しそうにしたのも束の間、急に笑顔が顔から消えていきます。

魏無羨が呆然と座っていると温情が側に来て座ります。

「方法を見つけたよ」という魏無羨。

お菓子を届けに来た恩寧は怒っている姉・温情に驚いています。

「聞いてくれ」「とにかく無理よ」「これが江澄(ジャン・チョン)を救う唯一の方法だ」

そこに雷が鳴り響き、驚いてしまう温情。崩れたおかしの山を盛り付けなおしてます。可愛いな。

「どうか考え直してくれ」「手は貸せないわ」「でも他に方法はないんだ」「私にはできない」

激しく言い争う2人。

「なぜ…」と言ったところで、温情の言葉が止まりました。

「姉上、どうしたの?」と聞く弟には答えず「分かってる、どんな代償を払うか」「手を貸してくれたら、あとは俺がやる」

恩寧は「もし江の若君を治せるのなら…助けてあげて。私の恩人でもあるし、治ればここを出ていける。温晁(ウェン・チャオ)にも見つからない」と援護します。

「分かるだろ。江澄(ジャン・チョン)は負けず嫌いで損得を重んじる。修行の成果は命も同然。何の変哲もない普通の人間になれば人生終わりだ」「でもあなたは?」

しばらく考えた温情。「可能性は5割よ」「5割でも十分だ。半々だろ」

 

簡単な感想

果たして、可能性5割の方法とは?何やら、嫌な予感がしますね。

恩寧って、すごく優しくて、でも臆病な感じがするから本当に江澄(ジャン・チョン)を連れ出すことができるだろうか、途中で失敗してしまうんじゃないかと勝手にハラハラしてしまいました。

ごめんね、できる子だった恩寧。

 

 

相関図、用語など

相関図

顔写真付きの相関図が公式ホームページにあります。ありがたい!!

用語

陰虎符(いんこふ) 夷陵老祖(いりょうろうそ)の魏無羨が発明。邪悪なものらしい。皆、こぞって欲しがる。でも”不夜天の戦い”で破壊されたらしい。
禁言術(きんげんじゅつ) この術をかけられると、喋ることができなくなる。害はなく抵抗しなければ自然と解けるらしい。
仙門(せんもん) 妖魔などを退治する仙師(せんし)たちが属する。仙師たちは、それぞれ属する仙門があるらしい。
舍身呪(しゃしんしゅう)

血で陣を描き、自分の命と引き換えに邪神などを再び世に復活させる術っぽい。

舍身呪によって蘇った者は、自分を蘇らせた人物の願い(復讐)を叶えること。1つの傷につき1人の命。傷の本数分だけ復讐することが出来なければ、その傷は永遠に癒えない。

アニメ『魔道祖師』では”献舍(けんしゃ)の術”と呼ばれていました。

召陰旗(しょういんき) 魏無羨が発明した。召陰旗のエサは人の気(き)だとアニメでは説明されていました。この旗を持っていると、邪祟の標的になってしまう。
奪舎(だっしゃ) 他人の体に自分の魂を移すこと。つまり無理やり体を乗っ取ることですね。舎身呪とは違う、と。
風邪盤(ふうじゃばん) 食魂獣(しょっこんじゅう)や食魂殺などがいる方角を教えてくれるっぽい。
問霊(もんれい) 姑蘇藍氏に存在した秘伝の技。琴を弾くことで先人と交流できるんだとか。

 

五大世家(ごだいせいか)

仙門のなかでも優れている5つの仙門。

最初の2文字・雲夢、姑蘇、蘭陵、清河、岐山はすべて地名。

江、藍、金、聶、温は、すべて名字。

  ホームグラウンド 家  紋
雲夢江氏(うんむジャンし) 雲夢・蓮花塢(れんかう) 蓮の花
姑蘇藍氏(こそランし) 姑蘇・雲深不知処(うんしんふちしょ) 雲紋
蘭陵金氏(らんりょうジンし) 蘭陵・金麟台(きんりんだい) 牡丹・金星雪浪
清河聶氏(せいがニエし) 清河・不浄世 獣頭
岐山温氏(きざんウェンし) 岐山・不夜天 太陽

 

『陳情令』全50話ネタバレ記事を書こうと挑戦中です

半年ぐらいかかりそうです。その前に、記事を書かずにドラマだけ全話見てしまいそう……。

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『陳情令』の原作者・墨香銅臭(モーシャントンシウ)が書いた『天官賜福(てんかんしふく)』。アニメ(日本語吹替版)も見始めました。

中国アニメ『天官賜福』第1話「太子の嫁入り」のネタバレ感想

原作

電子書籍が発売されたら、電子書籍で購入しようかなぁ、と思っています。

 

 

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