原作本

ドラマ『BORDER』の小説版を読んでみました

小栗旬さん主演のドラマ『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係 』が面白いので、原作本、じゃなかった小説版を読んでみました。

なぜ原作本ではないのか?というと、主要な登場人物は同じながらストーリーが違うからだそうで。

個人的には途中で止まらないぐらい夢中になって読んでいました。

ちなみにAmazonプライム会員なら無料でドラマが見られます!興味のある方は、ぜひ!(ただし、2021年7月現在の話です。今後見られなくなる可能性もありますので、ご了承ください)

 

 

小説版の登場人物

 

主要な登場人物や設定はドラマと同じです。

小説だとドラマより登場人物たちのバックグラウンドが鮮明になる印象です。

ちなみに主人公の石川についてドラマの脚本も担当された金城一紀さんは

石川というキャラクターはある俳優を念頭に創造されたものだ。
つまり、“当て書き”というやつである。

とのこと。出典は下記のページです。

あぁ、残念だなぁ。特設サイト読んでみたかったです。作品と出会うのが遅すぎた。しょぼん。

 

ドラマ版と小説版の共通設定事項は↓こちら。

役 名 役 柄
石川 安吾 警視庁捜査一課の刑事。ある事件の調査中に銃で撃たれ、脳内に弾丸が残っている。そのことがきっかけで、死者の姿が見え会話ができるようになる。31歳。巡査部長。
市倉 卓司 石川と立花の上司。
立花 雄馬 石川のことをライバル視している同僚。31歳。巡査部長。
比嘉(ひが) ミカ 警視庁刑事部 特別検視官。検視官のダサいジャンパーを着るぐらいなら辞める、と公言。検死だけでなく、現場の状況も見て推理もする異色な検視官。25歳。

 

小説版で分かること

石川 安吾 身長は立花と同じぐらいの184センチ。整った目鼻立ち、何を考えているのかわからない節がある。
4ヶ月前に右こめかみに銃弾を撃ち込まれ5日間生死をさまよう。一ヶ月前に復帰し、復帰後3ヶ月で9件のホシを挙げる。
立花 雄馬 身長は石川と同じぐらいで180センチ半ば。
分厚い唇、堀が深い顔、猛禽類のような鋭い眼孔、鍛え上げられた身体。
祖父・父ともに警察官。親戚にも警察官が多い。
そのため、コネで捜査一課に入れたのではないかと悩んでいるところもある。
比嘉 ミカ 大好きな祖母は現役のユタ。ミカの母親も見えているらしい。
父親が他の女の元へ行き両親は離婚。母親は不動産会社の社長。
市倉 卓司 蛇のような目つきで強面だが物腰は柔らかい。刑事としても優秀。

 

ここから先は、小説版・ドラマ版のネタバレを含みます!ご注意ください

 

石川の兄は東大卒で財務省に勤めるエリートだった。
お兄さんの件については、ドラマ版の第6話で詳しく語られていました。

ドラマ『BORDER』第6話「苦悩」のネタバレ感想

小説版とドラマ版の違い

特にネタバレではないと思うのですが。

情報屋として、喜多見俊一(きたみしゅんいち)という人物が登場します。

ドラマ版の情報屋・赤井、サイモン&ガーファンクル、スズキは登場しません。少々残念ではあるけれど、小説版も小説版で面白いです。

あとは、違いと言うか、石川が死者と交信できるようになるまで色々と失敗したり、試行錯誤してたという表現が小説では出てきました。

決定的に違うのは、事件が違うので。ええ、ドラマにはない事件が描かれています。そもそもが、主要な登場人物は共通だけれどドラマ・本・マンガで別々の事件を扱う、というコンセプトで作られているようなので。

 

この小説版を小栗旬さんたちが演じた作品も見てみたいなぁ、と思いました。とはいえ、本編は2014年に放送されて。スペシャルが2017年に放送されただけでも、やはり珍しいのかもしれません。いや、3年毎に新作が出たり?!なんて思いますが今年もう2021年ですものね。

小栗さん、来年の大河ドラマの主役に決定してるし。もう『BORDER』はないですかねぇ。でも見てみたい気もします。

 

 

小説版に出てきた映画

小説版では映画のタイトル『シックス・センス』が出ていなかったのは、大人の事情か、もしくは最大のネタバレをしているから、なのでしょうかね?

後者なような気が個人的にはしています。

 

小説版あらすじ(ネタバレなし)

プロローグ

比嘉ミカが殺人現場で死体と対面している。

被害者が何を考えていたのか、なぜ殺されたのか”死者の声”を聞き取ろうとするのは祖母の影響が強い。

そこへ合流する立花、石川、そして市倉。

弾丸を撃ち込まれ生死の境を彷徨った石川にミカは聞いてみたいことがあるが、なかなか口にできない。それは”人は死んだら一体どこに行くのか”。

検死をするたび、生と死の境界線が自分の中で希薄になっていくのを感じていたミカは石川なら何か知っているのではないか、と心のなかで感じていた。

 

本編

背中や腹など30箇所以上も刺された男性の死体が発見される。

被害者は建設会社に勤務する55歳の男性。家族には男性が恨まれるような理由が見つからないという。

石川が死者となった男性・大林智志(おおばやしさとし)から話を聞くと犯人のことはよく覚えていないという。ただ、犯人には”ある特徴”があった、と証言する。

まずは大林の勤務先で聞き込みをするが、そこで1人の人物が気になる石川。

また、その事件とは無関係と思われた事件に何故か奇妙な胸騒ぎを覚えた石川は死者たちからの声を聞き、真実へと近づいていくのであった。

 

すみません、あらすじなのにスッカスカですね。でも、もう少しでも詳しく書くとネタバレになってしまうし。もったいないので、興味のある方は是非読んでくださいませ。

 

小説版の感想

私は先にドラマを見ているので、主要な登場人物たちはすべて俳優さんたちが演じているかのように脳内で再生しつつ読んでいる感じでした。

特に違和感なく、ああ、こういうやりとりしてそうだな、って笑う部分もあり。

あとはドラマ版よりも、ミカの”境界線”について触れられている感じがしました。検死をしながら、常々”生と死”の境界線について考えている、という視点が入っていたのが私は好きでした。小説ではミカ自身もその境界線を越えそうになる場面があって、そこから得た考えを話すシーンもあったし。

ドラマ版よりも、ちょっと石川とミカの関係が親しい感じもしました。ドラマ版の、あの親しくなりそうでならない感じもすごく好きなのですが。小説版だと、ミカを綺麗だなと思うシーンとか、ドライブするシーンでちょっと距離が近づいている面もあって。ああ、こういう角度も見たかったな、と。

なので、同じ登場人物たちが媒体によって別々に描かれるというこの設定は非常に面白いなぁ、と。

そういう点でいえば、立花目線のものもあったら面白いのになぁ、とも思ったり。小説版では、自分の能力ではなくコネで捜査一課に入ったのではないか、と悩んでいるというくだりがあったので。そこをちょっと掘り下げたものも読んでみたい、なんて贅沢なことを思いました。

ドラマ版より、かなり石川の身体が気になりました。次から次へとケガをして、治る暇がないのでは?!と思うぐらい。映像で見てみたいぐらいのスリリングな展開でした。

 

ドラマ版のネタバレ感想

ドラマ『BORDER』第1話「発現」のネタバレ感想
ドラマ『BORDER』第2話「救出」のネタバレ感想
ドラマ『BORDER』第3話「連鎖」のネタバレ感想
ドラマ『BORDER』第4話「爆破」のネタバレ感想
ドラマ『BORDER』第5話「追憶」のネタバレ感想
ドラマ『BORDER』第6話「苦悩」のネタバレ感想
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マンガ版もあるそうです

マンガ版ではどんな事件が扱われているのか気になります。

 

 

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うさかめ
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