2010年に日韓共同制作されたドラマ『赤と黒』。第6話をネタバレしつつ感想を書きたいと思います。
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Contents
あらすじ
貧しいながらも両親の愛情を一身に受け育ってきたゴヌク。ある日突然、ヘシングループの後継者として育てるべく会長夫妻の元へと行くことに。大切に育てられるも、DNA鑑定で会長の子供ではなかったことが判明し、着の身着のまま追い出されてしまう。
数十年後。
会長の末娘モネは婚約をしているが、偶然会ったゴヌクに惹かれていき……。モネの姉・テラは最初からゴヌクを怪しみモネから遠ざけようとしていた。モネの父親はゴヌクに仕事を持ちかけ、息子ホン・テソンを日本から韓国に連れ戻してくれたらモネとの交際を認める、という。
ゴヌクに代わりホン・テソンとして育てられたテソン。家族との関係性に嫌気がさし日本へ。偶然、自分の母親が入手したがっている”ガラスの仮面”なるものが日本にあることを知り妨害しようと試みる。
モネの美術の家庭教師をつとめたジェインは、現在モネの母親のギャラリーを手伝っている。モネの母親が手に入れたがっている”ガラスの仮面”を入手すべく日本出張中。
主な登場人物
役 名 | 役どころ | 俳優さん |
ゴヌク | 育ててくれた両親から引き剥がし、自分に酷い仕打ちをしたヘシングループ会長一族へ復讐をしようとしている | キム・ナムギル |
モネ | ヘシングループ会長の末娘 | チョン・ソミン |
テラ | ヘシングループ会長の長女 | オ・ヨンス |
テソン | ヘシングループ会長の二男。ただし、正妻の子ではない | キム・ジェウク |
ジェイン | モネの家庭教師をつとめたこともある。貧しい暮らしから抜け出す結婚を夢見ているところもある | ハン・ガイン |
第6話『ガラスの仮面』ネタバレしつつ感想
シム・ゴヌク | モネの父親に頼まれ、ホン・テソンを日本から呼び戻す仕事を引き受ける |
ムン・ジェイン | アートコンサルタント。ギャラリーのオーナーから”ガラスの仮面”を入手するよう頼まれ日本へ行く。 |
ホン・モネ | ジェインと知り合い。ゴヌクのことが好き。 |
ホン・テラ | モネの姉。妹を狙うゴヌクを警戒している。 |
ソダム | モネの姪っ子ちゃん。ゴヌクを「天使のおじさん」と呼ぶ。 |
ホン・テソン | モネの2番目の兄。ただし母親が違う。”ガラスの仮面”を横取りし義理の母親を困らせようとしている。 |
ホン・ジョンス | テラやモネの父親。ヘシングループ会長。 |
シン・ミョンオン | テラやモネの母親。ギャラリーのオーナー。 |
オム常務 | チョンスグループの常務で、モネの婚約者。 |
チェ・ソニョン | ホン・テソンの恋人。ビルから飛び降り自殺? |
ヘジュ | 女優 |
タリム | ヘジュの付き人 |
ムン・ウォニン | ムン・ジェインの妹 |
雪道
6話の本編に入るまで4分ぐらいありましたね。
さて、結局本当に龍先生に置いていかれたテソンとジェイン。
なぜテソンは”ガラスの仮面”を欲しがるのかと聞くジェイン。ただ横取りしたいだけ、というテソン。ジェインは、自分が尊敬する人のために購入したいんだ、と言います。
でも、あれなんですね、ヘシングループのホン・テソンとは思っていないんですねジェイン。てっきり、もう分かっているのかと。分かっていないのは私でした。とほほ。
小学校
テソン(ゴヌク)のことを調べている班長と刑事。
テソンは半年しか通学していなかったため、ここにも写真はありませんでした。
工房
テソンからSOSが入り、工房へと先回りするゴヌク。龍先生が車から降りてくると、ジェインと男を置き去りにしてきた、と笑いながら言われます。
でもジェインたちを迎えに行かないゴヌク。
龍先生とガラスの仮面の話をするのですが、龍先生は誰にも作品を見せてないのにどうしてこうも欲しがる人がでてくるのか?とぼやきます。
そもそも、ガラスの仮面がこの世に存在すると思うか?とゴヌクに聞きます。仮面なのにガラスじゃ顔が隠れないだろ?と。確かに。
ゴヌクは、ジェインが言っていたことを思い出し、作り手が形にとどめたいものを作品にするのではないか、と。ガラスの仮面であるならば、作り手がとどめたいのは誰かの顔ではないか、と。
そうかもしれないな、と呟く龍先生。
中切休憩所
焚き火の前で暖をとるテソンとジェイン。寒さのあまりジェインが龍先生にプレゼントするはずだった韓国焼酎を飲んでしまうテソン。
ジェインはお酒が嫌いだから、と言って休憩所を出て車が通りかかるのを待っています。すると1台のトラックが!
そこへ、過去の記憶が蘇るテソン。どうやら恋人ソニョンとの出会いは彼女がヒッチハイクしてたところに車でテソンが通りかかったからのようです。しかも日本で。
あれ、トラックの荷台に乗ってるのをゴヌクが自動車から見てます。結局、荷台で焼酎飲んでるジェイン。
テラの家
ついに!ついに!テラの旦那が!と思ったらモネでした。自分がアメリカへ留学させられることに気づいたようです。
そして、自分が政略結婚だったからって私にも押し付けないで、と言ってしまうモネ。同じように愛のない結婚をさせるつもり?って、こ、これは言い過ぎ。お手伝いさんたちも聞いてるはずなのに。
そこへ!ようやく来ましたテラの旦那さん。呑気に、一緒に夕飯を食べよう、とモネに言います。
でもモネは、絶対ゴヌクと結婚するんだから!と啖呵を切って帰るのでした。
旅館
ジェインが浴衣を着て温泉に行こうとすると、ゴヌクに会います。「楽しんだ?」とだけ言うので、まったく分からないジェイン。
だよね、まさかトラックの荷台に乗ってる二人をただ見てたとは、ねぇ。
ゴヌクが、またタオル係として温泉に立っていると、ジェインの声が聞こえてきます。嬉しそうに聞くテソンを見つめるゴヌクの表情が……。
ジェインは妹に電話をしているようです。
で、テソンは財布を落としたから探してこいとゴヌクに言います。で、お金ないからゴヌクからお金を巻き上げて。
モネの実家
モネは姉と喧嘩をしたあと、実家に戻らずヘシングループのホテル、しかもスイートルームに宿泊したようです。さすがお嬢様。
テラが迎えに行こうとすると、母親が話がある、と。テラの旦那さん・ジェフンが、テラのお父さんに会いに行ったのだそうです。実家の事業のために資金援助を頼むために。
でも、テラは何も聞いてなかった様子。
ホテルへモネを迎えに行ったテラは、日本へ行ってゴヌクに会うというモネの財布を取り上げ、カードと小切手を取り上げ「これで行けないわね」と。
今回は、お財布取り上げるシンクロの回ですかね。
中切休憩所
休憩所でテソンの財布を見つけたゴヌク。しばらく立ち尽くしていると、龍先生が通りかかり彼に声をかけます。
そして、なぜか2人でお墓へ。
ゴヌクはお墓でテソンの恋人ソニョンの納骨堂を思い出します。ちなみにソニョンは1980年12月27日生まれという設定なんですね。そして命日が2010年3月7日、と。
誰かのお墓の前で、箱を開ける龍先生。果たして、その中身は!!
ガラスの仮面!!
「これをつけたら、彼女が見ていた世の中が見えるだろうか」とつぶやき、自分の顔に仮面をかぶせる龍先生。
そこへ、1人の男性が花束を持ってお墓参りに。
その男性はガラスの仮面の女性が愛した人だったようです。自分のことは愛してもらえなかったようです。
うどんや
ヘソンが出かけるので、龍先生と会うのだろうとくっついていくジェイン。
なぜか、うどんやの前でタクシーを止めます。
カウンター越しに、料理を作っている女性を気にしているテソン。どうやら彼女がテソンの本当の母親のようです。
「他になにか?」と女性に聞かれ、思わず店を飛び出してしまうテソン。心配して追いかけてきたジェインをとっさに抱きしめ、店の女性に自分の顔を見せないようにします。
女性が店に戻るのを確認すると「ありがとう」と言って歩き出すテソン。テソン、お金はもう払ったの?(そこじゃない)
お店には、子供の頃のテソンとお母さんの写真が飾ってありました。
ガラス工房
15時には龍先生が戻るはずだと言われ戻ってきたジェイン。
しかし龍先生に「仮面は、もうここにはない」とけんもほろろに言われるジェイン。「あんたの知り合いだろう?彼から譲ってもらいな」と。
さて、ゴヌクはどうするのでしょう?
誰かに「まずはテソンの信頼を得る」と話していたから、これはテソンに渡すんでしょうかねぇ。
ゴヌクは駅前にいるから迎えに来い、とテソンに呼び出されます。そんなゴヌクにつきまとう、ビタミン剤男の影。
モネの実家
モネの実家の前で班長と刑事が張り込みをしています。アイスクリーム食べながら。班長、刑事が小学校で聞き込みしてたときも何か甘いもの食べてましたよね??
で、モネは実家を抜け出そうという真っ最中。出てきたところを刑事に止められます。イ・ボム刑事、というのですね。フルネームでたの初めてですね。
クァク班長が、東部署所属というのも初めて聞きました。
で、ソニョンの捜査が再開された、と班長はテソンに告げるのです。
橋の上
ゴヌクの携帯を持ったままだったテソンが、また刑事からかかってきたのかと電話に出ると……ビタミン剤男でした。
お金に困っているビタミン剤男は、ゴヌクが電話に出ないことに業を煮やしていたので、ここぞとばかりに自分とゴヌクの関係を匂わせてきます。
テソンは、本当にモネのために日本に来たのか?とゴヌクに聞き、韓国では何の仕事をしていたのか?と。
スタントマン、と素直に答えるゴヌク。
「泳ぎは得意だな。殺せよ。チャンスをやるよ殺してみろ」と煽ってきます。
テソンに歩き寄るゴヌク。と思えば、テソンの後ろにはビタミン剤男。ビタミン剤男を殴るゴヌクでしたが目くらましに雪を投げられ倒れてしまいます。
ゴヌクがお金をださないと踏んだビタミン剤男は、テソンにゴヌクのことをバラそうとしますが再びゴヌクにやられ、這々の体で逃げていきました。
でもテソンは、なぜビタミン剤男がゴヌクに電話をしてきたのか?と疑っています。とっさに、「テソンを薬の依存症にしてやるとビタミン剤男に脅されていました。何か恨みがあるようです」と嘘をつきます。
ホテル
足を引きずりながらテソンがホテルへ戻ると、ジェインが心配そうにテソンに寄り添うのでした。それをみて苦笑いするゴヌク。
でも、実はジェインには他の目的が…そう、ガラスの仮面です。
ガラスの仮面をテソンの部屋で見つけたところに、ギャラリーのオーナーから電話が。途中でモネに代わり、ホン・テソンがモネの本当の兄ホン・テソンだと知るのでした。
ゴヌクの部屋
ジェインがゴヌクの部屋に怒鳴り込んできました。
なぜ、ホン・テソンをモネの兄だと教えてくれなかったのか、と。
そして、自分がホン・テソンを狙っていたことを言わないで欲しい、と告げて部屋を出るのでした。
ゴヌク、氷で刺されたとこ、めっちゃ痛そう。この子、いつも怪我してる(涙)。
そしてジェインはガラスの仮面を手にすること無く、テソンに「反抗は本人の前でどうぞ。ガラスの仮面の購入おめでとう」というメモを残して日本を去るのでした。
テソンはソニョンの死の真相を突き止めるのが自分の役目だと感じ、モネを通して刑事の連絡先を教えてもらうのでした。
各話ごとの流れとネタバレしつつ感想を書いています。
第1話 | 天使の羽 |
---|---|
第2話 | 復讐の始まり |
第3話 | 恋病み(こいやみ) |
第4話 | 日本へ |
第5話 | 二人のテソン |
第6話 | ガラスの仮面 |
第7話 | 愛と憎しみ |
第8話 | 墓前の誓い |
第9話 | 仮装ゲーム |
第10話 | モネの家出 |
第11話 | 傷あと |
第12話 | 亀裂 |
第13話 | 告白 |
第14話 | DNA鑑定 |
第15話 | ゴヌク遭難 |
第16話 | 明かされた真実 |
第17話 | 天国か 地獄か |