2010年に日韓共同制作されたドラマ『赤と黒』。第9話をネタバレしつつ感想を書きたいと思います。
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Contents
あらすじ
貧しいながらも両親の愛情を一身に受け育ってきたゴヌク。ある日突然、ヘシングループの後継者として育てるべく会長夫妻の元へと行くことに。大切に育てられるも、DNA鑑定で会長の子供ではなかったことが判明し、着の身着のまま追い出されてしまう。
数十年後。
会長の末娘モネは婚約をしているが、偶然会ったゴヌクに惹かれていき……。モネの姉・テラは最初からゴヌクを怪しみモネから遠ざけようとしていた。モネの父親はゴヌクに仕事を持ちかけ、息子ホン・テソンを日本から韓国に連れ戻したゴヌクの手腕に感心している。
ゴヌクに代わりホン・テソンとして育てられたテソン。家族との関係性、特に母親との関係性に絶望を感じている。日本で知り合ったジェインに特別な感情を抱くように。
モネの美術の家庭教師をつとめたジェインは、モネの母親のギャラリーを手伝っているが仕事をやめるわけにはいかずオーナーからの理不尽な言動に耐えている。
主な登場人物
役 名 | 役どころ | 俳優さん |
ゴヌク | 育ててくれた両親から引き剥がし、自分に酷い仕打ちをしたヘシングループ会長一族へ復讐をしようとしている | キム・ナムギル |
モネ | ヘシングループ会長の末娘 | チョン・ソミン |
テラ | ヘシングループ会長の長女 | オ・ヨンス |
テソン | ヘシングループ会長の二男。ただし、正妻の子ではない | キム・ジェウク |
ジェイン | モネの家庭教師をつとめたこともある。貧しい暮らしから抜け出す結婚を夢見ているところもある | ハン・ガイン |
第9話『仮想ゲーム』ネタバレしつつ感想
シム・ゴヌク | モネの父親から、モネとの交際を認める代わりにホン・テソンのお目付け役を言いつけられる。 |
ムン・ジェイン | アートコンサルタント。貧しい暮らしから抜け出そうとホン・テソンとの結婚を狙っていたが…。 |
ホン・モネ | ジェインと知り合い。ゴヌクのことが好き。 |
ホン・テラ | モネの姉。妹を狙うゴヌクを警戒している。 |
ソダム | モネの姪っ子ちゃん。ゴヌクを「天使のおじさん」と呼ぶ。 |
ホン・テソン | モネの2番目の兄。ただし母親が違う。”ガラスの仮面”を横取りし義理の母親を困らせようとするも失敗。母親が自分を愛していないことを知るだけに。 |
ホン・ジョンス | テラやモネの父親。ヘシングループ会長。 |
シン・ミョンオン | テラやモネの母親。ギャラリーのオーナー。 |
ホン・テギュン | テラやモネの兄。欧米出張から帰ってきます。 |
チェ・ソニョン | ホン・テソンの恋人。ビルから飛び降り自殺? |
クァク班長 | ソニョンの死因を部下のイ刑事と捜査中。甘いものが好きみたい。 |
イ刑事 | ソニョンの死因を捜査中。当初は捜査に熱の入らない様子でしたが、最近はやる気をだしています。 |
ムン・ウォニン | ムン・ジェインの妹で高校生ながらにタバコもビールの味も知ってる子。ちょいちょいゴヌクと絡むも、ジェインの知り合いだとは知る由もなく。 |
テラの自宅
ずぶぬれて帰宅したテラ。今回も、ちょーーっとだけ娘のソダムちゃんが出てきましたね。
ゴヌクとの会話や、今までの出来事を思い出しつつ洋服のままシャワー浴びてます。旦那さんは明日が裁判だから、と仕事をしています。
仁川の工事現場
ゴヌクがアクション監督たちを呼び出し、資材を盗み出す現場を抑えようとしています。
ゴヌクの推理力に感心し、最初に会ったときからゴヌクは情報機関の一員で自分のことを探りに来たのだと思っていた、という監督。
アクション監督なんか探ってどうすんだよ、とツッコムゴヌク。監督たちといるときは、めっちゃ素に戻ってるゴヌク。
果たして資材を盗みにトラックがやってきます。
しかし怪しいと睨んだトラックの荷台には何も積まれておらず、別のトラックが盗み出そうとしていました。そこをバイクで止めるゴヌク。お仕事早いし正確。
会長の呼び出し
窃盗犯を捕まえたということで見事な手際と褒められるゴヌク。君も、うちの会社に入らないか?という会長。わずかにうなずきます。
仮装パーティー
仮面好きなオーナーの趣向でしょうか、参加者もお面をつけています。あ、今日はギャラリーのオープン記念なんですね。
ゴヌクはテソンに向かって何か手話をします、はて、どういう意味なのかな?
暇だから、とテソンは自分とゴヌクの衣装を入れ替えさせます。いや、ジェインに近づきたいだけでは??
で、はからずもホン・テソンになることになったゴヌク。
さっそく酔ったふりしてお酒を床にこぼし、ママに怒られます。で、テラはストッキングが大幅に電線していたため別室で着替えようとすると、テソンがその部屋にいたことに気づきます。
いや、テソンじゃなくてゴヌクですお姉さん。また、あの手話をするゴヌク。仮面を取るゴヌク。
手話の意味は「今日のあなたはこの会場で一番美しい」だったんですって。部屋に誰か入ってきたので隠れる2人。モネちゃんがゴヌクを探しに来たのでした。
「胸の鼓動が聞こえる」
逃げようとするテラ。そして…またテラの妄想かな?と思ったら、違ったみたい。旦那の声が聞こえ我に返るテラ。部屋をでたところで、旦那とモネに遭遇して大動揺。
すると大胆にもテソンのふりして部屋を出てくるゴヌク。そのままジェインのところへ行って、自分たちは入れ替わっていると伝えます。「チャンスだぞ、料理してみろ」と。こらこら。
ゴヌクにそそのかされ、ゴヌクのフリしたテソンに声を掛けるジェイン。そしてホン・テソンがガラスの仮面を割った理由を考えてみた、と話すのです。
彼は母親の興味を引きたかったのだろう、と。でも見てもらえず辛いのだろう、と。そして、なぜかテソンが気になる、と。ははは、めっちゃ仕掛けてるねジェイン。
家族の誰か一人でも優しく見守り、「ご飯は食べた?」「ちゃんと食べてね」と言ってくれたら…と。そう、その言葉はテオンが母親に言ってもらいたかった言葉ですよね。ジェインが盗み聞いた言葉。
テラの自宅
いつもは冷たい水が苦手なテラが、氷水を飲んでいます。母親とエステを受けていた以来ですね。どうもゴヌクのことを考えると、冷静ではいられないようで。
ギャラリーディディン
パーティーの後片付けをしているジェイン。手伝うゴヌク。
「芝居の腕を上げたな。(自分に)コーヒーをかけたときはヘタだったのに」というゴヌク。とりあえず、自分のことをゴヌクに聞いたのは分かりました。
テソンは何が好きか?とジェインに聞かれ、「やつに合わせるな。お前の好みにやつを染めるんだ」とアドバイスするゴヌク。そして、自分がテソンだったら何をしてほしいか?とジェインに聞かれ「手料理」と答えるゴヌクを笑い飛ばすジェインでした。毎日シェフの料理を食べている人間に、それはないだろう、と。
駐車場
どこのビルの地下駐車場でしょうか。ゴヌクが車をバックで止めようとして、男性の車にぶつけてしまいます。もちろん、わざと。
車をぶつけられた相手はカン・ユンチョル。ヘソン投資顧問だそうです。株投資をしたかった、と客を装うゴヌク。ユンチョルもお客が増えて嬉しそう。
エレベーター
またもテラと2人きりでエレベーターに乗るゴヌク。今日から社員になったので、よろしくホン・テラ常務と耳元で挨拶。そこに絵の納入できていたのかジェインと会います。
熱いから気をつけて、と紙コップのコーヒーを渡すゴヌク。ほんと、優しい。そして、テソンが今日から高級ジムへ通うこと。その会員証をジェインに渡します「落としたいんだろ」。
本当は落としてもらいたくないのにーーー、のにーーー!
ギャラリーディディン
刑事たちがギャラリーを訪れオーナーに話を聞いています。息子のテソンが付き合っていた女性ソニョンと、追い出したテソン(ゴヌク)が同じ施設で育っていたことに驚くオーナー。ソニョンが転落死したことには、まったく動じなかったのに。
なぜ驚いたかと言うと、20年前にその子は死んだと聞いているから、と。
そして、オーナーも自宅のメイドさんに追い出したテソンの行方を探るよう指示します。みんなが追い出したテソンを探し始めるという。このメイドさん、めっちゃやり手っぽいんですよね。
で、メイドさんは物置小屋にいたゴヌクを思い出すのでした。泣きながら「おいしい」とキャラメル食べてたゴヌクの姿を。
高級ジム
来ました、来ました、ジェイン。ピンクのウェアに身を包み、目立ちますねー。テソンの姿を見ると、マシーンに前から乗ってるふりをします。
声を掛けず次々とマシーンを変えるジェイン。でもランニングマシーンで足をくじいてしまうジェインをおぶって医者に連れ込むテソン。
病院の受付なんて初めてのテソン。結局は捻挫だったジェイン。いやぁ、でも捻挫も馬鹿にできない痛さの時ありますよねぇ。
レストラン
また謎の調査会社の人と会っているゴヌク。
ゴヌクが車をぶつけた相手が、ゴヌクの名刺に書かれたNK建設を調べていたので手を回してうまく信じ込ませました、と。カン・ユンチョルはホン・テギュンの裏金の管理をしているんだそうです。
ホン・テギュンというのは会長の長男ですね。回想シーンで、ちらっとしか出てきてないけれど。
ジェインの自宅前
車で送ってくれたテソン。薬局で薬をもらう体験は初めてだったようです。
そして、お決まりのよろけ抱きとめ。
そしてそして、すぐにゴヌクの報告するジェイン。すると「初めて看護した相手は忘れられないよ。おめでとう」といゴヌク。ゴヌク不機嫌。
そして、会長の長男が今週帰国する、と誰かに報告するゴヌク。自宅につく頃にエンターバイオ社の資料を送付するよう指示をだします。
長男登場!
テギュンが帰宅し、一家勢揃いです。そして始まる大バトル。
ソニョンのことまで持ち出す母親。いや、もう、本当に人間としてどうかと思います、この人。ドラマですけど。
「フラれて自殺なんて希望を与えすぎたのね。どう償う気?」
自分のマンションの前で焼酎を飲むテソン。そう、そこはソニョンが落下した場所なのです。
荷物を受け取ったメイドさんと目が合うゴヌク。なぜか少し笑っています。
どうやら荷物は会長向けで、向けで、中身はエンターバイオ監査報告書!あれか、ゴヌクが送るよう指示した書類か!慌てて、後で見ようという長男。
めっちゃソダムちゃんと遊んであげるゴヌク。ソダムちゃん、天使のおじちゃんに会うの久しぶりだね。
ゴヌクとテラのただならぬ緊張感を見ていたメイドさん。ほんと、この人こそ情報機関の人だと思う。
妹ちゃんの恋
ジェインの妹・ウォニンが物陰から男子学生を見ています。
それを見ていたゴヌク、すぐに見抜きます。「顔に書いてあるぞ」「私の顔は黒板?」と返すウォニン。このコンビ可愛いままで終わって欲しい(涙)。
「手伝う?」って嬉しそうに聞くゴヌク。「余計なお世話」と断られます。そりゃそうだ。そこへ電話がかかってきて、大人な対応をしているゴヌクを見て「ちゃんと話せてる」っていうウォニン。
「ところで本当に協力してくれる?」というウォニン。「愛なんか信じるな。信じたければ相手に自分を愛させろ」というゴヌク。こらこら、高校生になんてことを。
電話の相手はテソンのマンションの管理人で。テソンがマンションの前で酔いつぶれてしまった、と。以前701号室に住んでいた、と。あ、引っ越したのか。だね。
で、ゴヌクはジェインへ連絡し手本を介抱してやれ、というのでした。テソンを迎えに来たジェインは刑事たちと遭遇します。もともとは酔ったテソンが刑事たちを呼び出したわけですが。
ジェインは、ソニョンが亡くなった日の夜2時ぐらいにこの近くで自分が事故を起こしてしまったこと、背の高い黒い服を来た男性で顔は見ていない、と刑事に話すのです。あと、背中に傷があったことを。
刑事たちはソニョンが亡くなる前にコンビニで話していた男と情報が一致する、というのでした。
あぁああ、繋がっていってしまうー。ゴヌクにー、話がーーー。
各話ごとの流れとネタバレしつつ感想を書いています。
第1話 | 天使の羽 |
---|---|
第2話 | 復讐の始まり |
第3話 | 恋病み(こいやみ) |
第4話 | 日本へ |
第5話 | 二人のテソン |
第6話 | ガラスの仮面 |
第7話 | 愛と憎しみ |
第8話 | 墓前の誓い |
第9話 | 仮装ゲーム |
第10話 | モネの家出 |
第11話 | 傷あと |
第12話 | 亀裂 |
第13話 | 告白 |
第14話 | DNA鑑定 |
第15話 | ゴヌク遭難 |
第16話 | 明かされた真実 |
第17話 | 天国か 地獄か |