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韓国ドラマ『キミはロボット』第14話「会長の目的」ストーリーと感想

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『キミはロボット』というドラマのあらすじを読んでみて、面白そうだったので1話ずつ話の流れと私の感想を混ぜ込んで書いていきたいと思います。

ナム・シンⅢが、どんどん人間の感情に近づいているようで嬉しいような、ハラハラするような、切ないような日々です。

 

『キミはロボット』あらすじ

天才ロボット工学博士オ・ローラは韓国へ一時帰国し講演を行なった。講演後、突然夫が亡くなったことを知らされ、しかも自分の息子ナム・シンがさらわれてしまう。

息子をさらった相手は夫の父親。PKグループの会長である義父ナム・ゴンホはナム・シンを後継ぎにすると勝手に決めてしまったのだ。夫も息子もいなくなってしまったローラは息子にそっくりな人工知能ロボット、ナム・シンⅠを作り上げる。

その後、ナム・シンⅡ、ナム・シンⅢを完成させ人工知能ロボットを進化させるローラ。

現在、韓国で暮らす本物のナム・シンは好き放題やっており、挙げ句に突然会社を去るといいだす。母を捜しにチェコに向かったシンと、偶然出会うナム・シンⅢ。果たして彼らの運命はどうなるのか?

 

公式ホームページ

 

『キミはロボット』全18話のタイトル

各話のタイトルをクリックしていただくと、話の流れ&感想を書いた記事へジャンプします。

第1話 AIナム・シンの誕生
第2話 死んだはずの男
第3話 炎の中のヒーロー
第4話 形見のネックレス
第5話 秘密の共犯者
第6話 証明のキス
第7話 嘘にまみれた中で
第8話 子分の解散
第9話 君は君のままで
第10話 初めての友達
第11話 最大のピンチ
第12話 ロボットへの嫉妬
第13話 本当に望むもの
第14話 会長の目的
第15話 操り人形
第16話 涙の温度
第17話 君だけのロボット
第18話 2人の息子

 

登場人物

ナム・シン PKグループ御曹司。チェコで交通事故に遭い、意識不明だったが目を覚ます。
オ・ローラ ナム・シンの母親。ロボット工学博士。実の息子が目を覚まし、ナム・シンⅢとの関係性に悩んでいる。
ナム・シンⅢ オ・ローラが自分の息子そっくりに作った人工知能ロボット。カン・ソボンが好き。
ナム・ジョンウ ローラの夫。シンの父親。
デービッド ナム・シンⅢのこともすべて知っているローラの知人?詳しくは、不明。
ナム・ゴンホ PKグループ会長。息子とローラの結婚を認めていなかったが息子ネム・ジョンウの急逝によりナム・シンを後継者とすべく母親から引き離した。
ナム・ホヨン PKグループ会長の娘。ナム・シンの叔母。
ノ・ヒドン 会長の娘ホヨンの子供。7歳の男の子。心臓病を患っている。
ソ・ジョンギル PKグループ専務
ソ・イェナ 専務の娘であり、キム・シンの婚約者
チ・ヨンフン ナム・シンの秘書
カン・ソボン PKグループの元SP。ナム・シンⅢが好き。
チョ記者 カン・ソボンの親友。

 

秘書役のイ・ジュニョクさん、どこかで見たんだけど、どこかで、えーっと。そんなに韓国ドラマや映画見ているわけじゃないけど、どこかで……

ぁぁああああ。そうだ、そうだった。『神と共に』。なぜ、こんなにも人の顔が覚えられないのか私。

 

第14話『会長の目的』話の流れ&感想

ナム・シンの隠れ家

ナム・シンに工具で殴られてしまったナム・シンⅢ。

そこへオ博士が帰宅し「シン!」と呼ぶと振り向くナム・シンⅢ。けれども「振り向くな!本物は俺なんだ」と叫ぶナム・シン。

ナム・シンⅢはオ博士に修理をしてもらいます。

ナム・シンは、もう我慢できないと仕事へ復帰することにしたようです。チ室長も、それに同意し体調のことを考え1日交代で仕事するよう勧めるのでした。

オ博士も、息子がロボットととって代われられると心底心配しているのだと知り、なんでもするから許して欲しいと言います。自分がナム・シンⅢを作ったのは息子会いたさだったのだ、と。しかしそれが不愉快なのは分かっている、と。しかしナム・シンは頑なに拒否するのでした。あいつを守るためだろう、とか、自分が20年母親を待ち続けたように20年待ってみろ、とか。

こじれすぎてる。

これじゃ、ますますナム・シンⅢの株が上がってしまう私の中で。

会長の家

「シンそっくりのロボットについて、どう思うか?」と突然聞かれたチ室長。

会長は、オ博士を追跡しロボットを作り始めたことを知ってHR財団を作り、資金援助を始めたのだと過去の話をはじめました。そのことをオ博士は知らない、と。

ロボットを連れてきたのは自分で、シンは何も知らなかったのだと謝るチ室長。

謝る必要はない。しかし会長は、ナム・シンⅢに会って本当にトップにふさわしいのは誰かと、つくづく考えてしまったようです。

ロボットと比較するなんて、とチ室長は言いますが、「人間より優れていると考えたことはないか?」と会長に言われ思わず黙ってしまうチ室長。

チャンピオン・ジム

ソボンの自宅近くまで送ってきたナム・シンⅢ。

人間のナム・シンに嫌われているから名前を変えようかな、とか言ってます。しかし、身代わりにせよナム・シンは最初からナム・シンだ。顔と名前が同じでも人間のナム・シンとは違うから、堂々としていればいい、というソボンでした。

ソボンが自宅まで戻ると、家の前にはチ室長が。

会長がナム・シンⅢの存在を知っていたと聞かされます。そして、本物のシンが復帰しても、ナム・シンⅢを手放さないのではないか、と心配しているチ室長。

「シンを復帰させ、ロボットを守る」という共通の目的のために協力しよう、とソボンに言うのでした。

会長の自宅

会長のところへ、おそるおそる挨拶に来たノ・ヒドン。久しぶり!ノ・ヒドンはナム・シンのおばさんの子どもですね。

すると、突然会長がヒドンとシンを混同しはじめました。

泣きながら部屋を飛び出すヒドン。ナム・シンⅢが優しく理由を聞くと、自分をシンと呼びながら怒ったというのです。

会長のもとへ行くナム・シンⅢ。また認知症のふりをしたのか?と聞くと、そうだと答える会長。しかし、ナム・シンⅢには会長が嘘をついていることが分かってしまったようです。

そして、この件は誰にも言わない代わりに病院へ行って欲しいと。

今日は本物のナム・シンが出社日のため、ソボンの実家へ来たナム・シンⅢ。「本物が現れたそうだな」とソボンの父親に言われ「行き場がないんです」と笑顔で答えるナム・シンⅢ。可愛いけど、辛い。

PKグループ

車を降りるとソボンがいて、不機嫌なナム・シン。金を渡して解雇しろ、とかチ室長に言ってます。

ソボンだって、好きで警備してるわけじゃないのよーーー!

ナム・シンは職場へ入るとブラインドを下ろし、何かを探し始めました。本を何冊もパラパラしています。

そして始まるメディカーの会議。
すっかり元のいけ好かないナム・シンに戻ってしまって、明らかにガッカリする仲間たち。

「本部長は二重人格ですか?」と聞かれ、怒りで立ち上がるナム・シン。けれども目眩が起きてしまい、部屋を出ていくのでした。

自分の部屋へ戻ると、ナム・シンは引き続き探しものを開始。ようやく1枚の名刺を見つけて電話するものの、すでに電話番号は使われていないのでした。

体調が悪く、自宅へ帰るというナム・シン。地下の駐車場でソ専務と遭遇します。自分が復帰を焦らせたからですか?とか、白々しく言っちゃうソ専務。

「まんまと餌にくいついた。父親に似て感情的な男だ」とか言っちゃうソ専務。いや、むしろ、ソ専務の方が感情的だよね??

会長の自宅

会長は、ちゃんとナム・シンⅢの言いつけどおり病院へ行ったようです。そして、おそらく認知症だという告知にショックを受けナム・シンⅢを呼んだとか。

「慰めの言葉がないのがいい」とか強がる会長。

そして、自分の正体を会長が知っていた事を知るナム・シンⅢ。もう、人間のナム・シンを演じなくてもいいと分かったようで、すっと、ナム・シンⅢの顔になりました。

すごい演技力だなぁ、ソ・ガンジュンさん。

『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』という作品にも出ているようだから見てみようかな。主役の女性は『トッケビ』のキム・ゴウンさんだー!

ナム・シンⅢは、人間のナム・シンに見つかる前に帰ります、といいます。会長は、人間のナム・シンにも認知症だと言わないようナム・シンⅢに言うのでした。

しかし、ナム・シンに見つかってしまうナム・シンⅢ。なぜ会長の部屋にいたのかと質問されてしまいます。

会長との秘密だから言えない、と。ソボンにも言わない口の固いナム・シンⅢ。

 

PKグループ

ナム・シンが何かを探していたのを思い出すチ室長。

ふと、ナム・シンの部屋の床に1枚の名刺が落ちているのを目にします。名刺には、テグク療養病院の文字。

病院へ行きますが、名刺の人物は辞めてしまっているようでした。何かあったら連絡を、と自分の名刺を差し出すチ室長。すると「またPKか。この前も来たんです」と。

もしかして、とナム・シンの写真を見せるとそのとおりだったようです。

会長の自宅

ナム・シンⅢとのプールでの出来事を思い出しているソボン。

にやけてるぞ、とナム・シンに言われます。そして、並んでいても区別がつくんだな、と。

「ひと目で分かる」と答えるソボン。

なぜナム・シンⅢを嫌うのか?ナム・シンのために働いてきたのに、危害を加えようとするなんて、というソボン。

「もしお前にそっくりの人間が現れて、お前の父親を奪ったら?そのうえ、みんなそいつのほうがいいと言う」。自分のことか…。

次にナム・シンがやったことは「あいつが来た服は全部捨てる」と言ってクローゼットから洋服を取り出しています。

チ室長は、それに同意しスーツも時計も新調しよう、と。すると「俺に同情してるのか?」と。

「お前のためにしたことだ。お前がどう思うか考えもしなかった。お前が抱く嫌悪感は全部俺のせいだ。すまない」

こんなにも周囲に心配され、愛されてるのに気づけないナム・シン。

「あいつの弱点は?手動モードにすれば操縦できるのか?」とか聞いてきました。

「シン、人はお前を傍若無人だと言うけど、本当は考えが深すぎるんだ」

えー、そうかなぁ。それはチ室長の考えが深すぎるだけでは?!

「すべてを背負おうとするな」

いや、背負うもなにも。周囲を疑いまくって、すべてを背負い投げしてません?!!と画面に文句を言う私。

「僕がいるだろう。少し休め」というのでした。優しみ。

 

オ博士の部屋

オ博士の具合が悪いようです、ナム・シンⅢが看病をしています。

デービッドに話がある、というナム・シンⅢ。会長から話を聞いた、と。ナム・シンⅢを作るのに、お金が必要だったから会長からお金をもらっていた、と。そしてオ博士には自分から話をするというデービッド。

家族を騙したんだから、もう”息子”と呼ばないで、というナム・シンⅢ。それを影で聞いていたナム・シン。なんで、そこに、いるのよ!と思ったら。出掛けにチ室長から、オ博士の具合が悪いって聞いていたから、一応心配になってきたのか。

会長でがナム・シンⅢのことを知っていたことに衝撃を受けるナム・シン。

デート

おめかししてるソボンを一回無視する、という冗談をしちゃうナム・シンⅢ。可愛すぎか。

運勢占いでは「生きてる人間の運勢じゃない。金属の運気を感じる。鉄の塊みたい」と占い師さんに言われるのでした。なんだろう、人相占い??

 

そして2人は映画館へ。

嬉しそうに映画を見てるソボンを見て嬉しそうなナム・シンⅢ。悲しいシーンに涙をこぼすソボンを見つめるナム・シンⅢ。

「抱きしめなくてもいいんだよね。涙が光ってる。落ちた」そしてティッシュを取ってくるといって席を外します。

何枚かティッシュを取り、枚数を確認。ちょっと迷って、1枚戻して満足げなナム・シンⅢ。

席へ戻るとソボンの涙を拭いてあげるのでした。

「ありがとう」というソボンに、画面を見て涙を流すナム・シンⅢ。じゃない、これは人間のほうだ!!

「ひと目で分かると言ったよな」

いや、それはないでしょ。いくら、ひとめで分かると言っても暗闇だよ??しかも、入れ替わるなんて思わないじゃん。本当に心が捻じくれすぎてる……。

 

 

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うさかめ
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