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アニメ『魔道祖師』羨雲編 第5話「不退転の覚悟」ネタバレ感想

※ 記事内に商品プロモーションを含んでいます

”献舎の術”で莫玄羽として蘇った魏無羨。弟弟子であり現在は江氏宗主の江澄は、魏無羨だと見抜いているのか、いないのか?!というところで前回は終わりました。

個人的には、アニメを今まで見てきたなかで(『陳情令』は5話までしか見てない状態)一番、わー!!!ってなって、わーーーーー……となった回でした。(なんじゃそれ)

 

 

公式ホームページ、公式ツイッター

 

 

どこで見られるのか?

Amazonプライム・ビデオのほかには、TOKYO MX、BS11、WOWWOW、ABEMAなどなど

オリジナル版と放送版があるらしい

 

 

個人的に、この情報を頭に入れたいと思います

相関図など

公式ホームページにはPDF版のスターターブックも用意されていました。

用語

自分が今まで見ていて分からなかった用語をまとめました。あくまで、個人調べなので間違っているかもしれません。五十音順です。

献舍(けんしゃ) 血で陣を描き、自分の命と引き換えに邪神などを再び世に復活させる禁術。それによって召喚された者は、召喚者の願いを叶えないと呪いに身体を蝕まれて転生できない。
魏無羨は、莫玄羽によって献舎で蘇った。
五大世家(ごだいせいか) 仙門のなかでも優れている5つの仙門
・雲夢江氏(うんむジャンし)
・姑蘇藍氏(こそランし)
・蘭陵金氏(らんりょうジンし)・清河聶氏(せいがニエし)・岐山温氏(きざんウェンし)
邪祟(じゃすい) 妖魔のこと??
紫電(しでん) 江澄のムチ。奪舎した者を紫電で打つと魂を取り出せる。江澄は母親から譲り受けた。
仙門(せんもん) 妖魔などを退治する仙師(せんし)たちが属する。仙師たちは、それぞれ属する仙門があるらしい。
縛仙網(ばくせんもう) 人や妖魔を捕まえられる網らしい。お値段が高いらしい。
抹額(まっこう) 姑蘇藍氏の仙師たちが額にまいている細い鉢巻。
問霊(もんれい) 琴で屍から生前に抱いていた恨みなどを聞き出すらしい。藍忘機の技量は群を抜いているらしい。
夜狩り(よかり) 妖魔は夜に出ることが多いことから、そう呼ばれるらしい。
乱葬崗(らんそうこう) 夷陵にある無縁墓地

 

 

五大世家(ごだいせいか)

ホームグラウンド 家  紋
雲夢江氏(うんむジャンし) 雲夢・蓮花塢 蓮の花
姑蘇藍氏(こそランし) 姑蘇・雲深不知処 雲紋
蘭陵金氏(らんりょうジンし) 蘭陵・金麟台 牡丹・金星雪浪
清河聶氏(せいがニエし) 清河・不浄世 獣頭
岐山温氏(きざんウェンし) 岐山・不夜天 太陽

 

 

『魔道祖師』前塵編について

アニメ『魔道祖師』第1話「禁断の召喚」
アニメ『魔道祖師』第2話「運命の再会」
アニメ『魔道祖師』第3話「出逢い」
アニメ『魔道祖師』第4話「不穏な湖」
アニメ『魔道祖師』第5話「邪の道」
アニメ『魔道祖師』第6話「帰着」
アニメ『魔道祖師』第7話「清談会の競い」
アニメ『魔道祖師』第8話「温氏君臨」
アニメ『魔道祖師』第9話「同舟の二人」
アニメ『魔道祖師』第10話「双傑の約束」
アニメ『魔道祖師』第11話「悲しき別れ」
アニメ『魔道祖師』第12話「温家の姉弟」
アニメ『魔道祖師』第13話「死地へ」
アニメ『魔道祖師』第14話「闇に響く笛の音」
アニメ『魔道祖師』第15話「老祖誕生」

 

『魔道祖師』羨雲編について

アニメ『魔道祖師』羨雲編 第1話「連携」ネタバレ感想
アニメ『魔道祖師』羨雲編 第2話「呪いの印」ネタバレ感想
アニメ『魔道祖師』羨雲編 第3話「人食い石堂」ネタバレ感想
アニメ『魔道祖師』羨雲編 第4話「忘れ形見」ネタバレ感想

 

中国ドラマ『陳情令』について

ついに手を出してしまいました…ネタバレ感想、どこまで書けるか分かりませんが、まずは中国ドラマ『陳情令』第1話「目覚め」ネタバレとか用語とか感想とかを書きました。

 

羨雲編 第5話あらすじ

 

 

羨雲編 第5話の登場人物

魏無羨(ウェイ・ウーシエン) 江氏前宗主・江楓眠の旧友の子供で、息子同然に扱われていた。
死んだはずだったが莫玄羽によって魂が蘇り、体は莫玄羽になっている。
江澄(ジャン・チョン) 江氏宗主。江氏前宗主・江楓眠と虞紫鴛の息子。魏無羨とは義兄弟。
江厭離(ジャン・イエンリー) 江澄の姉。金凌の母親。
藍忘機(ラン・ワンジー) 藍啓仁(ラン・チーレン)の自慢の弟子。兄と共に藍氏双璧と呼ばれている。藍湛(ラン・ジャン)、またの名を含光君(がんこうくん)。琴が武器。
藍曦臣(ラン・シーチェン) 藍忘機の兄。
金光瑤 (ジン・グアンヤオ) 金氏の宗主。聶明玦、藍曦臣とは義兄弟の仲。「三尊」と呼ばれる。
金子軒(ジン・ズーシュエン) 蘭陵金氏の前宗主・金光善の嫡男。魏無羨を”献舎の術”で蘇らせた莫玄羽とは異母兄弟。
金凌(ジン・リン) 金子軒と江厭離の息子。幼くして両親と死別し、江澄に育てられる。
仙子(シエンズ) 金凌の飼っている霊犬。
金子勲(ジン・ズーシュン) 金子軒の従兄弟。

 

 

羨雲編 第5話「不退転の覚悟」の流れ

清河

「行路嶺(こうろれい)にいたはずなのに、ここは?」と目を覚ました金凌。頭痛がするようです。

邪悪なものに触れたため、悪詛痕(あくそこん)ができて気を失っていた金凌。魏無羨は、その悪詛痕を自分の体に吸い込ませる?ことで金凌を救いました。

別の部屋では江澄が「私に言うことはないのか?」と魏無羨に聞いています。魏無羨の今の体は莫玄羽なので、中身が魏無羨だと普通は分からないはずなのですが……。

「金凌は目覚めたか?」という魏無羨に飲んでいたお茶が入った湯呑を投げつける江澄。

「よくも聞けたもんだな。大梵山(前塵編 第2話)で何と言ったのか忘れたのか。”母親はどんな教育をした?”。随分な言い草だ。偉いお方は忘れっぽいと見える。自分の言葉や誓を忘れてしまった上に、金凌の両親の最期まで忘れたか!」

一応、説明を付け加えると。

金凌の母親というのは、江澄の実の姉・江厭離(ジャン・イエンリー)であり、魏無羨も姉のように慕っていた人物。

「忘れてない!ただ…」

!!自分が魏無羨だと認めましたね!!

「どうした、言え。弁が立つはずだ。言えないのなら、それでもいい。私の両親の位牌の前で釈明しろ」そう言って、立ち上がった江澄。すると、天井からパラパラと何かが落ちてきます。

突然ものすごい音がしたと思うと、砂埃が舞い上がります。

現れたのは鬼将軍・温寧。魏無羨を庇うように立ちました。

「どこに行くのにも忠犬を連れて歩いてるんだな。それでも構わん。自分から出てきてくれれば探す手間が省ける!」と紫電を出す江澄。

外に逃げ出した魏無羨の足を紫電でからめとる江澄。「逃してたまるか!」と言いながら鬼将軍と戦い始めます。

魏無羨は左足が痛むようで、衣服の裾をめくると悪詛痕がでていました。全身に回り始めている、莫玄羽の体は脆すぎる!と思う魏無羨。

江澄は「そこで待ってろよ!」と言って、鬼将軍と戦いの続きをする江澄。

「温寧は正気じゃない。大梵山に現れたときのように暴れたら…」そう言うと、指笛を吹く魏無羨。パタ、っと温寧の動きが止まるとクルリと反転し逃げていきました。「奴を追え!」と弟子たちに命じる江澄。

ふと気づけば、魏無羨も居なくなっていました。

 

「ふん、魏無羨。逃げられると思うなよ」

廃屋

江澄から逃げられたものの、今度は金凌の霊犬・仙子(シエンズ)に追いかけられている魏無羨。犬が苦手なので「やめろ!来るな!ついて来るなってば〜〜〜」と言いながら、なんとか廃屋へと逃げ込み門を閉めホッとする魏無羨。

「あの犬、全然バテないな」と言ったところで、ふと見上げれば塀の上から顔を出している仙子!!

「なんて犬だ。塀に登ってるぞ!」

そして、塀を飛び越えて尻尾をふりふりしながら魏無羨を見つめる仙子。

「おい、近寄るな!うわああーー、来るなってばぁ、誰か助けて!!」と叫ぶ魏無羨。「仙子!」という声がして金凌が現れました。

「情けないな、仙子は訓練された霊犬でむやみに噛まない。普通の犬と思ってたのか?」

「誰が付けたんだ、そんな仙女みたいな名前」「私だよ、仔犬のときは小仙子(シャオシエンズ)。でももう立派な大人だから

おお!小=シャオですものね。羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)というアニメで知りました。

ものすごく、個人的にはおすすめです『羅小黒戦記』。何の情報もなく、見ていただきたい。私としては記憶を無くしてもう一度みたい作品の1つです。そして1回見ると、何度でも見たくなります。たぶん。

 

「そういう問題じゃなくて」という魏無羨に「お前やるな、叔父上から逃げるなんて。一体、どうやって逃げた?」

魏無羨が笑って「もし逃げられなかったら、俺を助けてくれたのか?」というと、金凌は顔を赤くしながら「!!フン!」って。その間も、ずーーーと仙子が尻尾ふりふりしてて可愛い。

「おい!何笑ってる!」と照れ隠しに怒る金凌。「逃してやるよ、だからもう貸し借りなしだ」と。自分を助けてくれたのは魏無羨だと聞いていたようです。

「叔父さんは何故俺を狙うと思う?」「お前を魏無羨だと思ってる」「お前は、どう思う?」「紫電で魂が取り出せないから、違うってことにしとく」

一応、また書いておきますと。江澄が持っている紫電というムチは、人様の体を無理やり乗っ取る術(奪舎・だっしゃ)で生き返った場合、その無理やり乗っ取った人物の魂を取り出せるとのこと。取り出すって、どんな感じなんでしょうね。乗っ取られた人が、息を吹き返すのかな??

魏無羨の場合は、無理やり乗っ取った訳ではなく、莫玄羽(モー・シュエンユー)という人が魏無羨の魂を呼び出して自分が死ぬことで(献舎の術)魏無羨が生き返ったので紫電では魂を取り出せない、ということなのですね。

「夷陵老祖が、こんなに情けないわけないしな!犬にも怯えてる」「ワン!(と同意する仙子)」

あはは、と頭を掻く魏無羨。

「早くいけ。叔父上は、魏無羨を心底恨んでる。目をつけられたらろくな目に合わないぞ」

そう聞いて、(心底恨んでる、か……)と思う魏無羨。

 

蓮花塢(回想)

雲夢江氏の本拠地である蓮花塢(れんかう)。

子供の頃の魏無羨が子犬3匹に追いかけられ怯えて泣いています。

「来ないでよ、噛みつかないで」という魏無羨に、「情けないな!噛むわけない。妃妃と、茉莉と小愛はおとなしいんだ!」と腕組みして仁王立ちする江澄。

うっ、可愛い。今回は蓮花塢での子供時代が出てきた。

そこへ、魏無羨を後ろから抱き上げる人物が。

 

江澄の父親であり、当時の宗主・江楓眠 (ジャン・フォンミエン )でした。

めっちゃ、ふくれっ面する江澄。

可愛すぎる。

夜になり「ねぇ、兄さんだよ。中に入れて!」と扉を叩く魏無羨。しかし室内からは「何が兄さんだ!ここは僕の部屋だぞ。部屋まで横取りするつもりか!」

聞きました?聞きました?この時点ですでに、「部屋まで」って言ってる江澄。つまり、父親が自分よりも魏無羨を可愛がっているって、もう十分感じちゃってるわけですよね。辛い。

「そんなことしない。江おじさんが一緒に寝ろって」「うるさい!向こうへ行かないと犬たちに噛ませるぞ」「分かったよ、だから犬を呼ぶのはやめて」

 

江厭離が提灯を持ちながら「阿羨!阿羨、どこにいるの?」と捜しています。すると、魏無羨の靴の片方が。

「履物が落ちてるわよ。大きすぎた?」と木を見上げながら聞く姉上。

「そんなことない、ピッタリだ」と、うっかり木の上から答えてしまい「あ!!」と慌てて隠れる魏無羨。

くすくす、っと笑うと「あのね、阿澄はすぐ怒るけど、誰かが一緒にいると嬉しいのよ」という姉上。「阿羨が居なくなっちゃったから心配して探し回ってるの。だから、戻りましょ」

「イヤだ、戻らない。犬がいるもん」と首をふりふりする魏無羨。

「大丈夫よ、犬がいたら追い払ってあげる。ほら、そこから下りてきて」

すると、どこからか泣き声が聞こえてきます。

どうやら、江澄は提灯も持たずに魏無羨を捜していたためちょっとした崖から落ちてしまったようです。

姉上におんぶされた魏無羨、その横を歩く江澄。

「阿澄、阿羨に言いたいことがあったんじゃないの?」「…ごめんなさい」「き、きにしないで」「足はどう?」「うん、もう平気だよ。(そしてウィンクすると)大丈夫、江おじさんには言わないから」

江澄は「これからは犬を見たら僕が追い払ってやる!」そういうと姉上と魏無羨にハグ!

うっ、このまま幸せな時間が続けばよかったのに。うっ。

「そう、それでいいのよ」「苦しいよ息が詰まっちゃう」

廃屋

「なんで私のこと見てるんだよ、気色悪い!」とのけ反る金凌。

「考えてたんだ。人生では時に照れくさい言葉も必要だって」「例えば?」「ありがとう、それと…ごめん」

「ふん!お前に助けられたからって、言うつもりはない。意地でもな」

「悪かった」と魏無羨の口から聞こえて、驚いて魏無羨を見る金凌。

「大梵山でひどいことを言っただろう、ごめん」

「気にしてない。初めてって訳じゃないし。(ここで仙子が尻尾を振りつつ下向いてて、うっ……泣いてる金凌を慰めたんだろうなぁ仙子、とか妄想する私)母親はいないけど、どんな奴にだって負けてない。とにかく皆に見せつけてやるんだ。誰よりも強いってことを。仙子、行くぞ!」「ワン!」

「申の刻か、藍湛がしびれを切らしてるな」

その頃、藍湛は魏無羨たちと別れた行路嶺で笛を拾っていました。あ、れ。確か、藍湛は仙子を追っていたはずでしたよね。はて。

 

魏無羨の前には、鬼将軍が再び現れました。

「そろそろ現れると思った、温寧」そして温寧の手に嵌められた鎖を見ながら「あいつらにどんな目に合わされてきたんだ。でも、俺が言えた義理じゃないな」

蓮花塢が温氏によって壊滅状態になったとき、江澄を助けようとしていた温寧を疑って殺そうとしたときのことを思い出したようです。(前塵編 第12話

「お前が、その手を血に染めるべきじゃないのに。俺がお前を、人殺しの武器にしてしまった……」

 

蓮花塢(回想)

魏無羨が商人から何か買おうとしています、そこへ「魏無羨、魏の若様、お願い弟を、助けてちょうだい」と魏無羨の着物を引っ張る女性。温寧の姉・温情でした。

窮奇道(きゅうきどう)

「ほら急げ、怠けるな!」と怒声が飛んでいます。

明らかにおじいちゃんなのに、ものすごい重い石を背負わされ、ムチで打たれ、後頭部を踏みつけられてしまいます。

踏みつけたのは金子勲(ジン・ズーシュン)「温の野郎ども、怠けていたら承知しないぞ!」と。

次はおばあちゃんに焼印を押そうとした、その時。魏無羨が金子勲を吹き飛ばしました。そして温寧の居場所を聞くのです。

「そんな奴はいない。ここにいるのは極悪人だけだ!」「極悪人だって?温情の一族は殺戮には加担していない。彼女たちの治療で、各門派の師弟が大勢救われた!何の罪があるというんだ!」と怒る魏無羨。

金子勲は「温氏に生まれたことが罪だ」とか最低なこと言い出しました。「お前は雲夢江氏の者だろう。温氏の奴を庇うなんて、どういうつもりだ!」とも。

「最後にもう一度聞く、温寧はどこにいる?」

すると、温情の悲鳴にも似た驚きの声が聞こえました。

残念ながら、もう温寧は亡くなっていました。涙を流す温情。

「お前が殺したのか」と聞かれた金子勲は、魏無羨から黒いものが立ち上るのを見て怯えています。赤い光で温寧の遺体を包むと鬼将軍として息を吹き返す温寧。次々と金氏の門弟を襲っていきます。

鬼将軍に投げられた金子勲の体を受け止めたのは金子軒。高台には、この状況を見ている人たちが数人見えます。

魏無羨は温情たちに早く逃げるよういいました。

「魏無羨!罪人を助け蘭陵金氏の師弟を見境なく殺すとは!」という髭の男性。誰でしたっけ。姚(やお)宗主かな?羨雲編 第2話に出てきた。

「見境なく?虐待された捕虜は100名あまり。ほとんどが老人と子供だ。どちらが見境ない!」という魏無羨に、「温氏の奴らと蘭陵金氏の師弟を一緒にするな!」という姚宗主。

金子軒「我々は仲間です、話し合いましょう」というと、金子軒の父親・金光善はわざとらしい溜息をつきました。

「父上、なぜ溜息を?」「実に惜しいからだ。公明正大だった魏の若様が、ここまで変わり果てるとは。鬼道は使い手の心を蝕み、陰虎符(いんこふ)の威力も実に凄まじい。不夜天(温氏の本拠地)を攻めた時も、魏の若様は理性を失い我が師弟を誤って攻撃した」

え?そうだったの?アニメでは描かれてなかったような?見落としたのかな私。

「魏の若様、そなた自身の身と、仙門の安定を守るためにもしばらく陰虎符を我らのもとに預けてみては…どうだろうか?」

めっちゃ流し目(違う)

笑っちゃう魏無羨。「金宗主、岐山温氏が滅んだからといって蘭陵金氏が取って代われるとでも?温氏の残党は仙門百家で管理すべきだ。なのに、蘭陵金氏は他の仙門に知らせることなく、勝手に捕らえ殺している。その上、陰虎符を渡せだと?そのやり方は全盛期の温若寒そっくりじゃないか」

人間、本当のこと言われると怒りますよね。金宗主も、図星だったようで怒りに震え「魏無羨、よくも!」と師弟たちを差し向けます。

鬼道の術で金宗主たちに襲いかかろうとした、そのとき。

琴の音が聞こえ、鬼道の術から弟子たちを守ったのが藍忘機。

「魏嬰、陳情を置け」「はっ。含光君は姑蘇へ帰ろうと勧めていたのに、今日はやりあおうっていうのか?」「魏嬰……」

「魏無羨、我が蘭陵金氏と雲夢江氏の付き合いに免じてもう一度だけお前に忠告する。陰虎符と温氏の残党を渡せ。江宗主(江澄)を矢面に立たせるようなことはするな!」という金宗主。

「俺の一存で、江澄には関係ない。あいつがここにいても、温氏を連れて行く。止められるかな?止めてみるがいい」という魏無羨。

そして陳情を吹き始める魏無羨、暴れ始める鬼将軍。藍忘機は止めようとしますが、鬼道の術に巻き込まれてしまいます。体は無事なようですが、琴の絃がすべて切れてしまいました。

そのさなか、江澄と藍曦臣(藍忘機の兄)が剣に乗って現場へ到着。

魏無羨は温氏とともに逃げることに成功。

「江宗主、見ての通り魏無羨は常軌を逸している。宗主のことなど眼中にないようだ」という金宗主。怒りに震える江澄。

夷陵 乱葬崗

夷陵(いりょう)乱葬崗(らんこうそう)に江澄がやってきました。

金宗主に言われた「江宗主、見ての通り魏無羨は常軌を逸している。宗主のことなど眼中にないようだ」を思い出して怒っています。

「いい子だ、動くなよ」そういって魏無羨は土を種にかぶせているのかな?

「今から土に植えるからな。来年にはアーイェンのお友達が沢山生えてくるよ」と優しい声で言っています。それを喜んで見ている少女。

この子の名前はアーイェンでいいのかな?漢字は阿臙でいいのかな?『陳情令』第2話で出てきますが、役柄は全然違うんですけど。

江澄が現れたので、温情が慌てて少女を連れていきます。

「宗主たちはお前が(温氏の)残党を率いて頭領になったと思ってる。だが実際いるのは女子供と年寄ばかりだ」

「来たか」という魏無羨に、温寧に居場所を聞く江澄。

温寧は洞窟の奥で厳重に鎖で繋がれていました。

「これが温寧?」と驚く江澄。そうだよね、優しい良い子だったのに…。

「凶暴で問題を起こす心配もある。だから…」という魏無羨、江澄は紫電を取り出し温寧を捕まえようとしたのか、それとも、殺そうとしたのか……。

「何してる!」と止める魏無羨に「お前こそ何してる!知ってるのか、大勢の奴らがお前に目をつけ陰虎符を狙っているのに自ら尻尾をつかませるのか!」という江澄。

「仕方ないだろう、温寧たちには逃げ場がない。どうしろっていうんだ!」「そんなの奴らを引き渡せばいい」と出口に向かって歩き出す江澄の前に立ちふさがり「ふざけるな。引き渡したら殺されるに決まってる」という魏無羨。

江澄は魏無羨を押しのけながら「自分の心配をしろ。奴らが何だ!」「江澄、なんてことを言うんだ。俺たちを救ったのは誰だ?江おじさん(江澄の父親)と虞夫人(江澄の母親)の遺品は誰が拾った!」

これは前塵編の第12話でのことですね。

「確かに。救ってはもらったが温氏の残党は、もはや憎しみの的。そいつらを庇えば世の中を敵に回すぞ!」「彼らは殺戮に加担するどころか、人々を救った。知ってるだろう!」「奴らは、温氏は違う」という江澄を思いっきり殴る魏無羨。

「江おじさんが言ってただろう。”為せぬを試みることで為せるものがある”って。どんなことがあっても、彼らを見捨てられない」

「へっ。だよな。お前は我が江家の家訓をよく分かってる。この俺よりも。だが知ってるか、温氏の側に立つ限りお前は悪の頭領であり一匹狼だ。仙門の奴らと違う声をあげれば、人の道を外れたと言われ悪魔扱いされる。孤高でいられると思っているのか。そんな前例はないぞ!」と魏無羨の首元に手をかける江澄。

「だったら俺が前例になる!」「魏無羨、みなまで言わせる気か」魏無羨の胸元の着物を掴んだ江澄の腕が小刻みに震えています。

「お前が温氏の奴らを守ろうとしたら、俺がお前を守れなくなる!」

う。泣きそう。

魏無羨は視線を落とし、小声で「…守らなくていい。捨ててくれ」そういって江澄の手を自分から離すのです。

うっ。泣きそう。江おじさんに拾われて(って、この書き方は本当は好きではないのですが)自分はここまで生きてこられたという恩があるのは重々分かっているし、だからこそ江澄をはじめ江氏には迷惑をかけたくない、という魏無羨。でも、自分の気持ちに嘘をついてまで生きていくことはできないだろうし。

江澄は江澄で、今までしてきたように魏無羨を守りたいと思っていて、でも雲夢江氏という立場上、本当は温情たちは悪くないのは分かっていながらも……板挟み。江澄って、常に板挟みな感じがしてしまって本当に辛い。

実の父親が無条件に魏無羨を愛するのを見て、でも自分も本当は魏無羨が好きで。愛されたいのに愛されないという思い。そんな自分を、いつもじれったそうに見ていた母親のことも分かっていただろうし。江澄。ううう。

「俺が裏切ったと、天下に告げろ。この先俺が何をしようと雲夢江氏とは一切関係ない」

 

廃屋

「あのとき、お前(温寧)と陰虎符を差し出せと迫られて。死ぬ前に俺は陰虎符を破壊した。そしてお前は消滅したと言われていた。確かめてやる、この十数年、誰がこの世を欺き、裏で悪事を画策していたのか」

そう言うと温寧の額に指をあてる魏無羨。温寧の額から赤い光が発せられ、魏無羨の額へと流れ込んでいきます。

すると見えてきたのは温寧の前に立ちはだかる沢山の人々の姿。江澄、藍忘機、藍曦臣、金子軒などなど。

「鬼将軍が吠えたぞ!」という声。そして真正面から刀で斬り込んできたのは聶明玦(ニエ・ミンジュエ)。

そして「進展具合はどうだ?」という金宗主の姿。「順調です」と答える声。

暴れる温寧、頭を抱えています。

すると、温寧から何か細いものが飛んできました。それを掴んでハッとする魏無羨。

「蘭陵金氏、そして姑蘇藍氏?!」

どうやら刺顱釘というものが温寧の頭に入っていた?ようです。

 

魏無羨たちの可愛い子供の頃が出てきたり、仙子が今までで一番出演シーンがあったので個人的にはすごくテンションが上りました。のに、続きが切なすぎた。

あそこで温情たちを見捨てたら魏無羨じゃないし。あのとき魏無羨と一緒に温情たちを守りたくても雲夢江氏の宗主としてはできなかった江澄。切ないなぁ。

羨雲編も、あと3話で終了とか。続きは、いつか見られますかねぇ。

やはり原作も読もうかなぁ。

 

そして今日もエンディング曲をリピートしているのでした。

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うさかめ
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